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投稿者:Nao
朝9時JR武田尾駅に集合で、梅雨入り前の曇り空でしたが、会員外7組9名含む21名が参加してくれました。廃線跡地にサンコウチョウが見られると言う事でいつもと違うコースで最初に廃線跡の方へ向かいました。桜の園近くでサンコウチョウの姿は、はっきりとは捉え切れませんでしたが、その鳴き声がはっきりと聞き取る事が出来ました。その後エントランス広場でランチの後、右岸を回り今日の鳥であった“カワガラス"を探しながら散策し、残念ながらカワガラスには会えませんでしたが、武田尾駅近くでセグロセキレイ(若)やオオルリの姿を観る事が出来ました。この日小さなお子さんが1名参加してくれていましたが最後まで明るく笑顔でよく歩き楽しんでくれたようで良かったです。21種出現。(以下、この日観察出来た野鳥) カルガモ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ホトトギス(S)、トビ、カワセミ、アオゲラ(S)、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイス(S)、センダイムシクイ(S)、メジロ、イソヒヨドリ、オオルリ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、サンコウチョウ(S);(S)は囀りのみ <次回の探鳥会予定> 次回は、6月22日(日)に、三田〜新三田コースです。 集合:9時 JR三田駅下、解散:JR新三田駅 14時頃 ご都合よろしければご参加下さい。
<探鳥会案内サイト> http://yachou-takarazuka.life.coocan.jp/TANNCHOUKAI/tannchoukai.html
【探鳥会で出逢った野鳥の一部】 1. アオサギ 観察会開始してすぐに、対岸のかなり高い木の上にアオサギが止まっていました。アオサギは留鳥で一年中あちこちで見られ珍しい野鳥ではないですが、古代のエジプトでは、アオサギは定期的に蘇る命の象徴、つまり再生の象徴でもあったそうで、理由は、浸水期になるとナイル川に必ず戻ってくるのがアオサギだったからだそうです。
2.ダイサギ エントランス広場近くの川岸でエサを探して歩いていました。 全長89cm。全身は白色、くちばしは繁殖羽では黒色、非繁殖期は黄色をしています。脚は黒っぽく、アジア南部、豪州、南北アメリカなどに広く分布しています。日本には夏鳥として渡来し、本州〜九州では繁殖しています。大きな木のある林に集団で営巣します。河川、池沼、水田、干潟など水辺に生息し、魚類をはじめザリガニ、カエルなど水辺の小動物を食べています。 シラサギの中で最も大きいサギで、コサギ、チュウサギなどよりも水深の深いところでエサを探します。この区別はちょっと見ただけではわからないことが多いため、じっくり野鳥観察をすることが大切です。 <ダイサギ・チュウサギ・コサギ区別> ダイサギとチュウサギは足の指が黒いが,コサギでは黄色い. また,嘴はコサギでは一年中黒いが,ダイサギでは冬は黄色く,夏は黒い. 夏はダイサギは目先が青くなり,背の飾り羽が伸びる. チュウサギは背・胸に飾り羽があるが,コサギでは頭部に2本の冠羽が伸び,胸・肩・背に飾り羽があります。
3.セグロセキレイ(若) 駅近くまで戻って来た時に川岸の中で動いているのを観る事が出来ました。 セグロセキレイの若鳥(幼鳥)は、親鳥に比べて眉斑や過眼線がはっきりせず、全体的に灰色がかった羽色をしているのが特徴です。また、幼鳥の胸にはかすかにバフ色淡い黄褐色)が残る場合もあります。セグロセキレイは日本固有種です。 <セグロセキレイ(若):特徴> 眉斑と過眼線: 親鳥では明瞭な白い眉斑や過眼線が確認できますが、若鳥ではこれらがはっきりせず、全体的に灰色がかった顔色に見えます。 羽色: 全体的に灰色がかった羽色で、親鳥に比べて黒い部分が少なくなっています。
4. オオルリ(オス) 探鳥会もほぼ終わりかけていた時最後に、対岸の相当高い木の上で囀っているところの姿を観る事が出来ました。 全長16.5cm。日本では夏鳥で、ほぼ全国で繁殖していますが、山地の渓流沿いで見られることが多い鳥です。初夏の自然は野鳥の大コーラスとともに緑の幕があがります。そんな夏鳥の中で、濃いブルーの背中、白いおなかというはっきりしたコントラストをもつオオルリのオスは、よく目立ちます。おまけに高い木のてっぺんで、長時間、場所を変えず、尾を振りながら高く澄んだ美しい声で「ピールーリー ポピーリ ピピ ギッギッ」とさえずるようすは、森の名歌手の看板に恥じません。メスは地味な色彩ですが、巣は崖や岩のすき間のため、見つかりにくい色をしているようです。
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