雨上がりの朝ぬれてるアスファルト いきかう車はまばらな日曜日 高速にのって遠い街めざして アクセル踏んだ揺れるハンドル
他愛もない会話だけが交差して 久しぶりの遠出だなんていって とてもとてもうれしいですね
わたしより遅れて ついてくれているあなたは 少しきつそうに見えたけど
木陰でしゃがみこみ 昼下がりの草原 のどかな風が吹いていました 曇りそらもあけて
戯れのなかであなたのスカート そよ風に舞って揺れていました ひとしきり遊んだあとは 車に乗り込んでジュ一ス飲みました
帰宅途中で車窓の景色 夕暮れすぎ 回り道をしなければ よかったのにと思って
ずいぶんずいぶん長かったですね 二人して黙りこみ 息もできないほど
誰も知らない暗やみせまり 不安そうな気がしている あなたに謝らないと わたしからずっと思ってた 今すぐにすぐに
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