クリスマスも終わり今年もあとわずか 今派出所は大掃除をしている
麗子:「両ちゃんさぼらないでよ」
両津:「うるさいな!毎年 毎年」
中川:「先輩がさぼるからですよ」
両津:「まぁいいよ今年のわしは一味違うぜ」
中川:「え、どうゆうことですか?」
両津:「来年はこち亀連載30周年だからな、それに向けてなにかやらなくては」
麗子:「何をやるの?」
両津:「それはだなえ〜と・・・・・・」
麗子:「何も考えてないじゃない」
両津:「うるさいな、まだ思いついていないんだよ」
中川:「それにしても連載30周年なんてすごいですね」
両津:「30周年か、1976年からこの漫画はスタートしたこの30年間いろいろなことが起きたな」
中川:「そうですね、歴史上いろいろとね」
両津:「初期のわしなんか見ろ、こんなに顔がこわくてそこいらのおっさんと変わらない」
と両さんは中川や麗子達にこち亀コミック一巻を出した
中川:「本当だ、顔が今と大違い」
麗子:「でも今でも両ちゃんはおっさんでしょう」
両津:「悪かったな」
中川:「僕の初登場なんかタクシーでここに来ましたからね」
両津:「そうそう、あの時はびっくりしたよ、麗子なんか最初の頃はお嬢様ならではのワガママぶりが目立ったしな」
麗子:「そうだっけ?」
両津:「でも今じゃ常識人になってるけどな」
中川:「初期の頃の麗子さんは大変でしたよ」
両津:「こうして振り返ると最初の頃はわし、中川、寺井、部長、後戸塚で活動したからな」
中川:「最近戸塚さん見ませんね」
両津:「うわさでは別の署に勤務しているはず」
戸塚:「はっくっしょん、ち、誰が俺のうわさしてるな」
そして話は派出所に戻って
両津:「そしていろいろなメンバーが増えてきたぜ、いっぱいな」
中川:「そういえば先輩来年の春に亀有駅前で先輩の銅像が建つそうですね」
麗子:「両ちゃんの銅像が建つの?」
両津:「ああ、今制作中だ」
麗子:「すごいじゃない両ちゃん」
両津:「読者のみんなわしの銅像が建ったらぜひ亀有駅まで足を運んでくれ着いたらわしの銅像が歓迎してるぜ」
寺井:「あのーみんなそろそろ手伝ってくれない」
中川:「あ、すみません寺井さん」
両津:「お前いつの間にいたのかよ」
寺井:「さっきからいたよ」
両津:「相変わらず影がうすい奴だ」
麗子:「両ちゃん掃除して」
両津:「わあったよ」
こうして派出所の大掃除が終った
両津:「ふ〜終った終った」
中川:「だいぶ綺麗になりましたね」
両津:「じゃわしはプラモ作るかな、ちょうどあの鬼の部長がいないことだし」
部長:「ほう、わしが鬼か」
両津:「そうそう、え、今の声はまさか、ゲ、部長!今の言葉はその・・・」
部長:「ばっかもん」
両津:「す、すみません部長」
部長:「と言いたい所だが今日はおおめに見てやる」
両津:「え、」
部長:「君達大掃除ご苦労だった、これから久々に飲みに行かないか?」
中川:「飲みにですかいいですね、では僕は行きます」
麗子:「私も」
部長:「それはよかった、今回はわしのおごりで飲もう」
両津:「え、部長のおごりで?」
部長:「ただしお前は自腹で払え」
両津:「え〜そ、そんな」
終わり