「なに?」
全員で声をそろえ、トイレにむかってみるとコレといって変わったものはない。
「おいコナン!嘘ついて捜査のじゃまをするんじゃない!」
小五郎が怒る。
「ちがうよ、おじさんここ、ここ!」
コナンが、便器の裏の壁を指差す」
「きっとここから逃げたんだよ」
そこには、50センチの正方形がたのヒビがあり、おしてみると穴があいた。
「う〜む、やはりここから逃げたことになりますなぁ」
「よぉぉーし!そうとなりゃあ犯人逮捕だ!!」
両津は、とっさにその穴から外に出て、犯人をおいかけていった。
「どこににげたんだ?あっ!?」
両津はどこかの家の前にとまり、そこにあったヒビをおしてみた。
「やはりな!ってことはこの中に犯人が・・・・・いたぞ!」
「やべぇ!警官だ!」
犯人は、とっさに逃げようとするが両津のすばやさにはかてなかった。「よし!逮捕だ!!」
「けっ、俺がそうカンタンにつかまるかってんだ!」
犯人は、両津が手錠をだそうとするスキをみて逃げ出した。
「チクショウ!あとちょっとだったのにィ!くそー!!」
当然両津もおいかける。
犯人は、屋根の上にのぼりその上をはしる。
「うりゃりゃりゃりゃぁぁ!!」
一歩でおくれた両津も、いつものパワーを発揮してすごい早やさでおいかける。
「チッなんだよあの警官、全然あきらめねぇ!」
「ぬおりゃぁ!!」
両津が、みごとに逮捕したが・・・・・・バリバリバリィィ!!
その屋根がくずれ、家のなかに入ってしまった。
「まあなにはともあれ、逮捕できてよかった」
ガチャリと、犯人に手錠をかけた。
「部長やりましたよ!ほめてくださいよぉ!」
「両津よくやったこの男は、指名手配犯だったんだそうだ両津にわたすものがあった。」「ムヒヒヒヒ、これは金一封にちがいないぞ!」
「はい、あの屋根の請求書!」「えぇぇーー!!!?」
「今月中にはらうんだぞ!」「そんなぁ〜ぶちょ〜〜!!」
完