カウンター ブログの記述の誤りを糺す - 談論サロン天珠道
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談論サロン天寿道

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[2733] ブログの記述の誤りを糺す
タマゴ - 2018年01月11日 (木) 01時49分

>今回は、さらに、医学を本物の医学にしようと取り組んでいるグループが、論理としてすでに10年以上前に提出していた論理を、今回の番組が、事実的に証明するものであることについて見て、説いてみたいと思います。

この“グループ”というのは南郷派のことでしょう。
なぜ名称を伏せているのでしょうか?

>それは、今でも腎臓を「排泄機関」として位置づけるのが現代医学の常識ですが、それは結果的現象論で、腎臓が、生命の維持にとって本質的に果たしている役割とは、血液を生命活動が可能な状態に整えることであると、そのグループは10年以上前にはっきりと規定していました。この規定は、仮説でもなんでもなく、事実でもって科学的に証明された真理として、本にも著されて公にされた立派な学説です。ところが、現代医学はずっと無視してきました。それが、今回自ら発見した新事実でそのことを認めざるを得なくなった、というのが真相だと思います。

医療の国家資格を持つ人が、いい加減なことを述べてはいけません。
10数年どころか、南郷派より遥か以前に、腎臓が血液の調整等に関わっていることは解明されています。
南郷派の成果は、現代医学の実験結果を南郷式の唯物弁証法の見地から説き直したのみです。
天寿堂さんが新発見だなんだと喧伝したら、あちらは「南郷派を辞めた者が勝手なこと言わんでくれ」と頭を抱えてしまうのではありませんか?

>この番組の中で紹介された、腎臓を司令塔とする命を守るシステムは、臓器レベル・細胞レベルの働き方の様子を具体的に明らかにしてくれたものですが、忘れてならないのは、さらにそれを統括する司令塔が存在することです。それが<交感神経ー副腎系>なのです。ですからその統括の内容を見てみますと、同じなのです。これはどういうことかといいますと、<交感神経ー副腎系>の恒常性の維持の実際の実行部隊が、腎臓を中心とする臓器ネットワークだということです。だから、同じなのです。
>そうなると、一つの疑問が生じます。番組の後半に出てきた何をやっても下がらなかった重症の高血圧患者が腎臓の手術をして血圧を下げたという画期的な成果を上げたことに関してです。それはどういう手術かと言いますと、交感神経を焼き切るというものでした。確かにそれによって何をやっても下がらなかった血圧が劇的に下がったようです。
>しかし、それで本当に良いのかという疑問がどうしても残ります。まずそれを論じる前に確認しておきたいことは、この手術の物語ることは、交感神経が腎臓を統括していることです。

番組では、交感神経―副腎系が腎臓の機能を統括しているなどとは一言も述べていません。
天寿堂さんが勝手に言っているだけではありませんか。
それから腎臓の交感神経焼灼術については、番組より以前に私も紹介したことがあったかと思いますが、
もし仮に交感神経が腎機能を統括しているのであれば、それを焼灼した後には腎臓は機能を停止してしまうはずです。
それが停止するどころか正常化したということは、交感神経は腎臓を統括してはいない、というのが論理的帰結ですよ。
初めに結論ありきで、そこに無理矢理こじつけるようなことをしてはいけません。
なぜ交感神経を刺激する治療法で青雲さんの腎機能が一向に回復することがなかったのはなぜなのか、件の番組の内容が天寿堂さんに大きなヒントになるのではないかと思います。

Pass

[2734] お答えします
愚按亭主 - 2018年01月15日 (月) 14時06分

>10数年どころか、南郷派より遥か以前に、腎臓が血液の調整等に関わっていることは解明されています。
>天寿堂さんが新発見だなんだと喧伝したら

 私の文章をよく読み返していただきたいものです。私は「論理としてすでに10年以上前に提出していた論理を、今回の番組が、事実的に証明するものである」と事実を述べたまでです。つまり、新発見などと書いておりません。問題は、にもかかわらず現代医学では、タマゴさんが云うところのその説は全く顧みられることはなく、「腎臓は排泄器官」という規定が常識としてまかり通っており、教科書にもそのように記載されている点であり、さらに南郷学派はその説とは全く独立に独自の論理展開でその論理を導き出していたという事実であり、それは本として公にされておりますので、その事実をありのままに述べたまでです。どこがおかしいですか?

>番組では、交感神経―副腎系が腎臓の機能を統括しているなどとは一言も述べていません。

 仰る通りです。この番組の趣旨は、脳・神経などの統括系とされたものとは独立に、勝手に臓器同士がやり取りしている驚異のネットワークが存在するということを言いたいがための企画ですから、意識的に見ないように、無視するように創られていたものです。ですから、それはおかしいと批判したわけです。

 もちろん、番組の指摘する事実は確かにあります。それは私も否定しません。しかしそれは、心臓自体に洞房系のように自律的にリズムを造り出すす仕組みが備わっているように、他の臓器にも存在するということに過ぎません。そして、その上に統括系の神経系が、その時々の状況に応じて全体を一体的に統括する仕組みがあるのです。このような二重構造があるということが、これまで認められていたのはせいぜいのところ心臓などであったのが、あらゆる機関にも存在しているという事実が明らかになってきたというだけのことです。

 だから、心臓から交感神経が除去しても、一定の安定した環境内ではそれなりに生きていけるのですが、環境の変化が一定以上に大きくなると<交感神経−副腎系>の統括がなければ生きていけないということなのです。このことはすでにキャノンが証明してくれていることです。この番組の高血圧の例もそれと同じことです。そのことを私は指摘し疑問として投げかけたのです。

 もっと言えば、現代医学の交感神経の捉え方が、交感神経が実際に行っている複雑多岐な統括の実態のほんの一部分しか見ておらず、それ故に安易に交感神経を除去できる姿勢を批判しているのです。

 

Pass

[2735]
タマゴ - 2018年01月15日 (火) 22時36分

>私は「論理としてすでに10年以上前に提出していた論理を、今回の番組が、事実的に証明するものである」と事実を述べたまでです。つまり、新発見などと書いておりません。

つまり天寿堂さんは、現代医学より南郷派の方が先、ということを述べたいわけでしょう。
しかし、実際にはそうではありません。
天寿堂さんは、南郷派が両生類から哺乳類に進化したことを発見したなどと喧伝して赤っ恥をかいた過去があるのに、一向に懲りていない。
それを、新発見という言葉を用いたかどうかなどという話にすり替えて誤魔化そうとする。
こういうのは時間の無駄ですから、止めて頂きたいものです。

>問題は、にもかかわらず現代医学では、タマゴさんが云うところのその説は全く顧みられることはなく、「腎臓は排泄器官」という規定が常識としてまかり通っており、教科書にもそのように記載されている点であり、

繰り返しますが、現代医学が腎臓を単なる排泄機関としてのみ規定しているというのは嘘です。

>さらに南郷学派はその説とは全く独立に独自の論理展開でその論理を導き出していたという事実であり、それは本として公にされておりますので、その事実をありのままに述べたまでです。

南郷派の研究者は、現代医学を深く学んで医師の国家試験を受験するなどしているのですから、全く独立に導き出したなどということはあり得ません。
基本的には、現代医学の研究結果を南郷派の唯物論・弁証法の見地から捉え直すとこうなるよ、ということを述べているのです。
要するに、南郷流の唯物弁証法の素晴らしさを示したいのだと思います。

>交感神経が除去しても、一定の安定した環境内ではそれなりに生きていけるのですが、環境の変化が一定以上に大きくなると<交感神経−副腎系>の統括がなければ生きていけないということなのです。このことはすでにキャノンが証明してくれていることです。この番組の高血圧の例もそれと同じことです。そのことを私は指摘し疑問として投げかけたのです。

統括とは文字通り、対象を包括的に統べることですから、その神経を除去しても対象臓器が機能するのであれば、到底統括しているなどとはいえません。
交感神経を除去したら機能停止しまうというほどの関係性があって初めて“統括”という表現を用いるべきなんです。
南郷派も、脳以外では安易に“統括”という表現は用いてはいないはずです。

Pass

[2736] 学問性のない現代医学と一般論から解く学的論理との違い
愚按亭主 - 2018年01月16日 (火) 22時53分

 タマゴさんが分かっていないことは、本来学問は学問的に解かなければならないのに、現代医学は学問性がないために事実の集積を適当に整理して述べているだけで、そこに学問的な体系性・論理性が存在しないということです。だから、現代医学と南郷学派とを同列に論じて、事実に論及したのがどちらが先かを問題にしたがるのです。

 学問で大事なことは事実の発見よりも、その事実の論理を学問的に体系化することの方が何倍も価値のある事なのです。そこが、現代医学と南郷学派との大きな違いなのですが、タマゴさんにはそのことがどうにも理解できないようですね。

 タマゴさんにも分かり易いように具体例を挙げましょう。例えばということで、現代医学の生理学の目次と南郷学派の生理学の目次を比較して見ましょう。まず現代医学の方から見てみましょう。

「人体生理学の基礎 改訂第2版」
池原 敏孝(編著)/ 勢井 宏義(編著)/ 田中 弘之(編著)
第8章 循環と心臓のはたらき
1.心臓
2.血管
第9章 食物の消化・吸収
1.消化器系の構成
2.口腔内の消化
3.胃における消化
4.小腸における消化
5.大腸における消化
6.排便
7.吸収
8.肝臓のはたらき
9.腸内細菌叢の生理機能
第10章 尿の生成と排泄
1.機能からみた腎臓の解剖と生理機能
2.尿の生成と排泄
3.腎機能検査
4.腎臓のその他の機能

 次に南郷学派の「看護の生理学(1)(2)]薄井坦子・瀬江千史著、現代社白鳳選書の目次を見てみましょう。

第一章・食と排泄(口腔から肛門まで)
 第一節・生命体にとって「食と排泄」とは何か
   1、生命体とは何か
    (1)生命体と非生命体
    (2)代謝の構造
    (3)生命体と環境との相互浸透
   2、生命体にとって食とは何か
 第二節・人間にとっての食の特殊性
   1、人間は生命体である
   2、認識生理学とは何か
   3、脳とは何か
   4、認識とは何か
   5、認識による生理構造の統括
   6、人間の食の特殊性
 第三節・消化・吸収とは何か
   1、消化とは何か
   2、九州とは何か
 第四節・人間の消化吸収器官の構造
   1、「生命の歴史」にみる発展
   2、人間の腸管および消化腺の構造
 第五節・人間の消化吸収器官のはたらき
   1、取り入れて、咀嚼する
   2、飲み込む
   3、胃における消化と吸収
   4、小腸における消化と吸収
   5、大腸での吸収、そして排泄

第二章・内部環境の調整(腹部臓器のはたらき)
 第一節・人間にとって内部環境とは何か
   1、生命体にとって内部環境とは何か
   2、人間にとっての内部環境の特殊性
 第二節・人間にとって肝臓とは何か
   1、「生命の歴史」にみる肝臓の発展
   2、人間の肝臓の構造
   3、人間の肝臓のはたらき
 第三節・人間にとっての腎臓とは何か
   1、「生命の歴史」にみる腎臓の発展
   2、人間の腎臓の構造
   3、人間の腎臓のはたらき
   4、人間の膀胱と排尿のしくみ

 この中で瀬江先生は「人間にとって腎臓とは何か」の中で次のように説明しています。
「人間にとって腎臓とは、内部環境の必要なものと不要なものとを選別し、その結果、必要なものは保持して不要なものを“尿”として排泄する器官です。現代生理学では、腎臓を単純に“排泄器官”と位置づけていますが、腎臓にとって排泄とは選別の結果でしかありませんので、このような位置づけの仕方は学問的ではなく、たんなる現象論でしかありません。」

 このように学問的には全く次元が異なりますので、どちらが先かなどということは全く意味がないのです。Nスぺの人体で紹介されたような細かい事実が明らかになってやっと排泄よりも血液の整えの方が大事だったとやっと気づかされただけで、何らも学問的な体系化のタン所についていないのです。だから、新しい事実に振り回されて、これまでの神経系の統括はどうでもよくなって、勝手に臓器同士がやり取りしあっているというのが新しいトレンドなのだといった塩梅だから、学問的でないと警告しているのです、

>統括とは文字通り、対象を包括的に統べることですから、その神経を除去しても対象臓器が機能するのであれば、到底統括しているなどとはいえません。

 まるで今習近平がやろうとしていることが本当の統括で、相手の主体性を重んじて自由にやらせているような統括は統括ではないとでも言いたげですね。前者は、マルクスがヘーゲルの本物の弁証法を壊して、支配か自由かのあれかこれかの形而上学にしてしまったその発想そのままですね。

 ヘーゲルの本物の弁証法は、有機体である生命の弁証法であり、それは支配と自由とが統体止揚された統括であり、自由なのです。それが正しい生命のあり方であり、人間のあり方なのです。

Pass

[2737]
タマゴ - 2018年01月17日 (水) 01時46分

>この中で瀬江先生は「人間にとって腎臓とは何か」の中で次のように説明しています。

繰り返しますが、現代医学では腎臓を単なる排泄器官だなどとは定義していません。
生理学者でもない瀬江医師独りが思い込みで何を述べていようが関係のないこと。
瀬江医師の記述は流石に南郷派としての公式見解ではないでしょうし、それを天寿堂さんのように鵜呑みにするのは勉強不足を露呈するだけの行為だと思いますけどね。

私は、南郷派の生命史観とは、医学あるいは生物学・天文学などの知見の中に、南郷派の唯物論・弁証法(即ちマルクスエンゲルスの系譜の唯物論・弁証法)の論理が貫かれていると説いた体系であるとみています。
要するに、生命史観とは、森羅万象の全てを南郷派の唯物論・弁証法で体系的に完璧に説ききることができるのだよという自信の現れなのでしょう。
だから、天寿堂さんの主張など歯牙にもかけていないのです。
ヘーゲルがどうたら絶対真理がどうたらと喚いている落伍者がいるが、そんなものは過去の通過点にすぎないと。
天寿堂さんが南郷派の唯物弁証法の成果(生命史観)におんぶにだっこしている限り、彼らの自信が揺らぐことはありません。
当たり前のことです。

>まるで今習近平がやろうとしていることが本当の統括で、相手の主体性を重んじて自由にやらせているような統括は統括ではないとでも言いたげですね。

習近平のことなど何も言いたくないですけど。
アタマ大丈夫ですか?

>前者は、マルクスがヘーゲルの本物の弁証法を壊して、支配か自由かのあれかこれかの形而上学にしてしまったその発想そのままですね。
>ヘーゲルの本物の弁証法は、有機体である生命の弁証法であり、それは支配と自由とが統体止揚された統括であり、自由なのです。それが正しい生命のあり方であり、人間のあり方なのです。

マルクスエンゲルスやその系譜を引く南郷派を徹底的に批判したいのか、それとも都合よく寄生したいのか。
その辺ハッキリさせないと何も説得力がありません。
脳は生命を統括していますが、交感神経は生命を統括しているとまでは言えないですよ。
南郷派もキャノンも、そんなことは全く述べていませんしね。
例によって、天寿堂さん独りのこしらえた一般性の無い一般論モドキに過ぎません。
ある種の詭弁です。

Pass

[2738]
タマゴ - 2018年01月17日 (水) 10時34分

天寿堂さんの主張の何が変なのか。
それは、少しでも関わっていれば対象を“統括”していることにしてしまい、一度“統括”認定してしまうと、今度は対象を完全に支配している前提を基に話を進めていってしまう、ということ。

例えば、交感神経は小腸や胸腺にも幾らか分布してはいますが、たったそれだけの事実をもって、交感神経が免疫を“統括”しているなどという一般論モドキを作ってしまう。
そして、いったん一般論モドキを作ってしまうと、交感神経がその対象臓器や機能を完全に“統括”しているという前提で際限なく話をゴリ押ししていってしまう。
当然、このような展開の仕方はインチキです。
こんな奇妙キテレツな思考過程があったからこそ、玄和時代に“一般論の稲村”と揶揄されていたのでしょう。
その頃から何も成長していないということですよ。
本当に交感神経が免疫を“統括”しているのであれば、交感神経幹の切除手術を受けた患者さんは次々とガンになってしまうでしょうが、そのような副作用の報告は見たことも聞いたこともありません。
逆に、交感神経を活性化する治療(?)を受けていた青雲さんは、腎機能が一向に回復しなかったばかりかガンが発生し亡くなってしまいました。

天寿堂さんの患者さんに、わざわざ糖尿病になって治療法を研究している方がいらっしゃるそうですが、天寿堂さんは自分はそこまでの覚悟は無いと述べていました。
つまり、自分の理論に100%の確信は無いが他人の身体だから...という意識が何処かにあるということでしょう。
成功した前例が無いのに不可解な理屈を掲げて治療を続けましょうなどと説得しても、当然、患者さんは誰も納得しないですよ。
実験台じゃないんですから。
もし天寿堂さんが本気で、交感神経の活性化でガンや糖尿病が治ると思うなら、自身がガンや糖尿病になってそれを完治させて前例を作ればよいのですよ。
そこまでやったなら、誰もが天寿堂さんの主張を認めるようになるでしょう。

Pass

[2739] タマゴさんらしいですね
愚按亭主 - 2018年01月18日 (木) 09時51分

 いかにもタマゴさんらしいタマゴ節だなと思いながら、楽しく拝読しました。印象としては、一見巧妙化しているように見えますが、攻撃する対象を皆が反対しているという形で孤立化させて追い込む手法は相変わらずのワンパターンで発展性がいささかも見られないと思いました。

 ワンパターンと言うと、お前だってそうではないかと言われそうですが、私のは学問的な説き方が技化していますので、ワンパタンのように見えて、その内容は、対象と一体化する形で真理として体系的に発展しているのです。

 これに対して、タマゴさんの場合は真理を追究しようという気はさらさらなく、したがって討論によって対象の構造を明らかにしていこうとするのではなく、ひたすら相手をけなすためだけに自分の思い込み決めつけで事実を解釈し相手を攻撃する形に再構成していこうとするのみです。だから、巧妙化はあっても本当の意味での発展性はないのです。

 ここに私は習近平との相似性を見たのです。習近平は最近自らのど臭い体制を創り上げようと、習近平思想の徹底を図り、人民解放軍にも、習近平思想への忠誠を誓うように通達を出しました。アホな識者は、思想は理論よりも上位などと解説していましたが、死王は個人的なもので、理論は公的に認められたものを言いますので全く次元が違うことが分かっていないのです。したがって、人民解放軍の習近平思想への服従ということは、国家のためのでもなく、共産党のでもなく、習近平の私兵になれということです。まぁこれまでの支那の軍隊の実態は、軍閥に見られるように似たり寄ったりでしたが、それを堂々と露骨に謳い上げるあたりはいかにもらしいとは思います。

 しかし、自分の思い込みを強引に押し付けて恐怖政治で従わせようとしてもうまくいくはずがありません。結果として面従腹背の反対派から爆弾を仕掛けられて暗殺未遂に終わったものの州kンペイはその精神的ショックで入院したとの情報もあります。タマゴさんの場合は、けなすだけですのでそういう目に合うことはありませんが、当然にも私からの反論を受けることになります。私はタマゴさんの学問的な認識が発展するようにと思ってやっているのですが、残念ながらタマゴさんの方にその気がなく受け止めようとしないので、発展がみられないのはとても残念なことです。

 私の方は真理ですので、自分でやらなくとも、これからそれを証明する事実が明らかにされていくと思います。その一例が、Nスぺの「人体」なわけです。その事実を学問的・体系的に整理していくというのが、私の役目だと思っています。

 たとえば、問題になっている免疫の問題でいえば、気管系との免疫のセンターと言える胸腺や、腸管系の免疫のセンターと言えるパイエル板はともに交感神経が全身的な連関の上で正しく運営されるように統括しています。だから、交感神経が緊張している時は風邪をひきませんが、、交感神経が疲れて一休みしたりすると、やられる可能性が高くなります。また、直中と言って交感神経の背中から腸管に行っている部分が弱くなるとパイエル板の守りが弱くなって腸管がやられてしまうことになり吐き下しの症状がいきなり出てくることになります。これは風邪でも気管系の症状が出ずにいきなり
胃腸症状が出るので、直中と呼ばれるのです。

 次に腎臓の問題ですが、タマゴさんは「現代医学が腎臓を単なる排泄機関としてのみ規定しているというのは嘘です。」「現代医学では腎臓を単なる排泄器官だなどとは定義していません。」とおっしゃってますが、ではどう定義しているかについて何も出そうとしません。自分が否定すれば否定したことになると思っているようです。だから習近平と同じだというのです。それに事実の捻じ曲げもあります。「腎臓を単なる排泄機関としてのみ規定している」のうちの「のみ」というのはタマゴさんが意図的につけ加えたものです。

 私も、瀬江先生も腎臓がいろいろな働きをしていることは重々承知しています。その中で「人間にとって腎臓とは何か?」という問いかけをした結果としての規定なのです。つまり、そのものをそのものたらしめている本質的な働きは何かという形で論理化をした結果としての定義であって、腎臓がそれだけをやっているなどとは一言も言っていません。

 現代医学はそうした学問的な論理化をしませんが、生理の都合上腎臓をどこに入れたらよいかと考えて、尿を造っているのが一番目立つからそれにしとけというわけで、泌尿器あるいは排泄器官に分類したわけです。実際ウィキには次のように説明されています。

「腎臓(じんぞう、ラテン語: ren、英語: kidney)は、泌尿器系の器官の一つ。血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出を行って尿を生成するという、体液の恒常性の維持を主な役割とする。」

 ウィキは多くの目にさらされて問題があれば修正されるので、この説明がまかり通っているということは、それが常識的な見地と見てよいはずです。

 これだけ見ても、タマゴさんがいかに自分の思い込みだけで相手を非難しているかが良く分かります。タマゴさんの私に対する批判はそっくりそのままお返しします。というより、マルクスがヘーゲルにやったように、ヘーゲルの言っていることが分からないために、批判のしようがなくて自分のクセを相手におっかぶせてそれを批判するということを、タマゴさんもしているように思います。

Pass

[2740]
タマゴ - 2018年01月18日 (木) 14時36分

>私のは学問的な説き方が技化していますので、ワンパタンのように見えて、その内容は、対象と一体化する形で真理として体系的に発展しているのです。

天寿堂さんの述べる“真理”が万物を統べる客観性のある真理であるなら、南郷派の人々もそれを無視することなどできないでしょう。
また、交感神経を刺激して次々とガンなどの難病患者を回復させることもできるでしょうし、青雲さんを救うこともできたでしょう。
つまり、天寿堂さんの述べる“真理”は何ら真理ではないということです。
随分前に、某カルト教祖が“定説”とやらに基づいてミイラ化した死体がまだ生きているなどと主張する姿が報道されました。
個人の先入観・偏見に定説だの真理だの一般論だのと名称を付しても、本質は先入観・偏見のまま。
自己正当化のための次元の低い詭弁です。
私には“一般論の稲村”が“真理の稲村”に看板を掛け変えただけにしか見えません。

>自分の思い込みを強引に押し付けて恐怖政治で従わせようとしてもうまくいくはずがありません。

天寿堂さんのように、一般論だの真理だの羊頭狗肉の看板を掲げて個人的偏見・先入観をゴリ押ししてくるやり方こそ、習近平や金正恩等の独裁者と大差ないと思いますけどね。
ヘーゲルは交感神経が生命を統括しているなどとは述べていませんし、キャノンや南郷派もそうです。
天寿堂さんの脳内にのみ存在する個人的一般論や個人的真理などを印籠のように持ち出してきても、何の意味も成しません。
それとも、天寿堂さん自身が神にでもなったというのでしょうか。

>問題になっている免疫の問題でいえば、気管系との免疫のセンターと言える胸腺や、腸管系の免疫のセンターと言えるパイエル板はともに交感神経が全身的な連関の上で正しく運営されるように統括しています。だから、交感神経が緊張している時は風邪をひきませんが、、交感神経が疲れて一休みしたりすると、やられる可能性が高くなります。

仕事が立て込むなどして交感神経が緊張すると、コルチゾールなどのホルモンが大量分泌されます。
コルチゾールは免疫抑制作用と同時に抗炎症作用もありますから、リンパ球は減少しウイルスには感染しやすくなりますが風邪の症状は表に出にくくなるのです。
しかし、交感神経が緊張している状態は身体に負担となるため、何時までも続けられません。
そのため、交感神経の緊張が収まりかける間際に大抵は、潜んでいた風邪の症状が一気に表出することになるのです。
交感神経が胸腺やパイエル板の働きを抑制する機序はあるかもしれませんが、統括しているというのは天寿堂さんの単なる個人的な思い込みにすぎません。

>現代医学はそうした学問的な論理化をしませんが、生理の都合上腎臓をどこに入れたらよいかと考えて、尿を造っているのが一番目立つからそれにしとけというわけで、泌尿器あるいは排泄器官に分類したわけです。実際ウィキには次のように説明されています。
>「腎臓(じんぞう、ラテン語: ren、英語: kidney)は、泌尿器系の器官の一つ。血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出を行って尿を生成するという、体液の恒常性の維持を主な役割とする。」
>ウィキは多くの目にさらされて問題があれば修正されるので、この説明がまかり通っているということは、それが常識的な見地と見てよいはずです。

何をヘンテコリンなことを言ってるんです。
Wikipediaでも「体液の恒常性の維持を主な役割とする」と明確に結語しており、何処にも“排泄器官”などとは書いていないではありませんか。
こういうのを語るに落ちるというのですよ。
繰り返しますが、おそらく南郷派の主流としては、現代医学の常識を覆すことを目指しているのではなく、生命の歴史に南郷式の唯物論・弁証法が貫かれていることを示したいのです。
そういう意味では、瀬江医師は南郷派の中でも、天寿堂さんや青雲さん寄りの、極論に走りやすい性格なのかもしれませんけどね。

ヘーゲルは三項の論理で一貫して森羅万象を説ききろうとしました。
一方、ヘーゲルの看板を掲げる天寿堂さんは、マルクスエンゲルスや南郷派の唯物論・弁証法を攻撃しながら、彼らの成果(生命史観)を都合よく摘まみ喰いするようなインチキをしている。
まさに絵に描いたような羊頭狗肉。
こんな体たらくだから南郷派に何を言っても全く相手にされないのでしょう。

Pass

[2741]
タマゴ - 2018年01月18日 (木) 16時51分

>それに事実の捻じ曲げもあります。「腎臓を単なる排泄機関としてのみ規定している」のうちの「のみ」というのはタマゴさんが意図的につけ加えたものです

ここは明確に抗議しておきます。
天寿堂さんによる瀬江医師の引用文には、
「現代生理学では、腎臓を単純に“排泄器官”と位置づけています」
と記されているではありませんか。
瀬江医師の引用文の方が先に記されているのですから、天寿堂さん以外の常識的な読み手が、私の“のみ”を瀬江医師の“単純に”以外の意味に読み違えることはありません。
私は神様ではありませんので、時として言葉の選択を誤ることはあるかもしれませんが、意図的に他者の主張の意味内容を変えるようなことは絶対にしない。
天寿堂さん自身がそういう細かいところでセコい手を使っているからといって他人もやるなどと思ったら大間違いです。

Wikipediaの
「血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出を行って尿を生成するという、体液の恒常性の維持を主な役割とする。」
という記述と、瀬江医師の
「内部環境の必要なものと不要なものとを選別し、その結果、必要なものは保持して不要なものを“尿”として排泄する器官」
という記述は、述べている内容はほぼ同じです。
現代医学が腎臓を排泄器官としてしか見ていないというのは、おそらく南郷派の公式見解ではなく瀬江医師独りの勇み足であり、それを鵜呑みにしてしまったのは天寿堂さんが勉強不足だからです。

Pass

[2743]
タマゴ - 2018年01月19日 (金) 11時27分

>そもそもかかりそうもない人がインフルエンザにかかった原因は、免疫の元締めの交感神経幹が硬くなりすぎて、防衛力が著しく低下したためと考えられます。タミフルはインフルエンザウィルスの増殖を抑えるものだそうですから、肝心の交感神経幹を治すものではないので、熱が下がった後も強烈な背中の痛みはとれなかったわけです。その意味では熱がもっと長く続いた方が良かったのかも知れません。なぜなら風邪の熱は交感神経の自浄作用ですから、その熱で交感神経の状態を良くする働きがあるからです。

繰り返しますが、交感神経が免疫を統括しているというのは誤りです。
熱、咳やくしゃみ、鼻水や痰などは、ウイルスを死滅させたり排除するための免疫反応ですが、先に記した通り、交感神経の活性化(緊張)により副腎から分泌されるコルチゾールは、寧ろ免疫を抑制します。
更にコルチゾールには抗炎症作用もあるため、これらの反応はより起こりにくくなるのです。
つまり、防衛力どころか、交感神経の活性化(緊張)によりウイルスは増殖しやすくなっているわけですから、コルチゾールが枯渇した時に、一気に症状が悪化することになる。
2012年のカーネギーメロン大学の研究によると、ストレスなどによりコルチゾールの分泌が多い被験者は、風邪にかかる確率が2倍に上がったそうです。
http://m.pnas.org/content/109/16/5995.abstract
また、筋肉が必要以上ひ硬くなるのも交感神経の過緊張が原因です。

コルチゾールそのものは生体にとって重要なホルモンであり、分泌量が少な過ぎてもいけませんが、過剰な分泌は副腎疲労症候群の原因ともなります。
また、最近の研究により、コルチゾールの過剰な分泌は海馬を萎縮させ記憶障害をもたらすおそれがあるともされています。
闇雲に交感神経を活性化させることがいかに危険か、ということです。

Pass

[2744] 真理とは
愚按亭主 - 2018年01月19日 (金) 13時51分

 現代医学の様々な規定は、一定の部分的事実の断面を明らかにしたものに過ぎず、むき出しのまま整理整頓もできていない直接態の素材でしかありません。つまり、真理と言えるにはまだほど遠いということです。それをタマゴさんはあたかも絶対的な真理であるかのように信じきって、真理となるために必須なもう一つの要素である、本質的な概念からの否定的媒介を、頭から否定して受け付けようとせず、自ら真理への道を閉じてしまっています。

 この件に関してヘーゲルは、次のように述べています。

「古い形而上学は近世の思想よりも、思惟に関してずっとすぐれた概念をもっていた。つまり、昔の形而上学の根本前提となっている考えは、事物について、また事物において思惟によって認識されるもののみが事物の真実の真理だということであった。従って事物はその直接性のままで真なるものではなく、思惟の形式に高められ、思惟されたものとなるときにはじめて真なるものである。それ故に昔の形而上学は、思惟と思惟の諸規定とを対象に無関係のものではなくて対象の本質をなすものと見る。云いかえると、事物とその思惟とは全く一致するものであり、その内在的諸規定としての思惟と事物の真の本性とは同一の内容と見たのである。」(ヘーゲル著「大論理学」序論〔普通の論理学〕より)

 これはどういうことかと言いますと、「世界は一にして不動」というパルメニデスの規定を起点・基点とする昔の形而上学は、事物の真の本性を同一のものであり、その中で鍛えられた思惟は事物の本性の論理性を構造化した展開力であり、「直接性のままで真なるものではな」い事物を真理へと高めるものだ、ということです。

 私の現代医学に対するアプローチがまさにこれなのです。つまり、ヘーゲルの論理性を己がものとした私は、現代医学のまだ真理になり得ない部分的事実の部分的論理を、真の論理へと、真理へと高める作業をしているということです。

 それが「気管系との免疫のセンターと言える胸腺や、腸管系の免疫のセンターと言えるパイエル板はともに交感神経が全身的な連関の上で正しく運営されるように統括しています。」なのです。このように体系的に整理したのは、私が始めただと思います。

 これに対してタマゴさんがいろいろ反証として挙げているものは、みな交感神経幹が<交感神経ー副腎系>を通じて免疫系を統括していることを示す部分的事実でしかなく、あるいはその統括が異常化したときの現象でしかなく、反論したつもりが、私の説の補強にしかなっていないのです。

 最後に
>Wikipediaでも「体液の恒常性の維持を主な役割とする」と明確に結語しており、何処にも“排泄器官”などとは書いていないではありませんか。

 初めに明確に腎臓は泌尿器だと規定しています。それがメインの主張で、後からとってつけたように「体液の恒常性の維持を主な役割とする」を加えています。これはむしろ、体系性がないことの証拠でもあるのです。つまり適当の羅列していて、それぞれの意味連関性についての認識がないということです。これと瀬江先生の目次とを比較してください。
再掲します。
「第二章・内部環境の調整(腹部臓器のはたらき)
 第一節・人間にとって内部環境とは何か
   1、生命体にとって内部環境とは何か
   2、人間にとっての内部環境の特殊性
 第二節・人間にとって肝臓とは何か
   1、「生命の歴史」にみる肝臓の発展
   2、人間の肝臓の構造
   3、人間の肝臓のはたらき
 第三節・人間にとっての腎臓とは何か
   1、「生命の歴史」にみる腎臓の発展
   2、人間の腎臓の構造
   3、人間の腎臓のはたらき
   4、人間の膀胱と排尿のしくみ」
 これが体系性と云うことです。

Pass

[2745]
タマゴ - 2018年01月19日 (金) 16時25分

>私の現代医学に対するアプローチがまさにこれなのです。つまり、ヘーゲルの論理性を己がものとした私は、現代医学のまだ真理になり得ない部分的事実の部分的論理を、真の論理へと、真理へと高める作業をしているということです。

違います。
天寿堂さんは、マルクスエンゲルス系の瀬江医師の記述を丸々鵜呑みにした上で、それを際限なく拡大解釈し目の前の現実にこじつけているだけです。
ヘーゲルの論理云々は関係していませんし、その証拠として、天寿堂さんの医学的は話の中にヘーゲルの骨格である三項の論理は影も形もありません。
看板はヘーゲルで中身はマルクスエンゲルス。
だから羊頭狗肉だと述べているのですよ。

>それが「気管系との免疫のセンターと言える胸腺や、腸管系の免疫のセンターと言えるパイエル板はともに交感神経が全身的な連関の上で正しく運営されるように統括しています。」なのです。このように体系的に整理したのは、私が始めただと思います。

初めてだろうが二番目だろうが、内容が間違っているのですから意味がありません。

>これに対してタマゴさんがいろいろ反証として挙げているものは、みな交感神経幹が<交感神経ー副腎系>を通じて免疫系を統括していることを示す部分的事実でしかなく、あるいはその統括が異常化したときの現象でしかなく、反論したつもりが、私の説の補強にしかなっていないのです。

天寿堂さんが言うに困った時に必ず出す中身の無い常套句。やれやれです。
カルトの信者が教義に反する不都合な事実を突き付けられると大抵
「それは神が存在することの補強にしかならない」
などと言い返してきますが、天寿堂さんの脳もコルチゾールの分泌過多なのかカルト的ワンパターンに陥っている。
神様の存在を絶対的前提として、突き付けられた反証を無理矢理そこにこじつけたとして、何の価値があるでしょう。
天寿堂さんのやっていることは、それと全く同じです。
砂上の楼閣を築こうとしているだけ。

天寿堂さんは、わざと糖尿病になって治療法を研究している方ほどのの覚悟は無いとブログで述べていました。
本当に真理だと思うなら、先ず隗より始めればよいのに、決して自分の身体では試そうとはしない。
要するに、本心では自分の仮説に確信など無いのです。
確信の無い自分の仮説を真理などと呼ぶとは、滑稽もいいところ。
 
>初めに明確に腎臓は泌尿器だと規定しています。それがメインの主張で、後からとってつけたように「体液の恒常性の維持を主な役割とする」を加えています。

取ってつけたなどと思っているのは天寿堂さんだけです。
そんな屁理屈が通るなら、瀬江医師も腎臓を「不要なものを“尿”として排泄する器官」と明確に記述している、つまり泌尿器と規定している、という屁理屈も通ることになる。
こんな水掛け論を仕掛ける時間があるなら、マルクスエンゲルス系の仮説の剽窃を止めて、ヘーゲルの論理で医学を再構築する労苦に身を投じればよいものを。

Pass

[2746] 三項の論理とは概念の発展運動のことである
愚按亭主 - 2018年01月19日 (金) 22時52分

 タマゴさんは、ヘーゲルを真面目に勉強したことがないから一知半解で、分からないのも無理はありませんが、じつは私の論理も立派に三項の論理展開になっているのです。それは過程的・運動的に見なければ、見えないことなのです。なぜなら、三項の論理とは概念の発展運動に他ならないからです。

 つまり、私の中で概念の発展運動が行われた結果として、すなわち、本質的論理と現代医学の悟性的な部分的・事実的な半端な論理との統体止揚の結果として導き出されたのが、真理としてのあの規定だからです。その過程には当然にも私が書いた「天珠医学が説く目から鱗の人間の身体の真実」が存在することは言うまでもないことです。残念ながらタマゴさんはそれを読んでいないので、分からないのも無理もないことです。何なら贈呈しましょうか?メールを頂ければ、送りますよ。

 次に、現代医学は歪んだ自律神経論に束縛されて、交感神経の全体像を虚心坦懐に明らかにしようという姿勢がないために、何時まで経っても部分的事実しか実験結果として見いだせないでいるのです。だから、個別科学の領域においても、唯物論だけでは駄目なのです。本質論という観念論の導きがあってこそ事実の全体像が明らかになるからです。逆に唯物論オンリーであるかのように言いながら、「交感神経と副交感神経は拮抗関係にある」という悪しき観念論に災いされて、事実の全体像が明らかにされず、歪んだ部分の事実像しかもたらされないのです。

 しかし、それでも一旦、概念の発展運動の中に、その歪んだ部分的事実像が吸収されると、それも正しい位置に体系づけられて本来の自分(真理性)を取り戻すことになるのです。そういうことを言ったのですが、やはり理解できなかったようですね。

 交感神経は命を守るという本性を持ちながら、命を守ろうとしない感情のご主人様の理不尽な要求にも一生懸命応えようとするという、非常に過酷な立場にいるだけに異常化しやすいわけです。そういう事情も分からずに現象だけ見て、交感神経は壊す神経で、副交感神経は治す神経だ、と現代医学は決めつけていますが、タマゴさんはこういう、非学問的な現代医学の方こそ正すべきではありませんか?

 腎臓の問題については、泌尿器と分類すること自体が、現代医学が腎臓をどうとらえているかを物語っています。つまり、現代医学は尿を生成することの方に重きをおいているということです。だから瀬江先生は「単純な現象論」と言ったのです。瀬江先生が指摘したように、腎臓の本質的な働きは、恒常性を維持するための血液の調整をした結果として尿が生成されるとはとらえていない、ということです。だからそういう表現になっておらず、腎臓は尿を造る器官だと決めつけた後で、あっそういえば恒常性に維持にも寄与していたな、これも書いておかないといけないな、と最後につけ加えた形になったのです。これが表現のあり方から読み取れる、作者の認識です。

Pass

[2747]
タマゴ - 2018年01月20日 (土) 08時23分

>すなわち、本質的論理と現代医学の悟性的な部分的・事実的な半端な論理との統体止揚の結果として導き出されたのが、真理としてのあの規定だからです。

天寿堂さんが交感神経に偏執する発端となったのは、瀬江医師が南郷派の機関誌に発表した論考でしょう。
しかし天寿堂さんは本質的論理などと言いますが、瀬江医師はその主旨として、もともと交感神経と副交感神経は発生の異なる神経であるという視点から現代生理学は書き改められることになるだろう...という程度のことしか書いていなかったはず。
天寿堂さんが自らの仮説を権威付けようとたびたび名前を挙げるキャノンにしても、交感神経は生命の維持に必須の存在ではない、と明確に記述しています。
ヘーゲルにしても、そのようなことは全く述べてはいない。
つまり、マルクスエンゲルスの系譜にある瀬江医師の論考の一部を、天寿堂さん独りが摘まみ喰いして観念的に極論化したものを、本質的論理やら真理やらと大仰に呼んでいるだけです。
客観性は全く保障されていないければ、現代医学との整合性も全くとれていない。
更に問題なのは、自ら糖尿病になって治療法を研究している方ほどの覚悟はないと述べたことから分かるように、本心では天寿堂さん自身も“本質的論理”“真理”に確信を持っていないこと。
天寿堂さんの個人的論理・個人的真理であるにも関わらず、その当人が確信を持てていないのですから、本質だの真理だのと呼ぶ価値などあろうはずもない。
南郷派から“一般論の稲村”と呼ばれた天寿堂さんが、金属バットや木刀のように振り回してきた一般論モドキを、本質モドキと真理モドキに持ち替えて振り回し始めただけのことです。

>個別科学の領域においても、唯物論だけでは駄目なのです。本質論という観念論の導きがあってこそ事実の全体像が明らかになるからです。

何を言ってるんです。
天寿堂さんが全面的に依拠する瀬江医師は、マルクスエンゲルスの系譜にあるゴリゴリの唯物論者でしょう。
天寿堂さんの述べるように
「交感神経と副交感神経は拮抗関係にある」
「交感神経は壊す神経で、副交感神経は治す神経」
と唱えているというのは一体どこの誰ですか?
現代生理学の教科書には普通、
「交感神経と副交感神経は反対の働きをすることが多い」
としか書いてありませんが?
現代生理学が述べていないことを述べていることにして攻撃する。
天寿堂さんが頻繁に用いるこの詭弁を藁人形論法というのですよと、教えたことがあったでしょう。
天寿堂さんは現代医学を正当に批判しているのではなく、現代医学の偽物をこしらえて、誰も居ない真夜中それに必死の形相で釘を打っているだけなのですよ。
いくら瀬江医師に勇み足が多いからというっても「交感神経と副交感神経が反対の働きをすることが多い」ということに関しては否定しないはずです。

>腎臓は尿を造る器官だと決めつけた後で、あっそういえば恒常性に維持にも寄与していたな、これも書いておかないといけないな、と最後につけ加えた形になったのです。これが表現のあり方から読み取れる、作者の認識です。

これも典型的な藁人形論法。
もはや解説は不要でしょう。
このように、天寿堂さんの主張の本質は、客観的論理の体系ではなく、恣意的詭弁の体系なのです。

Pass

[2748] まず私の本を読んでみてください
愚按亭主 - 2018年01月20日 (土) 20時22分

 タマゴさんは私の本を読んでいないから、勝手に妄想してそのようなことを言うのです。だから、進呈しますよと言っているのに、読む気はなさそうですね。しかたありません。少し説明しましょう。

 私はその本の中で、南郷学派が創り上げた唯物論的な生命史観を、ヘーゲルの絶対観念論の立場から、絶対的本質(絶対精神)の発展過程として三項の論理を用いて学問的に創り変えました。ですから、南郷学派は折角創ったのに十分に活用できていないのに、私の方は縦横にそれを活用してヘーゲルの論理を発展させてきています。その生命の歴史論の中で、<交感神経ー副腎系>の生成発展過程も私独自の論理で説いております。これを読んだ故都築氏がビックリ仰天したことを、推薦文の最後のところで次のように書いています。

「ご自身の研鑽によって、見事な天珠医学・天珠療法の構造論の発展を提示するに至っていることに、驚駭を禁じ得ない。」

 おそらく、都築氏が一番驚いたのは、未だ誰も解いた者がいない<交感神経ー副腎系>の生成発展の過程的構造を、史上初めて私が解き明かしたところだと思います。しかし、これだけでは勝手にほざいていろと言われそうですから、少し説明しましょう。

 問題は、なぜ交感神経幹のような重要な中枢機能が、他の中枢神経のように骨にガードされていない不用心な所にあるのかということです。そしてそれは何を物語るのか、ということです。この<交感神経ー副腎系>を統括する交感神経幹が造られたのは、生命にとって初めて体験するような強烈な天変地異の真っ盛りの哺乳類の生成期でした。この時はすでに脳ー脊髄の中枢神経系は出来上がっていましたが、しかし、そのシステムでは対応できないほど天変地異が激しかったので、それに対応できるような新たな中枢機能系を造り上げる必要性に迫られて、急遽だったのでやむを得ず掘っ立て小屋のような備えの、新たな前線中枢司令本部として交感神経幹が造られたのです。これは一々中央の司令を仰がないで自律的に判断して身体全体を守る権限を大幅に与えられたものでした。ですから、新参者であるにもかかわらず、全ての臓器・器官に手配を回して統合して一体的に機能する統括するようになりました。というのは、その時代はそうでなければ身体を守れなかったからです。

 このことを示すものがキャノンの実験でした。それは安定的な環境では交感神経を取り除いても生きていけるのに、安定化する装置のない処では、交感神経を取り除くとみな死んでしまった、という実験です。つまり、脳ー脊髄系の古い中枢システムでは安定的な環境しか通用しないということであり、新しい交感神経幹ー<交感神経ー副腎系>システムはより複雑な統括を必要とする場合に必須となるシステムだということです。ですから、現代のような外的環境および、人間のように内的にも環境を乱すものがあるような場合には、ますます交感神経の必要性は高まるということです。問題は人間の感情という厄介な上司に使えなければならないという非常に難しい立場に立たされている交感神経に同情を禁じ得ません。ところが、その結果交感神経が狂わされておかしな統括をしてしまうと、すぐに交感神経が犯人扱いをされて悪者されているのが現状なのです。そういうおかしな状況を正すのが、私の本の目的なのです。

 交感神経と副交感神経は反対のはたらきするばかりではありません。協力し合ってもいます。現代医学はどうしてそういうことを言わないのですか?

 一例を挙げましょう。忘年会などで夜遅くまで大酒・大食いをした後、背中が硬くなることがあります。しかし、内臓を動かす副交感神経は大部分脳から直接出ていて脊髄を通りません。にも拘らずなぜ背中が凝るのでしょう。そうです、交感神経も一緒になって働いているから、交感神経の出ている背中が凝るのです。

Pass

[2749]
タマゴ - 2018年01月20日 (日) 23時16分

まず交感神経幹とはなんぞや、です。
これは、脊椎の傍らに縦走する神経線維の束であり、この線維束の中に交感神経の神経節が並ぶ器官です。
交感神経の節前繊維と節後繊維をシナプスする複数の神経節が、節間枝によって縦に数珠繋ぎにされている構造となっている。
いわば交感神経系の指令系統の交差点のような器官であり、その意味で重要であるとはいえるでしょう。
しかし全ての交感神経が交感神経幹でシナプスしているのではありません。
例えば、大内臓神経は交感神経幹を素通りし、腹腔の神経節で節後繊維にシナプスします。
つまり、交感神経の統括(包括的に統べる機能)は交感神経幹よりも上位の器官で行われているということになります。
即ち、交感神経幹が交感神経を統括しているという天寿堂さんの仮説は、機能面を検討する以前に、構造面から考えた時点ですでに誤りであると断定できるのです。

そもそも瀬江医師もキャノンも、交感神経幹が交感神経系を統括しているなどとは一言も述べていないでしょう。
天寿堂さん以外の人がそのように主張しているのを見たこともありませんし、たった独り主張している天寿堂さんにしても交感神経幹が交感神経系を包括的に統べている客観的根拠を提示したことはありませんし。

というか、問題なのは交感神経幹の機能云々より、何でもかんでも交感神経を活性化すればいいんだという天寿堂さんの極論でしょう。
これまでに論じてきた通り、非常に危険だと思います。
青雲さんの件もありますのでね。

Pass

[2750] ありがとうございます
愚按亭主 - 2018年01月22日 (月) 09時33分

 タマゴさん、私の説を構造的に補強していただき誠にありがとうございます。

>全ての交感神経が交感神経幹でシナプスしているのではありません。例えば、大内臓神経は交感神経幹を素通りし、腹腔の神経節で節後繊維にシナプスします。

 それは簡単なことです。先に私は「交感神経と副交感神経は反対のはたらきするばかりではありません。協力し合ってもいます。現代医学はどうしてそういうことを言わないのですか?」と述べておきました。この副交感神経と協力して腸管の運動をサポートする部分が、副交感神経と同じように脳から出て大内臓神経にいているわけです。タマゴさんは、構造だけ調べてその機能は調べなかったのですか?せっかく良いところを見つけたのに、中途半端ですね。残念でした。

 魚類の時代に生まれた対立的な体性運動神経と腸管運動神経(副交感神経)の中枢は脳にあります。またその同じ脳から運動が恒常態であった魚の体勢の維持は脳の司令に基づくクロム親和細胞(副腎髄質の前身)から分立されるノルアドレナリンによって保たれていました。この時腸管運動神経(副交感神経)が活動のレベルを腸管の運動に合わせて落とすはたらkをしていたのは、あくまでも例特殊な外的なものでしかありませんでした。この関係は現在に至るも変わることはありません。つまり、体勢の管理はホルモンが行っていたということです。この関係が原型なのです。

 哺乳類になって複雑な統括が必要になって、それぞれの前駆体がそれぞれ髄質・皮質に進化して統合されて副腎となりました。しかし、それでもホルモンだけでは賄いきれなくなったために、その管理に神経系が増設されることになりました。これが交感神経です。その際に、その交感神経の一部が副交感神経の援軍として働くことになり、それがタマゴさんの指摘する脳の交感神経の中枢から大内臓神経に分布する部分です。交感神経幹が統括するのは、全身の恒常態を整える部分であり、神経でありながらホルモンと同様に全身を一括して整えるシステムとして創られたのです。

 この交感神経幹とよって統括されている部分は、体性運動神経とも密接に関係しているので、交感神経幹を経て腸管に分布している交感神経は、運動神経に協力するために、副交感神経のベクトルとは反対に腸管の運動を抑制するように働きます。これが食べてすぐ走ると腹痛が起きる際の痛みを引き起こす部分です。

Pass

[2751]
タマゴ - 2018年01月22日 (月) 15時07分

私は、機能を検討する以前に構造だけ見ても天寿堂さんの主張は誤りと断定できるとは述べましたが、機能を調べていないとは述べていないではありませんか。
当然、ネットで調べられる程度のことは下調べしてから書き込んでいます。
天寿堂さんじゃないんですから、単なる思い込みを真顔で書き込むようなことはしませんよ。

大内臓神経のWikipediaには以下のように記されています。
「大内臓神経に含まれるのは交感神経繊維であり、これらは小内臓神経とともに腹腔神経節から腹部の血管や小腸などの内臓に分布し消化の抑制などに働いている。これと拮抗するのは迷走神経である。」

つまり、天寿堂さんの
「この副交感神経と協力して腸管の運動をサポートする部分が、副交感神経と同じように脳から出て大内臓神経にいているわけです。」
「この交感神経幹とよって統括されている部分は、体性運動神経とも密接に関係しているので、交感神経幹を経て腸管に分布している交感神経は、運動神経に協力するために、副交感神経のベクトルとは反対に腸管の運動を抑制するように働きます。これが食べてすぐ走ると腹痛が起きる際の痛みを引き起こす部分です。」
という主張は、どちらも誤りであるということです。

>タマゴさん、私の説を構造的に補強していただき誠にありがとうございます。

と、感謝しているように見せ掛けた直後に、

>タマゴさんは、構造だけ調べてその機能は調べなかったのですか?せっかく良いところを見つけたのに、中途半端ですね。残念でした。

などと屈折した本心を吐露するだけでもカッコ悪いのに。
自分自身が言うだけ言ってやることをやっていないのでは、恥の上塗りです。

>哺乳類になって複雑な統括が必要になって、それぞれの前駆体がそれぞれ髄質・皮質に進化して統合されて副腎となりました。しかし、それでもホルモンだけでは賄いきれなくなったために、その管理に神経系が増設されることになりました。これが交感神経です。

違いますよ。
この事については、以前さんざん議論して結論を得ています。
副腎から交感神経が増設されたのではなく、交感神経の節後繊維の1つが副腎へと進化したのですよ。
そのため、副腎は他の臓器とは異なり、節前繊維に直接シナプスしているのです。
冗談ぬきで、交感神経の活性化によるコルチゾールの過剰分泌で、記憶を司る海馬が萎縮してしまっているのではありませんか。

Pass

[2752]
愚按亭主 - 2018年01月22日 (月) 22時34分

>「大内臓神経に含まれるのは交感神経繊維であり、これらは小内臓神経とともに腹腔神経節から腹部の血管や小腸などの内臓に分布し消化の抑制などに働いている。これと拮抗するのは迷走神経である。」

 これは鵜呑みにはできませんね。なぜなら、腸管の運動を抑制するのは運動神経と連携する必然性があるからです。ですから脊髄において必ず運動神経との連携の確認が行われているはずです。その一方で、脳から直接行くものは、同じ脳から出ている副交感神経と必ず連携しているはずです。そうでないと筋が通らないからです。

 ところが、現代医学の研究者は「交感神経は副交感神経と反対の働きをするもの」という思い込みからの観念論的な束縛によって事実の研究も規制されて、事実のあり方の解明の中途半端を、そうした決めつけで補って研究結果としてしまっている可能性大です。したがって、この説は、将来必ず修正されることになると思います。これははっきりと予言しておきます。

 これが本当の・学問的な意味での観念論と唯物論との統一であり、観念論の必要性なのです。現代医学のその事実誤認は、いってみれば悪しき意味での観念論と唯物論との統一です。

>副腎から交感神経が増設されたのではなく、交感神経の節後繊維の1つが副腎へと進化したのですよ。そのため、副腎は他の臓器とは異なり、節前繊維に直接シナプているのです。冗談ぬきで、交感神経の活性化によるコルチゾールの過剰分泌で、記憶を司る海馬が萎縮してしまっているのではありませんか。

 それはありえません。その説は先ず事実によって覆されています。それは東海大から東大大学院に行った斎藤博士の研究によって十作用されています。魚類の心臓を運動モードに統括しているのは副腎髄質の前駆体であるクロム親和細胞であって交感神経ではないからです。その時代は交感神経のような即効性・緊急性は必要なかったからです。

 次に「副腎は他の臓器とは異なり、節前繊維に直接シナプているのです」の件ですが、前の事実と合わせてこの副腎があたかも交感神経幹の一部であるかのような事実こそ、むしろ反対に交感神経幹が副腎から生まれたものであることを物語っているのです。ですから逆なのです。それがどうして逆に見えてしまうのかと云えば、副腎から生まれた交感神経幹はより多くの機能をするように発達したからであり、その結果としてその自分の親までも従えるような形になったからです。このような過程。事情が分からない者が、形だけから判断すると、交感神経の一部が副腎になったとなってしまうのです。残念でした。

Pass

[2753]
タマゴ - 2018年01月23日 (火) 09時19分

>ですから脊髄において必ず運動神経との連携の確認が行われているはずです。
>その一方で、脳から直接行くものは、同じ脳から出ている副交感神経と必ず連携しているはずです。
>ところが、現代医学の研究者は「交感神経は副交感神経と反対の働きをするもの」という思い込みからの観念論的な束縛によって事実の研究も規制されて、事実のあり方の解明の中途半端を、そうした決めつけで補って研究結果としてしまっている可能性大です。
>したがって、この説は、将来必ず修正されることになると思います。

「〜のはず」と、自分の思い込みの上に恣意的な推測を重ねているだけじゃないですか。
現代医学のエビデンスと何ら統体止揚できていない。
こんなインチキでよければ誰でも幾らでもできるし、何の価値も無いんですよ。
だから南郷派からも世間からも全く相手にされていないのでしょう。

>その説は先ず事実によって覆されています。それは東海大から東大大学院に行った斎藤博士の研究によって十作用されています。

クロム親和性細胞のWikipediaには、以下のように説明されています。
「副腎髄質のクロム親和性細胞は軸索を失い分泌細胞となった交感神経の節後神経細胞である。交感神経の節前線維の支配を受け、顆粒内に含有する神経伝達物質アドレナリンを放出する。」
斉藤博士という人のことは知りませんが、このWikipediaの説明を否定してはいないでしょう。
勝手に天寿堂さんの妄想のダシに使われては気の毒ですよ。

Pass

[2754]
愚按亭主 - 2018年01月23日 (火) 13時26分

 私はウィキペディアを現代の常識がどうなっているかを確認するために用いているのですが、どうやらタマゴさんは真理の基準として用いているようですね。私は現在の世の常識的な見解を、根拠を示してそれが誤っているということを指摘したのですが、タマゴさんはどういうわけか私が批判した内容とそっくりそのままのウィキペディアの常識的見解をもって、お前が間違っていると主張したわけです。これは全く批判にもなっていませんね。

 私が間違っているということを主張したいのなら、私が批判した根拠そのものが間違っているということを立証しなければならないはずです。この点を確認した上で、ウィキペディアの文章の間違いを指摘しておきましょう。

「副腎髄質のクロム親和性細胞は軸索を失い分泌細胞となった交感神経の節後神経細胞である。」このウィキペディアの論理が成立するためには、クロム親和細胞が生まれる以前に交感神経そのものが存在していなければなりませんが、事実はそうではなく、クロム親和性細胞の方が先に生まれているという決定的事実があることです。もう一度斎藤博士に登場していただきましょう、と思って確認したところ、私の記憶違いで斎藤博士ではなく浅野昌充博士でした(汗)お詫びして訂正いたします。では紹介しましょう。

「生物学を専門とする浅野昌充博士は、次のような実験を行ったそうです。その実験とは、魚の心臓に分布する神経をすべて取り除いても、心臓の鼓動は全く変わらなかったこと。そして、その一定のリズムで鼓動している心臓に、アセチルコリンを滴下すると、その鼓動のリズムが低下したこと。さらに、一定のリズムで鼓動している心臓にノルアドレナリンを滴下した時には、全く変化しなかったこと。等々という実験結果になったそうです。そして、その実験において、何もしていないときの心臓の鼓動のリズムは、運動をしているときと同じだったそうです。

 そして、この実験結果について、浅野博士は、次のように総括されていたそうです。まず第一に、魚の心臓には副交感神経のみが存在し、交感神経は分布していないこと。第二に、神経をすべて取り去っても心臓が運動モードに維持されるのは、ノルアドレナリンが
ホルモンとして分泌されていて、心臓が常に運動モードになるように統括されているためである、と。

 ここに、交感神経と副交感神経との真実の関係が、如実に示されています。それはどういうことかといいますと、交感神経と副交感神経とは、たしかに反対の作用をし合う場合がありますが、一対の関係にはないということです。何故なら、この実験がものがたって
いるように、交感神経と副交感神経とは、もともとはホルモンと神経という別次元の関係だったからです。」

 以上は私の本の中の一節です。この実験が示しているように、魚類の段階はまだ交感神経は存在せず、クロム親和性細胞群がノルアドレナリンを分泌して心臓を運動モードの保っていたということです。これは現代の魚での実験ですが、生命の発展の過程における魚類の段階の特徴を今でも備えているということですから、副腎髄質が交感神経の軸索を失った節後神経細胞だという規定は誤りであるということが云えます。真実はその逆で副腎が交感神経になった、というのが正しいのです。そして、当時の切迫した要求から、新たに造られた交感神経は、発生元の副腎の枠を超えてその機能を大きく発展させたのです。結果として副腎はその系の一部となったというのが、弁証法的に発展する生命の真実の姿なのです。

 このように過程を見ずに、今在る形からすべてを解釈しようとする現代医学は、同様の手口で、自律神経の誤った規定をつくってしまいましたが、それが如何におかしいかは、人間の体を基準にして作られた自律神経という規定意志でコントロールできない何か特殊な神経であるかのようなニュアンスになっていることからも分かります。

 長い生命の歴史の中で造られた仕組みの方が普遍性を持っており当たり前で、後から生まれた意志で動く運動神経の方こそが、生命にあっては非常に特殊な神経であって、その生命の歴史的行程を無視して、意志で動かないことをもって皆同列に・一緒くたにしてしまう態度こそが異常だと思うべきです。

Pass

[2755]
タマゴ - 2018年01月23日 (火) 16時10分

>生物学を専門とする浅野昌充博士は、次のような実験を行ったそうです。その実験とは、魚の心臓に分布する神経をすべて取り除いても、心臓の鼓動は全く変わらなかったこと。そして、その一定のリズムで鼓動している心臓に、アセチルコリンを滴下すると、その鼓動のリズムが低下したこと。さらに、一定のリズムで鼓動している心臓にノルアドレナリンを滴下した時には、全く変化しなかったこと。等々という実験結果になったそうです。そして、その実験において、何もしていないときの心臓の鼓動のリズムは、運動をしているときと同じだったそうです。
>そして、この実験結果について、浅野博士は、次のように総括されていたそうです。まず第一に、魚の心臓には副交感神経のみが存在し、交感神経は分布していないこと。第二に、神経をすべて取り去っても心臓が運動モードに維持されるのは、ノルアドレナリンがホルモンとして分泌されていて、心臓が常に運動モードになるように統括されているためである、と。

まず問題となるのは、天寿堂さんが浅野博士の論文を正確に引用しているかどうかです。
他の人ならともかく、天寿堂さんは以前キャノンの本から自身の主張に都合のいい箇所だけを恣意的に引用した前科がありますから、そのまま信用することはできません。
今回も浅野博士の論文を直接引用すればよいのに、何故かそうはせずに自身の文章から孫引きしている。
研究者の名前を間違えるようでは尚更説得力がありません

浅野博士の研究と称してここに紹介されている内容に関してはツッコミどころが多々ありますが、もし正確に引用されていないのにツッコミを入れたら彼に申し訳ないので、まず浅野博士の論文をそのままコピーして貼り付けて下さい。
話はそれからです。

Pass

[2756] 浅野博士の実験レポート
愚按亭主 - 2018年01月23日 (火) 18時40分

「魚類の末梢神経の構造についての知見は、高等脊髄動物、特に哺乳類において得られたものに基礎をおいている。すなわち魚類はその後追い的研究によって、その構造が確認されてきたことである。

 その結果、魚類は、体性神経系については、哺乳類とほぼ同一の構造をとっているが、自律神経系については、自律神経系については、少し様相が異なる。それは、魚類において副交感神経系は、はっきりと存在しているが、交感神経系は魚類全般に貧弱であることが認められている。

 これにかかわって、私は以前、このあたりが気になり、実験したことがある。というのは、高等魚類において、心臓に対する神経支配のうち副交感神経系は解剖学的に明らかに追うことができるのであるが、交感神経系は分からなかったからである。そこで、瀬k髄神経を脳から延髄部で切断し、また、迷走神経の心臓枝を切断した。このことによって、交感神経系の心臓支配があるにしても、中枢から所謂「自律神経系」を介した心臓への神経支配はすべて断ち切ることができる。

 この場合、心臓は心筋独自の律動性によって一定の心拍をくり返し、その心拍数は手術前の泳ぎまわっているときの最も早い心拍数となる。この状態で副交感神経系の神経末端からの神経伝達物質であるアセチルコリンを心臓に滴下すると、心拍数は即座に低下した。しかし交感神経末端からの神経伝達物質であるノル・アドレナリンの滴下は、心拍にほとんど影響を与えることがなかったことである。すなわち、真骨魚類において心拍は、脳神経(迷走神経)に含まれる副交感神経系によってのみ調節・制御されているということである。
 これに対して、下等四足動物(両生類・爬虫類)では、同様の実験で、交感神経・副交感神経の両支配が確認できる。すなわち、アセチルコリンは心拍数の低減に働き、ノルアドレナリンは心拍数の増加に働く。」

Pass

[2757]
タマゴ - 2018年01月23日 (火) 19時54分

>この実験結果について、浅野博士は、次のように総括されていたそうです。まず第一に、魚の心臓には副交感神経のみが存在し、交感神経は分布していないこと。第二に、神経をすべて取り去っても心臓が運動モードに維持されるのは、ノルアドレナリンがホルモンとして分泌されていて、心臓が常に運動モードになるように統括されているためである、と。

第一の総括はいいとして、案の定、第二の総括は天寿堂さんの勝手な解釈ではないですか。
浅野博士が述べているのは、ノルアドレナリンの滴下は真骨魚類の心臓の拍動に全く影響を与えない、ということだけです。
勝手に実名を挙げた上で、学者が述べていないことを述べたことにし、自身の主張を権威付けようとする。
学問の世界では絶対に許されない行為ですよ。
電子書籍の記述は訂正した上で、購入した読者と権威を傷つけられた浅野博士には、正式に謝罪文を送付すべきです。

>私はウィキペディアを現代の常識がどうなっているかを確認するために用いているのですが、どうやらタマゴさんは真理の基準として用いているようですね。私は現在の世の常識的な見解を、根拠を示してそれが誤っているということを指摘したのですが、タマゴさんはどういうわけか私が批判した内容とそっくりそのままのウィキペディアの常識的見解をもって、お前が間違っていると主張したわけです。これは全く批判にもなっていませんね。
>私が間違っているということを主張したいのなら、私が批判した根拠そのものが間違っているということを立証しなければならないはずです。この点を確認した上で、ウィキペディアの文章の間違いを指摘しておきましょう。

などとエラソーに述べておきながら、実はこんな大それたインチキをしていたとは。
呆れたものです。
天寿堂さんに騙されて危うく浅野博士を批判してしまうところでしたから、論文のコピーを要求して正解でした。

>これは現代の魚での実験ですが、生命の発展の過程における魚類の段階の特徴を今でも備えているということです

では“現在の魚”について検討すれば宜しいですね?
鳥取大学の今川智敬先生の
「クロム親和性細胞への神経支配に関する形態学的研究」
と題した論文によると、コイの頭腎を光学顕微鏡および透過電子顕微鏡にて観察した結果、無髄神経線維がクロム親和性細胞間に見られ、それらの神経線維はシナプスによってクロム親和性細胞に結合していたそうです。
コイのシナプス終末は大部分が細胞内に陥入して結合し、シナプス終末内の超微形態は多数の小胞と有芯顆粒を有する交感神経節前線維の特徴を有していたとのこと。
つまり、天寿堂さんの主張は誤りであるということです。

Pass

[2758] またまたありがとうございます
愚按亭主 - 2018年01月24日 (水) 09時07分

 浅野博士の言葉はねつ造ではなく、たしかにそう書かれているものを読んだ記憶があって書いたものです。ただどの本だったのかが、ハッキリせず。本棚をひっくり返して探しましたが、見つかりませんでした。そこで、それが私の勝手なねつ造でないことを示すために、代わりにと言っては何ですが、瀬江先生の文章を紹介しましょう。

「浅野博士の実験をみればはっきりとわかるように、神経支配が断ち切られて、ホルモンのみで統括されているときの心臓は『手術前の泳ぎまわっているときの最も速い心拍数』となるのですから、魚(類)にとってはむしろこれが常態であると考えたほうが自然だといえるのです。
 そして、取り入れたエサを消化・吸収しなければならない状態(これは非常事態)になった時に、前回説いた代謝神経といってよい副交感神経が刺激を送って、胃腸系を活発にし、そちらの機能を優先したいために、結果として心臓の働きは抑制することになるのです。すなわち実験レポートの後半に記されている、『副交感神経系の神経末端から神経伝達物質であるアセチルコリンを心臓に滴下すると、心拍数は即座に低下した』というのは、そういうことを示しているのだ、とわかることが大切です。
 それに対して、『ノル・アドレナリンの滴下は心拍にほとんど影響を与えることがなかった』というのは、二つのことを証明しています。一つは、ノルアドレナリンというのは、交感神経末端からの神経伝達物質ですから、魚(類)の心臓に対して交感神経系は関与していないということです。そしてもう一つは、ノルアドレナリンを滴下しても心拍数が変わらないというのは、すでに血液中の副腎髄質ホルモンとしてのノルアドレナリンが、心臓に対して最大限に作用しているので、それ以上に速くなることはないということです。

 つまり、魚(類)は、通常はホルモンによって脳の統括を心臓に伝えているのであり胃腸系を活発化させる必要が生じた時に、脳は副交感神経を使って心臓の働きを抑制していると考えるほうが、妥当だといえるでしょう。」(「綜合看護2008年4号ー看護のための生理学(28)」より)

>鳥取大学の今川智敬先生の
「クロム親和性細胞への神経支配に関する形態学的研究」
と題した論文によると、コイの頭腎を光学顕微鏡および透過電子顕微鏡にて観察した結果、無髄神経線維がクロム親和性細胞間に見られ、それらの神経線維はシナプスによってクロム親和性細胞に結合していたそうです。
コイのシナプス終末は大部分が細胞内に陥入して結合し、シナプス終末内の超微形態は多数の小胞と有芯顆粒を有する交感神経節前線維の特徴を有していたとのこと。
つまり、天寿堂さんの主張は誤りであるということです。

 これはむしろ、副腎髄質から交感神経が造られていったことを示す証拠と言えるものです。これが進んで両生類や爬虫類の心臓を制御するようになった交感神経になったと考えられます。ただし、この段階では交感神経幹は創られてはいなかったと考えられます。細かい家庭の構造を明らかにする資料をありがとうございます。

Pass

[2759]
タマゴ - 2018年01月24日 (水) 12時01分

>どの本だったのかが、ハッキリせず。本棚をひっくり返して探しましたが、見つかりませんでした。

お金を取って売るような本に他者の文章を引用するときには、必ず引用元の論文や書籍の名称くらいは記すのが常識ですし、相手への最低限の礼儀というもの。
その辺の認識がいい加減だからいい加減な引用をしても平気でいられるのでしょう。
論拠としている出典がわからないだなんて、小保方晴子も真っ青ですよ。
以前もキャノンの恣意的な引用をした件があったので、今回天寿堂さんがどんな言い訳をしようとも全く信用しません。
ただ、魚類の心臓の話は天寿堂さんが突然出してきたものであり、議論の本筋とは何ら関係ない話ではあるので、とりあえず保留としておきます。
ただ、電子書籍を訂正するなどの後始末はしておくべきでしょう。

>細かい家庭の構造を明らかにする資料をありがとうございます

「魚類の段階はまだ交感神経は存在せず」という自身の書き込みの誤りを指摘してくれてありがとう、ということですか?
このように自らの誤謬をウヤムヤにするようなインチキばかりしているから、南郷派からも世間からも相手にされないのです。

Pass

[2760]
タマゴ - 2018年01月24日 (水) 13時41分

先に引用したように、事実として、硬骨魚類には交感神経が存在します。
よく読めばわかる通り、浅野博士もそのことを否定してはいない。
従って、クロム親和性細胞の方が交感神経よりも先であるという天寿堂さんの主張は、硬骨魚類の解剖からは確認されないということです。

また、副腎髄質は交感神経節後繊維から発生した、と現代生物学で唱えられているのは実際に生物の個体発生を観察した結果ですから、これも間違いのないことです。
然るに、南郷派はヘッケルの「個体発生は系統発生を繰り返す」という仮説を支持している。
ということは、ヘッケルの仮説を無視した天寿堂さんの主張を否定し、現代医学の定説を全面的に支持するはずです。

ヘーゲルの看板を掲げる天寿堂さんが、マルクスエンゲルス系の南郷派にベットリ依拠していることは矛盾です。
しかし仮に、どうしても依拠するのであれば、思い付きでいい加減なことを主張するのではなく、
「個体発生は系統発生を繰り返す」という仮説に基づいて、発生学を虚心坦懐に勉強するのが筋ではないかと思います。

Pass

[2761] 生命の歴史と個体発生との関係
愚按亭主 - 2018年01月24日 (水) 14時22分

>「魚類の段階はまだ交感神経は存在せず」という自身の書き込みの誤りを指摘してくれてありがとう、ということですか?

 皮肉が通じなかったようなので、詳しく説明しましょう。タマゴさんが出してくる反論の材料が皆反対にタマゴさんの主張の誤りと私の主張の正しさを証明してくれるだけでなく、より細かな論理の構築に寄与してくれる事実を提供してくれるものであることへの、感謝の思いを、「お生憎様」という皮肉をちょっぴり込めて述べたのです。

 どういうことかと申しますと、魚の心臓の働きの常態が副腎髄質系のクロム親和細胞から分泌されたノルアドレナリンによって統括されていることが浅野博士の実験によって証明されましたが、それを踏まえてタマゴさんが提供してくれた鳥取大学の今川智敬先生の研究によって明らかにされた「無髄神経線維がクロム親和性細胞間に見られ、それらの神経線維はシナプスによってクロム親和性細胞に結合していた」という事実は、そのホルモン分泌器官であるクロム親和細胞群の一部に交感神経化の徴候が現れ始めていたことを示すものです。

 そして、これが浅野博士の「下等四足動物(両生類・爬虫類)では、同様の実験で、交感神経・副交感神経の両支配が確認できる。すなわち、アセチルコリンは心拍数の低減に働き、ノルアドレナリンは心拍数の増加に働く。」へと結びつき発展していったと考えられます。

 生命の歴史から言えば、ホルモンから神経へという流れが正解であるのです。これは交感神経に限らず、ホルモンと神経との普遍的関係といえるものです。なぜなら、ホルモンが最初に生まれたのがカイメン段階であり、神経が生まれたのはその後のクラゲ段階だからです。

 ヘッケルのいうように、個体発生は系統発生すなわち生命の歴史的発展の過程を一般的にたどるものですので、本来クロム親和細胞から交感神経となるはずですが、もしタマゴさんの言うように発生的に交感神経から副腎へというのが事実として本当であるとしたならば、そこには何らかの事情があるはずです。

 たとえば、生命の歴史的にはホルモンの方が先だったのが、その後の事情で、後から生まれた交感神経の方が優位となり、主導権を握るようになるという逆転現象がありましたので、それが関係しているのかも知れません。

Pass

[2762]
タマゴ - 2018年01月24日 (日) 15時36分

>皮肉が通じなかった

意地っ張りの天寿堂さんが素直にお礼を述べるはずもなく、強がりを述べたのは当然わかっていましたが、まさかの自己申告ですか(苦笑)。
自身の書き込みの誤謬やインチキな引用を全く省みることなく皮肉を述べるあたり、天寿堂さんが自己のインチキな主張に拘泥し真実を追求しようとする意思が無いことを如実に物語っています。
「心からあふれることを、口が語るものである。善人はよい倉から良い物を取り出し、悪人は悪い倉から悪い物を取り出す。」(マタイ福音書)
即ち、インチキな人はインチキばかり述べる、ということ。

>魚の心臓の働きの常態が副腎髄質系のクロム親和細胞から分泌されたノルアドレナリンによって統括されていることが浅野博士の実験によって証明されました

繰り返しますが、浅野博士自身は「真骨魚類において心拍は、脳神経(迷走神経)に含まれる副交感神経系によってのみ調節・制御されているということである。」
と述べているのみです。
私の側としては、この件は議論の本筋と直接関係の無い話なので大目に見ようと思っていましたが、天寿堂さんの側が拘りを持っているようなので方針を転換し、出典を明らかにするよう強く要求します。

>鳥取大学の今川智敬先生の研究によって明らかにされた「無髄神経線維がクロム親和性細胞間に見られ、それらの神経線維はシナプスによってクロム親和性細胞に結合していた」という事実は、そのホルモン分泌器官であるクロム親和細胞群の一部に交感神経化の徴候が現れ始めていたことを示すものです。

それは天寿堂さんがそう思い込みたいだけのことですよ。
今川先生だけでなく、天寿堂さんが依拠している浅野博士にしても「交感神経系は魚類全般に貧弱であることが認められている」と交感神経の存在自体は認めているのに、なにが
「この実験が示しているように、魚類の段階はまだ交感神経は存在せず」
ですか?
こういう自らの大ウソをウヤムヤにしてエラソーな態度をとるようなインチキを続けるならば、却って滑稽さが増すばかりです。

>もしタマゴさんの言うように発生的に交感神経から副腎へというのが事実として本当であるとしたならば、そこには何らかの事情があるはずです。

“もし”ではなく、これが発生学的な結論なんですよ。
現在の硬骨魚類の直接の祖先は絶滅してしまっていますから、それを解剖して交感神経の有無を調べることはできません。
しかし、ヘッケルの仮説を信じ、発生学の何千何万という観察結果を踏まえるならば、天寿堂さんの主張が誤りであるということになる。

現代生物学と南郷派は同じものを異なる観点から述べているのみで本質に違いはありません。
他方、天寿堂さんは現代生物学とは相容れず、上記に明らかにしたように南郷派の真意も取り違えている。

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