寿美ちゃん、一昨日はひばりさんの特集が有りましたね。 素晴しさと痛々しさが交差するひと時でしたが、偉大な歌手です。 ところで、この前、寿美ちゃんが唄ったみだれ髪を聴いているのですが、感じた事を書きます。 出だしから泣き節の多い歌手の中、寿美ちゃんは聴く側にあまり負担にを与えない唄い方をしたのですね。 寿美ちゃんが泣いている所は、各コーラス1箇所で 寿美流、美しいドラマ仕様になっているのですね。 1コーラス、ストーリー展開から始まり 憎や恋しや 塩谷の岬 日本人女性の心の美しさを表現され、情景が目に浮かんできます。 投げて届かぬ ここに悲しみの全てを込めて、胸にからんで 涙をしぼる〜。 懐かしいメロドラマを見ているようです。 3コーラスもストーリー展開で始まり、いっきに みえぬ心を 照らしておくれ ひとりぼっちに しないでおくれ〜、 このフレーズのラストの れ〜〜 だけ悲しい心の叫びで閉めています、泣けてきます。 爽やかで悲しい、寿美流、みだれ髪の誕生ですね。
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