宝塚野鳥の会

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  5月11日 道場・塩田八幡宮 探鳥会 (宝塚野鳥の会)

投稿者:Nao

JR道場駅前に9時に集合し、晴れ間の中、武庫川堤防沿いに歩き、途中有馬川を経て、塩田八幡宮で昼食を取り、田園風景の中を暫く歩き、再び武庫川堤防沿いに戻るコースで、野鳥観察を行いました。
武庫川沿いに差し掛かってすぐ、”今日の鳥”として取り上げている大きな声でさえずるオオヨシキリの声がたくさん聞こえてきました。その声はさえずりというよりはかなり野性的でとても特徴的と感じました。<オオヨシキリのさえずりの様子> https://youtu.be/nStQv4465A0?si=x1BrjfwOxhmH0-ea
多くは声だけが聞こえてくるのですが、時々、ヨシの穂先に姿を現し、さえずる姿をみせてくれました。
オオヨシキリが元気にさえずる中、キジ(オス)が、綺麗な姿を川岸の近くに少し見せてくれました。またその後、子育て中のセグロセキレイがまだ幼い幼鳥に親がエサをあげる様子や、子育て中のケリの親がまだたどたどしく歩いている幼鳥を守るために激しく威嚇の声を上げたりする様子も観る事が出来ました。この日は会員外10名(内小学生3名)も来て下さり参加者計21名、野鳥は全部で31種類、観察する事が出来ました。
(以下、この日観察出来た野鳥)
キジ、コジュケイ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、ケリ、イカルチドリ、コチドリ、クサシギ、イソシギ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、ムクドリ、センダイムシクイ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カワセミ (以上31種類)

<次回の探鳥会予定>
次回は、5月25日(日)に、妙見山初谷渓谷コースです。
集合:9時 能勢電鉄 妙見口駅前、解散:妙見口駅 14時頃
ご都合よろしければご参加下さい。

<探鳥会案内サイト>
http://yachou-takarazuka.life.coocan.jp/TANNCHOUKAI/tannchoukai.html

【探鳥会で出逢った野鳥の一部】
1. オオヨシキリ
頭の羽毛が逆立ち真っ赤な耕地を開けて鳴く姿は面白いです。この写真のオオヨシキリも頭の羽毛が立っています。雌雄同色で、頭部から体上面、尾部は褐色で不透明な白い眉班があります。嘴は長めで、口内は真っ赤、尾羽は長いです。囀る姿がユニークで、「ギョッギョッ」と鳴きながらヨシをあがってきて、先端で大きな声で鳴きます。類似種のコヨシキリは小さく、黒い頭側線と過眼線があり、口内は黄色い事で違いがわかります。オオヨシキリはカッコウに托卵の対象とされ、カッコウを育ててしまうそうです。

2.キジ
オオヨシキリ以外に,ウグイスやキジの声もよく聴こえていたのですが、キジのオスがほんの少し、綺麗な姿を見せてくれました。探鳥会が終わった帰り道でも、対岸側でしたが、キジのオスとメスが姿を現してくれました。メスはオスと比べて何度も川の下に降りたりして、かなり活発に動き回っていました。

3.ケリ(子育て中)
まだたどたどしい動きの幼鳥を育てているケリの親子が、何組か、田んぼの中で観察する事が出来ました。親のケリは、まだ幼い子供のケリを守るため、一生懸命、威嚇の声を張り上げていました。写真は3枚の写真の貼り合わせですが、右は親のケリが子供を守るため威嚇の声を上げているところで左側は、まだたどたどしく歩いている幼鳥のケリが段差のあると所を飛び降りて着地している様子です。幼鳥は本当に可愛らしかったです。

4. セグロセキレイ(子育て中)
また別の場所ですが、田んぼのあぜ道のようなところで、幼鳥にエサを与える親鳥と幼鳥とのやり取りの様子を観る事が出来ました。親鳥は何度も田んぼの水たまりのようなところに降りては何かエサを捕まえては幼鳥のところに頻繁に戻り、エサを一生懸命、嘴伝えに幼鳥にあげていました。

[3188]2025年05月14日 (水) 18時16分



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