心臓の記録
２０１６，１，８豊橋ハートセンターで検査を受け、心臓弁膜症であることを知った。
検査を受けることとなった理由は、昨年２月ごろ、風邪をひき、その後咳が長引き、すっきりしなかった。
毎月、降圧剤（高血圧の為）もらうために主治医（羽柴内科）に行くので、その度に相談していた。
夏になれば、自然と治るだろうとたかをくくっていた。ところが、
７月、痛風の発作が出てしまい、右足の甲が腫れ上がり、痛い目に合ってしまった。
８月にも、左足膝に発作が起き、その痛さに、咳は忘れていた。その痛みが去ると、また咳が気になってきた。
咳をすると、胸が痛くなってきていて、時折、背中も痛みを感じた。
レントゲンを撮ってみても、肺も心臓も、これといった異常は見られず、原因は分からなかった。
１２月になって、主治医が心音に雑音があることを見つけ、ハートセンターで一度検査してもらうよう
紹介状を書き、予約を取ってくれた。
さて、ハートセンターの担当医は児玉医師、エコー検査で、弁膜症は歴然としていた。だが、
胸の痛みとは無関係のようだ。医師は、狭心症の疑いもあるが確率は低いと言った。しかし、念の為ということで
１３日にCTスキャンの予約を、また２０日には弁膜症の手術の説明の予約を、医師は手術やる気満々！！
つうか〜やって当然という口ぶり！ひねくれ者の私は体にメスは入れないつもりだ。
翌日、予約は両方ともキャンセルした。ここで、手術はしないと決めた理由を言っておこう。
亡き父は、７４歳の時、弁膜症が見つかり、置換手術を受けた。その後何年かは何事も無かったかに見えた。
しかし、体内に、異物を入れたことにより、発生する血の塊（かさぶたができやすい）を予防するため、
血をサラサラにする小児用バファリンを常用していた。あるとき、
下血が起こり、蒲郡市民病院に入院し、貧血死しそうになった。同じことが２度あった。
その度、担当医との言い争い、結果的に私が父を死の淵から救い上げてきた憶えがある。
原因は、腸内で、出血が起き、バファリンによって、止血を阻まれたため、毎日５００ｃｃほどの
出血をしていた。ならば飲むのを辞めようとなったのだが、次は脳梗塞が待っていた。
小脳に梗塞が起き、救急車でまたも市民病院に、そして、豊橋成田記念病院に入院となる。
脳梗塞はすぐに良くなったのだが、いざ、リハビリというとき、以前から常用していた降圧剤と尿酸値を
下げる薬を出してもらったんだが、その薬は効能が同じというだけで、違う薬だった。
ここでも担当医と意見の違いも出て、またも死から、一度呼び返した。
合計、３度の生命の危機を経験したというわけだ。
結局、父は８６歳でこの世を去ったのだが、死因は心臓とは関係が無かった。
考えてみれば、７４歳で手術を受けてから、数々の死のチャンスに直面したことになる。
あの時、手術を受けずに平穏に暮らせば、痛い目もせず、死にそうにもならず、
８０歳ぐらいは生きたんじゃないだろうか？そう思ったから、私は、父とは別の道を行こうと決めた。
父は７４歳、私は６２歳で見つかった。当然のこと、私はまだ軽症である。
今すぐにしないと死ぬレベルではない。このまま、心臓に負担をかけず平穏に暮らせば、７４歳になった時
父と同じか、それより軽度のレベルであるならば、問題はないだろう。
そこで私の心臓がどの程度の期間でどのくらい悪化するかを記録しておこうとペンを取った。
現時点でステージ１としよう。ステージ２は毎年の健診時に心臓の肥大が見られること、そして
ステージ３は自覚症状の出ること、つまり、階段を登ったり、テニスで激しく運動した時、息が切れる。
ステージ３となった時、手術するかどうかは、その時点の年齢と相談である。
その時が、７５歳を過ぎていたら、手術は受けないだろう。
私の寿命の目標は８０歳と想定しているから

stage1
２０１６，１，８　　　　　　弁膜症発覚！
狭心症を疑ってのCT検査を勧められたが、造影剤の心臓への負担を考え、お断りした。
これを機に、テニスの試合も参加しない事に決めた。しかしながら、
毎週のテニスは辞めず、心臓に負担をかけるような無理なプレーはしない。
第二ステージに行くことをできるだけ遅くするように生活するのが、私の生きる道と決定した。