[4] 2.「悟りとは何か」を理解するためのポイント(1)「人間は肉体ではない。」【5.1.19修正】 |
- 信天翁 - 2023年01月06日 (金) 17時41分
人間は肉体ではありません。
肉体は、単なる入れ物にすぎません。
「ぬいぐるみ」か「車」のような物です。
学校では、そのようなことは教えませんし、社会的な常識でも、あの世はない、と言う事になっていると思います。
宗教家と言われる人でさえ、そのように言っています。
仏教でもそう言ってあるみたいです。
そう言いながら、先祖供養はしていますし、お盆の墓参りはしています。
また、極楽とか地獄も、何となくあるようなことを前提にしているような気がします。
実際には、肉体とは全く別に、心・意識があります。
「霊」と言われるものです。
これは、厳然たる事実です。
これが「本当の自分」です。
信じることができなくても、いずれは必ず分かります。
いずれは死ぬのですから。
本当の自分は肉体ではないということが分からなければ、「悟りとは何か」は絶対に理解できません。
人間は魂であるということは、証明は難しいのですが、厳然たる真実です。
これが理解できない人が悟りを求めると、古代のバラモン教徒のような肉体行をすることになります。
10%の現在の自分の意識は、小さい頃から、肉体が自分であり、意識は脳の作用であると思い込んでいますから無理はないかも知れませんが。
でも、誰でも、なんとなく「あの世」があることが分かっているのではないでしょうか。
お葬式や、お墓参りや、お盆をするということは、なんとなく、あの世があるということが分かっているのだと思います。
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