[121] 
「 けだまたいじ？？ 」
[120] 
「 だいじょーぶもなにもないって！ オレは、もともとげんきなの！！ だからそうごといっしょに、けだまたいじしてきたぜ！！ ほめてほめて、おおぐしくんｖｖｖ 」
[119] 
「 タックルをするように、自分に飛びついてきた銀時くんを見て、土方くんは言いました 」
[118] 「 きゃ！ ぎ、ぎんとき、もうだいじょうぶなの？ 」
[117] 「 ずりーぞったかすぎっっっ！！ おおぐしくん！おれにもなでなでしてーーーーーっっっ！！ 」
[116] 「 土方くんの小さくて暖かい手が、高杉くんの頭をなでなでしました。包帯越しに伝わるそれを、高杉くんはうっとりと眼を閉じて感じと…………ろうとしていたのですが。 」
[115] 「 …………しんすけ、はやくよくなってね 」
[114] 
「 けだまにみてもらうより、ひじかたにこうしてたほうが、はやくよくなる 」
[112] 「 ……しんすけ、ほんとにだいじょうぶ？……つらくないの？ 」
[111] 「 い、いくな！（ぎゅう） 」
[110] 「 ……土方くんにはラブラブ攻撃が通用しなかったようです。苦しくて抱きついてきたものと勘違いして、慌てて立ち上がってしまいました 」
[109] 「 そんなにくるしいの？ すぐに、えんちょうせんせいをよんでくるね！ 」
[108] 「 高杉くんは辛抱たまらず、土方くんをぎゅうと抱き締めました。ふわふわの毛皮も相俟って、柔らかいです。幸せです 」
[107] 「 …………っ…………ひじかた！ 」
[106] 「 高杉くんの言葉に慌てた土方くんは、包帯を解こうと結び目を捜しました。自然、身体がぴっとりくっついてきます 」
[105] 「 え？！ ほんと？！ そんなのだめだよ！ 」
[104] 「 …………ちょっとくるしい、かもしれない（トキメキで） 」
[103] 「 ほとんどが包帯に覆われているため、土方くんは高杉くんに顔を近付けて言いました。 」
[102] 「 しんすけは、ほうたい、ぐるぐるだね。くるしくない？ 」
[101] 「 う……（更に真っ赤）……と、とくに、このツノとか…… 」
