| [6] 4.「悟りとは何か」を理解するためのポイント（３）「今自分だと思っている心は本当の自分ではないということ。」【5.1.21修正】 |
- 信天翁 - 2023年01月07日 (土) 10時23分
肉体は、本当の自分ではなく、本当の自分は「心」だということも、中々理解できないことかも知れません。
さらに、その「心」さえ、本当の自分ではないと言うと、益々分からなくなるかも知れません。
誰でも、物心がついた頃から、生まれた国、生まれた地方、生まれた家庭、学校、友人、社会などの環境のなかで、今の自分という人格を作っています。
そして、それが「自分」であると思い込んでいます。
これは、ある意味、当然な事だと思います。
それが、「本当の自分」ではないという事実は、この世がひっくり返るほどの驚きかも知れません。
そして、このことを明確に認識している人は、少ないと思います。
でも、こな認識が無ければ、「悟り」とはどのようなものかということは、死ぬまで理解出来ません。
「悟り」とは、心の底にある、この９０%の本当の自分のこころに還ることですから。
心の奥底にある「本当な自分の心」は、想像も出来ないくらい、精妙で、愛深く、喜びに満ちた心なのです。
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