【ストレス対策は号泣すること】 (723) |
- 日時:2015年03月22日 (日) 03時29分
名前:伝統
*メルマガ「人の心に灯をともす(2012年02月05日)」より
(有田秀穂氏の心に響く言葉より… )
セロトニン神経というのは心と密接に関係しているんですが、 そこを活性化するには一定のリズムを刻むリズム運動がいいんです。
フラダンスもリズム運動ですし、読経も同じ言葉をくり返します。
要するにこういうリズム運動を日常的に行っていれば、 脳内のセロトニン神経が活性化されて、それによって ストレスに対する復元力が得られるということなんです。
朝日を浴びるとさらにセロトニン神経は活性化されますから、 朝一番のウォーキングをお勧めします。
ストレス対策としてもう一つお勧めなのが、号泣することです。
涙にもいろいろありますが、感動して流す涙は 脳をリセットしてストレスの原因を消すのに非常に効果があるんです。
ドラマなんかを見ていて感動の涙を流している時、脳の中でも 前頭前野(ぜんとうぜんや)の限られた部位の血流がもの凄(すご)く増えます。
感性や直感を司る前頭前野は人間の進化の過程で最も発達した脳です。
認知や論理ももちろん重要ですが、直感とか感性というのは 人間の心で一番最後に出てきた機能であって、 しかも言葉で説明できないところに面白さがあるんです。
<『月刊致知 2012年3月号』(脳内を変革し新時代を切り拓け!) “村上和雄&有田秀穂” 致知出版社 >
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座禅も丹田(たんでん)での腹式呼吸なので、リズム運動だという。 日本の剣道、合気道、柔道といった武道や、茶道や華道もある面で言えばリズム運動だ。
「感性とは集中・統合・統一の機能である。 それゆえ集中できなくなると感性は鈍くなる。
集中するとは思考停止することである。 千日行にしろ、滝壺修行にしろ、火中歩行にしろ、少しでも考えてしまうと命にかかわる。 思考停止の行である」
“感奮語録(行徳哲男)”より
何かに集中するからこそ、涙を流すことができる。
集中せず、気もそぞろで、そわそわしていたら、感動も号泣もできない。
リズム運動も、号泣も、集中という思考停止が必要だ。
一日のうちの数分でも、思考停止する時間を持ちたい。
<感謝合掌 平成27年3月22日 頓首再拝>
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