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投稿者:Nao
明け方まで雨が降っていたが開始時間前にはなんとか雨も上がり、9時能勢電鉄妙見口に集合でしたが、そんな天候状況のため全体の参加者はいつもより少なかったとは言え、会員外も1組2名参加して下さり無事探鳥会を催す事が出来ました。集合場所の妙見口駅前では駅舎の屋根の内側すぐ目の前にツバメが巣作りをしており、運んで来た土を丁寧に巣に重ねている所を目の前で見せてくれていました。田園地帯を抜け、初谷渓谷に入り、オオルリ・キビタキ・ウグイス・センダイムシクイ・ホトトギス・サンコウチョウなどの多種の美しいさえずりが聞こえたり、キセキレイやキビタキなどの水浴びをする様子も観れました。「今日の鳥」サンコウチョウは、最後の最後に最初にメスが、そのあとオスが姿を現してくれ、貴重なシーンを観察出来た探鳥会でした。参加者計8名(会員外1組2名) 22種出現。(以下、この日観察出来た野鳥) トビ、コゲラ、アオゲラ、サンコウチョウ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、メジロ、イソヒヨドリ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ホトトギス (以上22種類)
<次回の探鳥会予定> 次回は、6月8日(日)に、武田尾コースです。 集合:9時 JR武田尾駅下、解散:JR武田尾駅 14時頃 ご都合よろしければご参加下さい。
<探鳥会案内サイト> http://yachou-takarazuka.life.coocan.jp/TANNCHOUKAI/tannchoukai.html
【探鳥会で出逢った野鳥の一部】 1. ツバメ 集合場所の駅舎屋根でツバメの巣作りを目の前で観察出来ましたが、水田の中で、巣作りの材料を集めるツバメも観察出来ました(写真は藁を咥えているところ)。途中、学校校舎の屋祢下に昨年利用されたコシアカツバメの巣も見えましたが、まだ使われていませんでした。 ツバメは、3月上旬頃に東南アジアなどから日本各地に飛来します。繁殖期は4月頃に始まり、9月?ス?10月頃まで、産卵は、4月から6月にかけてです。メスが2週間ほど卵を抱きます(抱卵)。孵ったヒナは3週間ほどで親と同じくらいになり、巣立ちます(孵化) 巣立ち後も親鳥と過ごし、飛ぶ方法やえさの獲り方を学びます(巣立ち) ツバメの巣は、主に泥やわらなどの材料を使い、唾液で固めて作られます。おわん型や球形、とっくり型など、ツバメの種類によって形が異なります。ツバメは、人が多く通る場所や、外敵から身を守れる場所を選ぶことが多く、オスとメスが協力して行うようです。 <ツバメの巣の作り方と特徴> (材料):泥やわら、唾液 (巣の形): ツバメ、リュウキュウツバメ:おわん型 イワツバメ:球形 コシアカツバメ:とっくり型 (場所):人の出入りがある場所、湿気の少ない場所、爽やかな場所
2.キセキレイ 渓流沿いに、キセキレイが水浴びをしたり、エサを捕獲している様子が見られました。写真は、ハネムシのような虫を咥えている様子です。
3.サンコウチョウ(メス) 4. サンコウチョウ(オス) 初谷渓谷の間、「今日の鳥」サンコウチョウの鳴き声は時折聞こえていたのですが、姿は確認出来ず、ほぼ諦めかけていたのですが、渓谷ルートのほぼ最後のあたりで探鳥会メンバーの一人が最初にメスが確認しその後オスもいる事がわかりその姿を観る事が出来ました。会員外で参加された方も綺麗に写真を写されていました。本当に良かったです。 <サンコウチョウの特徴> 姿も声も美しい鳥で、森林の日陰に生息します。オスは特に美しく、腹は白色、上面は紫がかった黒で、短い冠羽があり、黒い尾の中央の羽は非常に長く、目の外縁はコバルトブルー。メスは黒灰色の頭で、目の外縁は細く淡く、冠羽は短く、翼と尾は橙紫褐色をしています。メスと若いオスには、中央の長い尾羽がありません。口笛のような声で「チーチョ、ホイホイホイ」とさえずります。全長45cm(オス)、17.5cm(メス)。小さな冠羽があり、目の周りとくちばしはコバルト色をしています。日本では夏鳥として本州以南の平地から山地のよく茂った林に渡来し、平地から低い山のうす暗い林で繁殖します。さえずりが、「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ」と聞くことができるところから、三つの光、三光鳥の名がつきました。うすぐらい森の中で、オスは30cmもの長い尾をひらひらさせて飛ぶ姿は、まるでまぼろしのよう。5月ごろ渡来して日本で繁殖、秋、南方へ渡ります。春に渡ってきたときはすでにオスの尾は長いのですが、秋に渡るとき、長い尾は無くなっています。 <サンコウチョウのさえずり「月日星ホイホイホイ」> https://youtu.be/pxOSqZWcIdQ?si=VcHbh6y6UlP9vX_z
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