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[ No.166 ]
美しい日本語
投稿者: 管理人
2005年06月16日 (木) 23時56分 |
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今日、TVチャンピオンで「美しい日本語王」ってやってました。おもしろかったですよー。 正しい日本語、美しい日本語の話題も楽しかったし、まじめなお嬢様女子高校生が、あまりにもまっすぐ育ってるせいか、感情がものすごくストレートに顔に出て、それがまたおもしろかったです。 崩れた言葉を美しい日本語に翻訳する問題で、「YEAH!」を、「ごめんあそばせ」と訳した子がいて、とても気に入っちゃいました。 ひとつ気になったのが、「間違った日本語」をスタジオで解説したとき、「全然OK」は×で、「全然ダメは○」と言った事。 そうでしたっけ? 全然は肯定語のある否定語につく言葉で、たとえば「全然おもしろくない」はいいけど「全然つまらない」は間違いですよね。 「全然よくない」はいいけど、「全然ダメ」は間違いじゃないでしょうか?? 違う?わたしが間違ってる?
私としては、美しい日本語と崩れた日本語、両方使いこなせるのがいいなーと思います。 言葉は人間関係につながるから、言葉を限定すれば交流範囲も自然に限定されて行くし、言葉を崩すと親密になるというメリットもあります。 美しい日本語しか話さなくて、崩れた言葉でしゃべる人をバカにするようになると、へんなエリート意識が生まれそうだし。
それにしても日本語ってほんとに繊細。 今度、仕事で海外でイベントをするのですけど、出展者にだしもののタイトルをつけてもらったら、ほんとに英訳に困りそうなのが続々でてきました。 例えば「彩りを束ねて」。 彩りってきれいな言葉だけど、英語にしたら単にCOLORですよね。 束ねて、のように「〜して」で切るのもよくあるけど、タイトルとして英訳するときはどうするのでしょう?? 「新しい未来へ」というのもあって、「未来」に「新しい」を付ける意味は、日本人にとっても難解です。古い未来ってあるの?みたいな(笑)。 「和の風」。 和って、いいけど、Japaneseってするしかない? Japanese Windですか? それで君の気持ちは表現できるのか(笑)?? いいけど。 けちつけてごめん。
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