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[52] 白球を追いかけて。 ―中学生編―
ガルベス - 2005年01月09日 (日) 22時59分

 始めましてガルベスです。小説でも書こうかなと思い立ってしまいました。たぶんめちゃくちゃ長くなると思います。てな訳で、登場人物紹介。能力等は中学生を基準にしてます。

大波大輔(おおなみ だいすけ)
 利き腕:右投右打 投球フォーム:オーバースロー 守備位置:投
投手能力
 スタミナA コントロールB 球速120`
 チェンジアップ:4
野手能力
 ミート:D パワー:C 走力:C 肩力:B 守力:B エラー:D
特殊能力
 ノビ4 尻上り 奪三振 闘志 威圧感 速球中心

詳細
 元プロ野球選手を父親に持つ12歳の男の子。たまたまテレビでみたノーラン・ライアンを見てそのフォームを真似ている。素質は申し分なく多くの名門中学からスカウトが来ている。憧れの選手は西武の松坂。   

岡崎淳平(おかざき じゅんぺい)
 利き腕:右投左打 打撃フォーム:スタンダード 守備位置:捕
野手能力
 ミート:B パワー:A 走力:C 肩力:B 守力:B エラー:C
特殊能力
 パワーヒッター チャンス4 キャッチャー○ ブロック 威圧感 
詳細
 大輔とは親友でありチームの頼れる主砲。また、密かにライバル意識を持っている。彼もまた多くの名門中学からスカウトが来ているが、本人は大輔の行く中学へ行こうと思っている。憧れの選手はホークスの城島。 

小波章吾(こなみ しょうご)
 利き腕:右投右打 打撃フォーム:オープンスタンス 守備位置:遊
野手能力
 ミート:B パワー:C 走力:B 肩力:C 守力:A エラー:B
特殊能力
 アベレージヒッター 走塁4 盗塁4 流し打ち ヘッドスライディング ムード○ ミート中心
詳細
 大輔、淳平の影に隠れがちではあるがその実力は高い評価を受けていて、その右打ちは芸術的。また、その明るい性格でチームのムードを盛り上げる。チームでは3番を打っている。憧れの選手は巨人の二岡。

栗原舞(くりはら まい)
詳細
 大輔らとは幼馴染で、チームのマネージャー的存在。いつも大輔と章吾のバカには手を焼いている。だが、密かに章吾の事を想っている。        

 ・・・登場人物はこれからどんどん増えて行きます。

[53] 白球えお追いかけて。 ―第一話― 
ガルベス - 2005年01月10日 (月) 01時17分

 セミの鳴き声がうるさい、日差しの強い8月のある日。ここ、頑張市内の市民球場においてリトルリーグの全国大会出場を賭けた地方大会が行われていた。そして現在決勝戦の最終回。
 大輔の所属する「頑張ボーイズ」はここまで圧倒的な強さを見せつけており、ネット裏に詰め掛けていたスカウト達は何としてでも自らの学校に入れたいと想っていた。
 だが、ここまでのスコアは0−0。そして、頑張ボーイズの最後の攻撃も敬遠された淳平が1塁にいたが後続がきっちりと打ち取られ0点に終わっていた。
 マウンドに登った大輔は軽く2,3球投げると捕手の淳平のサインを食い入るように睨んだ。ここまで、大輔は連続無失点を続けており対戦バッターも何とか出塁しようとバットを短く持っていた。
 先頭打者は三振に倒れ、殆どの人が延長戦を覚悟していたがキャッチャーの淳平だけは違っていた。

淳平(やばいな・・・。球威が落ちてる。)

 ここまで大輔は全試合を完投しており、またその性格から常に全力投球をしていた。この日も100球ほど投げていた。そして、続く打者に痛恨ファーボールを与えてしまった。相手チームは送りバントをきっちりと決め2アウトながらランナー2塁のピンチとなった。

舞「こんなところで負けたら承知しないわよ〜!!」

 スタンドから舞がメガホンを持って大声で叫んでいた。大輔は苦笑いをしながら見ていた。サインも決まり、大輔はゆったりと振りかぶると右足を高々と上げこの日一番の速球を投げた。

 コキン。

 力無い打球がフラフラっと上がる。大輔はアウトを確信し、その打球の行方を目で追った。セカンド後方、ショートの章吾とセカンドの選手が追っていく。

大輔(よし!!)

 だがその時、神のいたずらかセンター方向に強い風が吹いた。ボールは風に乗りダイビングした章吾のグラブをかすめていった。ランナーは既に3塁を回っている。

淳平「バックだ〜!!」

 センターが素早く捕球し、ホームへ鋭い返球を見せる。タイミングは微妙、淳平はボールをキャッチするとスライディングしてきたランナーにタッチした。土煙が舞い、球場内を沈黙が襲った。

審判「・・・セ〜フ!!」

 審判の両手が大きく広げられた。ランナーはガッツポーズをしながらベンチへと戻っていく。抱き合いながら喜び合っている相手チームを大輔はただ呆然と見ているしかなかった・・・。
     ・
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大輔「・・・もういいだろ。」

 大輔は呟きながらベットから体を起こした。欠伸をしながら背伸びをし部屋を出てリビングへと向かった。テーブルには朝食が並んでおり、母親は台所で洗い物をし父親は新聞を広げコーヒーを啜っていた。

大輔「父さん、おはよ。」

 声に気づいた父親が大輔の方を見る。現在33歳だが顔は若い。彼はこう見えても元プロ野球選手で150`を超す速球を武器に、肘を故障するまではパワフルズの左腕エースとして3年連続20勝を挙げた。今はキャットハンズで投手コーチをしている。

父「お早う。大輔ももう中学生か。」

大輔「まぁね。」

父「何だかこの前まで赤ん坊だったような気分だな。」

大輔「オヤジ臭いぞ、それ。」

父「タハハハ・・・。」

 大輔は厚焼き玉子に手を口に入れる。程よく効いた塩味にご飯が進む。豪快な食いっぷりに父親の頬も緩む。大輔は父親から新聞を奪い取るといち早くスポーツ欄を見た。

大輔「キャットハンズ調子良いみたいだね。」

父「今年は若手の奴らがよく頑張ってくれてるよ。」

大輔「・・・父さんはさ。」

父「ん?」

 大輔は父親の顔をジッと見つめた優しく微笑んでくれる自慢の父。その顔を見ていると今思った疑問を投げ掛けるのが何だか後ろめたくなってきた。

大輔「・・・何でもね。」

父「変な奴だな。」

 父親はクスリと笑うのであった。 



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