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[162] SO3(すごく大雑把トリプル)物語 外伝 (中断)
W.S - 2006年05月14日 (日) 13時40分

宇宙の崩壊・・・そして新たなる宇宙


エターナルスフィアは神々と言われた創造者からの呪縛を解き放った


その後10人の人物は英雄と祭られた


しかし呪縛を解き放っても、死んだものは帰ってこない


フェイトの父 ロキシ・ラインゴッド、紋章遺伝子学の発案者もその犠牲となった


彼は今、大学で講師をしているが紋章遺伝子学の管理も任されている

妻 ソフィア・エスティードもその助手をしている


スフレ・ロセッティは世界の大サーカス「ロセッテイ一座」の団長を今は任されている


他6名は自分の星へ帰っていった・・・地球からの後日未開惑星の解除にもあたっていた

しかし1名だけ、まだ仕事が終わっていなかった・・・


エターナルスフィアの独立後、彼は地球に滞在していた


そう、連邦を嫌っていたクリフ・フィッターである


連邦の「インビジブル」などの艦や艦長がいなくなったため


新たに連邦の警備を強化するためである


連邦では彼を新たな艦長として迎えようとしているが


クリフは断り続けている、しかし


「俺はあんた等に借りもある、だから1年くらいは手駒に使ってくれても構わない」


意外な返答だった あれだけ連邦を嫌っていたのだが


バンデーンの件もあったのだろう、彼は借りを返すということでしばらく地球に滞在するのであった


ディプロの艦友、ランカーと共に・・・


彼はいつもどおり戦艦パトロールを行っていた


そんな中、1つの未開惑星から連絡が入る・・・


〜プロローグ

[163] 1話
W.S - 2006年05月14日 (日) 14時10分

宇宙船 インベーダーMK-2 船内



クリフ「・・・・・」


ランカー「どうしたんです?大将」


クリフ「あ、ああ別に」


ランカー「クラウストロが恋しいっすか?」


クリフ「バカ言え、俺が決めたことだ、今更どうのこうのないさ」


ランカー「ははあ、ミラージュ姐さんっすね?」


クリフ「・・・それもある」


ランカー「クオークが解散した後、誘っとけばよかったっすね」


クリフ「あいつは道場継がなきゃいけねぇんだ、仕方ねぇだろ」


ランカー「まあ大将は所帯ないっすからね」


クリフ「・・・ほっとけ」


ランカー「ウチの嫁や子供、もう2年もほったらかしっすよ」


クリフ「別についてこいとは言ってないがな」


ランカー「まあ俺はクオーク解散して、仕事ないっすから」


クリフ「クラウストロ政府に頼めばいいだろうが」


ランカー「まあ、それもいいんすけど、ショボイですし」


クリフ「地球への援助、戦艦の修復で莫大な資金使っているからな」


ランカー「それだったら、連邦入って金もらったほうが数十倍得っしょ?」


クリフ「まあな・・・」


ランカー「報奨金は全部お嬢に預けたのがまずかったっすかねぇ」


クリフ「・・・あいつ(マリア)は戦艦以外でまともに働いたことがないからな、資金はある程度必要だろ」


ランカー「リーベルがいるじゃないっすか」


クリフ「あいつよりもマリアのほうがしっかりしてる、逆に頼らされるを得ないだろうよ」


ランカー「おやおや、娘の結婚には反対ですかぃ?」


クリフ「あのなあ・・・元々面倒みてたのはミラージュだ、俺は何もしてない」


ランカー「そう他人ぶらなくても、大将は立派な父親ですって」


クリフ「ランカー!」


ランカー「ははは!!!!!」


ブーッ ブーッ ブーッ


クリフ「ん・・・救難信号?」


ランカー「救難信号発信地・・・コース303.129.412っす」


クリフ「コンピューター、この辺に惑星はあるか?」


CPU「・・・2件応答しました」


クリフ「座標303.129.412に近い惑星の近くの宙図と、その場所のスクリーンを表示してくれ」


CPU「・・・宙図を表示します」


クリフ「・・・特に何も無いな」


ランカー「この辺、あまり来たことないっすからねぇ、何が起こるか・・・」


クリフ「不安になることを言うんじゃねえよ、・・・スクリーン出せ」


CPU「スクリーン表示します」


クリフ「・・・こりゃあ・・・未開惑星だな」


ランカー「また俺ら拘るっすかぁ?」


クリフ「うーん、まあ援軍呼ぶのもシャクだ、行くぞ!」


ランカー「わっかりやした、お供しますよ」


クリフ「コンピューター、ここの星のデータを調べてくれ」


CPU「・・・惑星レベルD クリンストン5号星 人類はヒューマノイドと確認・・・未開惑星です」


ランカー「ヒューマノイドっすか、何か安心っすね」


クリフ「宇宙暦はどうだ?」


CPU「地球複合として地球に当たる20世紀後半です」


クリフ「!?、そんな近代化している星だと!?」


ランカー「何かクサイっすね、やめます?」


クリフ「・・・いや、行くぞ、様子を見て脱出する」


ランカー「偵察ってわけっすね、了解ー」


クリフ「んじゃ重力ワープ!」


ランカー「うぃっす!」


クリフ「(また面倒事に巻き込まれそうなカンはあるがな)」


ランカー「一応連絡入れときまっせ、俺らまで帰れなくなった、なんてシャレにならないっすからね」


クリフ「ああ、まあ一応入れとけ」


ランカー「うぃっす」


クリフ「さて、一仕事だ」




こうして謎の惑星に着陸することになったクリフ

彼らを待ち受けるものとは・・・


続く 第一話終

[164] 2話 グレープ樹海〜ノキアス
W.S - 2006年05月15日 (月) 20時46分

ジュゥゥゥゥゥゥゥ・・・・プシューッ・・・・



カパッ


クリフ「さてと、救難信号時点は・・・っと」


ランカー「大将、インベーダー2どうします?」


クリフ「そうだな、とりあえずここに置いておくか、周りに生物反応は出なかったしな」


ランカー「了解ー」


クリフ「しかし周りは林ばっかりだな、これじゃあ進むのも一苦労だ」


ランカー「しょうがないっしょ、未開惑星なんすから、ばれたら長官に何言われるやら・・・」


クリフ「今は雇われ身だから我慢するか・・・しゃあーない」


ランカー「んで、どうします?」


選択肢「この周りをうろつく」「先へ進んでみる」「もう一度艦へ戻って調べなおす」


「先へ進んでみる」


クリフ「とりあえず先へ行くぞ、どうせ救難信号を見失ったんだ、最後に救難信号が出た場所へ行くぞ」


ランカー「そっすね、んじゃ目印に「トラップコンスタント」付けときますよ」


クリフ「ああ、頼む」


(トラップコンスタント)について
このアイテムは、メンバー以外が近づいた場合、目に見えない電波を送り
そのメンバー以外の進入を防ぐアイテムです
電波が当たった場合、相手は近づきづらくなる嫌な感覚を覚えるので
その場所に近寄りたくなくなります(幻覚作用)
トラップコンスタントは取り外し可能で何回でも使用可能です
銀河連邦の者はパトロールの際に皆持たされています。


ランカー「この辺は魔物はいないみたいっすけど、武器はどうします?」


クリフ「ああ、俺にはコレがある」


ランカー「・・・拳っすか、わかりやすいっすね」


クリフ「まあな、ランカーお前はどうするんだ?」


ランカー「俺は予備銃で十分っすよ」


クリフ「そうか、んじゃ行くぞ」


ランカー「うっす」


歩いて15分


クリフ「ん?集落か?」


ランカー「データベースによると、「ノキアス村」だそうっすよ」


クリフ「まあ、ここにいるかもな探してみるか」


ランカー「服装とかどうします?」


クリフ「このままでいいだろ、どうせ替えもねぇんだ」


ランカー「そっすね」


クリフ「行くぞ」


〜先送りの村 ノキアス〜


クリフ「しかし、相手のデータもわからないのにどうやって探すべきか・・・」


ランカー「一応コイツだ!と思う奴に話しかければいいんじゃないっすか?」


クリフ「俺のカンだと、そいつはダメだな」


ランカー「いつもの大将のカンっすか、まあ大将が言うなら仕方ないっすね、んでどうするんです?」


クリフ「んーじゃあなぁ・・・」


選択肢「この村を一通り回って特徴のある人物を探す」 「村長に聞く」 「やっぱりランカーの案を通す」


「この村を一通り回って特徴のある人物を探す」


クリフ「大体未開惑星のヒューマンは微妙に地球人と特徴が違うからな、もしかするとそいつを手がかりに足取りを掴めるかもしれねえし」


ランカー「そっすね、それいきましょうか」


クリフ「とりあえず一回りだな」


10分後


クリフ「ちっ・・・なかなか見つからねぇ・・・ん?」


ランカー「あいつ、微妙に怪しいっすね」


クリフ「とりあえずあいつと会話してみるか」



続く 第2話終

[165] 3話 ノキアス〜グレープ樹海
W.S - 2006年05月16日 (火) 20時57分



クリフ「あー、そこの人」


???「はい?」


クリフ「(とりあえず、さりげなく聞いたほうがいいな、念のため)」


クリフ「ちょっと聞きたいんだが、このあたりで不審な人物を見なかったか?」



???「不審な人物・・・ですか」


クリフ「ある人物をさがしているんだが、一向に見つからなくてな」


???「うーん・・・あまり見なそうな人物・・・」


クリフ「(どうやらこいつじゃなさそうだな・・・)、服装とかが変わっていた奴とか」


???「あ、思い出した、いた、いましたよ!、変な3人組!」


クリフ「3人組?どんな奴だったか?」


???「何かこの辺をうろうろしてましたね、何とかはまだ来ないのか!とか」


クリフ「そうか、そいつ等の情報を教えてくれねえか?」


???「えーと・・・1人は女性でしたね、ピンクカラーの短髪です」


クリフ「ふんふん・・・んで、残りの二人は?」


???「2人目は黒髪で・・・そこそこ顔はよかったです、3人目は他の2人より身長が低かった・・・くらいです」


クリフ「そうか、んでそいつ等はどこへ向かった?」


???「西の出口から森へ向かったと思いますが・・・」


クリフ「そうか、んじゃそっち行ってみるわ、サンキュ」


???「いえ、・・・あのつかぬ事をお伺いしますが」


クリフ「何だ?」


???「あなた達は他の国から来たんですか?」


クリフ「ああ、そうだが」


???「それなら東のウクラッセン王国から来たんですか?」


クリフ「いや、違うが」


???「そうですか、ならいいです・・・」


クリフ「そこで何かあったのか?」


???「はい・・・何か、この国と戦争状態らしくて・・・」


クリフ「戦争か、そいつは大変だな」


???「我々村人は下級民族のためか、情報もなかなか入ってこないため、非常に心配しております」


クリフ「そうか・・・まあ支配下に入っている以上は見捨てたりしねぇだろうから、大丈夫だろ」


???「そうだといいんですけどねぇ・・・」


クリフ「まあ、戦争に巻き込まれなかっただけでも良しとしておくべきだろ・・・んじゃ俺たちは行くぜ」


???「はい・・・愚痴っぽくなってすみません」


クリフ「気にすんな、んじゃな」


てくてくてく・・・


ランカー「大将、今の話どう思います?」


クリフ「どうもきな臭い話だな、まああの村もただじゃすまないだろうよ・・・騒ぎに巻き込まれる前にさっさと終わらせるぞ」


ランカー「そっすね」


クリフ「さて・・・西の出口だったな、まあ元々何も無い情報だ、そいつらをとりあえず追うか」


ランカー「3人組でしたね、ピンクの髪と黒髪とチビだったっすね」


クリフ「ああ、・・・さてまたあの樹海を越えるのか・・・面倒だな・・・」


ランカー「しょうがないっしょ、我慢しましょうぜ」


クリフ「しゃぁーない・・・」


歩いて15分後


てくてくてく・・・・・


クリフ「・・・っとこの辺だな、ランカー」


ランカー「トラップコンスタントの反応がありますね、もうすぐっすよ」


クリフ「ん?あいつ・・・」


ランカー「大将?」


クリフ「いや、あそこにいる奴・・・・」


ランカー「・・・ビンゴっすね」


樹海の中で発見した、人物・・・それは・・・


クリフ「さっきのピンク色の短髪・・・間違いねぇな」


ランカー「どうします?とりあえず話してみます?」


クリフ「そうだな」


クリフはその人物に声をかけてみた・・・


???「な、何ですか?」


クリフ「単刀直入に聞くが、あんたこの星の人間じゃねえだろ?」


???「・・・ってことは救助隊?」


クリフ「どうやら当たりのようだな」


ランカー「俺たちは銀河連邦のものだが、救難信号をキャッチしたから救助に来たんすよ」


???「!?、銀河連邦!?」


クリフ「ああ、銀河連邦だ」


???「ちえっ、私もついてないな・・・銀河連邦に来られるとはね」


クリフ「何か問題あるのか?」


その瞬間、女性はレイピアらしきものを取り出し、こちらに向けた


???「私はアールディオンの特殊部隊!、そしてあなたたちをここで始末する!」


ランカー「おいおい、アールディオンって今は・・・」


クリフ「・・・こいつ殺る気満々だぜ」


ランカー「仕方ないっすね、とりあえず・・・」


クリフ「戦闘開始だ!」


戦闘 VS???



続く 第3話終

[166] 4話 グレープ樹海(戦闘)〜本部
W.S - 2006年05月16日 (火) 23時35分


クリフ「女相手に本気は出さねえが、ある程度相手はしてやるぜ!」


ランカー「まあ1分で終わりますよ、チョロいっすね」


掛け声 クリフ「行くぜ!」 ランカー「今、俺の銃が吼える!」


???「はぁっ!」


カキッ!(カウンターオーラ)


クリフ「甘いぜ!」


???「くっ!」


クリフ「はっ!はっ!はっ!、うりゃっ!」


ドッ!ドッ!ドッ!ダスッ!


弱攻撃ー弱攻撃ー弱攻撃ー強攻撃


クリフの攻撃が連打で決まる、相手は仰け反る感じで後退


ランカー「そらっ!うらあっ!」


バシュッ! ズビシューッ!


???「うわああああっ!」


弱攻撃ー強攻撃


続け様にランカーの攻撃、これもヒットする


???「いっけぇぇぇぇぇっっ!!!!」


スペシャルアタック:ディープミスト


ディープミストの説明

剣で相手の目に見えないほどの突きで攻撃する
スキルレベルが上がるほど威力が増す
属性:無 ダメージ:0.7 ×4(10)・・・()内は最大 ダウン:×


カキッ!(カウンターオーラ


クリフ「確かに速いがな!」


???「くっ!」


クリフ「終わりだ、どりゃっ!」


ダスッ!・・・


クリフの攻撃が見事に決まった・・・


強攻撃ーFINISH!


戦闘終了(決め台詞) クリフ「へっ、この程度か、笑わせるぜ!」


〜レベルアップ〜


クリフ「おっしゃあーっ!」 レベル2→3 マイト・ディスチャージ習得


ランカー「当然っすよ」 レベル1→2







???「くっ・・・ここまでか・・・」


クリフ「ふん、これでも手加減したほうなんだぜ?」


ランカー「まあ、おとなしくなってくれてなによりっすけどね」


????「私を殺すなら、殺しなさい・・・」


クリフ「・・・あー、それはできない」


???「同情なんていらないよ」


クリフ「いや、同情でもない」


???「・・・どういうことだ?」


当然戸惑う女性


クリフ「長官からの命令でね、無駄に未開惑星での殺傷を行わないようにと言われてるんでね」


ランカー「んで、どうします?」


クリフ「とりあえず一度帰るぞ、コイツを長官んとこへ持っていってどうするか決めねぇと」


ランカー「へい、わっかりやした」


???「・・・好きにしろ」


クリフ「んじゃ、乗り込むぞ」


???「・・・乗り込むって・・・」


クリフ「なんだこいつも知らねぇのか、・・・ランカー」


ランカー「うっす」


ランカーは持っていたトラップコンスタントの電源を消した


ギュルルルルルル・・・・ウィィィィーーーーン・・・・


ビシュッ!


???「!?、何だ?」


クリフ「コイツはトラップコンスタントと言ってな、この州域に相手の侵入を防ぐ便利なアイテムさ」


???「・・・アールディオンにはそういうのはなかったな・・・」


クリフ「まあ俺たちもこのアイテムを最近知ったばかりだが」


ランカー「搭乗OKっす、行きますかい」


クリフ「よし、行くぞ」


ググググググッ・・・・ドバァァァァァァァァッ!!!!!


こうして3人は一時惑星を後にした・・・


〜船内〜


クリフ「そういや村の人間に聞いたんだが、お前ら確か3人で行動してたんじゃねーのか?」


???「それには一切答えない」


クリフ「・・・まあ、本部についてからでもいいがな」


???「・・・無理を承知してのことだが、一度アールディオンに返してくれないか?」


クリフ「・・・はぁ!?」


???「私はやり残したことがある・・・それだけだ」


ランカー「返してくれ、といわれてもねぇ・・・」


クリフ「・・・それは無理だ」


女性は暗くなった


???「・・・そうか」


クリフ「何故ダメかわかるか?」


???「いや・・・何か理由があるのか?」


クリフ「・・・これを聞いて、あとで嘆かないことを誓うか?」


???「別にかまわない、無くすものは無くしたからな」


クリフはちょっとためらって、発言した


クリフ「・・・アールディオンは無くなった」


???「何だと!?」


クリフ「・・・ランカー、当時のモニターを出せ」


ランカー「へいっ」


ブゥゥゥゥン・・・・


???「こ、これは・・・まさか・・・そんな・・・」


女性は落胆した、母星を無くした辛さか・・・果てく自分が何もできなかった悔しさか・・・


クリフ「・・・こいつは「エクスキューショナー」と言ってな、自らを神と言ってきたバカタレだ」


ランカー「まあ、この船にはこれくらいしか情報がないっすね」


クリフ「十分だろ・・・俺からは何もいえんが、仕方が無かった・・・んだろ」


???「何が仕方なかった、だ!、アールディオンは何もできなかったのか!?」


女性は大粒の涙を流しながら、クリフを睨んだ


クリフ「・・・連邦も抵抗したし、アールディオンも抵抗した・・・だが、とても勝てなかった・・・んだ」


???「くそっ!くそっ!、くそっ!」


クリフ「船で暴れるな、暴れるのは降りてからにしろ」


???「・・・」


そして本部に到着した・・・


続く 第4話終

[167] 第5話 本部
W.S - 2006年05月17日 (水) 21時45分

ー本部 銀河連邦 20号基地ー



兵士「お帰りなさいませ」


クリフ「今戻ったぞ」


ランカー「大将、司令官室へ直接向かいます?」


クリフ「そうだな、特に用事も無いしな」


???「私としては早く楽になりたいのだが」


クリフ「わかってるって、じゃあ行くぞ」


・・・


ウィィィィィィーン



クリフ「失礼するぜ」


???「ふむ、戻ったかクリフ・フィッター君、そしてランカー・トルティ君」


クリフ「ああ、・・・早速だがアールディオン人の生き残りを連れてきたぜ」


???「連絡で聞いた・・・それでその子がそうなのか?」


クリフ「そうらしい、他にもいるみてぇなんだが、口を割らねえんだよ」


???「そうか、・・・とりあえずその子の実刑についてだが・・・」


ランカー「殺しちまうには惜しいっすよねぇ、いい女ですし」


???「別に殺しはしないさ、生き残りがいただけでも良かったと思うしかないと言うことだ」


クリフ「ってことは・・・」


???「まあ、保護って感じで進めておく」


クリフ「そうか、よかったなアンタ」


???「ふん」


ランカー「しかし、後の2人はどうするんです?イグニスト司令官」


イグニスト「それなんだが・・・その子が話してくれない限りこちらでは動かすことはできない」


クリフ「何故だ?救助は最優先で行うと言っていたが・・・」


イグニスト「未開惑星に部隊を送れる状態ではないんだ、今、全部隊、銀河全体のパトロールに当たってもらっているが・・・」


ランカー「何か起こっているんすね」


イグニストは少々渋い表情で、ゆっくり話した


イグニスト「ああ、レゼルブ星の残党がこちらに奇襲攻撃を仕掛けている情報が入った」


クリフ「何だと!?」


イグニスト「今、12班と17班、そして25班をそちらにまわしている」


ランカー「空きがないんすか・・・」


イグニスト「そういうわけだ、だからその子が言わない限り、こちらでは動かせない」


クリフ「・・・どうする、嬢ちゃん?」


女性は今まで口篭っていたが、ようやくその重い口を開いた


???「この人物は、あなたにとって尊大に当たる人物?、それだけ聞ければ私は答える」


クリフ「あー・・・、まあ尊大ほどまではいかないが、信用はしているな」


女性はひとつ息をついてから、答えた


???「わかった、残りの2人の人物を教えます」


クリフ「そうか、そいつは助かる」


ランカー「まだ助かるかもしれないっすからねぇ」


イグニスト「そういえば君の名前を聞いてなかったね、私は連邦最高司令官イグニスト・ジョフィエルだ」


???「レイト・キルシュバーンです、・・・残りの仲間の救助よろしくお願いします・・・」


クリフ「そういや、まだ名乗ってなかったな、クリフ・フィッターだ、よろしくな」


ランカー「ランカー・トルティだ、まあ俺たちに任せときな」


レイト「うん、よろしく」


イグニスト「任せてくれ、・・・ではクリフ君、引き続き捜索を頼む」


クリフ「了解ー・・・んで他の部隊はどうすんだ?」


イグニスト「そこなんだが、私の後ろで控えている部隊を・・・」


???「その必要はないわよ!」


後ろから女性の声が響き渡る


クリフ「誰だ!?」


たったったっ・・・・


兵士が息を切らしながら発言した


兵士「すみません指令、この者が指令と話がしたいそうで・・・止めようとしたんですが・・・」


イグニスト「ああ、構わん・・・んで君は・・・」


???「お久しぶりクリフ、そしてランカー」


イグニスト「知り合いか?」


クリフ「ああ・・・とんだじゃじゃ馬娘だがな」


ランカー「久しぶりだな、リサ」


リサ「初めましてイグニスト司令官、リサ・シルヴァートレインです、お目にかかれて光栄ですわ」


イグニスト「ほう、私の名前を知っているとはね」


リサ「今は亡きヘルメス司令官の後を継いだ、連邦オペレーターを首席で合格したあなた様を忘れると思って?」


イグニスト「参ったな、ずいぶんと調べてくれてるんだね」


リサ「当たり前ですわ、・・・それで指令、ここは私が彼らのサポートをいたします」


イグニスト「君一人でかい?、それでは難しいのでは・・・?」


リサ「クラウストロの私の部下を送れば十分それは打破できますわ、それくらい優秀ですもの」


イグニスト「そうか・・・クリフ君、この娘は何者なんだい?」


クリフ「こいつは元々お嬢様なんでね、金持ちなんですよ、それで金で部下を雇うほどの力を持っているんだよ」


イグニスト「クリフ君として信頼はできるか?」


クリフ「まあ・・・こいつクォークに入る寸前に事故にあっただけで、いたら役にはたっただろうよ」


ランカー「腕は確かですしねぇ、問題は性格・・・」


当然リサはランカーを睨み付ける


クリフ「・・・まあ、そっちの都合もあるし、リサを連れて行くからいいぜ」


イグニスト「そうかすまんな、部隊を編成させるのには何かと時間がかかるものでな・・・」


リサ「あなたが・・・ふむふむレイトね、覚えたわ」


レイト「リサさんよろしくお願いします」


リサは集中力が足らない・・・イグニストは直感的に察した


クリフ「こっちは勝手に会話進めてるし・・・、まあいいが」


イグニスト「とりあえず、部隊に空きがあった次第、そちらに向かわせるように言っておく・・・くれぐれも気をつけてくれ」


クリフ「ああ、あんたもな、レゼルブ人に負けんなよ」


イグニスト「ははは、わかった」


レイト「あの・・・私は?」


イグニスト「まあ彼らに同行してくれ、そして彼らと共に残りの仲間を見つけてくれ」


レイトはちょっと安心した表情で答えた


レイト「わかりました・・・」


こうしてクリフたちは再び惑星クリンストン5号星に向かうことになった・・・


続く 第5話終

[168] 6話 クリンストン5号星〜ムーンベース
W.S - 2006年05月18日 (木) 21時43分




〜船内 インベーダーMK-2〜



クリフ「さあてと・・・俺はしばらく仮眠させてもらうぜ」


ランカー「仮眠するんすか?」


クリフ「今日はもう遅せえだろ?お前等も休んでたほうがいいんじゃねえか?」


ランカー「そういやドタバタあってか、もう23時っすね」


リサ「まあ、何かあったときはCPUが知らせてくれるし」


ランカー「そいじゃ、俺たちも休むとしますかね」


クリフ「リサ、レイトを空いた部屋に案内しておいてくれ」


リサ「了解っ」


・・・3時間後


ブーッ!


CPU「間もなくクリンストン5号星です、大気圏内に入るのでシートベルトをお締めください」


クリフ「・・・ん・・・予定より早く着いたな・・・」


ピンポンパンポン・・・


ランカー「・・・大将ー!、着きましたぜ、早く起きてくだせーい!」


ピンポンパンポン・・・


クリフ「まあ少しは寝れたな」


クリフは素早く着替えて、操縦室へ向かった


プシャーッ!


クリフ「・・・おう、お目覚めかい?」


レイト「ええ、ゆっくり休ましていただきました」


クリフ「そうか、そいつはよかった」


レイトは少々うつむいて、発言した


レイト「・・・ごめんなさい」


クリフ「あ?」


レイト「いくら連邦の救助隊とはいえ、攻撃を仕掛けてしまって・・・」


クリフ「気にしてねーよ、そもそもあんた等アールディオン人に対して敵意があったのは連邦そのものだからな、そりゃ攻撃されても当然だ」


レイト「あなたのその腕のタトゥー・・・クラウストロ人の証・・・それに気がつかなかったのも私としては失敗でした」


クリフ「別にクラウストロと銀河連邦が共同したわけじゃねーぜ?、単に俺は過去の事件の借りを返しているだけに過ぎないんだからな」


レイト「借り?」


クリフ「まあ、今は急ぎの用だからな、この救出が終わったら話してやるよ」


レイト「是非聞きたいです」


クリフ「わかった、約束する」


レイト「ありがとうございます」


クリフは少々照れた様子で答えた


クリフ「・・・ランカーとリサが待ってる、行くぞ」


レイト「はい」


プシューッ!


ランカー「大将、遅せえっすよ」


クリフ「ああ、悪いな・・・んで今どの辺だ?」


リサ「クリンストン5号星の大気圏内に入るラインにいるわ」


クリフ「そうか、じゃあ行くぞ!通常エンジン55%!」


ランカー「了解!」


ビシュウウウウウッッッ!!!!! ドボォォォォォーッッッ!!!


レイト「・・・っ!?」


ランカー「レイトちゃんには慣れないか、まあ俺たちもあまり慣れてはいないんだがね」


クリフ「ああ、酒場へ行った帰りはすげぇ気持ち悪いんだよ」


リサ「・・・ふぅ、変わってないわねぇ」


レイト「だ、大丈夫です」


ビーッ!ビーッ!ビーッ!


クリフ「何だぁ!?」


CPU「前方にエネルギー反応確認、エネルギークラス1.5を確認、こちらへ向かってきます」


クリフ「くそっ!、やっぱり嫌な予感がしたんだよ!、後方エンジン40度!左エンジン62度!急げ!」


ウゥゥゥゥン・・・・ ドッ!


謎のエネルギー弾の砲撃をかわそうとしたが・・・


ギュオオオオオオオオッ!!!!!


・・・


ドコォォォォォン!!!!



クリフ「ぐっ!?」


リサ「きゃあっ!?」


ランカー「うぉっ!?」


レイト「ああっ!?」



・・・



クリフ「・・・ちくしょっ!?、CPU被害状況は?」


CPU「被害状況、予備エンジンが破損、右エンジンの損傷度43%、量子魚雷発射口が塞がりました、重力ワープは大破・・・」


リサ「クリフっ!」


クリフ「わかってる!、ランカー!ここから一番近い惑星はどこだ?」


ピ・ポ・パッ・・・


ランカー「・・・出ました!ムーンベースっす!」


クリフ「重力エンジンも空か・・・仕方ねぇ、通常エンジン全開でムーンベース方向!」


リサ「了解!」


クリフ「ランカー!左砲プラズマキャノン、角度30度に発射!」


ランカー「了解ー!」


ズォォォォッ・・・バシュゥゥゥゥゥン!!!!


プラズマキャノンの反動で、戦艦がずれ、残りのエネルギー弾を辛うじてかわした・・・



リサ「・・・射撃圏内、外れたわよ!」


クリフ「危なかったな・・・今のは流石に・・・」


レイト「今のエネルギー反応は?」


クリフ「どうだろうな、あの星特有の武器の可能性もある・・・が、ここまでやられると手出しできねぇ」


ランカー「ムーンベースで部品借りねえとならないっすね」


クリフ「ったく、何なんだよあの惑星は!」


リサ「怒ったって仕方ないじゃない、とりあえずエンジンがムーンベースまで持ちこたえてくれることを願うしかないわね」


クリフ「ああ・・・」


インベーダー2の損傷は莫大であった


彼らを待ち受けるものとは・・・


続 第6話終

[169] 7話 ムーンベース〜惑星タイクーン・・・ではなく滞在
W.S - 2006年05月23日 (火) 20時59分




・・・プシュシュシュ・・・・ン・・・ボフッ・・・・


クリフ「あー・・・ダメかもな・・・と思ったら」


ランカー「何とか持ちこたえた・・・っすね」


リサ「全く!あんた達は何でいつもこうなの!」


クリフ「昔からだろ?今更何言ってるんだよ」


リサ「そうなんだけどさ、少しは学習しなさいよ」


クリフ「へいへい・・・」


レイト「・・・(呆然)」


ランカー「レイトちゃんも放心状態だし、とりあえず修理して休みましょうや」


クリフ「そうだな、流石に俺も気分悪りぃし」


・・・修理工具店 ショット・ザ・グラウンド・・・


シャーッ!(シャッター)


店員「いらっしゃいませ」


クリフ「今空いてるか?」


店員「すみません、今はあいにく予約がいっぱいでして・・・」


クリフ「いつ頃だい?次の予約は」


店員「早くても3週間はかかりますね」


クリフ「そうか・・・じゃあ部品だけくれ」


店員「部品だけですか?」


クリフ「俺等で修理するから心配ない」


店員「わかりました、ではどの部品を・・・」


クリフ「後部パーツが全壊、重力エンジンが空、右エンジンの損傷、砲撃不能、そして予備エンジンの破損・・・これだけ言えばわかるな?」


店員「かしこまりました、料金のほうは・・・」


クリフ「ああ、こいつで頼む」


クリフが差し出したもの、それは連邦のクレジットカードだった


店員「・・・わかりました」


ビーッ・・・


各地でカードキーが設置しており、そこにカードを通すと連邦会計課へ直接アクセスされ、その料金分が会計に流れ、使い道を入力する、こうすることで無駄な料金がすぐにわかるようになっている


ピピピッ・・・


音声「・・・どうかしたのか?クリフ君」


クリフ「イグニストか、例の惑星の攻撃を受けた」


イグニスト「何だと!?、クリフ君、何かしたのか?」


クリフ「いや、無差別に撃ってきた、しかも未開惑星じゃありえないレーザー光線みたいなのがな」


イグニスト「何と・・・それで今ムーンベースにいるのか」


クリフ「そういうことだ、・・・とりあえずもう一度行ってみるけどな」


イグニスト「無理はするなよ、我々は君を失うと後が無いのだからな」


クリフ「へいへい、まあ最初に入ったときは入れたんだ、どこか入り口があるはずさ」


イグニスト「こちらも援護したいのだが・・・」


クリフ「余裕があるときに頼む、んじゃな」


ピッ


店員「部品がそろうまで2〜3時間かかりますので、それからまたお越しください」


クリフ「了解」


シャーッ(シャッター)


ランカー「足止めっすか」


クリフ「そういうことだ、んで・・・リサ」


リサ「わかっているわよ、修理の頭数増やせ、でしょ?」


クリフ「頼む」


リサ「はいはい、・・・ちょっと待って」


ピッ、ピッ・・・ブブッ・・・


???「どうかされました?お嬢様」


リサ「人手がいるの、すぐにお願いね」


???「今どこにいらっしゃいます?」


リサ「ムーンベース娯楽エリアよ」


???「かしこまりました、すぐに使いを向かわせます」


リサ「待ってるわ」


ピッ


リサ「これでOKよ」


クリフ「ああサンキュ」


レイト「それでどうするの?」


クリフ「とりあえずリサの部下が来るまで、この辺でうろつくか」


ランカー「それまで自由行動にしません?」


クリフ「まあいいだろ、んじゃ2時間後にここでな」


ランカー「了解」


リサ「わかったわ」


レイト「はい」


・・・こうして自由行動となった・・・そしてクリフは・・・


・・・


クリフ「あーあ、久々に酒が飲みてえなぁ・・・、連邦じゃ飲ませてくれねえし」


・・・ブツクサ言っていた・・・


そして2時間後


ランカー「今、戻りやした」


クリフ「おう、これで全員だな」


リサ「そろそろ来るはずだけど・・・」


???「お嬢様ー!」


リサ「あっ、来た来た」


???「お待たせしました、それで修理する宇宙船は・・・」


リサ「その前に部品がまだ届いてないのよ」


???「えっ、しかし部品まではこちらで用意していないのですが・・・」


クリフ「安心しろ、部品はもう発注してある」


???「そうですか、それなら・・・」


レイト「あの・・・この方々は?」


リサ「ああ、紹介が遅れたわね、この2人は私の部下、ライとクゥよ」


ライ「よろしくお願いします、自分がライです」


クゥ「僕がクゥです、よろしくお願いします」


レイト「よろしくお願いします、レイトです」


店員「お客様、部品が揃いました」


クリフ「おう、ご苦労さん」


ランカー「さあて、パッパと修理終わらしちゃいますか」


クリフ「そうだな」



こうしてムーンベースで宇宙船の修理をすることに

クラウストロ人、ライとクゥ彼らの潜在能力は如何なる者か?


続 第7話終

[170] 8話 ムーンベース〜クリンストン5号星(山岳)
W.S - 2006年05月29日 (月) 16時36分



クリフ「ふぅ・・・これでOKだな」


ランカー「そっすね、重力エンジンの再起動だけまだっすけど」


ライ「そのあたりは自動充電されますから、飛んでいる間にサインが出ますよ」


クリフ「そうか、ありがとよ」


クゥ「では我々はこの辺で失礼します、また何かありましたら呼んで下さい」


リサ「うん、ありがと、感謝するわ」


ランカー「ライとクゥはこの後仕事か?」


ライ「ええ、我々はシルヴァートレイン家に戻って、このことを館主様にお伝えしなければならないので」


ランカー「そうか、なら仕方ないな」


クゥ「申し訳ないです、それでは失礼します」


クリフ「ああ、じゃあな」


・・・


・・・


クリフ「さて、疲れたし、寝るか」


ランカー「飛行は明日っすね?」


クリフ「そういうことだ、明日は一気に突っ込むぞ、よく寝とけよ」


ランカー「了解」


リサ「わかったわ」


レイト「どこに泊まるの?」


クリフ「ああ、そこの連邦が経営している宿だな」


レイト「うん、わかった」


こうしてクリフ達はインベーダー2の修理を終わらし

床についた・・・


ーーー翌日ーーー


インベーダー2内


クリフ「さぁて、行くとするか」


ランカー「準備OKっす」


リサ「通常エンジン、左右エンジン、エネルギーバックアップ問題なしだわ」


クリフ「了解、んじゃ行くぜ!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ギュウゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!


バシューーーーーーーーーーーーン!!!!!



・・・ムーンベース宙域東部・・・


レイト「ねぇ・・・」


クリフ「ん?」


レイト「攻撃はどうするの?」


クリフ「ああ一昨日のか、心配すんな、ちゃんと考えてある」


レイト「あのレーザー光線も問題あるけど、未開惑星条約はどうするの?


クリフ「昨日連絡取って、「救助を優先してくれ、ただ被害は最小限に頼む」だとさ」


レイト「それならいいんだけど・・・」


クリフ「何か問題あるのか?」


レイト「ううん、無いよ」


クリフ「そうか」


レイトは何か思いつめた表情をしていたが、普通の表情に素早く戻した


・・・クリンストン5号星宙域・・・


クリフ「さて、この辺だな」


レイト「それで・・・どうするの?」


クリフ「俺たちが以前攻撃を喰らったのは西部方面だった、しかしお前を見つけたのは東部方面・・・これでわかるな?」


レイト「わかった、東部方面は攻撃をする手段は無いってこと?」


クリフ「ああ、どうやらそれは的中みたいだぜ」


ランカー「攻撃目標、確認0でっす」


リサ「エネルギー反応ないわ」


クリフ「まあ念のため、量子魚雷は素早く撃てるようにはしてるがな」


レイト「それで、東部に降りるの?」


クリフ「ああ、まずは詮索だ、この前とはちょっと違う方向で降りる」


レイト「私が前いたところは、いなかったと思う・・・」


クリフ「わかってる、だから少々離れで降りるぜ、宇宙船も見つかるとマズイからな」


ランカー「生物反応ヒューマン系が近くに属さない場所・・・コース2.409.12でっす」


リサ「フィールド分域は山・・・だわ」


クリフ「山か・・・まあいい、そこに着地だ」


ランカー「了解」


クリフ「(しかし西部に何が起こっているんだ?、未開惑星であのような兵器が作られるわけねぇ、まさかエリクールと同じように・・・)」


ランカー「どうしました?大将?」


クリフ「あ、いや・・・何でもねえ・・・」


クリフ「(まあいい、あまり未開惑星を唱えちまうとフェイトに怒られちまうしな、・・・またあいつの力を借りるかも・・・な)」


リサ「着陸するわよ」


クリフ「OKだ、後部エンジン30%!」




こうして、再び無事にクリンストン5号星に潜入したクリフ達

果たしてレーザーの正体とは?そしてレイトの仲間とは・・・?


続 第8話終

[171] 9話 ベルマ山岳〜
W.S - 2006年06月06日 (火) 00時11分



クリフ「さてと・・・早速探すか」


ランカー「レイトちゃん、残りの2人の詳細を教えてくれないかな?」


レイト「わかったわ、じゃあまず1人目から」


レイトは淡々とその人物の詳細を話し始めた



1人目の名前はナサス・ベンハーツと言うそうだ
黒髪で身長は高く、アールディオンのエースとも呼ばれる人物である

ナサスは独自で行動することが多いので行き先には目処が立たないと言う


クリフ「ナサスか、そいつは俺も聞いたことがある・・・しかし、何でそいつがお前の船に乗っていたんだ?」


ランカー「ナサスといえば、戦艦アストランクスの艦長っすよねぇ?」


レイト「それは・・・奇襲作戦のためよ」


クリフ「まあ、そうとしか思えないわな、真っ向勝負とかやって連邦に勝てる可能性は薄い」


ランカー「それで、アストランクスを囮につかったわけっすか」


レイト「そういうわけ、でも見事にエンジンがヒートオーバーして墜落したわけ」


クリフ「それで、その後はどうなったんだ?村の住民に聞いたところ、お前ら3人で行動してたじゃねぇか」


レイト「ナサス様の悪い癖で2人での行動になったのよ・・・はぁ・・・」


リサ「悪い癖?」


レイト「さっきも言ったとおり、独自で行動することが多いから、自ら単独行動に出たまま戻らなくなっちゃのよ」


ランカー「困ったリーダーっすねえ」


レイト「それで仕方なく2人で行動してたんだけど・・・」


クリフ「もう1人のは誰だ?」


レイト「ああ、もう一人は・・・」


レイトはまた淡々ともう1人の詳細を話した


2人目の名前メドン・F・クオーン
ナサスと違い身長は低いが行動力に優れており、しかも※ユニバースカード所持者
※フォビトゥン大学を出ており、学績も非常に優秀
多少ファッションセンスが悪いのを気にしている、緑髪

※ユニバースカードとは

簡単に言うと運転免許みたいなものである
クラスにはハンドウォーカー→シュプリンクス→ヘイトパンズィーと徐々に格が上がる
メドンのカードは戦艦のランク用の免許で特級
特別な役目を果たす役割も担っている
アールディオンのみ発行


※フォビトゥン大学
アールディオンではなく月にある、銀河系の誰でもあこがれる超有名大学
名門大学だが、体育系も優秀、未来を先進む青年に栄光あれをモットーにしている
当然学費も目玉が飛び出るほど高い
しかしその分見返りは大きく、この大学を卒業したものは皆苦労知らずだそうだ
メドンの学部は理数系だが本人はどの学部でもよかったらしい
ちなみにあのキョウコ・エスティードもここの医学部出身である



クリフ「そうか・・・んでそのメドンとはどこではぐれたんだ?」


レイト「それが私にもわからないのよね、ただそんなに遠くは行っていないとは思うんだけど・・・」


クリフ「うーん・・・じゃあしょーがねえな、あたりあたり探すか」


ランカー「そっすね」


リサ「はー・・・めんどいわ・・・」


レイト「お願いします・・・」


クリフ達は山岳に住む野生のモンスターを倒しながら先へ進んだ・・・


★レベルアップ♪

クリフ レベル3→5 エネミーサーチ 挑発
ランカー レベル2→4 ギャラクシーバレット習得
リサ レベル1→4 エネミーサーチ
レイト レベル3→4 クリティカルMP


山岳も頂上に差し掛かったクリフ達、しかし探している人物は見つからない・・・


クリフ「ちっ、魔物がうろうろいやがるから人探しに集中できねぇ」


ランカー「頂上に行けば、あたりを見回せますからね、そこまでの辛抱っすよ」


クリフ「ああ」


ウォォォォォォォォーン・・・・


遠くから何者かの雄たけびが響く・・・



クリフ「・・・何かいやがるな」


ランカー「そっすね」


リサ「近いわ」


レイト「戦闘準備・・・?」


クリフ「だな」


ランカー「来まっせ!」


バッ!


クリフ「狼の化け物か!?、とりあえず殺る気満々だな・・・いいぜ相手になってやる!」


ランカー「戦闘開始っす!」


BOSS ドーベンウルフ×4


ドーベンウルフデータ HP230 MP6000 紋章術 なし 特技 テイルサイクロン クリティカル


突然の敵! クリフ達は襲い掛かるドーベンウルフとの戦闘に

果たして探し人は見つかるのか?


続く 第9話終

[175] 10話 ベルマ山岳頂上付近〜アロッサ
W.S - 2006年07月08日 (土) 13時49分

バキッ! バシュゥゥゥン! シュパッ!


リサ「炎よ舞え!ファイアボルト!」


バウゥゥゥゥーン!!!


ドーベンウルフ「グガァァァァ・・・・!!!」


クリフ「おっしゃあ!押し込むぞ!」


ランカー「OK!」


レイト「はぁぁぁぁぁぁっ!」


リサ「全く、人使いが荒いわね」


・・・その頃連邦では・・・


イグニスト「CPU、内線6.56021に通信をつなげてくれ」


CPU「・・・ここのアクセスにはパスワードの入力をお願いします」


イグニスト「カタッ・・・カタカタッ・・・」


ピーッ!


CPU「パスワード認識、通信回線を開きます」


ガーッ!


???「はい、情報保安庁です」


イグニスト「私だ、急にすまないが人を探してほしい」


???「かしこまりました、どなたをお探しになられるんですか?」


イグニスト「フェイト・ラインゴッド博士、ソフィア・ラインゴッド研究員夫妻の2名だ」


???「了解いたしました、お迎えは・・・」


イグニスト「ロウディ・ハイドグラスガード氏に頼む、彼なら怪しまれることはないだろう」


???「かしこまりました、緊急でよろしいですね?」


イグニスト「ああ、緊急でだ」


???「わかりました、それでは後ほどまた連絡します」


イグニスト「頼む」


プチン!


イグニスト「・・・あの惑星に異常が見られるとはな、クリフ達にも早く戻ってきてもらわないと」


・・・再び山岳・・・


クリフ「マイト・ディスチャージ!」


空中にエネルギーの塊が回りを襲う!


ドバババババババッ!!!!!


ランカー「ギャラクシーバレットォ!」


無数の兆弾があたりを襲う!


ドドドドドドドドドドッ!


リサ「あの2人は複数攻撃はお手の物ね」


ドーベンウルフ「ガァッ!」


リサ「おっと、ぼーっとしてられないわね」


・・・


リサ「炎よ舞え!ファイアボルト!」


ドウッ!


レイト「ディープミスト!」


シャッシャッ!シャッ!ドドドドドドドドッ!


ドーベンウルフ「ごああああああああっ!」


無数の剣がドーベンウルフを襲う!


バトルスキル:フィニッシュ!


戦闘終了(決め台詞) レイト「たいしたことなかったね」



★レベルアップ♪

クリフ レベル5→6
ランカー レベル4→5 ファーストエイド
レイト レベル4→5







クリフ「ったく、めんどくせーな、ここの魔物は」


ランカー「大将、さっきあっちの方角で町が見えましたぜ」


レイト「うん、私も見えた」


クリフ「そうか、んじゃここを下ればいけるな、お目当てのものはここでは見つからなかったが」


リサ「簡単に見つかったら、後が気持ち悪いでしょうが」


クリフ「まあな、んじゃ行くか」


ランカー「ちょっと待ってくだせぇ、さっきの魔物が何か持ってましたぜ」


クリフ「ん?、ブルーベリィじゃねえか?」


リサ「もらっとけば?回復アイテム尽きたし」


クリフ「そうだな」


ブルーベリィX5入手!


〜山岳を下ってしばらくして・・・〜


クリフ「やっと下れたぜ、さあて町で休むか」


一同「賛成!」


〜宿屋 アドニス・クライン家の食卓〜


店員「4名様ですか〜どうです120Gで休みますか?」


クリフ「ああ」


店員「了解です、部屋は600号室ですごゆっくりお休みください」


♪〜♪〜♪


続く 第10話終

[202] 11話 スフィア社
W.S - 2006年10月10日 (火) 22時23分

〜スフィア社 61F〜


???「しっかし、1年前の騒ぎはすごかったっすね」


???「そうだな、まさかゲームの中の人間がこちらに出てくるとはな」


???「ここがリアルワールドかすらも、もうわかんなくなってきましたし」


???「あれはバグだ、もう孤立させてるんだから問題ないだろ」


???「貴方たち、無駄口たたいてないでさっさと仕事しなさい」


???「あっ、ブレアさん、こんちわー!」


???「申し訳ありません、オーナー」


ブレア「うーん、そのオーナーっていうの、やめてくれない?、一応まだ兄さんは辞任していないんだから、代理だし・・・ちょっとね」


???「そうだよタリス、ブレアさんでいいじゃん」


ブレア「カトゥーリ、あなたはもう少し言葉遣いをしっかりしなさい」


カトゥーリ「へーい」


タリス「ではブレア殿、申し訳ありません、カトゥーリの奴がまた・・・」


ブレア「わかってます、っとその前に・・・とりあえず話があるんだけど・・・」


カトゥーリ「何です?」


ブレア「あなたたちのさっきの話を聞くと、エターナルスフィアの話をしていたみたいだからね、ちょっとその件なんだけど」


タリス「ええ、それがどうしました?」


ブレア「・・・実はね、ウィルスが完全に消去できていなかったの」


カトゥーリ「げっ!?マジっすか?」


ブレア「再起プログラムをリロードしたのはいいんだけど、実はあのプログラムには欠陥があったのよ」


タリス「その欠陥がウィルスですか?」


ブレア「ええ、あれには元々実験用のをコピーしたものであって、まだ作業途中だったのよ」


カトゥーリ「まあ話の流れからすると、俺たちにそれを処理しろってことですか?」


ブレア「あら、理解が早いわね、そう、あなたたちにお願いしたいんだけど・・・」


タリス「しかしエターナルスフィアは、重要管理室のコンピューターに保存管理になっていますし、いくらなんでもそれは・・・」


ブレア「その辺は大丈夫、だけどそのためには、まずエターナルスフィアの住民になってもらう必要があるのよ」


カトゥーリ「俺らがゲームキャラになると?」


ブレア「そういうこと、だからデータが消されちゃうとあなた達も消えちゃうから」


カトゥーリ「・・・おいおい、マジっすか?」


タリス「それは・・・ちょっと・・・」


ブレア「まあ無理にとは言わないけどね、ただ貴方たちの今のところの任務はこれだけね」


カトゥーリ「ってことは・・・これをやらないと・・・リストラ候補っすか・・・?」


ブレア「うーんストレートに言うと、そういうこと」


タリス「ち、ちょっと待ってくださいよ!、カトゥーリはともかく何で俺が・・・」


ブレア「タリス、まさかあの規約に目を通していなかったって言うわけじゃないでしょうね?」


タリス「え・・・」


カトゥーリ「簡単に説明すると、コンビを組んだ奴とはすべて連帯責任ですよね」


ブレア「ご名答」


タリス「・・・(なんだってぇ!!!!!)」


その後カトゥーリとタリスの言い争いが続く中


決断の日は迫っていた・・・


12話に続く

[203] 辞書〜オリジナルキャラ詳細〜
W.S - 2006年10月11日 (水) 19時45分

レイト・キルシュバーン 24歳

今は無きアールディオン人の生き残り
祖国ではRFF036(ロケッツ・フォーミュラー・フリューゲル)の隊長を務めていたが
祖国が無くなった為にその実績を認めるものがいなくなった
実は両親は地球人であるため、レイトは地球人ということということになるが
両親が地球から追放されたため、アールディオン出身となっている
まだまだ謎が多い女性


イグニスト・ジョフィエル 40歳

若くして連邦最高司令官となったが、実を言うと
前連邦最高司令官・ヘルメス氏が半年前に解任されたため
急遽、次期連邦最高司令官を決める会議が行われた
そこで白羽の矢が当たったのがイグニストである
1年前の戦争で多くの幹部を失ったため、唯一実績の良かった
イグニストが選ばれた
先祖はあの名提督ロニキス・C・ケニー
イグニストはその甥である。
本人はそれを知らないが


リサ・シルヴァートレイン 29歳

意外にいい歳(笑)
シルヴァートレイン家の血を引く・・・わけではない
実を言うとリサは父・バロウ・シルバートレインの隠し子であったりする
なので家系とは直接関連していない
しかし父から援助をもらっているにも関わらず、自分で仕事を作ることを好んでいるため
バロウ氏は驚いていたらしい
「あの女の子供とは思えん」と漏らしていた
本人は気づいてはいるが、何も言わないらしい。


RFF036(ロケッツ・フォーミュラー・フリューゲル036)

レイトが指揮していた部隊
17年前の惑星ストリームに障害が起こっていた頃のレスキュートラベラーの一員のして活動していた
8年前に軍事事件に巻き込まれ、戦線部隊として加わった
その際にたまたま〜グロッサ〜を追撃し、栄誉を称えられた
1年前にアールディオンが消滅したため名前だけが残り、その他の詳細については
一切語られていない。


P−98グロッサ艦

惑星リューサの最新戦闘艦であり、戦艦1、2を誇るスピードを誇る
しかし「RFF036(ロケッツ・フォーミュラー・フリューゲル)」と交戦する際にガス欠と言う大ミスを侵し敗北
この戦艦にはバンデーンの転送妨害装置が備わっていたが
それが燃料を大幅を消費するハメになり自爆と言っていいだろう
なにより結果的に転送妨害装置を使うことが一度も無かったのが
艦長・ネッサの悔いの残るところであろう。


ライ・ベッツ 27歳

シルヴァートレイン家のあらゆる仕事をこなすお世話係
クゥとは幼馴染であり、親友でもある
リサとの出会いはバイト先でたまたま出会った事、それがきっかけで
シルヴァートレイン家でお世話になっている
水戸黄門でいうと助さんみたいなものである(爆
その名の通り屈強な体でリサを全力で守る
ちなみにリサとの関係は特に親密ではない


クゥ・スレイサー 27歳

ライと同じく、シルヴァートレイン家でお世話になっている
ただライと違うところはクラウストロ人なのに
あまり威圧的なものがないので、よくクリフなどに叱られている
水戸黄門で言うと格さんである・・・が別に人情家ではない
細身で足が速く、スピードを活かしたスポーツはずば抜けて強い
意外にも大学を首席で合格するほどの頭脳を持つ


ナサス・ベンハーツ 23歳


黒髪で身長は高く、アールディオンのエースとも呼ばれる人物である
ただ彼自身の人格に問題があるため、度々アールディオン幹部を困らせていたと言う
戦艦・アストランクスの艦長であるものの仕切る能力はあまり良くは無い
その影響でレイトが巻き込まれたということだが
結果的には仕切らせたのが間違いだったと
レイトが小言を言っていた
ただ、戦闘能力はクラウストロ人を遥かに凌ぐ身体能力
そして剣術、武術、棒術、呪術、銃撃をプロ以上にこなす
異名は"サンダーナックル"


メドン・F・クオーン 23歳
ナサスと違い身長は低いが行動力に優れており、しかもユニバースカード所持者
フォビトゥン大学を出ており、学績も非常に優秀
多少ファッションセンスが悪いのを気にしている、緑髪
行動力は優れているが体力がないために、とある提督からは
お叱りを受けている様子
ナイフ投げは百発百中に近い、しかし何故か銃撃はからっきし
メガネはかけていると思われちだが、かけていない
ちなみにクライブ・エスティードとは遠い親戚に当たる


ユニバースカード

簡単に言うと運転免許みたいなものである
クラスにはハンドウォーカー→シュプリンクス→ヘイトパンズィーと徐々に格が上がる
メドンのカードは戦艦のランク用の免許で特級
特別な役目を果たす役割も担っている
アールディオンのみ発行


フォビトゥン大学

アールディオンではなく月にある、銀河系の誰でもあこがれる超有名大学
名門大学だが、体育系も優秀、未来を先進む青年に栄光あれをモットーにしている
当然学費も目玉が飛び出るほど高い
しかしその分見返りは大きく、この大学を卒業したものは皆苦労知らずだそうだ
メドンの学部は理数系だが本人はどの学部でもよかったらしい
ちなみにあのキョウコ・エスティードもここの医学部出身である


カトゥーリ・ログ 28歳

元・スパイダーキャノンの副将
頭が悪いのか悪くないのかわからないと友人タリスの証言だ
時折ずば抜けた能力を発揮し、スフィア社に乗り込んでくるものを10秒で排除する
頭の回転が速く、即座に行動をしない変な癖があり
仕事に支障を与えることもしばしばある


タリス・リットル 27歳

実家は大金持ちだったが、数年前の異常空間の影響ですべてを失う
そのため働きに出るもののお金が稼げず、路頭に迷っていた
両親はすでに他界しており(FD91号事件)
貯金もなかった・・・が、とある研究員に雇われ
スフィア社で働くこととなった
仕事はマジメにこなしているものの、カトゥーリの問題行動に
手を焼いている
その「とある研究員」はFD空間にはいないと聞かされ
あちこち探しているようだ


FD91号事件

突然、流星群が大漁に降ってきて辺りの家を壊していった
大規模的な被害を受けて、人々は恐怖に陥った
スフィア社の当時のオーナー「ルシファー・ランドベルト」の
経済的バックアップをおかげで、何とかこの事件は落ち着いた
死者は2000人以上と思われる
場所は高級住宅街であったため、資産家はこの事件を悔やんでいたそうだ


スパイダーキャノン

カトゥーリが昔所属していたチーム
チームの内容は主に影武者を務めるものである
その中でもカトゥーリは度々指名されることが多く
当時のオーナー=「ルシファー・ランドベルド」からは称賛を受けていた
だが、その職業にやや不満を持っていたカトゥーリはその年に脱退
後日スフィア社の面接を受けていた、面接の結果見事合格して入社
そこでタリスと知り合ったのである。


惑星リューサ

約200年前に誕生した新星、人口は約1億人と予想される
元々銀河、クラウストロ、バンデーン、アールディオンすべてと友好関係を結んでいたが
78年前のラグナロク事件によりすべての惑星と対立
その後武力行使として、その当時一番小さかった惑星エディフォスを狙ったが失敗
しまいには近隣惑星の"惑星べリア"を奪われてしまう
その後すぐさま奪回を試みるが奪回に失敗し、それ以降は他の惑星と完全に孤立している
今はおとなしいが今後の行動には、不安がよぎる
1年前の事件の影響がなかったのは、小さい星だからであろうと
推測されるものの、たまたまデストラクションの波動砲がずれたからとも言われている


ラグナロク事件

惑星リューサが不許可で新型兵器の実験をしたため
クラウストロ、銀河惑星が戦闘警備隊をすぐさまに配置した
しかし訓練の一環に過ぎたかったこの新型兵器の実験だったため
惑星のあちこちから厳重注意を受けた
だが、その当時の指揮官・提督などは隠れて実験を行うなどの発言したため
全惑星から反感を買った
その半年後、またもや実験を流星群に験したため
友好関係の輪が完全に外れた。


インベーダーmk.2

重力エンジン、量子魚雷、クリエイション砲、プラズマキャノンと
かなりの重量型であるが、移動能力は高い
半年前にイグニスト・ジョフィエルから直々に登録させた
レベルの高い戦艦である(mk.1は戦闘中に重力エンジンが破損したため廃棄)
連邦の中でも最大規模に当たるこの戦艦を受け取り
クリフ、ランカーは今日も旅立っていく

[205] 12話 スフィア社〜惑星ストリーム
W.S - 2006年10月23日 (月) 01時59分

タリス「・・・はぁ〜・・・」


カトゥーリ「いい加減覚悟決めろよ、クビ回避のためだ」


ブレア「あなたたちの情報・・・キャラクターはこれでいいわね?」


カトゥーリ「OKっす、うわー!何か楽しくなってきたっすよ」


ブレア「遊びじゃないんだからねカトゥーリ、気を引き締めなさい」


カトゥーリ「へーい」


タリス「それで・・・どうやって進入するんです?」


ブレア「とりあえずあなたたちには仮死状態になってもらうわね、そうしないとプログラムには組み込めないから」


タリス「・・・ちゃんと戻れるんでしょうね?」


ブレア「それはあなたたち次第ね、無事ここに戻れたら戻してあげるから」


タリス「はい・・・」


ブレア「プログラムには帰化システムを使用するから、居場所の心配はご無用」


カトゥーリ「なるほど、んで俺たちの探索する場所はどこです?」


ブレア「まずは惑星ストリームに降りてもらうわ、そこから改めて指示をするから」


タリス「了解です」


ブレア「この時空変換装置とメモリーアナライズを合体させた、BTT・Dアルスブレッドカプセルに入ったら転送先へ行けるわ」


カトゥーリ「変わったカプセルっすね」


ブレア「一度入ったら、任務を完了するまでは戻ってこれないから、今のうちにこっちでできることを済ませておきなさい」


タリス「はい」


カトゥーリ「うぃっす」


ブレア「あっ、そうそう、今惑星ストリームにはパラグライドがウロウロしているから装備は整えといたほうがいいわ」


カトゥーリ「あれ?関連していないんじゃなかったんすか?、侵入者用対処プログラムを使っているなんて」


ブレア「一応、惑星ストリームは私たちの領域内でもあるのよ、だから一応不正が無いかチェックしているのよ」


タリス「あっち側の人は知っているんですか?」


ブレア「いいえ無断だけどね、それでもあの惑星はウイルスに感染されるといろいろ面倒だから、仕方なく・・・ね」


カトゥーリ「そっすか・・・それでプログラムレベルはどれくらいです?」


ブレア「Eクラスだから問題ないと思うけど・・・」


カトゥーリ「了解ー」


こうして一時解散したカトゥーリ達だが・・・


???「・・・この街ともしばらくお別れか、まあ今の自分には全く意味の無いものかもしれないけどね」


ブレア「タリス」


タリス「わっ!?、オ・・・いや、ブレアさん何です?」


ブレア「・・・旅立つ前に一応言っておこうと思ってね」


タリス「え?」


ブレア「実は・・・あなたの探している研究員がエターナルスフィアにいることが判明したのよ」


タリス「えっ!?」


ブレア「どこかはわからないけど、以前のエターナルスフィアのデータの残りから二人のデータが消されているのよ、たぶんもしかしたら・・・と思ったら」


タリス「その人物だと・・・」


ブレア「わからないけど、可能性は高いでしょうね、何せ未だにその情報は出てきてないもの」


タリス「・・・わかりました、ありがとうございます」


ブレア「お礼はいらないわ、・・・そのかわりあなたへの任務を追加するわ」


タリス「はい」


ブレア「その人物を何とか説得して、こちらに戻るように言ってちょうだい」


タリス「・・・拒否された場合は?」


ブレア「条約に触れる、と言えば大丈夫でしょ」


タリス「わかりました、必ず説得してきます・・・」


ブレア「頼むわね」


12時間後・・・ついにそのときを迎える・・・


続く

[206] 13話 惑星ストリーム〜アデルス宙域
W.S - 2006年10月23日 (月) 21時40分

ブレア「準備はいいの?」


カトゥーリ「OKです」


タリス「問題ないです」


ブレア「そう、じゃあカプセルの中に入って」


カトゥーリ「うぃ」


ガチャッ


カトゥーリ「中を見てると目がチカチカするっすね」


ブレア「まあ仮死状態になってもらうから、いろいろなプログラムがこの中にあるのよ、目がおかしくなるのも当たり前だわ」


タリス「いよいよか・・・」


ブレア「じゃあカプセルを閉めて、スイッチを入れるわよ」


カトゥーリ「うぃっす、ブレアさんとはお別れなのは残念っすが仕方ないですね」


ブレア「そうね、まあ戻ってこれないわけじゃないし、生きて戻れれば、また会えるわよ」


カトゥーリ「そっすね」


タリス「オーナー、・・・行って参ります」


ブレア「ご武運を祈っているわ、頑張ってね」


カチャッ


・・・


ドルルルルルルルルルルッ!!!!!!!!!!!


キュゥゥゥゥゥゥゥゥイン!!!!!


ピポッ、ピポッ、ピピッ・・・


ブレア「転送状況は正常ね、成功だわ」


・・・


タリス「(自分はどうなったんだろう・・・移動中なのかな・・・?)」


カトゥーリ「(・・・ブレアさんに言われたことは、こちらの正体はばらすな・・・か、結構難題だがな)」


・・・


・・・ピシュン


カトゥーリ「・・・お?着いたか?」


タリス「成功したみたいだね」


カトゥーリ「ああ、ここからは指示があるはずだが・・・」


・・・プチン!


ブレア「・・・カトゥーリ?タリス?聞こえる?」


カトゥーリ「うぃっす」


タリス「はい、無事到着しました」


ブレア「そう、よかった、早速だけど移動してもらうわよ」


タリス「はい」


ブレア「そこから250M行ったところに、こちらから転送した宇宙船があるから、それを使って宙域に入って」


カトゥーリ「宇宙船はシミュレート通りっすか?」


ブレア「同じシステムを使っているから大丈夫よ」


タリス「了解しました、早速向かってみます」


カトゥーリ「うーし!行くぜ!」


続く

[216] アロッサ〜ベルクート平原〜キャンディア
W.S - 2006年11月05日 (日) 23時31分

クリフ「・・・そっちはどうだ?」


ランカー「ダメっすね、情報0っす」


レイト「ふぅ・・・全く、どこを彷徨っているやら・・・」


リサ「それでどうするの?移動する?」


クリフ「そうだな、これ以上ここにいても仕方ないだろ」


ランカー「出口は東と南がありますが、南を通っていったほうが良いようですぜ」


クリフ「ほう、そうなのか」


レイト「何故?」


ランカーは少々渋い顔をして答えた


ランカー「どうやらこの地域は北と南で分担されてるようで、勢力争いを行っているみたいなんすよ」


クリフ「なるほどな、ってことは東の道はその拠点へと繋がっているわけか」


ランカー「ただでさえ荒れているようなので、今近づくと危険っぽいです」


リサ「どこへ行っても同じね・・・こういうこと」


リサは呆れた感じで答えた


ランカー「しかも東への道は警備員らしき人物が見張っているみたいで、許可なしでは難しいみたいっす」


クリフ「なら道は一つだ、南に行くか」


ランカー「そっすね」


クリフ達はとりあえず南に向かうことにした


タッタッタッ・・・


そしてクリフ達が南の出口から出ようとしたとき、老人が忠告してきた


老人「あいや、ちょいと待ちなされ」


クリフ「なんだ、じいさん?」


老人「どうやらお主たちはこの辺に疎いようだから、忠告しておくが、できるだけ川に沿って歩いて行くと良い」


クリフ「ほう、何故だ?」


老人「この先は魔物の住処が多くてな、南西のほうへ向かうと「カリンダ山脈」がある、そこへは近寄らんことだ、人を好んで食う魔物がいるんでの」


クリフ「そうなのか」


老人「うむ、だから南西の道筋を進むと、手ごわいモンスターがうようよしとるから、川に沿って歩くと安全じゃ」


クリフ「なるほどな、忠告ありがとよ」


老人「道中お気をつけて」


こうしてクリフ達は街を出た


クリフ「さてと宿の娘に聞いたところ、南に向かう場合はここから3時間歩けば「キャンディア」って都市に着くらしい」


リサ「げーっ、長い・・・」


クリフ「うだうだ言ってんじゃねえ、行くぞ」


リサ「ちぇーっ」


続く

[220] キャンディア
W.S - 2006年11月14日 (火) 23時18分

クリフ「やれやれ、やっと着いたか」


リサ「疲れたー、今日はもう休まない?」


クリフ「そうしたいところだが・・・そうもいかないようだぜ」


リサ「・・・そのようね」


門番らしき2人がこちらに近づいてくる


門番A「ここに何をしにきた?」


ランカー「ちょいと人探しをね」


門番B「怪しいな、とりあえずこっちにこい!」


レイト「な、何?」


クリフ「・・・まあ、ここはおとなしくしておこうぜ、こっちも速く終わらせたいんだ」


ランカー「面倒っすねぇ」


門番達はクリフ達を都市の隅っこに呼び、確認を取っていた


門番A「・・・リストにはないが、どうだ?」


門番B「うーん、通していいんじゃないですか?」


門番A「エスグランドの住民ではなさそうだからな、通すか」


クリフ「(エスグランド・・・?)」


門番B「よし、特に問題はない、通っていいぞ」


ランカー「ありがとさん」


レイト「何だったの・・・」


リサ「どうでもいいから早く休みたーい!」


クリフ「さて行くか」


クリフは歩きながらさっきの門番の発言を気にしていた


クリフ「(エスグランドか、どうやらその国とここの国との抗争があるみたいだな)」


------------------------->>>



クリフ「さて、今日はもう休むか」


リサ「賛成ー!」


ランカー「・・・大将、ちょっと話が・・・」


クリフ「・・・部屋の中で聞く」


寝室A


クリフ「どうした?」


ランカー「どうやらここに長居しないほうがいいみたいですぜ」


クリフ「お前も気づいたか」


ランカー「街の中央で何やら警備員達が「外部の者の詳細を徹底的に洗え」と指示をしたそうですぜ」


クリフ「ああ、だからさっきから視線を感じるんだな」


コンコン


誰かがドアをノックしてきた


クリフ「ちっ、もう来たのか?」


ランカー「・・・いやこれは・・・」


ガチャッ


レイト「夜遅くごめん、ちょっと話が・・・」


クリフ「何だレイトか、話ってなんだ?」


ランカー「まさか視線を感じるとか、そういうのっすか?」


レイト「よくわかったわね、そう何か視線を感じるんだけど・・・」


クリフ「全員を狙っているわけか」


ランカー「朝一番に街を出たほうがいいっすね」


クリフ「そうだな・・・とりあえず今日は寝とけ、何かあったら連絡して来い」


レイト「うん、じゃあおやすみ」


バタン


ランカー「未開惑星保護条約もめんどいっすねぇ」


クリフ「一応規則だからな・・・、さあ寝るぞ、俺も眠い」


ランカー「そっすね、おやすみっす」


クリフ「ああ」


続く

[221] キャンディア〜ベルクート平原〜トロン
W.S - 2006年11月15日 (水) 20時56分

クリフ「さて急いで出るぞ」


リサ「ん〜何があったの〜?」


ランカー「まだ寝ぼけてるのか、相変わらず朝が弱いねぇ」


リサ「仕方ないでしょ〜、弱いものは弱いんだから」


クリフ「無駄話は後だ、とりあえず出るぞ」


ランカー「うぃーす」


---------------------->>>


ベルクート平原


クリフ「さて、ここに長居できないとなると・・・戻るか?」


レイト「そういえば昨日平原の隅のほうで橋を見かけたけど・・・」


クリフ「どこだ?」


レイト「泉の近くだったと思う」


クリフ「んじゃ次はそこだな、ここにもいないみたいだし」


ランカー「うぃっす」


レイト「うん」


リサ「OK」


-------------------->>>


クリフ達はフィールドにいるモンスターを倒してレベルアップ!


★レベルアップ♪

クリフ レベル5→8 バスチューム・ソバット習得
ランカー レベル4→7 クリティカルHP
リサ レベル4→6 クリティカルMP
レイト レベル4→7 フィアー


----------------------->>>


クリフ達は泉の奥の橋を渡り、とある集落らしき村を発見した


クリフ「んあ?、誰もいねーじゃねえか」


ランカー「・・・殺気立ってるっすね」


レイト「モンスターの巣穴ってこと?」


クリフ「そうみたいだが、奥まで見ないことには何もわからねぇな」


リサ「はぁ〜めんどいわ・・・」


クリフ「どっちにしろ進むしかねえからな・・・行くぞ」


-------------->>>


奥地


ランカー「お、どうやらフィールドに出れるみたいですぜ」


クリフ「やれやれ単なる通り道か、仕方ねえ先を・・・」


リサ「きゃっ!」


レイト「えっ?」


クリフ「何だ?」


クリフが後ろを振り返ると巨大なモンスターが現れた!


ランカー「戦うしかないっすね」


クリフ「そうだな・・・」


BOSS VS 森の巨人 HP2500 MP350 紋章術 アースグレイブ 特技 マグニチュードマグナム タックル


続く

[226] トロン〜エルストーイ
W.S - 2006年11月19日 (日) 20時06分

クリフ「ちっ、こいつは手ごわいぜ」


ランカー「攻撃効いているんすかねぇ?」


クリフ「わからん、まあ効いてはいるだろう」


森の巨人「ウガァァァァー!!!!!(マグニチュードマグナム)」


クリフ「やべぇ、皆離れろ!」


ドガガガガガガ・・・ピシューン!


地面から七色の光が出てきて爆発!、しかしかろうじてよけきる


クリフ「パワーバカか・・・」


ランカー「接近戦は辛いっすね、ここは・・・」


ランカーは必殺技、ギャラクシーバレットを使って、遠距離からの攻撃に集中した


クリフ「俺はその間コイツをひきつける!」


レイト「私もかく乱させるわ!」


リサ「・・・ファイアボルト!(とりあえず魔法でいいわよね)」


こうして苦戦しながらもモンスターを倒した


戦闘後:クリフ「やれやれ、コイツは疲れたな」


★レベルアップ♪

クリフ レベル8→9
ランカー レベル7→8
リサ レベル6→7
レイト レベル7→8


---------------------------------------


クリフ「ったく、何だってんだ?」


レイト「あっ・・・」


森の巨人を倒したところで何故か集落にいるモンスターがいなくなったのである


レイト「親玉だったみたいね」


クリフ「・・・まあいいか、これで通行が楽になる」


リサ「でも、街はまだ人が住んでた気配はあるし、この街に何が・・・」


クリフ「さあな、とりあえず先へ行くぞ」


こうしてクリフ達は再びフィールドに出て、先に進んだ・・・


ランカー「ん?大将、隅っこに村らしき場所を見つけましたぜ」


クリフ「どこだ?」


ランカー「東南の方向でっせ」


クリフ「・・・今度はめんどくさいことにならないだろうな・・・」


ランカー「何言ってるんすか大将、いつもは「どこ行ったって任務はすべてめんどい」とか言ってるじゃないっすか。


クリフ「ああ・・・そうだな悪い(俺も年か・・・?)」


こうして街を見つけたクリフ達は中へ入った


クリフ「さてと・・・今度は人がいるな」


リサ「ふう〜やっと休める・・・」


レイト「ちょっと待って、何か村人の見る目が驚いたように見えるんだけど・・・」


クリフ「確かに、何なんだ?」


そのとき一人の青年が近づいてきた


青年「あ、あんたら・・・西の村から来なさったか?」


クリフ「まあ一応そうだな、人民はいなくて集落みたいだったが」


青年「ということは、モンスターはいなくなったんだな?」


ランカー「俺たちがデカブツをぶっ倒したけど、それがどうしたっすか?」


青年「やはり・・・おーい!、この人たちが西の村を開放してくれたぞー!」


クリフ「開放?」


クリフ達はよくわからないまま、長老の家に連れてこられた


長老「この度はトロンを解放していただき、まことにありがとうございます」


リサ「トロン?村の名前?」


長老「そうであります、昔はこの辺りでは有名な土地でした・・・」


レイト「今は?」


長老「あのとおり、隣国のモンスターの実験台として使われていましたが、貴方たちのおかげで無事住民も戻れそうです」


クリフ「実験台?モンスターのか?」


長老「ええ、バルムス軍の主な戦闘用人口モンスターですよ」


クリフ「バルムス軍?、そいつらがそこを襲ったのか?」


長老「はい、「我々と契約を交わさなければここに魔物を放つ」と強引な申しつけでこちらとの交渉をしてきたんです」


ランカー「それを断って、こうなったわけねぇ」


長老「しかし我々は戦闘能力もなく、何せバルムス軍からの支援も一切無いことを伝えられてたため、その契約を結んでも滅びるだけだったんです」


クリフ「だから、あの村から脱出したのか」


長老「結果はああなりましたが、そなたたちのおかげで無事もとの生活に戻れそうです、本当にありがとうございます」


クリフ「礼には及ばなねぇよ、俺たちは人探しをしながら旅しているだけだからな」


長老「人探し?我々が知っている限りでならよろこんでお答えしますが」


クリフ「それじゃあ・・・黒髪の武闘派、もしくは頭の良い緑髪の小さい奴をみなかったか?」


長老「・・・うーん、申し訳ないですな・・・そのような特徴を持った人物は見たこと・・・」


ランカー「また足踏みっすかね」


長老「ん?待ってください、緑髪の背の低い人物なら見たことがあります」


クリフ「本当か?そいつはどこにいる?」


長老「あなた方のお探しの人物かはわかりませんが・・・、ここから西に向かった灯台に向かったんですが、何かを調べに行くと言ったまま戻ってこないんですよ」


レイト「間違いなくクオーンだ、研究好きだからアイツ」


クリフ「そうか、んじゃ向かうか、西の灯台だな?」


長老「ええ、しかし向かうなら気をつけなされよ、5日前青い光が灯台の最上部から点滅していたとの情報も出てきているからの、何か不吉な予感がする・・・」


ランカー「不吉なら、俺たちの得意分野っすよ、ね、大将」


クリフ「・・・うるせぇ、行くぞ、ありがとよ長老」


長老「貴方たちはこの地方の恩人です、またいつでも歓迎いたしますぞ」


こうしてクリフ達はクオーンが行ったとされる西の灯台に向かった


続く

[241] 西の灯台1階〜3階
W.S - 2006年12月13日 (水) 21時10分

クリフ達は街を出て南に向かい、さらに西に向かった


クリフ「さっさと片付けられる仕事だと思ったんだが、かなり面倒だな」


ランカー「仕方ありませんよ、そもそも未開惑星に関する仕事って大抵長期でっせ」


クリフ「そういやそうだな、・・・ってことは受けた俺らがミスってことか」


ランカー「そうかもしれませんねぇ」


クリフ「ったく、せっかく問題児の仕事を終えたっていうのによ・・・」


クリフはまたブツクサ言っていたものの、西の灯台にたどり着いた


リサ「ここですわよね?、ずいぶんと寂れているけど、崩れはしないのかしら?」


ランカー「何かあったのなら、人の出入りしていた可能性もあるからねぇ、まあ大丈夫じゃないの?」


クリフ「(・・・ん?)」


クリフは奥にある箱のようなものに気が付いたが・・・


リサ「クリフ、何してんのよ、早く行こうよ」


クリフ「あ、ああ・・・」


気にはしたものの、灯台の中に入った


〜西の灯台〜


レイト「・・・盗賊のアジトみたいなところね・・・」


クリフ「塔内は複雑だな、慎重に進むか」


クリフ達は慎重に進みながら2Fへ向かった


リサ「特に何もないわねぇ、モンスターがゴロゴロいるだけだし、本当にここに来たのかしら?」


レイト「うーん来たと思うんだけど・・・証拠がないから確実とは・・・」


クリフ「とりあえず戻ったって、また調べなおすだけだし探索を続けるぞ」


リサ「は〜い・・・」


クリフ達はモンスターを交わしつつ、3Fへ


クリフ「うっ・・・こいつは・・・」


ランカー「でっかいモンスターっすねぇ・・・」


レイト「でもこっちには気が付いていないみたいだから、横を通れば大丈夫だと思うけど・・・」


クリフ「そうだな・・・」


クリフ達はモンスターを避けながら進んだものの・・・


リサ「あれ?行き止まり?」


道がなくなったのである


ランカー「おかしいっすねぇ、まだ塔の中間くらいまでしか来てないですし・・・」


レイト「また1階まで降りるの?」


レイト達が降りようとしたとき・・・クリフが気が付いた


クリフ「まて!・・・こいつはパネルだな・・・」


レイト「あっ、本当だ」


ランカー「これを参考にして上へ登れってやつですかい」


クリフ「そうみたいだな・・・んで、書いてあることは・・・読めん・・・(汗)」


リサ「任せて、解読なら得意だから」


クリフ「おう、じゃあ任せた」


リサ「OK、それでこれは・・・」


「己の力を証明し、わが身の前に再び現れよ」


リサ「だって・・・」


クリフ「なるほどな・・・、んで証明って言うのはどうやるんだ?」


リサ「そこは書いてないわね」


ランカー「めんどっちいですねぇ、証明のやり方がわからないのに証明しろってねぇ・・・」


レイト「まさか、ここにいるデカイモンスターを倒せってこと?」


リサ「うーん・・・そうかも」


その時、クリフが何かを発見した


クリフ「おい、こっちのほうに下り階段があるんだが、こっちのほうに関係があるんじゃないか?」


ランカー「そうかもしれないっすねぇ、このモンスターはどうみても風格が違うみたいですし」


リサ「まあ、先にそっちに進みましょうか」


クリフ「そうだな」


こうしてクリフ達はパネルの謎を解くべく、下り階段を降りた


続く

[262] 何か技みたいなの一覧 その1
W.S - 2007年02月03日 (土) 23時58分

オリジナルキャラクターを含む全キャラクターの技リストとかを作ってみたり・・・


レイト


技名:ディープミスト

剣で相手の目に見えないほどの突きで攻撃する
スキルレベルが上がるほど威力が増す
属性:無 ダメージ:0.7 ×4(10)・・・()内は最大 ダウン:×



技名:レインスマッシュ

素早く飛び上がりレイピアを連射させる、主に空中戦に有効
スキルレベルが増すことに威力が上がる
属性:無 ダメージ:0.6X5(10)・・・()内は最大 ダウン:△


技名:ライトニングストライク

力を溜めて、相手を斬り上げる、その後上から電撃を喰らわせる
スキルレベルが上がるごとに電撃の威力が上がる
ボスにはきかないが、ダメージはある
属性:風 ダメージ:0.5X3回+電撃(魔力)×2(10)・・・()内はスキルの最大値 ダウン:○

技名:スピニングガード

自分の周りに竜巻を起こし相手を跳ね飛ばす、ただし攻撃力は無い
囲まれた場合などに有効
スキルレベルが上がると竜巻の発動がさらに早くなり竜巻も大きくなる、ただし風系の呪文は返せない
属性:風


技名:グラビドドロッパー


羽のある相手を羽の無い状態にして地の攻撃も可能にする、効果は戦闘中ずっと続く
最初は攻撃力が弱いがスキルレベルが上がると攻撃力が追加される
飛んでいる敵にも翼&羽などがない敵には無効
属性:無 ダメージ:スキルレベルX攻撃力÷1.8(10)・・・()内は最大 ダウン:一回のみ○(飛んでいる敵)


技名:フラッシュエレメント

自分の全体能力を一時的に上昇させる
ただし重ねてスキルを使っても、能力はそれ以上にはならない
スキルレベルが上がると能力の伸びもさらに上昇


技名:ホーリィエクスデント

亜空間から光の力を借り、3つの亜空穴から巨大な光を横一線に撃つ
発動中は動けないが敵の攻撃目標から逃れられる
ただし発動中の紋章や飛び道具が飛んでくるときは注意
属性:無 ダメージ:1.2X9(10)・・・()内は最大 ダウン:○

・・・その後は隠しダンジョンとかのオチ(汗)


ランカー


技名:ギャラクシーバレット

弾力性のある弾をあたりかまわず銃弾を打ち込み、兆弾を利用した攻撃
攻撃範囲の広い攻撃だが、全部外れることもあるのが傷
スキルレベルが上がると威力も増す


技名:ヴィクトリーラッシュ

銃をこん棒のように持ち、打撃攻撃に切り替える技
1発1発威力があるのだが、銃に戻す体制にするのに時間がかかる
スキルレベルが上がると威力も増す


技名:ドリームランチャー

属性が異なる攻撃の弾を打つ、威力はすべて同じ
すべてランダムなため、あまりオススメできるスキルではない
ただし中にはとんでもない威力のものも入っているが確率は低い
スキルレベルが上がると弾数が多くなる


技名:フリーズストローク

自分の向いている方向に巨大なレーザーを打ち続けることが出来るが、打ち続いている間は身動きできない
動きの遅い敵に有効か
当たっている相手は最初だけひるむ可能性があるがその後はひるまない
スキルレベルが上がると攻撃力が増す
属性:無 ダメージ:0.4・・・ダウン:×


技名:ストローバルカン

細かいバルカンを相手に打ち続ける、移動しながら攻撃可能
補助系の紋章をかけるとさらに威力が増す
スキルレベルが上がると爆撃との併用も可能になる
属性:無(火)


技名:ダンプティトラクション

銃をこんぼうのように持ち替え、相手に素早い攻撃をしたあと
素早くバックステップを踏み、広範囲攻撃で威力のあるバズーカ砲を撃ち最後にタックルで相手を奥に飛ばす


資料不足です、とりあえずここまでです

[305] 西の灯台2階B〜4階
W.S - 2007年08月02日 (木) 03時34分

クリフ達は隠されていた下り階段を下りた


クリフ「ん?狭いな、何かの研究室か?薬品か散らばっているが」


リサ「んー・・・、どうもそうみたいね、でも長い間使われていないみたい」


汚れた研究室、しかしランカーが何かを発見する


ランカー「大将、布を取ったら変な機械が出てきましたぜ」


クリフ「んあ?何だこりゃ」


電卓を巨大化させたパソコンのようなものが出てきた


リサ「これは・・・パネルに文字が書かれているわね、全部で9つ」


クリフ「とりあえず押せばいいんじゃねーのか?」


リサ「待って・・・さっきの己の力を証明せよ・・・ってこれじゃない?」


クリフ「どういうことだ?」


リサ「自分のレベルにあわせてボタンを押すってこと」


クリフ「レベルって何だ?」


リサ「・・・ちょっと待って」


リサは持っていた持ち物からあるものを取り出した


リサ「はい、これ「マイプログラムコンソール」、使い方は自分の手のひらをこのパソコンに当てるだけ」


マイプログラムコンソール(ベータ)とは・・・主に自分の力をはっきりさせたいときの確認プログラム、電池が希少なため、使われることはあまりない


クリフ「・・・っと、これでいいのか?」


クリフがコンピューターに手を置くと能力値などが出てきた


クリフ「ふーん・・・なるほどねぇ」


リサ「クリフのレベルは9ね、それなら右上のボタンを押して」


クリフ「本当に大丈夫かよ・・・」


クリフは機械のボタンを押した


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・ガタン!


レイト「上で何か音がしたわね」


クリフ「マジかよ・・・、すげぇ機械だな、これ」


ランカー「これやばくないっすか?、未開惑星保護条約にひっかかりますって・・・」


クリフ「確かにな、だがここにクオーンって奴が来たのは間違いなさそうだ」


レイト「・・・」


クリフ達は研究室を後にして、先ほどの部屋に向かった


クリフ「おっ、開いてるな」


レイト「とりあえず先に進みましょう」


こうしてクリフ達は3階を抜け4階に向かった


タッタッタッ・・・


4階は1本道で5階に進もうとした・・・しかし


クリフ「・・・待て!」


リサ「え?」


クリフ「つけられているな・・・出て来い!」


ガサッ


???「おやおや気づかれてしまいましたか、仕方ありませんな、この私があなたたちを始末して差し上げましょう」


レイト「何者!?」


現われたのは銀髪で細身の初老の男だった


???「名乗る必要はありません、バルムス軍に逆らうものは皆処分対象なのです、さあ行きますよ!」


クリフ「上等!」


BOSS ラフト


ラフトデータ HP2000 MP20 紋章術 エクスプロージョン 特技 八つ裂き スパイクニードル 大回転


続く

[360] 西の灯台4階
W.S - 2008年06月21日 (土) 20時47分

クリフ「バルムス軍だか何だか知らねえが、下っ端に用はないぜ!」


ラフト「おやおや随分と偉そうなことを、ですがあなたたちは私に勝てない、思い上がりだということをお教えしましょう」


ラフトは紋章術の詠唱に入った


クリフ「紋章術か、だか隙だらけだぜ!」


クリフは相手の懐にもぐりこんだ


クリフ「うおらぁぁぁぁぁっ!!!」


スッ


クリフの攻撃はかわされてしまう


クリフ「なっ!?」


ラフト「甘いですよ、これでも喰らいなさい!」


レイト「クリフ、上よっ!」


ラフト「エクスプロージョン!」


巨大な炎の球がクリフを襲う


クリフ「くそ、よけられねえ!」


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・


ドゴォォォォォッッッッッ!


クリフ「うおおおおおおっ!!!!!」


ランカー「大将ーーーーーーー!!!」


リサ「何やってんのよ!・・・ファイアボルト!!!」


ドドドドドッ!


ラフトに火の玉が襲う!


ラフト「ふん」


バシィッ!


ラフト「その程度の攻撃とは、全く私もなめられた・・・」


リサ「ランカー!今よ!」


ランカー「おう!」


上空からランカーの強襲


ラフト「ぬっ!」


ドカッ!


ランカー「どうだ!」


ラフト「くっ・・・なかなかやりますね」


レイト「クリフ、大丈夫!?」


クリフ「ちっ・・・ちょっとダメージが大きいな」


リサ「あとは私たちに任せて!」


クリフ「おう・・・任せたぜ・・・」


ラフト「私に一撃を加えたことは称賛しましょう・・・しかし!このスピードについて行けますかな!」


シュッ!


ランカー「速い!」


ラフト「はっ!」


ランカー「ぬううっ!」


ガキキキィン!


ラフト「ふふふ・・・私が得意なのは接近戦なんですよ、紋章術など使わぬとも、この「爪」で十分ですよ」


ランカー「面白い!」


リサ「ランカー!接近戦は頼んだわよ!、レイト、ランカーを援護するわよ」


レイト「はい!」


ラフト「ふふふ、見切れますかな?」


シュッシュッシュッ!


キンキンキン!


ランカー「くっ・・・」


ラフト「どうしました?、さっきの威勢はどこへいったやら?」


ランカー「なめるな!」


ブンッ


ラフト「そんな大振りの攻撃が私に当たるとでも?」


スッ


ズバッ!


ランカー「ぐわっ!」


ラフトの攻撃がランカーの左腕をとらえた


ラフト「まだまだまだぁーっ!」


シュッシュッシュッ


キンキンキン!


ランカー「・・・」


ラフト「どうしました?疲れましたか?」


レイト「・・・」


ラフト「ん!?、そこの女、何をしている!」


リサ「やばっ!、・・・ファイアボルト!」


ドドドドドッ


ラフト「無駄だっ」


バシィッ


レイト「グロース!」


ランカー「待ってたぜ!」


紋章術のおかげで、ランカーの力が上がった


ラフト「補助紋章術・・・か、なるほど、道理で後ろの2人は何もしないのかと思ったが・・・なかなかやる・・・」


ランカー「さてと、たっぷりお返ししないとな」


ラフト「ふん、だがパワーがアップしたとはいえ、このスピードにはついていけまい!」


ランカー「どうかな?」


ブンッ!


ラフト「んっ!?」


ガキィィン!


ラフト「なるほど、攻撃力が増したのと同時に攻撃速度も高めたのか・・・」


ランカー「倍返しにさせてもらうぜい!」


続く

[361] 西の灯台4階 2
W.S - 2008年06月22日 (日) 00時52分

ランカー「うおらぁぁぁぁぁっ!!!」


ダダダダダダダダッ!!!


ガガガガガガガガッ!!!


ラフト「く・・・少しはやりますね」


ランカー「どうしたどうしたぁーっ!?」


ラフト「地上戦では分が悪い・・か、ならば」


バッ!


ランカー「なっ、飛んだ!?」


ラフト「これでも喰らいなさい!」


ラフトは空中から体を回転させ、爪を立てて突進してきた


ランカー「野郎!」


ガキィィィィーン!!!


ランカー「ちいっ!大した威力だ・・・」


ザッ


ラフト「まだですよ」


ガガガガガッ!


ガキッ!


ランカー「くそっ、パターン増やしてきやがった!」


ザッ


レイト「ランカー!私も接近戦に参加するわ!」


ランカー「嬢ちゃんにできるかな?」


レイト「アールディオンの戦士を馬鹿にしないで!、さあ行くわよ!」


ランカー「了解」


ラフト「ふん、人数を増やそうが一緒だ、複数戦ならば・・・こいつだ!」


ラフトはその場で回転し、体当たりをしてきた


ギュルルルルルッ!


ランカー「くそっ、危ねえ!」


レイト「・・・」


ラフト「まずはそこの女!貴様からだ!」


レイト「いいわ、かかってきなさい!」


ギュルルルルル!


レイト「悪いけどスピードなら負けないわ」


ザッ


レイトはラフトにレイピアを突き立て、ラフトの方向にむけて走った


レイト「いくわよ、ディープミスト!」


複数のレイピアがラフトに襲う!


カン!カン!カン!


ラフト「なるほど、スピードは互角・・・だがパワーが足りんな!、力勝負でこの勝負は決まる!」


ラフトは回転をやめ、レイトに直接攻撃をしてきた


キィンキィン!


カキッカキッ!


レイト「くっ・・・」


ランカー「嬢ちゃん!」


ラフト「私のパワーに圧倒されるがいい!」


レイト「(まずいわね、私のパワーではこの男に勝てない・・・)」


ランカー「おらっ!」


ブンッ!


ラフト「空振りですよ、そろそろ効果が切れてきたかな?」


ランカー「くっ・・・」


ラフト「しかし、しぶといですねこの女は、防御ばかりですか、ならば一気に決着をつけてあげますよ」


バッ


ラフト「空中攻撃ならば、そのボロイレイピアも砕けるでしょう、この私に挑んだことを後悔するがいい!」


レイト「まだよ・・・まだ・・・」


その瞬間


リサ「サンダーフレア!」


バババババババババババッ!!!!!


ラフト「ぐぉぉぉぉぉぉっ・・・、な、何が・・・」


リサ「今よ!」


ランカー「おう!」


ランカーは力いっぱいラフトを攻撃した!


ドカッ!


ラフト「ば、馬鹿な・・・」


バタッ


ラフトはその場で倒れた


リサ「ふぅー・・・間に合ったわね・・・」


ランカー「ナイスタイミングっす」


レイト「・・・」


そこにクリフが駆け寄った


クリフ「やるじゃねーかお前ら・・・」


リサ「全く、あんたがむやみに飛び込むからこんなことになったんでしょ!」


クリフ「悪い悪い」


ランカー「ダンナも歳でっかい?」


クリフ「お前と同い年だろうが!」


ランカー「ははは、だったら衰えではないっすね」


クリフ「誰が易々と衰えてやるか!・・・痛っ、まあこの次は冷静に動くぜ、レイト、何か傷を治せるもの・・・レイト?」


レイト「(・・・全く何もできなかった・・・私・・・)」


クリフ「おい!」


レイト「・・・え!?、あ、クリフ、大丈夫なの?」


クリフ「大丈夫じゃねえから傷を治すやつ、何かねえのか聞いているんだが・・・」


レイト「あ、うん、はい、ブルーベリィ」


レイトはクリフにブルーベリィを渡した


クリフ「サンキュ」


ランカー「さて、いよいよ屋上ですかい・・・」


リサ「親玉がいるってわけね」


クリフ「クオーンのやつが捕まっている可能性もあるな」


レイト「無事だといいんだけど・・・」


クリフ「さて、話してても始まらねえな、行くぜ!」


続く


同時刻、その頃・・・


アナウンス「本日はスペースライン・ラスカルをご利用頂き、誠にありがとうございます、続いての行き先はハイダ1号星となっております」


???「・・・」


係員「あのーお客様・・・」


???「・・・何だ」


係員「当シャトルでは危険物はすべてお預かりしているんですけども、申し訳ないですがその刀は・・・」


???「・・・」


係員「(この人怖いわね・・・、髪型はお菓子に似ているけどw、でも左手は義手?かしら)」


???「フン、別に危害は加えようと思っていない」


係員「しかしですね、お客様の安全を守るために私たちがいるわけでして・・・」


???「・・・ちっ、無くしたら、**、阿呆」


バシッ


係員「うわっととと・・・ご、ご協力ありがとうございます・・・」


タッタッタッ・・・


???「(ったく、これだから乗合は嫌なんだ)」


謎の人物はとある紙を広げた


???「休暇をもらったのはいいが、エリクールにはもう俺様に勝てるやつはいないしな、当てのない旅ってのも悪くない」


???は紙を見つめて、ふと思った


???「フェイトの阿呆とはもう手合わせる必要もねえ、だったら新たな阿呆を探すまでよ、ははははははははっ!!!!!」


係員「あの・・・機内ではお静かにお願いします・・・」


???「・・・」


続く

[362] 西の灯台5階
W.S - 2008年06月22日 (日) 22時31分

その頃、トロンでは・・・


バキッ!


突然、何者かが柵を蹴り壊した


村民「な、なんだ?」


村民「あ、あれは・・・、バルムス軍・・・」


突如、トロンの村に現れたのはバルムス軍だった


???「おいおい番人がいねーじゃねえか、どう思うよ?バロン」


バロン「そいつは俺らに逆らう愚か者がいるってことじゃねーか?なあ、オース」


長老「貴様ら・・・何をしにきた!」


オース「このあたりで何やら嗅ぎまわっている輩がいるというのでな・・・」


長老「何だと!?」


バロン「番人がいねえってことは、無関係じゃあるまい」


長老「そ、そんなものたちは知らん!早く出て行け!」


オース「なるほどな、逆らうってか?・・・はっはっは、まあ我らは敵同士、当たり前だな、・・・だが」


ドッ


オースは長老にパンチを腹に入れた


長老「が・・・・・っ・・・」


村人「長老!」


オース「貴様ら程度のゴミは、俺の後ろにいる軍でいつでも始末できるんだよ、なあおい?、この村を潰されたいのか?」


長老「ぐぅぅ・・・」


バロン「さあ、そいつらはどこへ行った?」


長老「そ・・・それを・・・聞き出してどうするつ・・・もりだ・・・?」


オース「当然、始末する」


バロン「まさか、断ろうってとこはないだろうな?、断ったら・・・まあ言わなくてもわかるだろう、ははは・・・」


長老「く・・・」


村人「長老・・・」


トロンに異変が起こっている間、クリフたちは5階に到着した


クリフ「ふぃー・・・、5階に到着したが・・・何もないな・・・」


ランカー「つーか、もういないんじゃないっすか?」


リサ「でもさっきの敵は・・・」


レイト「・・・」


レイトはうつむいて言った


レイト「先へ行きましょう・・・ここにはいないわ・・・」


その時、下の階から何者かがやってきた


???「我々のアジトで何をしているのかな?」


クリフ「ちっ、親玉かよ!」


体格の大きい、ベレー帽をかぶった謎の男が現れた


レイト「待って」


レイトはクリフを止めた


レイト「あなたたちのアジトへ無断で入ったのは謝るわ、私たちは人探しに来ただけなの、アジトを荒らすつもりはないわ」


???「ほう・・・人をね、その人物はどんなやつだい?」


レイト「緑色の髪で背が低い・・・」


???「・・・それは、こいつのことかな?、おい!」


ザッ


謎の男は後ろの部下を前に出させた


レイト「なっ!?」


クオーン「・・・」


それはまぎれもなくクオーン本人であった


リサ「目つきがおかしいわね・・・」


???「ふふふ、侵入者用の番犬として頑張ってもらっているよ、こいつが何か?」


レイト「この人は私の知り合いなの、彼を返して!」


???「返せ?、訳のわからないことを、それよりもラフトを倒したのはお前らか?」


ランカー「そっすよ」


???「なるほど・・・、我らバルムス軍に逆らったということか」


パチン!


謎の男は指を鳴らした


ガララッ!


奥の隠し部屋から、モンスターが複数現われた


???「こいつらを始末しろ」


モンスターは一斉にクリフたちに飛び掛かった


クリフ「ちっ、行くぞお前ら!」


続く



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