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- 銀龍 - 2007年08月26日 (日) 20時45分
1: 名前 ケイディス 2: 年齢 世界出現してから15年 外見年齢(人間基準で)20代後半 3: 性別 男 4: 種族 【破限之邪心】 ハゲンノジャシン。特殊な意識体に分類される。 伝説では、人々の積もり積もった邪念を封印し、抑えるために神が創った『怒りの聖杯』という神器が、絶えず送られてくる人々の邪念によって一部崩壊した時に現れ、世界を混沌の渦に包み込む災悪として描かれている。実際、過去に破限之邪心と呼ばれたモノ達は凄まじい無差別破壊をまるで使命のように繰り返し、一定以上の破壊をした後は霧のように消えていったという。伝説と違い、世界規模の破壊を行ったことは一度も無い。というより不可能だった。しかし出現と消滅を繰り返す内に単体として有する力は確実に増加しつつある。この状態で更に出現と消滅を繰り返した場合、伝説に描かれた『世界を混沌の渦に包み込む』程の個体が現れる可能性がある。
5: 外見 黒髪黒眼。髪は男性にしては長め。顔は白く、普通の人より少し形が良いぐらい。 不可思議な紋様と金の装飾が特徴的な漆黒のローブを身に纏っている。 フードを深く被っているため、口元しか見えない。目付きは少々逝きかけているとのこと。 右目の周りには血のように紅い魔法文字が浮かび上がっている。 常に邪悪な笑みを浮かべ、凄まじい威圧感を放っている。 身長189cm。体重は身に付けている物の分しかなく、ケイディス本体は0s。 6: 性格 悪役。残忍。冷酷。厳格。即斬。容赦無し。 だが自らが一目置いた者には満遍なく情けを掛ける。
例え味方であっても、ただ漫然と強者(彼)に媚びる者を何よりも嫌う。 彼を崇拝する大規模な宗教団体が現れたこともあったが二日で壊滅させている。
破壊衝動の化身とも言える存在だが、滅多に錯乱したり狂乱したりしない。 他の『破限之邪心』とは違って『単なる破壊行為』『無差別破壊』を厭う。
人が人により滅びる姿を一種の退廃的な芸術と捉えている。 自らは手を汚さず人間を拐かすことで破綻を招く『美学』を持つ。 7: 過去 ―――魔剣『リジャト』
全人類の怒りをその身に秘めてきたかのよう 赤く鋭い輝きをたたえる剣
伝説に登場する神器 『怒りの聖杯』の基となった存在 魔剣は―――
生きとし生ける者 全ての破壊感情を徐々に溜め込み 限界が近付くと破壊衝動の化身『破限之邪心』として解放する
―――という力を持っていた 溜め込まれていたのは 開放的な 見た者全てを壊してしまう 破壊感情――― 『紅い』感情 そこから生まれた『破限之邪心』は 超短絡 好戦的な者が多く 世に出るなり破壊の限りを尽くし 力を使い果たしては 消えていった 人間は 恐怖した
策はないか――― 考えた ある者は 剣と魔法を民衆に広め
ある者は 精神を磨き自らの邪な心を限りなく消し去り
ある者は 自然と調和し その圧倒的な力を借り
ある者は 剣も魔法も神も自然の加護も捨て 人間は 驚異を避けるそれぞれの方法を見いだした
結果、驚異だったモノは影を潜め 人々の記憶から 徐々に薄れていった それから数百年
魔族なる 異形の者達が 『魔物』と共に異界より這い出で 世界を我がものにせんと 人間を屠った
人間は 稀に現れる『破限之邪心』など目もくれず 魔族との戦いに 没頭していた 世界は 『紅い』感情で溢れかえっていた
あまりの量に 魔剣は 『紅い』感情を拒絶するようになった 人間は 幾度となく魔族を退け 勝利した
いつしか魔物は 生活の一部と化し 魔族は落魄れ 深淵の果てへ消えた 平和――― 待ち望んでいた幸せが 間違いなく訪れていた 人々は酒に酔いしれ 『破限之邪心』を見失った 故に 気付かなかった 闇の中 内包的な 静かに全てを憎み殺すような 破壊感情―――
『黒い』感情だけが 徐々に蓄積していた そして 十五年前
一つの『破限之邪心』がこの世に生まれ出た 『ケイディス』 今までの『破限之邪心』とは 明らかに違った 人間の衣服を身に纏い 人間の言葉を話し 人間を操り 人間を武器とした 二 国が滅んだ 戦争だった 九 国が滅んだ 戦争だった 二十八 国が滅んだ 戦争だった 十五年前から 現在に至るまで
小規模国 三十五 中規模国 十一 大国 三 計四十九の国が 滅んだ 戦争だった 8: 職業 戦争を発生&拡大させるべく暗躍。 軍師などを装い、複数国の王などに取り入っている。 9: 口調 無駄に重い言い回し。独り言をよく言うが、その内容はさらに難解。 シチュエーション無しに真意を汲み取ることは難しい。 セリフ例
「クク、幾ら蟲を振り払おうが、噛まれた所に毒は残るものなのだ」 「かく言う私も無粋者ではない。英雄達に茶の席ぐらいは残しておいてやらねば」 「何を恐れる人の王。家畜の頭を潰すと同じ。別段どうという事はないだろう」 「貴様は嶺に頂を見なした。これより上へ登るには、能わんな」
「血に血を重ぬる永劫回帰、逝き着く先は涅槃の園よ」 「灰人形は滅び去り塵と消えるが定め。末路を映すその眼、最早欠片の光も無し」 「汲々と珈琲を持ち寄り、此岸の畔に唯々集え」
「貴様は視界の隅でチラつく蝿に、必死になって食い付くほど飢えているのか?」 「…嗜み程度の殺意で、千億の破壊衝動から成る私を消す。正気の沙汰ならば、無知即ち罪だな」 「一滴の澄んだ露が下水を通り汚川と混ざり大河へ注がれ果ては泥の海に飲み込まれる…露である内に始末、始末始末」
10: 一人称、二人称 一人称…「私」 二人称…「貴様」 三人称(単数)…「奴」 三人称(複数)…「連中」 11: 好きなもの 純粋な心 強い正義役 チェス 自滅する姿 戦場傍観 12: 嫌いなもの 下卑た心 強い悪役 『破限之邪心』 13: 好きな人 いない 14: パートナー 部下が、数名 15: 属性 闇 16: 苦手な属性 無し 17: 戦闘スタイル 巨大な鎌と、複数の特殊魔法を操る。細腕ながら剛力を持ち、攻撃力は非常に高い。 特殊魔法の効果は複雑怪奇、達人級の推理力を以てしても初見で見破ることはまず出来ない。 触れることで発動する魔法も多く、一度敵を掴めば完全に自分のペースに持っていくことが出来る。 強大な力を持つ異形の魔物を『観戦』と称して敵対者と戦わせ、その姿を傍から眺めていることも。 18: 精神力 人がゴミのようだ 19: 戦闘熟練度
未熟 ★★☆☆☆ 完成
完全に戦闘を舐めきっており、油断油断の果て追い詰められることも多い。 大概そのまま状況を打開してしまうため懲りずに何度でも油断する。 例えるなら「勇者を軽くブッ殺してしまう魔王」である。
20: 技や魔法
―――――――――――――― 通常技 ―――――――――――――― 【五閃五走】 鎌の一振りで五つの斬線を描くと共に五つの魔力の刃を飛ばす技。 鎌を地面に突き立てる際この技を出せば、亀裂が五つ放射状に発生する。 魔力の刃の切断力は凄まじく、並の金属なら軽く断裂してしまう。
【散桜狂花】 魔力を乗せた鎌で地面を強く叩き付け、床に衝撃を這わせて広範囲を吹き飛ばす技。 相手に直接命中させれば、相手の防御力が高くてもかなりのダメージを負わせることができる。 大振りで発動が若干遅い。その分、直撃時の威力はべらぼうに高い。
【八重枯葉】 左腕を魔力の渦で包んで相手の方向に強く突き出し、ドリルのような巨大衝撃弾を飛ばす技。 衝撃弾の動きは直線的で、回転が弱まり消えるまで進路上にあるものを次々と削っていく。 相手の首元を掴んだまま魔力の渦を直撃させて砕くなんてことも可能。 ―――――――――――――― 特殊魔法 ―――――――――――――― エーイーリー、アィーアツブス、シェリダー、キムラヌート、アディシェス、ツァーカブ、 カイツール、ケムダー、アクゼリュス、バチカル…計十個の古代特殊魔法を有する。 これらの魔法自体は独立しているので、仮に一つが消えたとしても、他の魔法に影響はない。
====== エーイーリー ====== ・『現象によって引き起こされるはずの影響、効果が出るまでの時間を引き延ばす』特殊魔法。 ・複雑な分応用性に優れ、単体で使用しても十二分戦える。ケイディスの戦闘時における主力。
【闇斬リ楓】 事前に攻撃を空振りしておいた場所へ来たモノに、空振りした攻撃のダメージを与える技。 空振りの瞬間「破壊が起こるまでの時間」を引き延ばすことで発動。 標的が空振りした場所と重なった瞬間魔法を解除すれば敵は為す術無く攻撃を受ける。 発現した『破壊』は不可視。見切ることは出来ず、回避も防御も非常に困難。
【虚咏水鏡】 敵側の「ケイディスの姿を認知できる瞬間」を遅れさせて擬似的に姿を消す。 遅れさせる対象がかなり特殊なので、それ相応の魔力を消費し且つ効果持続時間が短い。 相手が困惑している間に容赦なく無数の斬撃を浴びせて一気に滅殺することも勿論可能。
【五葬蓮華】 当てた攻撃のダメージを今は与えず、後々任意のタイミングで与える技。 攻撃命中時「衝撃が発生するまでの時間」を引き延ばすことで発動。 命中時の衝撃・ダメージは0。敵は攻撃に当たったことに気付かないでいることが多い。 交渉における最終手段として相手の命を人質に取るのも有効な使い方の一つ。
【百合時雨】 上記、五葬蓮華の強化・応用版。攻撃を複数回命中させる事が条件。 「攻撃力100の攻撃を10回当てる」ことを「攻撃力1000の攻撃を1回当てる」ことに変える技。 攻撃命中時「衝撃が発生するまでの時間」を引き延ばし続けることで発動。 如何なる剣も如何なる防具もこの技の前では霞む。攻撃を受け止めるのも命取り。
【八蜘蛛祓】 五葬蓮華や百合時雨と同じ要領で、八重枯葉による衝撃弾を何十発も空中に留めておき、 あるタイミングにおいて魔法を解除することで超巨大な衝撃弾にして発射する大技。 多少大きな砦でも一撃で木端微塵に破壊してしまう・・・という驚異的な性能を誇る。 非常に大規模故、常人ならば技を見ただけで戦意を喪失してしまう。 ====== アィーアツブス ====== ・「対象(物体や事柄)を『不安定な状態』にする」という特殊魔法。 ・『不安定な状態』の定義は術者であるケイディスの思考に委ねられる。 ・強力だが、莫大な魔力とある程度の準備が必要なので実戦では使いにくい。
【九頭龍薇】 魔力を有さない物体の物理法則を狂わせ、幾分か操作する技。 操作する物体は複数でも可。ただし、術者に掛かる精神的負担も大きい。 複数操作を長時間続けるには、ケイディスが意識を向けている必要がある。
【沙辺竜樹】 周囲に存在する魔力エネルギーを不安定な状態にし暴走させる技。 暴走した魔力はうねるような爆発の帯を描きながら標的の方角へ向かう。 魔力は暴走する際、何属性であろうと闇属性に無理矢理変換させられる。 ====== アクゼリュス ====== ・目に映る者の精神的な『リミッター』又は『理性』を徐々に外していく特殊魔法。 ・これを使えば名君が一瞬にして暴君に変貌し、国家規模の混乱を容易に招くことができる。 ・エーイーリーに対して、ケイディスの非戦闘時における主力魔法となっている。
【逆飛蝋翼】 戦闘中の精神的抑制を効かなくすることで身体の限界を超えた運動をさせる技。 技を受けた者は自分の身体を害するような危険な技・魔法を何の躊躇も無く使ってしまう。 無論、敵の戦闘力は幾分か上昇するが、高確率で自滅に誘い込むことが出来る。 ====== アディシェス ====== ・触れた者の『反応』を操り、念じることで徐々に消していく特殊魔法。 (一概に『反応』といっても「何らかの要素から何らかの干渉を受けた時の『反応』」を指す。) ・効果例 『呼びかけに対する反応』を消し去り人形のような状態にする 『死に対して抱く恐怖や罪悪感』を消し去り殺人鬼に変貌させる 『回復魔法によって見せる傷の回復』を消し去り回復不可能にする
【寂静ナレ】 標的の頭部を鷲掴みにした状態で念じ、極限まで『反応』を消し去り尽くす技。 いずれ敵の身体は、元の「形」だけを残した、光一つ反射しない不気味なオブジェに変化する。 オブジェには触ることも何も出来ない。魔法も一切影響できず治療方法は無い。 この技を受けた者は事実上即死する。 ====== シェリダー ====== ・対象とそれが宿す魔法や呪いを切り離し、魔法を除去したり呪いを移したり出来る。 ・発動し効果が現れた後、分断した魔法を一度だけ行使することが可能。 ・自分と特殊魔法の一つを切り離し、他者に貸し与えるという荒技も存在する。 ====== ケムダー ====== ・目に映る者の精神に「何かに対する執着心や欲望を増加させる」呪いをかける特殊魔法。 ・ここ十数年間、彼はこれを国の王や重臣に使うことで多くの勢力競争を起こしてきた。 ・しょうもない欲望を増加させて嫌がらせするような安っぽい使い方は出来ない。 ====== ツァーカブ ====== ・触れた者の身体に「精神を犠牲に、徐々に美しい姿に変化していく」呪いをかける特殊魔法。 ・これを受けた者は「美しく」なるにつれ、精神がどんどん崩壊し、最終的に廃人と化す。 ・なお、「美しさ」の基準は呪いをかけられた者のセンスによって違うようだ。 ====== カイツール ====== ・触れた者の身体に「恐怖を感じると同時に身体が崩壊していく」呪いをかける特殊魔法。 ・これを受けた者は恐怖を感じれば感じるほど身体が歪み、文字通り崩壊して最終的に死に至る。 ・身体が崩壊→恐怖を感じる→身体が崩壊→恐怖を感じる→身体が〜 〜死 …というサイクル。 ====== キムラヌート ====== ・触れた者の思考から『魔法』という概念を消し去っていく特殊魔法。 ・これを受けた者は魔法を使えなくなるどころか魔法の存在を徹底的に批判するようになる。 (目の前で魔法を使われた瞬間に精神が崩壊し、アッサリと廃人になってしまうらしい) ====== バチカル ====== ・生物を変貌させ生物兵器を生み出したり、完全に新たな生物を創造する特殊魔法。 ・名前は無神論を意味し、その内容は生物の誕生を神に代わって管理するという禁忌を犯している。 ・この魔法を使うことは大地の意に反する行為であり、ケイディス本人も自重している。 21: 特殊能力・特殊技能
【不老】 ・一切歳を取らず、外見が変化しない。
【背三世】 ・未来予知の対象にならない。
【戒定】 ・自然治癒力が高い分、回復魔法が一切効かない。 ・状態異常魔法、無属性魔法、空間魔法に絶大な耐性を持つ。
【闇繰リ】 ・自身は闇に属さないものの、闇属性の攻撃を撥ね除ける。 ・低級ゾンビや悪霊類を無条件で味方に付けることが出来る。 ・魔物等異形の者と意思を疎通、そして使役することが出来る。 ・魔物等異形の者を意思一つで(力ずくだが)消滅させることが出来る。 ・一体のみ、脳を破壊した生物の身体を操作することが出来る。 22: 必殺技 【十塵之檻】 特殊魔法による工作で、小国一つとそこに住む者全てを巨大な罠に仕立て上げ、特定の標的を始末させる。 住民や領主、王族の判断力を奪った上で、標的に対しあらぬ罪を着せるよう動かし、捕らえさせ、 正義と法の名の下に裁く・・・というのが主な手口。他にも無数の手口があるが、ありすぎるのでカット 仕掛けるのは住民の意識が高い国よりも治安の悪い国の方が圧倒的に楽である。 手間と労力の面を考えると、標的を始末した後も魔法を掛けた者を放っておくしかない。 それが災いし、狂った領主や王族が狂ったまま政治を始め、狂った住民達による暴動が相次いで国家は混乱、崩壊する。
23: 能力 魔法の効果はかなり悪質なものが多い。 が、ケイディス自体は決して絶対的な強さではない。
体力:A++ 魔力:A 腕力:A+ 知力:B+ 素早さ:B 命中:C++
24: 武器やアイテム 【『黒鎌』】 彼が戦闘体勢に入ると現れる、光の微かにも映らぬ刃を持つ巨大な鎌。 巨大も巨大、単純に柄の端から刃元までの長さを測ると4m強にまで達する。 従って重量も怪物級。これを装備した彼は「死神」というよりも「魔神」の如き容貌である。 破断力と打撃力に優れ、床に振り下ろし突き刺しただけでかなりの衝撃が生じる。 全体的に異様な形状をしており、ケイディス本人も未だ完全には使いこなせていない。
25: その他 古代の大悪魔を数匹従えている。 基本的に別行動なのでデータは割愛。 【滅ぼした国の数】 昔のギリシャ辺りの都市国家みたいなのも一つに数えている 『過去』の項目で『小規模国』と銘打っている国の殆どが大きな都市のような存在 世界全体から見れば大したことはないものの人間から見れば冗談じゃない 【漢字の読み】 五閃五走(ゴセンゴソウ) 散桜狂花(サンオウキョウカ) 八重枯葉(ヤエガレハ) 闇斬リ楓(ヤミキリカエデ) 虚咏水鏡(ウツロヨミカガミ) 五葬蓮華(ゴソウレンゲ) 百合時雨(ユリシグレ) 八蜘蛛祓(ヤツクモバライ) 九頭龍薇(ヒュドラゼンマイ) 沙辺竜樹(サベリュウジュ) 逆飛蝋翼(サカトビロウヨク) 寂静ナレ(ジャクジョウナレ) 背三世(ハイサンゼ) 戒定(カイジョウ) 闇繰リ(ヤミグリ) 十塵之檻(トジンノオリ) 【怒りの聖杯】 悪意が世に溢れないよう、あらゆる邪念を吸収し抑えるため神が創ったといわれている伝説上の神器 止めどもなく押し寄せる人間の邪念が積もり積もった結果、聖杯の一部が耐えきれずに崩壊し、 その欠片が『破限之邪心』となり、邪念の大本である人間を滅ぼそうと破壊の限りを尽くす―――というのが定説 魔界から魔族の一部が現れるようになってから、この名は『破限之邪心』と共に人々の間から忘れ去られていった 古文書の研究が進んだ今では結構メジャーな話になっている 【魔剣『リジャト』】 太古より存在していたと言われている、禍々しい赤に染まった魔剣 伝説に登場する神器『怒りの聖杯』の基となった存在 人間の破壊感情を集め、許容量の限界が近付くと破壊衝動の化身『破限之邪心』を生み出す 誰が何の為に創り出したのかは一切不明
魔族と人間の戦いが始まってからは破壊感情が増え過ぎた為か、集める感情の方向性が変わってしまった その結果生まれたのがケイディス 純粋な破壊を望まず、人間が人間により荒廃する様を好む、新しいタイプの『破限之邪心』 あと数年もすれば二代目がこの剣から出現する可能性がある
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