いつも周りに人がいたように 思っていたけど
悲しみと苦しみと寂しさに 押しつぶされているうちに いつの間にか 独りぼっちになってしまった
優しくしてくれた人 慰めてくれた人 あれは錯覚だったのだろうか
捨てきれない過去 捨てられない過去 誰にも言えない 誰も背負ってはくれない
行き着く先はひとつだけ 一人抱え込んだまま 墓場まで持っていくしかない
目の前の霧が晴れることは 決してない
幸せそうな中にしあわせは見い出せず 不幸せの中にしあわせを模索する
所詮 人はひとりで生まれてきて ひとりで逝ってしまうのだと 当たり前のように思う
どうして生きているのかは 分からないけど 生きていること それだけが事実
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