投稿者:Nao
2025年宝塚野鳥の会の最初の探鳥会は、昆陽池正門に9時30分に集合で、会員外の方も9名参加して下さり計28名での開始となりました。半日かけて昆陽池の周りをゆっくり野鳥観察しました。”今日の鳥"で取り上げられていた'オオタカ'には出逢えませんでしたが、この日も水鳥を中心に、沢山の野鳥に出逢え、全部で44種類も観察する事が出来ました。ご参加下さった皆様ありがとうございました。今年も宜しくお願い致します。 (以下、この日観察出来た野鳥) ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、、ダイサギ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、イカル、トモエガモ、カンムリカイツブリ、オオバン、イソシギ、ヒヨドリ、ユリカモメ、ミコアイサ、ジョウビタキ、カワラヒワ、ムクドリ、キジバト、ゴイサギ(ホシゴイ)、ノスリ、ハジロカイツブリ、シジュウカラ、カワセミ、アトリ、ハイタカ、キセキレイ(以上44種類)
【探鳥会で出逢った野鳥の一部】
1. トモエガモ(オス) 最初に入り口のところで、絶滅危惧2類に分類されている冬の渡り鳥「トモエガモ」に出逢うことが出来ました。 オスは美しく、顔には黄色、緑色、黒褐色の独特な模様があり、胸は紫褐色で斑があり、肩羽が長く伸びています。メスは褐色で嘴の基部に白っぽい斑があり、オスの顔の模様がうっすら見えます。
2.ミコアイサ(オス) 最初は、野鳥観察橋の裏側に隠れるように見えていただけだったのですが、そのあと、反対側の広いところへどんどん出て来てくれました。途中、大きな魚を丸呑みして逞しい様子も見せてくれました。 小型の潜水性のカモで、全般的に珍しく、局所的に見られる。湖沼や河川に飛来します。臆病で、単独または小さなグループで見られる。オスは全体的に白く、目の周りが黒い模様から、パンダガモと呼ばれることがあります。後頭部は少しボサボサしており、メスは赤褐色の頭で、喉と頬が白い。飛翔時は白と黒でよく目立ます。
3.ノスリ 昆陽池の中の木立にノスリが止まっていました。暫くすると隣にカラスが寄って来ていましたが相手にせずじっとしていました。 特徴としては、カラス大、トビより色が薄く、ずんぐりとした感じで、トビより短い丸尾が特徴です。山地の林で繁殖する。秋冬は暖地や低地にも移動し、草地や農耕地、水辺などの開けた環境で見かけられます。飛翔時、翼の下面と腹の下部に黒っぽく見える部分がり、停空飛翔をし、急降下をしてネズミなどを捕えます。主に繁殖期に「ピーエー」などと鳴きます。
4.ハジロカイツブリ 貯水池の方で、珍しいハジロカイツブリを観察する事が出来ました。 赤い虹彩が特徴的なカイツブリ。全体的に褐色をしており、冬羽では頬から喉にかけて白く、背面も淡い色になる。翼に白い羽を持ち、和名の由来となっている。嘴は尖っており、少し反って見える。冬鳥として海岸や河川に訪れる。カイツブリと同様に潜水しながら水の中の生物を捕食する。繁殖期には浮き巣を作り子育てをします。
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