《肺のトラブル》 (57) |
- 日時:2015年01月22日 (木) 04時39分
名前:伝統
(1)胸
*「<からだ>の声を聞きなさい」リズ・ブルボー・著(P134)より
他者に対して厳し過ぎる時、 あるいはあまりにも権威的に振舞う時に起こることがあります。
そういった態度は良くない結果をもたらします。
(2)肺のトラブル
*「自分を愛して」リズ・ブルボー・著(P231~232)より
①感情的なレベル
肺は、生きる欲求、良く生きる能力、つまり生命力と直接関係のある器官です。 肺は、酸素、つまり「生命」を人間のからだに供給する器官なのです。
ですから、肺にトラブルがあるということは、その人が、生きることに 困難を覚えて苦しんでいる、ということを示しています。
つまり、悲しみを感じているということなのです。 失望や絶望を感じているのかもしれません。
あるいは、生きる意欲を失い、ある状況やある人が原因となって、 息が詰まるような思いをしているのかもしれません。
そのために、思うように呼吸ができない 〈つまり、「生命」を取り込むことができない〉のです。
動くための空間がないと感じているために、 今の状況から抜け出せないのかもしれません。
自分が死ぬことへの恐怖、自分が苦しむことへの恐れ、 また、他の人が苦しむことへの恐れがあると、 肺の機能が大幅に低下します。
こんなふうに生きているよりも死んだほうがましだと考えると、 〈感情体〉の基本的な燃料である〈欲求〉がなくなってしまうのです。
呼吸は、独立、自由の象徴です。 生まれて初めての呼吸は、私たちを母親から独立させ、自由にします。
ですから、呼吸がうまくできていないということは、 母親から自分を切り離し、未知に向かっていくことができていない、 つまり、まだ自立することができていない、
ということを表しているのです。
②精神的なレベル
肺は、生命に直接関わる器官のうちでも、最も重要な器官の一つです。
肺のトラブルが深刻であればあるほど、 そこから送られてくるメッセージは緊急の度合いを高めます。
からだからあなたへのメッセージはこうです。
「『生命』を肺いっぱいに吸い込んでください。 そして、生きることをもっと大切にし、生きる意欲を育むのです。
あなたが許可しない限り、あなた以外のどんな人も、どんな状況も、 あなたを息苦しくさせたり、あなたを閉じ込めたりすることができません。
いたずらに状況を大げさにするのでなく、 時間をかけて人生の良い面や幸福を作り出すことができるのは、 あなただけなのです。
どうか、あなたの考え方、物の見方を変えてください。
あなたは、また、社会生活の面でも、人々との交流を取り戻さなくてはなりません。
毎日、気が向く、向かないにかかわらず、良い呼吸を実践してください。
そうすれば、〈感情体〉レベル、〈精神体〉のレベルで、 生命力を取り込むことが可能となるでしょう」
・・・
*「生命の医学大事典」橋本徹馬・著(P758~760)より
(1)肺炎
①この病気は気分の転換を教えているものと考える。
②対策として、気分の転換を計る。 毎夜早く寝て十分に睡眠をとり、毎朝早く起きて日の出を拝む。
(2)肺がん
①その人の個人的或いは公人的なことで解けきれぬ念の持続が原因である。 タバコを多く喫うのは、そのような気分をまぎらすためであるから、 タバコは」原因ではなく、タバコ以前に原因があり、タバコはその結果である。
②八十八ケ所の霊場をゆっくり廻りつつ、その気分を転換することによって、 余命三ヶ月と診断された方が元気になったという事例がある。
(3)肺結核
①その原因の第一は親不幸先祖不幸である。(親先祖の供養を怠り、墓参をしない) 第二は母方がつぶれている。 第三は憂うつである。
第四は肺病で死亡した者の供養を怠っている。 第五は潔癖、あまりに潔癖なのも不徳のうちである。
その他として、 ヒドク人を攻撃する者、 赤(共産主義)にカブれた者(これは祖国に反逆するのを祖先が喜ばぬのである)
なお、不正な財産を蓄えて出さぬ家には、永く肺を患って金銭を取られねば治らぬ 者ができる。
②原因はなかなか複雑であるが、その原因を知って、 心から反省すれば治りやすい病気である。
・・・
(1)『生命の實相』第15巻・人生問答篇(P64~68)より
よく肺病になる人などを見ると、たいてい気の“小さい”善人が多いのであります。
そんな善人は善であることにおいて天地の道にかなっているけれども、 “気の小さい”こと、一つの小事に引っかかっていて、凝りすぎていて 心の自由を失っていることなどにおいて天地の道に背いているのです。
何よりも“気の小さい”ということは悪い。 気が小さいということは、言い換えれば神を本当に信じないということです。
自分の力一つで生きねばならぬと、小さく力んでいる人で、 “天地を貫いて生き通す力に押し流されて生きるような人でない”。
それゆえに気の小さい善人は肺病に罹ったり、失業したりすることがあるのです。
(2)谷口雅春先生光明テープ「希望の泉~2」より(「結核患者」について)
①結核患者には善人が多い。全て善人であると言ってもよい。 しかし、その善たるや非常に狭い善を握っている。 そして自分が善であると思ったこと以外の善を認めない。
純情で、正しく清らかであるけれど、排斥する心が多い。 つまり胸が狭い。だいたいそういう人は生まれつき胸が狭い。
結核患者は、頭がよくて批判精神が非常に鋭い。 自分をも自己批判するとともに、他をも批判する。 そして切り裁く。
②心のすがたが変わると、こころの通りに全細胞が運動し変化する。
対策として、
すべてのものを許してやる、すべてのものを受容れてやる。 自分だけの立場だけを守るのでなく、他人の立場をも考えてやる。 広々とした心になる。清濁併せ呑むという心になる。
すべての人が神の子である、 あの人も正しいのである、この人も正しいのであると観て、 すべての人に対して好意を送り、感謝する。
そうすると、自ずから症状は消えてしまう。
<感謝合掌 平成27年1月22日 頓首再拝>
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