中川:「部長ついに決勝ですよ」
部長:「ああ、これで勝てれば優勝だ」
麗子:「でも大丈夫ですか?結構疲れてるみたいだけど」
部長:「大丈夫だ、ちょっとつらいだけだ、でも残すところ後1ゲームだ」
中川:「結構投げましたからね、体力もたくさん消費しますからね」
麗子:「あまり無理しないほうがいいけど」
そして部長の決勝が始まった
部長:「まずはわしか、ここまで来たんだ負けるわけにはいかん、いくしかない、それ」
中川:「あ、」
部長:「しまった」
部長が投げたボールが端にそれてガーターに
麗子:「ガーターだわ」
中川:「珍しいですね、部長はこの決勝まで一回もガーターを出してないんですよ」
麗子:「やっぱり疲労のせいかしら」
部長:「これはまずい、よほどの苦戦がもちいられるな」
その横で部長の決勝の相手は余裕で点数を増やしていってる、この後部長にさらなるアクシデントが発生する、それは部長が投げようとしてた時だった
部長:「ここでスペア取れば逆転できる、そ、いたーーーー」
中川:「どうしたんですか部長」
と慌てて部長のもとにかけよる中川と麗子
麗子:「大丈夫ですか部長さん」
部長:「大丈夫だ、この痛みなら」
審判:「しかし、大原さんそのケガだと無理ですよ」
部長:「馬鹿いうな、ここまで棄権なんて」
麗子:「でもあまり無理しないほうが」
そして中川が
中川:「待ってください」
部長:「な、なんだ中川」
中川:「実は部長には内緒にしてたのですが、実は先輩から手紙を預かってるんです」
麗子:「え、両ちゃんが」
部長:「なんだって、両津が手紙」
中川:「はい、その手紙がこれです、どうぞ読んでください」
部長が手紙を受け取って見るとこうゆう内容が書かれた
両津:「部長、わしは本当に用事があって来れないのですが、わしは信じてます部長が優勝することを、だから部長どうか最後まであきらめずに投げてください。そのためにこのお守りも入れておきます。両津より」
その内容に部長は
部長:「これがそのお守りか。両津の奴わしのために手紙を書いてくれたなんて夢みたいだ」
そして
部長:「審判、どうか最後までやらせてください、お願いします。」
審判:「わかりました、だがもしまたこのようなことがあったら今度はドクターストップをかけます、よろしいですか」
部長:「はい」
こうしてゲームは再開した
麗子:「圭ちゃん、いつ両ちゃんから手紙を預かったの?」
中川:「この会場に出発する前だよ、突然先輩が来てこういったんですよ」
両津:「中川、これを部長に渡してくれ」
中川:「この手紙を僕がですが?」
両津:「ああ、ただしすぐに渡すな、部長にアクシデントがあったら渡せよ、部長は毎日夜中まで投げてる、ってことは数え切れないぐらい投げているからいつ腕にケガしてもおかしくないからな、だからこの手紙は部長に何かあったときに渡してくれじゃーな」
中川:「あ、先輩」
中川:「と言われてね」
麗子:「やっぱりね両ちゃんも部長さんのことが心配なのよ」
部長:「見てろよ両津絶対に勝ってみせるからな、それ」
投げたボールは見事ストライク
中川:「ストライクですよ」
麗子:「まだ逆転できるわ」
なんと部長は腕の怪我をものともしない勢いで差を縮め、ついにファイナルでストライクを出れば優勝が決定する
中川:「この最後の一球でストライクがでれば優勝ですよ」
麗子:「頑張って」
部長:「平常心を保つんだこれでストライクが出れば、よし行くぞ、それ」
運命の一球が投げたそしてボールは・・・・
部長:「行けー」
そしてボールはピンに当たり一本、二本・・八本、九本そして十本が倒れた
中川:「やったー優勝だ」
麗子:「やったわ」
部長:「はははやったぞわしは優勝したぞ」
中川:「部長、優勝おめでとう」
麗子:「よく怪我を耐えて最後まで投げたわ」
部長:「これも中川と麗子君、そして両津のおかげだ」
こうして見事優勝した部長は優勝商品の黄金のボウリングのボールが渡され数日後両さんに優勝の報告をした。 終わり