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[363] 傭兵団 番外編(実はこれ本編から3年後の話
セン傭兵団 - 2006年05月03日 (水) 00時03分

ネイル「あああぁぁぁぁぁ!」

セン「な、なんだよいきなり!マジでびびったぞ!」

ネイル「バレンタインデーの事すっかり忘れてた!」

セン「おい!・・・ていうか時期遅れすぎだぞ!もはやホワイトデーどころかこどもの日も過ぎそうだぞ!」

猫(トラの)「6yっっっttgfっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ」

セン「猫てめぇーーー!」

これは猫がキーの上に乗った事による出来事であり、想定外の出来事です、はい

ネイル「あ〜どうしよ〜どうしよ〜・・・ねぇ兄さんどうしよう」

セン「知るかぁぁぁぁ!んなもん自分で考えい!ていうか今さら何すんだよ!」

ネイル「え?何って・・・色々する」

セン「随分と抽象的だなオイ!」

ネイル「というわけで、兄さん、みんなに出払って貰うようにいって」

セン「おいおい、いいじゃん今さら・・・」

ネイル「兄さん〜」

センは右を向いた

セン「・・・おい、ネイル、おねだりは14歳以下の時にしろって前から・・・」

そう言いながらネイルの顔を見てみると、センにはネイルの目が輝いているように見えた・・・らしい

セン「・・・ネイル、そうやって目を光らせているとおねだりが聞くって、若い娘の特権だよな・・・いいか?そうやって目を輝かせるのも羅今年までにしとけよ」

ネイル「ということは、言ってくれるんだね!」

セン「一応な・・・まぁ、バロンは無視するだろうが・・・」
_____________________________________________________
セン「で・・・何だよ、板チョコは」

ネイル「え?時期遅れのチョコ」

セン「おい・・・ていうかフェイズとかノヴァとかそういう家庭的な奴を一人くらい用意しとけよ・・・」

ネイル「ノヴァさんは今ブレイクさんと一緒にどこか行ってるから無理、フェイズは・・・とりあえず無理」

セン「・・・とりあえずって何・・・ってつっこまねぇぞ、俺」

ネイル「あ、そう?・・・とりあえず、はいこれ」

セン「・・・何さこれ」

ネイル「義理チョコ、それぞれに名前書いてるからみんなが帰ってきたら渡してね」

セン「・・・シスル、キルス、シオン、ザンバー・・・他多数・・・なぁ、役4名の分がなくね?」

ネイル「え?うん、カイさんは貰ったらおこると思うんだ〜、私は女だから・・・って言いそうな感じがして・・・」

セン「あぁ〜・・・確かに」

ネイル「で、ノイセルさんには迷惑かけちゃったし、それの償い・・・かな?」

セン「・・・え?それって償い?お前の料理って一種の兵器だったような気が・・・」

ネイル「兄さんは毎年お世話になってるしね」

セン「いや、それなら普通にチョコ買ってくれる方が嬉しいよ」

ネイル「・・・はぁ・・・そうだよねぇ・・・私の料理って兵器だもんねぇ・・・はぁ・・・」

セン「げっ・・・い、いや悪い、悪かったからそうブルーになるなって、もしかしたら美味くいくかもしれないじゃん、チョコ溶かして型に流し込めば終わりだから多分出来るって」

ネイル「できるかな・・・」

セン「できるできる、俺が味見とかするから」

ネイル「本当!?」

セン「あ、ああ・・・」(あ、ヤベ、ここまでいっちまった)
______________________________________________________
ネイル「それじゃあ兄さんはみんなが帰ってこないか見張ってて」

セン「え?お前、一人でやるつもり?」

ネイル「こういうのは一人でやらないと」

セン「そうか?・・・間違っても、キッチンを魔界(クリフォト)にしないでくれよ?」

ネイル「大丈夫だって!いくら私でもクリフォトには出来ないから!」
__________________________1時間後________________________
ネイル「兄さん〜出来たよ〜」

セン「そうか・・・にしてもチョコ臭いな・・・俺、あんまりこの匂いすきじゃねぇんだけど・・・」

センがキッチンへ向かうと、そこはクリフォトとまでは行かないが、応仁の乱の後の京都と化していた(例えが難しい)

セン「ネイル、チョコを落としていないだけ、クリフォトじゃないな」

ネイル「でもすごいことになっちゃったけどね」

セン「・・・何があった?」

ネイル「いや・・・牛乳と砂糖を入れようと思ったら・・・ね」

セン「いらない作業しなくていいから・・・さっさと型にうつして冷やせ」

ネイル「うん」
_______________そんなこんなで終了____________________________
セシル「ただいま帰りました〜」

セン「ああ、セシル、ネイルから、なんか半年遅いバレンタインチョコらしい」

セシル「そうですか〜律儀ですねぇ〜、わざわざやってくれるなんて〜」

ルイ「でね!その魔道書が・・・」

キルス「・・・欠陥品だな・・・」

セン「お帰り、早速なんだが、ネイルから〜・・・(略」

ベイン「ただいま帰還したッス!」

セン「よぉ、これ、ネイル〜・・・(略」

クウェイク「ゴホッゴホッ・・・冷えるな・・・」

セン「クウェイク、これ〜・・・・(略」
________________________以下略________________________
ネイル「兄さん、ちょっと」

ネイルが手招きをして、センを外に連れ出した

セン「何だ?」

ネイル「私、二人には別々にあげたいの」

セン「・・・二人って・・・スナイパーコンビのことか?」

ネイル「うん、でも、バロンさんの情報によると、二人は一緒に帰ってくるらしいから、兄さんはフェイズとノイセルさんを自然的に離れさせてくれない?」

セン「・・・話の意味がよく分からん」

ネイル「今ので分かって!とにかく!今からノイセルさんとフェイズを別々にして!お願いしたからね!」

ネイルはそういうと走り去っていった

セン「え!ちょ!・・・今から!?」
______________________________________________________
ノイセル「あ〜・・・まずいな・・・我ながら・・・少々飲み過ぎたか・・・」

フェイズ「ノイセルさん、酒臭いですよ、まだ夕方なのに」

ノイセル「いやすまんな、といっても、俺は夕方飲んで、夜にはぐっすり寝るタイプなんだ」

フェイズ「・・・少々珍しいタイプですね・・・」

セン「おーい、フェイズ〜」

センが走ってフェイズに駆け寄った」

セン「フェイズ、お前のあれ、あのネイルから貰ったマフラーあったろ、アレが風で飛んでたぞ」

フェイズ「えぇ!?本当ですか!?」

セン「窓あいてたし、あっちに落ちてんじゃねぇか?」

センの話を聞いて、フェイズは指さされている方向へ走っていった

セン「・・・少々リアリティ過ぎたか?・・・まいっか」
_______________________________________________________
ネイル「ノイセルさ〜ん」

ノイセル「?・・・ああ、誰かと思えば、アストンさんか」

ネイル「名字で呼ばないで、ネイルでいいんだよ?」

ノイセル「あはは・・・俺は基本的に名字で呼ぶ派だからな・・・それで、何か用か」

ネイル「あ・・・え〜と・・・・・・あの時はごめんなさい!」

ノイセル「?あの時?」

ネイル「3年前、私、ノイセルさんに迷惑かけちゃったから」

ノイセル「迷惑って、あの斬りかかってきた事か?」

ネイル「うん・・・」

ノイセル「・・・気にするな、俺だって、許されざる事をしたんだ、そのくらいされて当然だ・・・それに、3年前の事をわびなくても良い、ところで、この箱の中身は何だ」

ネイル「お詫びの意を込めたチョコだよ」

ノイセル「ほぅ・・・後日、味合わせていただくとしよう」

ネイル「それじゃ!次があるから!」

ネイルはノイセルに手を振って走っていった

ノイセル「・・・後日と言ったものの、やはり気になる物だな・・・一口貰うとするか・・・」

その後、ノイセルは苦笑いをしてこういった

ノイセル「・・・これは・・・もしや・・・」
_____________________________________________________
ネイル「フェイズ〜!」

フェイズ「・・・?何だ、ネイルか・・・」

ネイル「・・・何だ ってどういう意味?」

フェイズ「い、いえ・・・あはは・・・」

セン「・・・フェイズ、マフラーの事だけど、アレ嘘だから〜」

フェイズ「え!?そんな!僕必死になって捜しましたよ!?」

セン「お疲れさ〜ん!」

センは逃げていった

フェイズ「ちょっと!団長!・・・嘘なんてついて・・・何をする気だったんでしょうか・・・」

ネイル「フェイズ、今日渡したい物があるんだ〜」

フェイズ「え?ああ、そうなんですか?」

ネイル「それで・・・はいこれ、半年分遅いけど、いつもお世話になってるからね、色々」

フェイズ「半年?・・・チョコ・・・ですね・・・半年・・・?・・・!」

フェイズが気付いたとき、ネイルも少々頬を赤らめた

セン「おぅおぅ、美味く事を運んでるじゃねぇか」

バロン「覗きは悪いことだけど、やっぱりこれは見ておかないとね」

フェイズ「か・・・必ずお返しはします!そ、それでは!」

フェイズはそう言って道を駆けていった

セン「どっちが女でどっちが男だよ」

バロン「フェイズってたまに女っぽいからね」

ネイルも微笑んで歩いて帰っていった
________________________後日___________________________
フェイズ「団長、ネイルはどういった物が好みでしょうか」

セン「んなもん自分で考えぃ!・・・アップルパイだ」
_____________________________________________________
作者「三年後の話です、実は後日談とか色々考えてます(何)実のところ
実はこのとき、団員は全員CCしています、三年も経てばすると思いますけどね
ちなみに、「傭兵団」には終わりがありません、これを呼んでくださっている方々、このような駄作を読んでくださって有り難う御座います
終わるような書き方ですが、終わりません、これからも、つまらない、恋あり、ギャグ有りの小説を読んでいただければ光栄です
何度も言いますが終わりません



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