《生まれてくる奇跡》 (445) |
- 日時:2015年02月24日 (火) 18時04分
名前:伝統
(前回の記事(378)は、「いんやくりお」くんがあまりにも大きな魂であり、 その使命が大きいため、地上に生活している者にとって、理解しづらい内容で あったこともあり、理解しづらい部分については、大胆に削除いたしました)
*「自分をえらんで生まれてきたよ」いんやくりお/著(P21~31)より
《生まれてくる奇跡》
生まれてくるっていうのは、 幸せなんだよ。
生きているというのは、大きな奇跡。 あたりまえと思っている人も多いけれど、 奇跡なんだ。
だから、ぼくは早くおとなになって、 みんなにそれを伝えたい。
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ママのおなかでは、 ブランコに乗っていた。 ブランコの上に、 大きなお山があった。
ママのおなかは、 ぎゅうぎゅうで苦しかった。 ママの気持ちは、あたたかった。
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おなかにいるときは、 寝たふりをしながら 「ここをつなげよう」「こことこと」って、
ママのおなかのの中をつないで、 ママを元気にする仕事をしていたんだ。 だから、だいじょうぶ、ママは長生きするよ。
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おなかの中で、ぼくとママは、ひもでつながっていて、 ひもの中には、ものすごい細い糸みたいなものがあって、 その糸がふるえると、 「いま、ママはこんな気持ちだ」って、わかる。
ママが悲しいときも、つらいときも、怒りのときも、 ぼくはおなかにいるとき、よく感じとって、 ママを、落ちつかせていたよ。
心のパワーがあるから、そういう仕事をしても、 そのときぼくは、疲れなかった。
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自分で生まれるのは、なかなかたいへん。 だから、みんなに助けてもらって、生まれる。
地上に来るときも、天使にお迎えしてもらう。 おなかに入るまで、ずっと、天使といっしょにいる。 おなかに入ってしばらくすると、天使は上に帰る。
すると、おなかの中にひとりになって、寝たまますごす。
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おなかの中は、 きゅうくつだったから、 外に出たとき、 ほっとした。
えんえん泣いたけど、 うれし涙だったんだよ。
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おなかから出るとき、 急に明るくなったのは、びっくりしたけど、 そのとき何かが、胸に飛び込んできた。
神さまの言葉が、飛びこんできた。
「落ちつきなさい。びっくりしなくていい。 ちゃんと、心を、伝えておいで」 という声が聞こえた。
どこから聞こえるのかな、と思った瞬間に、 声はぴたっと、やんだ。
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人間は、生まれるとき、 いろいろなことを忘れてしまう。
でも、忘れることもだいじ。 新しいこと、違うことを習えるから。
でも、いっぺんに忘れると、たいへん。 図書館の本を返すみたいに、 少しずつ忘れることが、たいせつ。
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ぼくは、この家に生まれてよかった。 わかってもらえるから、よかった。
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赤ちゃんが生まれてくるのは、 みんなを幸せにするため。
お母さんやお父さんだけじゃなくて、 みんなを幸せにするため。
生まれてくるのは、小さな喜び。
みんなを幸せにすると、 もっと大きな喜びになる。
(つづく)
<感謝合掌 平成27年2月24日 頓首再拝>
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