投稿者:S.I
爽やかな五月晴れの下、妙見口駅に28名が集合。会員18名、会員外10名の比較的大人数だ。 今日の鳥「オオルリ」の解説や注意事項等の説明をして出発。駅前の電柱でイソヒヨドリがヒナに与える餌を口に、”早く行ってくれないかなあ”と言わんばかりに尾を振る。 登山道入り口までの畑ではセグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、青空にはトビが舞う。 爽やかな風が吹くものの、直射日光は暑い。橋を渡り林内に入るとひんやりと涼しい、何とも爽やか。登山道は以前ゴロ石の悪路だったが、整備され歩きやすくなっていた。センダイムシクイやメジロの囀りが頭上から降ってくる。進むうち休憩広場に着く。早速今日の鳥オオルリの囀りが。しかし、なかなか姿が見えない。綺麗な声だ、さすが三鳴鳥の一種、堪能する。 次はサンコウチョウに的を絞り進む。ウグイスやヤマガラ、シジュウカラを楽しみながら歩く。途中カメラマンいて、サンコウチョウの出具合を聞くと、 姿は一回、鳴き声は三回したと言う。やや期待がもてる。さらに登山道を進むうち、サンコウチョウとキビタキの声がした。 気候も良し、日曜日とあって登山者、ハイカー、ピクニックの家族等々でかなりの人が行き来している。 昼食広場に到着、食事をしながらサンコウチョウの出を待つ。しばらくして 川面に沿ってオオルリとサンコウチョウのメスが飛来し茂みに隠れるのを数人が確認した。帰路は来たコースの折り返しとなる。途中黄色っぽい鳥が樹間を飛ぶのを発見、キビタキか? と筆者は思ったが双眼鏡で見るとソウシチョウであった。外来種とは言えソウシチョウも結構綺麗な小鳥なのでスコープで皆さんに楽しんでもらった。 鳥合わせは登山道出口付近で行い24種を確認し解散とした。
確認種=トビ、コゲラ、アオゲラ、サンコウチョウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、イソヒヨドリ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ソウシチョウ。計24種
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