『相手にとって大切なイベントに出席する』 (323) |
- 日時:2015年02月15日 (日) 04時33分
名前:伝統
*「励ます技術」C.E.ローリンズ(著)(P24~25)より
近々、子どもが晴れの初舞台を踏むとか、スポーツの試合に出る予定はあるだろうか。
あるいは、配偶者が地域振興で表彰されたり、親戚の夫婦が金婚式を迎えたり、 近所の人が退職記念パーティを催したりする予定はあるだろうか。
本人以外の人にとってはそれほど意味がなくても、 脚光を浴びる本人にとっては重要な意味を持つイベントが、数多く存在する。
だから相手に敬意を表して、それに注目することが重要だ。
自分の思い出を振り返ってみよう。
初めてピアノの発表会に参加したとき、どう感じたか。
あるいは、初めてユニフォームを着て大勢の人の前で試合に出たときはどうだったか。
そのとき、励みになったのは何だったか?
自分の愛している人たちがわざわざ会場にまで足を運んで、 「がんばれ」と応援したり「素晴らしい」と賞賛してくれたとしたら、 それが何よりの励みになったはずだ。
多くの場合、子どもは自分がうまく演奏できたかとか 試合に勝ったということをあまり覚えていない。
はっきり覚えているのは、誰が来てくれたかということだ。
同じことが大人にもあてはまる。
相手のために時間を割いてそこまで行くことが重要なのだ。 そうすることで、あなたの気遣いが伝わる。
場合によっては、多忙な日程を調整する必要がある。 たとえば、最終便に乗るために大急ぎで空港に行く、前の予約をキャンセルする、 会議を欠席する、などなど。
それは、自分の事情よりも相手の喜びを優先することを意味する。
だからこそ、あなたが忙しい合間を縫って来てくれたことが、相手にとっては励みになるのだ。
それはまさに利他的な愛の行為である。
<感謝合掌 平成27年2月15日 頓首再拝>
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