生まれ変わる必要がない霊格に(2010年6月4日) (205) |
- 日時:2015年02月06日 (金) 04時38分
名前:伝統
*「天国からの手紙」武本昌三・著(P301~306)より
霊界において、教師の役目を果たしています。 霊たちに対して、生きる心得や、生命とは何か、いのちの尊厳とはどのようなことか、 霊界に来て何をしなければならないのか、次に人間として物理領域に生まれるに際して どんな心がけをもたねばならないのか、などを教えています。
時に、霊界の構造や仕組みに関しても説明します。
霊界入りを果たした霊たちに対して、生前の行いや、心の持ち方について回顧し、 反省することも手伝っています。つまり、潔典さんは霊界で指導霊になっているのです。 以前にも増して積極的で、活き活きと指導に当たっています。
ある場合は、霊界でのコミュニケーションの仕方について物理領域での様々な言語との関連で、 霊界ではテレパシーとして通ずることを教えています。
霊界では、純粋さと正直さと誠実さが特に求められることなどを強調しています。
潔典さん自身は、他の霊に教える以外の自分の時間帯において、 精神統一をしたり、心の念の使い方で工夫し、さらに自分を浄めたり、 愛と命の本源の御光に浴し、波長合わせをしたりして静かに過ごしています。
霊界の修行の多くが、以前のことの回想と告白懺悔、そして精神統一にあります。
潔典さんの修行は、大分進んでいます。 9段階で分けるならば、上の下から上の中という、 7段目から8段目まで来ようとしているところです。
そこまで行くと、一般には人間として生まれてこなくなります。 生まれてくる必要がなくなるからです。
ただ、父親であったあなたをはじめ、縁のある者たちとの繋がりで、 必要とあらば来世また一緒に出てくることが十分あります。
その時は来世において、まわりの手本となり、まわりを整え、 人間の在り方や生き方を身をもって示し、多くの人たちに希望と自信を もたらせていくことになるでしょう。
このように、普通にみれば生まれ変わる必要のないところまで来ていますが、 縁のある者たちとの関連で来世に出てくることが起こり得ます。 本人もそれを予感していて、少しずつ、内省に備え始めてもいるのです。
父親のあなたに対して伝えたいことは、霊界で再会した時、 自分の息子に対し誇りを感じられるように今から準備し、お父さんを歓待したい、 十分な尊重と敬意を持って迎え入れたい、そのために霊界で状況を整えておきたい。
それが父親であった人に対する礼儀であり、また感謝のしるしである、 このように自分の中で心得て、あなたを迎え入れようとしています。 そのこころづもりを伝えたがっています。
あなたに対しては、ただただ感謝と、父親であるということへの誇り、 また、惜しむらくは(親子関係が)短い期間であったこと、 その分、霊界では十分にもてなして共に過ごし、交流をはかりたい旨、伝えたがっています。
生前、父親の恩義に報いられなかったため、霊界に来てその分、 霊界では自分が先輩になったので、いろいろと霊界のことを教え、 何よりも優遇させてくださいという思いがあります。
それが潔典さんにできる父親に対する恩義だと本人は捉えています。
つまり、どのように礼に報い、恩返しをするかについて検討しているのです。 そして、あなたが霊界に入ってくるのを、ただ待つのではなく、自分が霊界で輝いており、 活躍して多くの良いものをまわりに与えつつある姿を、今のうちから定期的に、 あたかも実況中継のように伝えたい意向があるのです。
それは、本人ばかりでなく、関連の指導霊や天使も同様に思っているため、 それがあなたの心に伝わり、たとえばリーディングの機会をあなたが活用して、 潔典さんやまわりの指導霊のその意向が、このような形で毎年、 実現してきていることもあるのです。
ただあなたが知りたかったり、思いが残っているということだけではありません。 それ以前にまず、潔典さんやかかわりのある指導霊が、潔典さんがあの世で輝いて 活躍していることを是非いまのうちから、父親のあなたに伝えたいし、伝える必要がある、 それがあなたが天寿を全うする上で必要だということなのです。
それによって、あなたが地上に留まりつつ、確かに霊界があり、 神様をはじめとする高位の霊的存在がおられることを深く認識し、 前世の時の懐疑的な面を払拭する願いがあります。
あなたは最近の前世において、密かに霊界や霊的存在を認め、関心を寄せていたものの、 自分の立場を失うことを懼れて、またまわりから怪訝にみられることを回避したくて、 このようなことには一切触れなかったのです。
たとえ話題が出たときも、笑って話題を逸らしたものでした。 そのときのあなたが取った態度がカルマとなって、生まれ変わった今世で、 あなたは自分が学者のうちから霊的なことを認め、活動するように仕向けられたのです。
また、それによって学者である立場が生かされ、多くの人たちがこのような霊的世界と その働きがあることを、あなたが学者であることで、あなたの話すこのようなことが 信じられるようにする狙いがあるのです。
あなたは前世の時に自分が取った態度が好ましくないことがあることを悟り、 そのために生まれ変わった今世では、そのことに対して素直になって行動を起こしました。
そのために、潔典さんというあなたにとって縁のある魂が早くに霊界に行って、 霊界の存在とその様子をあなたに知らせ、あなたがこの世に留まって、 それを多くの人に伝え啓蒙することを、あなたは後半生の役目として引き受けたのです。
あなたがそのカルマを果たすために、あなたの縁のある潔典さんが、 早くにあの世に迎えられました。それによって前世のあなたのカルマを果たさせるように、 彼が霊界で導いたのです。あなたはその通り、後半生をこうして生きているのです。
このように、あなたは学者であったことを妨げにせず、それを上手に用いて多くの人たちを 説得し、霊界や霊的存在のあることを現に伝えつつあります。
カルマを果たし使命を遂行することは、縁のある者たちとのチームプレーで 為されることがあるという、よき実例となっています。
<感謝合掌 平成27年2月6日 頓首再拝>
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