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[375] あの男の伝説・・・(1話完結)
鈴奈 - 2008年11月01日 (土) 14時16分

199×年 4月


私はとある高校球児

名前はまだ明かさないでおこう

私は弱小高校出身であったが、それは2年までのことだった

何故なら私は選ばれたからであった

まずは私が弱小高校時代だった頃をお話ししよう

私は投手をメインとしていたが、その時のチーム事情もあってか、外野をやることもあった

幸い、足や守備はそこそこ自信があったため、それなりにこなすことができた

だが私がやりたいのは投手、その希望をキャプテンにぶつけてみた、その答えは・・・

キャプテンに、お前はスタミナがなさすぎる、先発を任せられないとまで言われた

私は愕然とした、高校球児の基礎であるスタミナがない以上、使う理由が見つからなかったのである

仕方なくあきらめかけたその時、キャプテンが

リリーフ・・・なら、いけるかもな

その言葉を聞いて、リリーフをやってみようと誓った、しかしリリーフは未経験

先発経験しかない私にリリーフができるのかという不安がよぎった

だが私は幸いにもコントロールがあった、そのため2年からはリリーフとして活躍することができたものの

チームはあいかわらず2回戦までしかコマを進めることはできなかった

そして2年の秋、ようやく地方大会決勝まで来た

しかし我がチームは投手が自分を含め、2人しかいないことに気づいた

試合は延長に入った、私は2番手の投手として登板することとなった

私は必死で打者を抑えた、援護を待ち続けながら・・・

そして延長18回(1990年代なので18回まで)

ここまでを気力で投げてきた私だったが、ついに限界が来てしまう

・・・私は打たれてしまった

その裏、味方は打てず、甲子園への切符はあと1歩のところで逃してしまった

試合後、何故か私は酷いバッシングを受けることとなってしまう

再試合を期待したのに・・・、打てるチームじゃないから投手が頑張らないと・・・

それを聞いた私は、すぐに野球部を退部した、私は悪くない・・・そう思ったからだ

その10日後、私にスカウトが来た、スカウトと言っても高校のスカウトだった

高校のスカウト、何故私に?

私はこういうものだがと言い、名刺を渡された

名刺を見るとスカウトの名前は小林安夫と言う男だった

小林スカウトは私にこういった、君はスタミナに不安があるね?

どうやら私を常に観察していたようである

小林スカウトは、私が紹介する高校なら、そのような不安は一切無用になるよ

その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが聴こえた

それはあの時のキャプテンの言葉だった

お前はスタミナがなさすぎる・・・

この間の延長でもバテて、結局打たれた・・・

私は決意した、あの野球部に復讐をしてやると

私はそのスカウトの紹介を受け、とある新設校に転校した

・・・それ以降、私のその後の記憶はあまり残っていない

ただ・・・以前の体ではないということは、自分でもよくわかっていた

スタミナが今までの10倍に増えたものの、視力が悪くなりコントロールが大幅に落ちた

しかし球速が150キロを超え、変化球も多数投げられるようになり、打撃も上手くなった

だが日が経つにつれ、私の意識が遠のいていった

そして記憶がなくなった

もう復讐することすら頭になかった

私は記憶がないが、何故か甲子園に行ったということが記憶にある

数々の強豪高校を圧倒し、決勝までコマを進めたことは覚えている

相手はそう・・・パワフ・・・

私の名前は大西、女神の力を受けた、アンドロメダ学園高校のエース・・・

私は敗れた、私はプロペ・・・団という謎の組織の実験体にされていた、究極のエー・・・

〜完〜


>おまけ(改造後の大西の偽の記憶)<


私は大西、ある団体のメンバーである

いつものとおり、上から指示された練習をしていた

もちろん改造・ドーピングも含めて・・・だ

もっとも練習などは、単に野球の基礎の復習みたいなものであり、本格的なことは一切することはなかった

そんな時に、とある人物紹介が監督からされた

その名前は野球マスク、やはりこの男も過去にいろいろあったのだろうか?

そんなことはどうでもいい、エースは私なのだから

しかし、彼はとんでもない潜在能力を持っていた

スタミナが一番の自信であった私が練習試合でスタミナ切れを起こした

あいつは一体・・・、その時、後ろから声をかけられた

奴は中学時代から有名な選手であったらしい、しかしとある人物のせいで本来希望していた投手をやれなかったのさ

声をかけてきたのは、大東亜学園の鋼毅、私ほどではないが我が団体の有力選手のほうに当たる人物だ

鋼め、2年のくせに有力組とは、まあ大東亜学園自体、アンドロメダの足元にも及ばない高校だからな、所詮はただの部下よ

それはさておき野球マスクだが、なるほど、私と同じような境遇かもしれないな、一つ声でもかけてみるか、・・・しかし

彼は私の声など聞く由もなく、ずっと何かをつぶやいていた

兄さんを超える・・・僕は猪狩の弟というレッテルを貼られるのはもう・・・嫌だ・・・兄さんを超える・・・、そう投手として・・・

何となく不気味な感じはした、その言葉の猪狩という人物は聞いたことがある

私も中学時代はそこそこな活躍はしていた、その時に猪狩という人物が注目されていたことを覚えている

私の中学時代は猪狩と対戦なく終わってしまったが、戦ってみたいという思いはあった、どんな投手か気になったからだ

だが猪狩は、地区予選決勝でどこかの高校に負けたらしい、本当に強かったのか?、体調が悪かったのか?、もちろん知る由もない

甲子園2回戦を勝ち上がったところで団から、とある発表があった、聖皇学園高校を本部として建設したと発表された

私は今まで本部がどこにあるかは知らなかったが、まさか新設校とは・・・、そして私は愕然とした

その聖皇学園に野球マスクが入るという、すなわちリーダーに選ばれたのである、何故だ、奴はまだ2年・・・

私は監督に聞いてみた、何故私が聖皇学園に入れないのですかと、返ってきた答えは、聖皇学園は来年から大会に参加予定ということ

すなわち、アンドロメダ学園は現在では最強の軍団だが、来年からは聖皇学園に力を入れる方針だった

肥やし、アンドロメダ学園はその言葉がお似合いだった、許せない、ならば実力でそれを阻止してみせる

私は甲子園決勝までコマを進めた、ここに勝てば考え直してくれるはずだと、そうしなければ私はプロへ行けない・・・

アンドロメダ学園は潰れてはいけないのだ、私を認めてくれた唯一の母校・・・そして試合は始った・・・

〜終〜

ー鋼ー

アンドロメダが敗れた・・・か、まああの程度だろう

やはり大西はかませ犬・・・制球難に苦しんだ末の結末

支部長があれを見て気が変わるのも無理はない

まあデータとしては十分なデータは取れた、もう用はない

さて、甲子園に来たものの敗退してしまったな、また極亜久高校には来年の夏まで頑張ってもらおうじゃないか、ははは・・・

(しかし、しびれ薬は誰が持ち去ったのかが気になるな、96号にでも聞いてみるか・・・?いや、まあ余計な詮索はするまい)

一応、幹部と立ち会って、選手を補強しなければ・・・、来年の夏こそは我らの時代なのだからな!

すべてのスポーツを我らに!

ー閉ー



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