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[1309] エヴァ風味
メロロン - 2007年05月05日 (土) 02時10分

メモ書きみたいなもんだととらえてっちょ(ぇ

ちなみに面倒だから途中までしかやってな(死)

存在理由、レゾンデートル

 ここにいても、よいりゆう

 龍雷とも、彼女の場合

 彼女は自ら死を願った

 少女はその希望を叶えた

 カンナ博士は消えた

 だが、龍雷ともは苦悩する


 何故 殺した

「仕方がないことだったのよ」

 何故 殺した

「だってカンナ博士はあたしのママを殺したんだもの」

 同じ 人間なのに?

「違うわ、あの人は化け物よ。人間ではない。」

「俺と同じ人だったのに?」

 龍雷汀

「違う・・・アイツは化け物」

「だから、殺したの?」

「そうよ・・ああでもしなければ今度はパパが犠牲になる」

「だから殺したのか?」

「好きでやったんじゃない。復讐がしたかっただけ。」


 不安

「本当にこれで良かったのか?」

 万事休す

「分からない。自分の考えている事が分からない」

 何が怖いのか?

「自分が」

 何が怖いのか?

「皆が」

 何が怖いのか?

「捨てられる事」

 何が怖いのか?

「それは……」

「あたしの目に映るもの全て」

「兎に角皆怖いの」

「弱いと捨てられる。仇をとらなければ呆れられる」


 Thunder scythe

「Thunder scythe・・・」

「結局あたしはThunder scythe・・これを使って復讐し続けなければいけないの?」

「関係ない人も巻き込んで・・・」

 何故Thunder scytheで人を殺すのか?

「自分の意思で・・・復讐の為に」

 だからThunder scytheで人を殺すのか?

「そうよ。そうでもしないと兄弟もパパも殺されてしまう」

 みんなの、他の人のためにThunder scytheで人を殺すのか?

「そうよ、いいことじゃない。とてもいいことじゃない。そうすれば兄弟もパパもみーんなあたしの事を褒めてくれるわ」

「嘘だろ」

 龍雷皐月

「お前馬鹿だろ?結局は自分の為」

「違う」

「俺達の為に復讐?馬鹿言うなよ。俺達はそんな事望んでいない」

「違う」

「要するに、寂しいんだよお前は」

「違う」

「兄弟の為、親父の為言ってるけど結局は自分だけ幸せに暮らせればいいなんて思ってるだけじゃねぇか!」

「違う」

「なんで皆あたしの事褒めてくれないの?否定するだけ怒るだけ・・・」



 Thunder scytheを見つめて泣き出す龍雷とも。

「いつの間にかThunder scytheで人を沢山殺している。そう、虱潰しにカンナ博士を探していたの。」

「なら最初から復讐など考えるんじゃねぇ」

「言うな・・・」

 分離不安

「独りになるのが怖いんだろ?」

 分離不安

「いつも自分の居場所を求めてる」

 分離不安

「だからThunder scytheで人を殺す」

 愛着行動

「やめろ!」

 愛着行動

「やめろ、それ以上言うな・・・」



あんたがどうなろうとあたしには知ったこっちゃねぇ。 

「これは・・・?」

 カンナ博士は凄いね。正にあたしに相応しいママだわ!

「あたしこんなこと、言ってない・・・」

「いいえ、これは貴方の言葉よ」

「お前は・・・?」

 龍雷とも

「お前も龍雷とも・・・?」

「そう、龍雷ともと呼ばれているモノ」

「こことは違う世界の貴方」

「どうして、皆あたしなのよ?」

「他の人たちは皆、あたし達を龍雷ともと呼ぶからよ」

「貴方は、何故偽りのあたしを演じているの?」

「偽りではないわ・・・あたしはママを取り戻したいの」

「いいえ、貴方は自分の心の平穏を得るために、龍雷海零という人間を利用しているに過ぎないのよ」

「捨てられない為、自分の存在の理由を明らかにする為・・・」

 ママを利用する?利用してなんかいないわ。

「ほら、また逃げてる」

「復讐よ」

「捨てられない為、自分の存在する理由を明らかにする為。それらを全部龍雷海零に押し付け復讐だから、と自分に言い訳している」

 怖いから

[1310] エヴァ風味2
メロロン - 2007年05月05日 (土) 03時27分

時に西暦2015年。
人類と使徒の戦い、ある一人の少女の戦いが始まろうとしていた。
 
「本日12時30分、東海地方を中心とした関東、中部地方に特別非常事態宣言が発令されました。住民の方々は、速やかに指定のシェルターに避難してください」
そんなアナウンスが響いている無人の町に、一台の車が走っていた。
車の助手席にはファイルとともに少女の写真があった。
「よりによってこんな時に見失うなんて・・・参った・・・」
その車の運転手、龍雷睦月は呟いた。
龍雷睦月は極度の方向音痴であり分かりやすい地図がありながらも道に迷っていたのだ。
そして睦月の目には、遠くの方に現れた、巨大な生物、第3使徒サキエルが映っていた。
 
そのころ、写真の少女、龍雷ともは実兄である睦月との待ち合わせ場所である駅前で電話をかけていた。
『特別非常事態宣言発令のため、現在、全ての通常回線は不通となっております』
さっきから幾度となくかけているが、そのメッセージ以外流れて来なかった。
「やっぱり、つながらなんねェ」
この少女の名は龍雷とも。年齢は14歳。母親、海零とは幼少時に死別、それ以来10年間、父親・來光と離れて、別の土地で暮らしていた。
「しょうがない、先に行こうかな・・・。」
そういうとともは来た道とは逆方向に走り出した。
 
それより35分後、約束の時間より1時間遅れ、睦月の車は待ち合わせ場所にやっと到着した。
「ごめんな・・・かなり遅れた・・・・」
実兄が方向音痴な事を知っていたともはこんな事は予測済みだった。
「しょうがないよ。」
実兄の睦月がともを車に乗せ警察が居たら直ぐに捕まりそうな位のスピードを出し目的地へと向かっていった。
 

エヴァ風味


第壱話 使徒襲来

「んで、とも・・・IDカード、手紙の中に入ってたろ?それで其処の意味も無くでかいドアのシャッター開くから」

「・・・ああ、あったあった」

睦月のどうでもいい説明に呆れながらもIDカードを取り出しドアのシャッターを開くとも。

「・・・・・・何故此処に呼ばれたか分かるな?」

「父さんに呼ばれたから。あたしはそれしか知らないわ」

「・・・そうか、いずれは父さんから真実を聞かされる」

白け気味の会話を交わしながら目的地にたどり着く。

ところどこに【NERV】と書かれている。ともには意味は分からないが。

「遅いわよ、睦月」

エレベーター前で白衣を着た金髪の女性と会う。見るところ睦月よりは年上そうだ。

「ごめんごめん。ていうかオレが極度の方向音痴ってことは承知の上だろ?大目に見てくれよ」

「あら?その言葉何回目かしら?今回ばかりは多めに見てあげないわよ?それで・・・連れてきたのねサードチルドレンを」

「・・・・・・?」

ともには話の内容が理解できていなかった。

その様子を見かねた睦月がその女性、カンナ博士にこっそりと言う
「おいおい、真実は親父から直接語ってもらうんだから今は言うなよ。ともも何のことかわからないみたいだし」

すると驚いた様子でカンナ博士が言い返す

「あら、まだ言ってなかったの?ファーストチルドレンの水龍ミズキはさっきの戦闘で動けないのよ。だから外で好き勝手暴れてる使徒はこのサードチルドレン、龍雷ともちゃんに殲滅してもらわなければいけないの」

あまりにもカンナ博士が大声で言うので睦月は黙り込んでしまった。

流石に話が読めてきたか龍雷ともがカンナ博士に質問した。

「・・・・・・私がここに呼ばれた理由は敵と戦えということですか?」

カンナ博士が黙り込んでいる睦月に「何か私悪い事でも言ったかしら・・・?」と呟いてからともの質問に答えた。

「そうよ、貴方は戦う為に呼ばれた。こっちにいらっしゃい」

ともは真実を知りたいが為、カンナ博士についていった。

黙り込んでいた睦月もようやく目が覚め急いでカンナ博士とともの後をついていった。








 
やがて三人は、ケイジにたどり着いた。
そこには赤い液体に浸かった巨大な鎌があった。
「巨大な・・・鎌・・・?」
「ただの鎌じゃないわ。人の作り出した究極の決戦兵器Scythesickle・・そのうちの一つThunder scytheよ」
「これが父さんの仕事・・・?」
「そうだ」
ともがふと見上げると、上の管制室に、父、龍雷來光が来ていた。
「久しぶりだな、とも」
「久しぶり、父さん・・・」
睦月が少し心配そうに2人を見る。
その理由は父さん―來光にあった。
・・・・・・・・・
そして睦月が心配していた事が起こってしまった。
「では、出撃だ、カンナ博士」
「出撃・・・やっぱり私が出るんだよね?」
「そうだ。おまえにしか無理だからな」
その言葉を聞いて、ともはうつむいた。
その2人の様子を見てついに睦月が言った。
「まだともには無理です。ミズキでさえ戦闘に出るまで半年もかかったのですから。尚更ともなんかまだ一度も・・・」
フォローのつもりで言ったつもりが逆にとものプライドを逆撫でした。
「むつ兄、私出撃するわ」
睦月はしまった!と心の中で叫び悔しそうにずっと地団太を踏んでいた。
父は出撃するといったともに言った。
「よし、出撃準備だ。説明はカンナ博士から聞け」
そう言い、父は司令室に戻っていった。



数分後、説明を受けたともがケイジに収納されていたThunder scytheを持ち訳の分からないアナウンスを聞いていた。

『冷却終了』
『取っ手の再固定終了』
『ゲージ内全てドッキング位置』
『活動停止信号準備完了』
『了解。出撃準備整いました』

Thunder scytheは大きい割には意外と軽かった。

内心ホッとしたが逆にこんな武器で巨大生物に勝てるのか?と不安もあった。

そんな事を考えているうちにもう外に出されていた。

「・・・・・・・・・オレだ。聞こえるか?とも。」

睦月の声が脳に直接届く。正直行き成りだったのでともは驚いた様子だったが後からThunder scytheの効果だと気づき落ち着いて返事をした。

「聞こえてるわ。で、明らかに使徒?・・・ってやつと私の大きさ違うんだけど勝てるの?」

睦月が答える。

「勝てるさ。ダメージ吸収もするから盾にもなる。正しさっきも説明があった通りそのThunder scytheが傷ついたりしたらとももダメージを受けるぞ。幻の痛み・・・つまり幻痛だが」

「了解・・・あ、敵が来た。通信切るね・・・―ッ!?」

ともが通信を切ろうとした途端に本部内モニターにともの叫び声が響き見えない何かにズタズタにされるともの姿が映し出された。

睦月が思わず叫ぶ。

「ともッ!?クソ、相手が早すぎる・・・!葉月、卯月!直ちにともを回収!」

回収命令を出した途端に來光が・・・

「ダメだ。あのまま回収したら此方は万事休すだ」

「しかし・・・!司令・・・このままじゃ・・・ともが・・・」

「構わん。ともが死のうと私には関係ない」

「ッ・・・!!」

睦月はその言葉にイラッと来たが身分に差がありすぎる為に実の父親に何も言い返すことができなかった。

その頃、回収されずに使徒にやられ動けなくなっているともに変化が起きた。

「・・・!?サード・・・起き上がりました・・・」

オペレーターの葉月が驚きの余りに開いた口が閉まらなくなっている。

「有り得ないわ・・・彼女はもう戦える力なんて・・・」

カンナ博士も予測できなかった事態に驚いていた。

これはともの意地―・・・ではなくともの持っていた武器Thunder scytheが暴走したのだ。

もはやともはただの抜け殻である。いや、抜け殻というよりはThunder scytheが乗っ取っているといった方が正しいかもしれない。

続く



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