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- メロロン - 2009年05月09日 (土) 01時31分
「・・・!!!」
「そんなに色んな奴引き連れてどうしtゴフッ!!」
ヒノエはいち早く突進してきたともの異変に気づいたが竜夜は気づかずに笑顔でともに挨拶しにいった。
そしてこの有様である。
「やるかこのヤロー!!!?」
竜夜は完全に頭に血がのぼっているようだ。 明らかにともの様子がおかしいことに気づいていない。
「よく見ろって。目が正気じゃない」
「あ、ほんとら」
竜夜はのんきに再度突進してくるともを眺めていた。 怨霊はどうってことないが問題は正気を失っているともだ。 下手に傷つけると後が怖いし、手加減すれば確実に死ぬだろう。
「ま、言い訳すりゃいいよな」
竜夜はしょうがなく身構えた。 こっちもやらなければやられるのだから後で言い訳して誤っておこうと考えたのだった。
「俺は関係ないからな?」
ヒノエも一応構える。 自分だけ横で傍観してるのも気が済まなかったからである。
「・・・・・・・・」
ともはサンダーボールを放とうとしていた。
「炎壁(ファイヤーウォール)!!!」
竜夜は炎の壁をつくってそれでサンダーボールを跳ね返そうとした。 しかし、その判断は間違っていた。
「なっ・・・!!」
放たれたサンダーボールは炎の壁を貫通した。 竜夜とヒノエは間一髪で避けたが休む暇も与えずにともが連続で攻撃を仕掛けてくる。 こうなってしまえば持久戦だ。いずれこちらが負けるだろう。
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