宝塚野鳥の会

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  12月08日 服部緑地公園 探鳥会 (宝塚野鳥の会)

投稿者:Nao

今回は服部緑地公園の中を池を中心にほぼ一周し野鳥観察をしました。少し不安定な天候でしたが観察している間は雨に降られることもなく、"今日の鳥"で取り上げられていた'ヨシガモ'は残念ながら出会えませんでしたが、水鳥を中心に全部で35種類を観察、珍しいところでは、ミコアイサのメスやトモエガモにも出逢えました。
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ(メス)、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、カワセミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ジョウビタキ(メス)、スズメ、ハクセキレイ、シロハラ、アオジ、ヤマガラ、ソウシチョウ、キジバト、コゲラ(以上)

【探鳥会で出逢った野鳥の一部】

1. オナガガモ(オス)
オスの頭はチョコレート色で、白い胸、白い首が目立ち、体は灰色で、細かい黒色模様があります。その姿は尾羽も首も長くスマートで、近くで観るととても綺麗でした。メスは全体に褐色で黒褐色の斑紋の模様ですが、同じくとても綺麗でした。

2.トモエガモ(つがい)
オスの顔に黒色と緑黒色それに淡黄色、白色が組み合わさって巴型の模様に見えるので、この名が付けられているようです。メスは全体が他の水面採餌カモ類のメスと色彩、模様がよく似ていますが、くちばしの付け根に白色の斑がでるので、コガモのメスとは容易に区別できます。全国に渡来しますが、日本海側で見られることが多く、個体数が少ないカモで、出逢えたのは良かったです。

3.ホシゴイ
ゴイサギの幼鳥で、写真では背が見えないのでわかりにくいですが、黒褐色の羽の白い斑点を星にたとえて、ホシゴイとよばれているようです。成鳥(=ゴイサギ)もいましたが、夜行性のため日中は木のしげみなどで休憩していて、羽は青みがかった暗灰色、お腹は白い羽毛で被われているところまでは確認出来ましたが、顔は見えませんでした。成鳥(=ゴイサギ)は、ホシゴイ(=幼鳥)とはかなりみかけが違い、成鳥の色彩になるまでに3年ほどかかるそうです。

4.ミコアイサ(メス)
オスのミコアイサは全身が白く目の周囲が黒いため、「パンダガモ」の愛称があります。
メスは頭が赤茶色で、頬が白いのが特徴で、他のカモ類のメスに比べると派手な色合いです。
カモらしくない外見ですが、鴨の仲間で、ホシハジロやキンクロハジロと同じように潜水して餌をとります(潜水採餌ガモ)。
名前の由来は諸説ありますが、”オスの白い姿を巫女(=ミコ)の白装束に見立てた”+ "アイサがやってくる頃に秋が去る(アキサ)と言われていたのが転じた" と言われているそうです。

[3143]2024年12月11日 (水) 15時56分



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