| [3] 1.「悟り」とは何か？【5.1.17修正】 |
- 信天翁 - 2023年01月05日 (木) 20時34分
【令和５年１月１７日修正】
「悟り」というものは、どういうものか分からない人がほとんどではないかと思います。
何か今まで知らなかった事に気がついたという意味で使われる事もあります。
瞑想中に、非常に調和した状態になり、それを悟りの境地と解する方もいるかも知れません。
でも、私は、「悟り」とはそのようなものではないと思います。
「悟り」とは、心の状態ではありますが、そのような一時的なものではないと思います。
そして、本当の「悟り」を理解するためには、まず心はどういう構造になってあるかを知る必要があります。
人はみな、今の自分の心が自分のすべてだと思っています。
でも、この心は、この世の、ほんの数十年で作った本当に小さな心なのです。
例えて言えば、卵の殻のようなものです。
心全体から見れば、５～１０％くらいの心です。
本当の自分の心は、卵の殻の中にある、本当に精妙で調和された心なのです。
それは、長い長い転生を経て作られた心です。
そして、この世に生まれる前の本当の心です。
それが分からなければ、「悟り」を理解することは出来ないと思います。
「悟り」とは、今まで自分の全てだと思い込んでいた現在意識を浄化することによって、心の奥底にある本当の自分の心と一体化することだからです。
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