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[ No.11336 ]
知覧に行ってきました
投稿者:
2019年04月22日 (月) 22時10分 |
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トモです。
娘と2人で3月に知覧に行ってきました。 知覧特攻平和会館に行くためです。
10月に2人の「隼人くん」たちをお迎えして、11月に 主先生の所に送り届けるまでの間、確かにその存在を 感じていました。
1度知覧に行き、きちんとお参りしてきたい。 その願いがかないました。
平和会館でまず感じたのは、 「何て清々しく、平和に満ちているところだろう」 ということです。
会館の「知覧鎮魂の賦」という絵は、ネットで見ると 切なくなる絵でしたが、実際に見てみると、印象がが らっと変わりました。
娘が 「(ネットで見るのと)全然違う…救いだね」 と言いました。 私も同じように感じました。
会館の中には特攻隊の方たちの写真が飾られていま した。 しばらく見ていくと、その中の1人から目が離せなく なりました。 娘も同じように、違う1人から目が離せなくなってい ました。
娘が、娘と私のところに来た「隼人くん」をそれぞれ 絵に描いてくれたのですが、私の「隼人くん」は22歳 くらい、娘の「隼人くん」はまだ10代ではないだろう か、という話をしていたのです。
私が目が離せなくなった方は22歳、娘が目が離せなく なった方は10代で、もしかしたら、家に来た「隼人く ん」たちかもしれないと話しました。 娘は、 「隼人くんは、自分のことを誇りに思ったと思う」 と言っていました。
こんなにたくさんの若者たちが、日本のために命が けで戦ったのだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいに なりました。
観音様に奉納をしようと、観音様が祀られているお 堂を探しました。 平和会館を出てすぐの所にあるはずなのに、なかなか 見つからず、ずっと探してやっとたどり着きました。 外に人がたくさんいたにも関わらず、観音堂には誰も いませんでした。
娘は絵を、私は般若心経の写経を、そして2人で折 った鶴とお菓子を奉納し、ゆっくりお祈りすることが できました。
そしてお堂から外に出ると、特攻隊員の像の前で、男 の子がピースをして、お母さんが写真を撮っていました。
一瞬、違和感を覚えましたが、すぐに 「いや、これでいいんだ」 と思いました。 なぜなら、こういう光景を彼らは望んでいたと思った からです。
事前にその日の降水確率を調べたところ、90%でした。 でも、日がたつにつれて少しずつ下がり、結局鹿児島に 着く直前に雨が上がっていました。 会館に着いてからさらに天気はよくなり、青空と満開の 桜の中の平和会館がとても美しかったです。
豊玉姫神社まで足をのばし、お参りしてきました。 何だかこの世ではないような美しい空間でした。 灯篭にヤモリがいて、歓迎してくださっているよう に感じました。
主先生からは、 「知覧行きは娘と私のミッションの1つ」 という言葉をいただいていたのですが、本当に行くこ とができてよかったです。
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