[63] 61.「一切皆苦」は「一切皆楽」かも知れない。 |
- 信天翁 - 2023年01月30日 (月) 07時57分
お釈迦様は、お若い頃に、ご自分の周りの出来事を見られて、一見楽しい事のように見えても、いずれは過ぎ去り、老い、病み、そして、死ぬのであるという事に気付かれて「一切皆苦」という思いに囚われて悩まれた、と伝えられています。
そして、「一切皆苦」という思想に到達されて、修行の道に入られたそうです。
確かに、この世限りと思えば、そのようになると思います。
しかし、自分の魂が永遠の存在であり、この世を去った後に行く素晴らし世界があり、この世は経験を積むための一時的な修行の場である事が分かれば、むしろ「一切皆楽」が本当なのかも知れないなと思います。
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