日本では「働いてる人」は、人口の約半分。
1億2,600万人の内、6,300万人は、単純平均で年1,800時間働きます。 当然ですが残りの、6,300万人は、「全く働かない」で生活しています。 短時間労働者、つまり、アルバイト・パートも含んだ集計です。 「正規社員」は、年間2,100時間働きます。どうもありがとう!
日本の、1次産業・2次産業労働者は1,750万人。人口の15%もいません。
「物質的生産」、実際に「衣・食・住」の「物を造っている」人が、 何と!、人口の15%・勤労者30%弱しかいないということです。
さらに、「15%」には、物質的生産にかかわる事務職や管理職も含みます。 また、いざとなればなくても良い、いろんな生産物も含みます。
たぶん、人間に「絶対必要な物」に労働する人は、多く見て、人口の約1割・勤労者の2割。
勤労者の8割以上は、「剰余」「余暇」「いざとなれば無くてもいいもの」「本当は社会的に自由に使える時間」、 そのために、1人年間2,000時間とかの「大変な労働」を強いられている。 日本の今の歴史段階は、こんな素晴らしい状況です。
※少し「卑怯」ですので、もう少し言えば、 「衣・食・住」関連の生産物は、もっと「安く作らせる」ためにかなり輸入しています。 それは、第3次産業・流通業に集計されています。 日本で「余っている」利潤・金で、他国の「必要労働」を買い叩いているということです。
[100] 2017年04月08日 (土) 04時20分
|