投稿者:Nao
天気予報としては雪が降るかもしれない寒い日で昼食を食べた有馬富士公園でも5〜6℃しかなく霰(あられ)も少しですが降りました。そんな寒い中、新三田駅に9時集合し、武庫川沿いから有馬富士公園へのコースを野鳥観察しました。でもいつもより沢山の野鳥を観察出来、”今日の鳥"で取り上げられていた'アトリ'にも出逢え、タカ系、山林や草地の野鳥、水鳥など幅広く、全部で45種類も観察する事が出来ました。 (以下、この日観察出来た野鳥) ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、コサギ、イソシギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイス(C)、エナガ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カンムリカイツブリ、オオバン、キンクロハジロ、ルリビタキ(メス)、カケス(C)、チョウゲンボウ、ハイタカ、ケリ、イカルチドリ、キジバト、ムクドリ、ソウシチョウ(C)
【探鳥会で出逢った野鳥の一部】
1. ノスリ 武庫川沿いを水鳥を観ながら歩いていると、最初は対岸の電柱や上にいて、写真は、その後木の上に移動して止まっていたところです。カラス大、トビより色が薄く、ずんぐりとした感じで、トビより短い丸尾が特徴。尾がバチ状ならトビで、 尾の先が丸みを帯びていればノスリ。また両翼に一対の白斑があればトビ、 白い翼に一対の黒斑があればノスリです。停空飛翔をし、急降下をしてネズミなどを捕ります。
2.チョウゲンボウ 武庫川沿いから少し田園地帯に入った人家のプレハブ倉庫みたいな上に止まって、エサを捕獲するために何度も地面に降り立ったりしていました。ハヤブサ科。カラスほどの大きさがあればまずハヤブサ、チョウゲンボウは、それより小さいハトサイズ、オスはハトより小さくてヒヨドリくらいです。チョウゲンボウは数少ない冬鳥で、昆虫やカエルなどの小動物のほか、小鳥を襲うこともあります。チョウゲンボウの可視波長は人間より広く、紫外線の領域を見ることができ、ハタネズミがマーキングした尿は紫外線を反射するため、チョウゲンボウにとってはどこに隠れていようがお見通しで、優れた視覚のおかげで飢えを知らないそうです。
3.カシワダカ 有馬富士公園に入ったところの田んぼ近くの木の上に群れで移動している所を観察出来ました。ホオジロの仲間。カシラダカは「頭高」という名前のとおり、冠羽があるのが特徴ですが、冠羽はいつも逆立っているとは限りません。 ホオジロとカシラダカを見分ける大きなポイントは、お腹の色で、お腹の色が茶色なのがホオジロ、白いのがカシラダカです。大きさや色合いは同じホオジロ科のアオジにも、よく似ています。アオジとの区別は、アオジで目立つお腹のたてじまがなく(ノジコは脇腹にはたてじまがある)、やわらかな黄色をしていることです。
4.タヒバリ アフターで、有馬富士公園から武庫川沿いへ戻り、武庫川沿いの田んぼの土に見え隠れするようにいました。田んぼにいるヒバリに似た鳥、という意味ですが、ヒバリ科ではなくビンズイと同じくセキレイ科の仲間です。背面が土のような褐色をしています。警戒して飛び立つ時に「ピピピピ」と連続して鳴き、地面を歩いているときには短く「チッ」という声を出します。
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