[97] 94.「心の底の底の奥底にある真の心は、六神通を超える。」まず知ることから始まる。 |
- 信天翁 - 2023年03月17日 (金) 21時58分
昔、モーゼが、出エジプトのためにファラオと面談した時に、モーゼは、自分の杖を蛇に変えたと言われています。
これに対して、エジプトの神官は、それくらいなら自分も出来ると言って、同じく杖を蛇に変えたそうです。
そして、その後、モーゼの蛇が神官の蛇を飲み込んだと旧約聖書には書かれています。
これと同じ話は、「ヒマラヤ聖者の生活探求」という本にも出てきます。
聖者と言われる人が、著者の手に触れて、通りかかった村人に、道にあった木の枝を蛇に見せて驚かせた話しが載っていました。
手に触れられている著者には、ただの木の枝にしか見えないのに、村人には蛇に見えたみたいで、非常に驚いていたそうです。
しばらくしたら、村人にも木の枝に見えて、首を捻っていたそうです。
これは、「心の力」でそのように見せたのだと思います。
忍者が、ドロンと姿を消すというのも同じ原理だと思います。
心の奥底にある意識意識で「見えない」と強く思えば、そのようになるのではないでしょうか。
それが「心の力」だと思います。
人間の心の中には、この宇宙を作られた意識と同じ意識がありますから、その意識を使うことが出来れば、想像もつかない事が出来るような気がします。
恐らくは、物理的に物を動かしたり、物を生み出したり、引き寄せたり、することも出来るのではないでしょうか。
さらに言えば、イエスが行った多くの奇跡も、同じく本来人間が持っている「心の力」を使ったものではないかと思っています。
天眼通、天耳通、神足通、宿命通、他心通、漏尽通の六神通も、現代人から見れば、かなりぶっ飛んだ内容ですが、これは正しい反省行をすれば、個人差はあっても、ある程度は到達出来るように思います。
でも、その先の心の巨大な力に到達する方法は分かりません。
そんな分かりもしない事を書いても良いのかと躊躇しました。
でも、「まず知る事から始まる」という思いがしましたので、書いてみました。
確かに、どんな素晴らしいものでも、知らなければ、いつまで経っても現れて来ませんが、あると思っていれば、いつか実現するかも知れません。
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