困難を観ず、実相を観る (248) |
- 日時:2015年02月09日 (月) 04時44分
名前:伝統
*「青年の書」(P89~90)より
人生の勝者となる道は、困難に面し、あるいは不快なる出来事に面しても 決してそれから逃れようとしないことである。
すでにそれから逃れようとするのは、その困難または不快なるものに 敗北した証拠であり、心の平静を失った証拠であるのである。
困難に於いて困難を見ず、不快に面して不快を見ず、唯(ただ)実相のみを見て、 心常に明鏡の如く澄みきって動ぜざるものこそ真の勝者であるのである。
与えられたる全ての仕事に、課せられたるあらゆる義務に、忠実であれ。 それがいかに困難であるかの如く見えようとも、諸君にとってそれを実行し得ないような 義務は神から課せられるということはないのである。
それを実行することによって諸君の魂はいっそう鍛えられ、諸君の能力はいっそう磨かれ、 新しき場所は展開し来たり、今まで不利と見えたる立場は勝者としての立場に立っている ことを発見するであろう。
何ごとがやって来ようとも、吾々は魂の平静を失ってはならないのである。 どんな波立ち騒ぐ職場も、彼の平静の前には穏やかなる海原(うなばら)と化するのである。
<感謝合掌 平成27年2月9日 頓首再拝>
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