| [11] 〜砂と水と宝箱と〜 |
- 副管理人 由輝弥 - 2004年04月08日 (木) 21時59分
〜砂と水と宝箱と〜
この気持ちは砂のよう。いつまでも宝箱につめて・・・。
砂は積もり積もっていく・・。
そして、溢れ出しそうになった砂を水が流していく。
何もなくなった宝箱に蓋をしめる。
これでいいのかなって思う。満足するのに・・・
寂しくなって開けてしまう。
でも、これじゃぁ変わらないからと砂をありったけ宝箱に詰めて
蓋をしめ鍵をかける・・・
一度、鍵を閉じてしまったらもぅ、開く事はない。
そのうち、水が宝箱を流して心の迷路の中においてくる。
それは、もぅ見つからない。
これでよかったと思ってるの反面に泣いている私。
でも、もぅ遅いから・・・
やってしまったものは、元には戻らない――
だから・・・もぅ、砂の積もる事はない。
宝箱がないから――
水がいつしかたまって海になるから――
砂が泥になるから――
でも、あの閉ざした宝箱だけは・・・・
迷路の中に永遠とあの時のままで封印されている――
楽しかったときだけは・・・・・・。
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