練習と練習試合
[595]監督
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2010年09月24日 (金) 07時44分
昨日の練習試合で気になった事を書いてみます。
練習は個人、チームに技術、戦術を磨くところであり、 練習試合は、身に付けた技術、戦術を試すところである。
練習でやってもいないことを試合でやってみろというのは無理な話。 でも、練習しているのにやらないのは何故か? 出来ないのか?分らないのか?
おそらく、やる事は分っているのだけれど、 動く事を躊躇っている・・・ その間に、タイミングを外してしまい、 結果、何も出来ない・・・ そういう状態なのではないかと思う。
ではどうしたら良いのか?
「勇気を出す」「失敗を恐れない」 これに尽きると思う。
子供達にゲーム中では5人の1人になりなさいと言う。 5人出ているのに4人になっては勝てない・・・ ディフェンスもオフェンスも同じこと。 たとえ3年生でも4年生であろうとも、 ゲームに出ている以上は、1/5にならなくては、 いけないのだ。
組織的なディフェンス、オフェンスを仕掛ける時、 1人でも、その役割を果たしていない選手がいると、 ディフェンスは抜かれ、オフェンスは停滞する。
ディフェンスではファールを恐れ、相手にプレッシャーをかけられない。 また、ボールカットに行くのをためらう。 オフェンスでは、失敗を恐れるあまり ボールを中継するだけの選手になってしまう。
本人は気が付いていないのだが、 迷惑を掛けないようにしようとするプレーが 実はいちばんチームに与えるダメージが大きい事を理解していない。
たとえ抜かれてもファールをしても、シューとを失敗したとしても、 やってみようとする気持ちのある選手は必ず上手くなるし、そういうプレーには拍手を送りたい。
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