[46] 44.悟りと「生老病死」 |
- 信天翁 - 2023年01月25日 (水) 08時25分
お釈迦様は、「生老病死」の苦しみを見られて「一切皆苦」という思いになられて、出家されたと伝えられています。
老、病、死は、確かに苦に間違いはありませんが、生については楽しい事もあるような気もします。
しかし、長い目で見れば、「貧病争」という言葉で代表されるように、平均すれば苦しみの方が多いのかも知れません。
でも、この世の苦しみは、本当の自分の心を思い出す「入口」のように思われます。
そして、本当の自分の心を思い出し、永遠に続く自分の転生を思い出し、この世に生まれる前にいた本当の自分の世界に自由に行き来できるようになれば、この世の「生老病死」の苦しみは消えてしまいます。
まとめて言えば、次のとおりになるのでしょうか。
1.この世の苦しみは、悟りの入口
2.悟りは、この世の苦しみの出口
お釈迦様の悟りは、このようなものだったと思います。
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