宝塚野鳥の会

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  1月26日 武庫川沿い イオンモール〜コスモス畑 探鳥会 (宝塚野鳥の会)

投稿者:Nao

風もあまりなく比較的暖かい天気の中、会員外の方も2名参加して下さり計14名で、天王寺川に沿って武庫川へ向かう途中の十六名公園からスタートしました。”今日の鳥"で取り上げられていた'ベニマシコ'については、ベニマシコの好きな秋楡(あきにれ)の木が伐採されてしまったという話もあり当初出逢えるか心配でしたが、お昼休憩を取ったコスモス畑あたりで最初ベニマシコのメスに出逢え、鳥合わせの後の帰り道で、綺麗な赤い紅色のベニマシコのオスにも出逢う事が出来ました。この日も水鳥を中心に、全部で36種類、観察する事が出来ました。

(以下、この日観察出来た野鳥)
オカヨシガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、ダイサギ(ダイダイサギ)、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、トビ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ハシビロガモ、エナガ、イソヒヨドリ、アオジ、ユリカモメ、カンムリカイツブリ、ヒドリガモ、ゴイサギ(ホシゴイ)、(以上36種類)

【探鳥会で出逢った野鳥の一部】

1. ベニマシコ(オス) 2.ベニマシコ(メス)
スズメ目アトリ科の野鳥で全長15cm、オスは全身が赤く、特に目から嘴の間の色が濃く、オスの色は夏の方がより赤くなります。メスは体は赤くはなく薄い褐色の羽を覆ったかわいい目をした小鳥です。英語名ではLong-taild Rose Finch と名付けられており、メスは英語名のとおりしっぽが長いですが、オスメス共に翼に白と黒の縞が入っています。短めで力強い嘴は薄い肌色です。
オスには、ベニマシコの好きな秋楡(あきにれ)の大きな木で、実を一生懸命食べている所に出逢えたのですが、メスも2羽くらい一緒に行動していて、一生懸命実を食べていました。でも、その大きな秋楡(あきにれ)の木も伐採対象になっていて、せっかくこの辺りでは毎年のベニマシコの一大飛来地になっていたのに、来なくなってしまうのではないかと心配しています。

3.アトリ(オス・メス)
写真右上がメス、左下がオスです。雄は頭部が黒く、喉から胸にかけては鮮やかなオレンジ色、腹部が白で、股状の尾が特徴です。 雌は色調は同じですが、雄よりも全体的に色が淡く、頭部が灰色味を帯びています。スズメ目アトリ科アトリ属で体長僅か16p程のアトリはユーラシア大陸の亜寒帯針葉樹林で繁殖し、日本へはシベリア方面から冬鳥として飛来します。 小さな身体ながら、その翼には長距離の旅に耐えることの出来る逞しいパワーを秘めています。森林では木の芽・春には桜花も食べ、農耕地では草の種を食べていて、求愛給餌をします。日本の冬に毎年数羽は来ますが約10年に一度大群でやって来る時とほとんど見られない年もあるようです。日本の飛来する個体数の年変動が大きいのは、北方の森林におけるエサの量が密接に関係していると言われています。
アトリは、日本人が最も古くから認識していた鳥の一つで、「万葉集」や「日本書紀」に名前が出てくるため、アトリは、花鳥風月を愛でる鳥の一つと思われていたようです。

4.アオジ
アオジは、ホオジロの仲間で全長16cm、お腹の黄色が目立ち、スズメより少しだけ大きい鳥です。頭は暗緑色で、目の周りは黒色。背は暗褐色で、胸・腹は緑がかった黄色。きれいな緑や黄色は自然に溶け込み目立ちません。オスメスは似ていますが、全体的にメスはオスより淡い色合い。頭が緑灰色で、背中は茶褐色。喉から体の下面は黄色で、オスの方が黄色が鮮やかです。オスメスともに、嘴の上下の色が違い、上は黒く、下はピンク色。脇腹に太い縦斑があり、飛ぶと、外側の尾羽に白い斑が見えます。アオジのオスは目と嘴の間が黒いことが、オスメスを見分けるポイントです。アオジは留鳥、または漂鳥として、ほぼ全国に生息。冬には暖かい場所や低地へ移動し、市街地の公園や庭にも飛来。藪や茂み、公園の植え込みの中で、チッ、チッと鳴いて地上を跳ね歩きます。主に地上で草の種子を食べています。

[3153]2025年01月29日 (水) 14時13分



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