[36] 黒十字 |
- 銀龍 - 2007年05月30日 (水) 22時17分
1: 名前 ティルス(ラストネーム不明) 2: 年齢 20代前半(正確年齢不明) 3: 性別 男 4: 種族 人間 5: 外見 髪は純粋な漆黒。前は目が隠れる程度、後は肩に軽く掛かる程度の長さ。 瞳の色は濃いエメラルドグリーン。その眼光は鋭く強烈な意志を感じる。
上半身:基本的に純白のYシャツ(無地半袖)&真紅の紋様が特徴的な黒ロングコート。 下半身:右腰に剣鞘&ベルト周りに銀の鎖が付いた黒長ズボン&戦闘用黒ブーツ。 コートの袖部分に短剣を忍ばせている(両手に各二本・計四本)。防御籠手の役割も持つ。 鎖は動きを妨げぬように緩く固定が施されており、激しい運動を行っても無駄に跳ねない。
右腰に小剣鞘を提げる。左手なら主手持ちで、右手なら逆手持ちで素早い抜刀が可能。 数本の茨が巻き付く逆十字を模った銀のネックレスを付けている。少々ダークな印象。 戦闘用に重装備をする事は殆ど無い。非戦闘時も必要最低限の身軽な服装を好む。 6: 性格 束縛を何よりも嫌う自由人。気の赴くままに行動する。 自分勝手かと思われがちだが、周囲に対する細やかな心配りは欠かさない。 ただし、本当に嫌な事は迷わず大っぴらに拒絶する。NOと言える男。
一歩引いた視点で多角的に物事を捉えるタイプ。しかし稀に盲目的になる事がある。 気に入らない人間が相手だと態度が豹変する傾向にある(裏表がある訳ではない)。
実力による余裕なのか、戦闘に対して低関心。喧嘩を売られない限り滅多に攻撃しない。 でも敵と見なした者は問答無用で捻り潰す。「目には顔を」的な思想(?)の持ち主。 そのため用心棒を任せたときの防衛反撃っぷりは凄い。天職と言わざるを得ない。
一時期自らの力に溺れて狂乱していた時期があったため、力を振るう事に抵抗がある。 (今でも一部の者に【黒十字】――交差した双剣の意――と呼ばれ、恐れられている) 過去と自分を出来るだけ切り離そうと思っており、あまり過去の出来事を周囲に語らない。 7: 過去 幼少時から諸能力が高く、更に超能力の才にも恵まれていた。 しかし、周囲が民族の気風として異常な能力を良しとしなかった為、冷遇されて育つ。
ティルスの意志とは関係なく超能力は際限なく進化を続け、遂には『読心』の域に至った。 今度はそれが災いし、彼の能力を恐れた両親の手で幽閉されてしまう。
ある日、密室にて絶望していた所をとある人物によって助け出され、能力の制御法を得た。 その人物を強く慕うようになったティルスは、やがて盲目的に狂信するようになっていく。
自分が有する能力に半ば溺れつつ、独断で敵対者を悉く粉砕する毎日。 暴走行動を繰り返す中、ふと鏡に映る自分の凶相に気付き、底知れぬ恐怖に襲われる。
根本的に自分が求めていた物は何だったのか。 『自由』ではなかったのか――― ひとまず冷静になって、周りを見渡し、目が覚めた。そして悔い改めようと決意した。
かつて彼を助けた人物… 彼の『主』に事の要を告げると、『主』は快く頷いた。 微笑む『主』は、ティルスに旅をするよう薦めた。確かな眼で世界を見てきて欲しい、と。
狂乱のティルスを映した鏡は、彼の安寧を願う『主』が、あらかじめ用意していたものだった。 当の本人は事実を知らず、今でも放浪の旅を続けている。本当の自分を取り戻すために… 8: 職業 好奇心というコンパスに身を委ねる自由な身(ある集団に属してはいるが)。 とはいえ収入がそれなりに必要なので、他の旅人の用心棒を請け負うこともある。 用心棒としての評判は中々良いが、暗殺など闇の仕事は専門外。一種のトラウマ。 たまに昔の因縁で賞金首から狙われることもあるが大抵は追い払える。
【用心棒】 他の旅人や商人を魔物や盗賊から守る職業。 戦闘力を持たない者が遠出する際、戦える者を金で雇うのは常識となっている。 そのような事情もあって依頼者は辺り一面に、何処にでも転がっている。 当然の如く危険度は高い。お仕事中は死神ちゃんが付き纏う代わりに収入は上々。
【ある集団】 彼を助け出した人物と、その人物を慕う者達によって構成される(概念上の)組織。 謎が多いが悪い集団ではないらしく、メンバー個人個人の自由も保証されている。 一部過激派とも呼べるメンバー(かつてはティルスもその一人だった)がおり、 そのメンバーが勝手に何らかの理由を付けて暴動を起こしたりするのが悩みの種。 9: 口調 やや乱暴で無礼な兄ちゃん風。しかし何処か老けている感がある。 キレると怖く、怒りのボルテージに比例して過激なセリフが。 普段は「〜ぞ」「〜だ」「〜だろ」「〜だな」系。
セリフ例
「残念、コレは紛れもない現実。如何なる幻影よりもタチが悪いぞ」
「動体視力―― 関係無いな 俺を破るのなら、まずは眼の数を増やすことだ」
「この世界に生きる人間の99.9%はお前じゃない。そう考えればお前の病気も治るさ」
「決闘前に言っておくが、勝てない勝負に応じるほど俺は阿呆じゃないからなッ!!(逃」
「お前は他人を欺く仕事をしているんだ。出し抜かれるのも慣れておいて損は無いだろ?」
「学院で一体何を学んできたという。魔法という名の殺害手段だけか!! お笑い種だな!!」
「刀は人殺しの道具…? 寝呆けた事をほざくな。貴様のような豚を八つ裂きにする為のモノだ」 10: 一人称、二人称 一人称は「俺」、二人称は「お前」「あんた」稀に「貴様」。 「貴様」を使うときは大体怒っている時。 11: 好きなもの 無骨な剣、銀製品、鳥(特にカラス) 12: 嫌いなもの 虫全般、雑音、束縛、ダス・マン 無用な争い と、それを望む者 13: 好きな人 確かにいるが詳細不明 14: パートナー 用心棒の依頼人など 15: 属性 エスパー 16: 苦手な属性 虫 17: 戦闘スタイル 長剣『フェーデュレス』、小剣『ルキフグス』、コートの袖に潜めた短剣『アーク』… それらの武器&超能力&高い機動力を駆使しての駆け引きこそが彼の最大の武器。 一刀二刀の両方に対応した我流の剣技と、不意に飛び出す短剣術の相乗効果は絶大。 本気を出す必要がない場合(又は手加減する場合)敢えて剣技を使わず戦うこともある。 超能力も使用できるが、持続しての使用は精神に毒であるため、長時間行使出来ない。 必要な時(防御や移動)に随時使用したり、魔力等で補助をする形で乱用を避けている。 いざ使用すると空中浮遊やバリア等、通常考えられない動作を行うことが可能となる。 18: 精神力 威圧に強いが恐怖には慣れていない。 元は強かったのだが、現在は中途半端。 19: 戦闘熟練度 未熟 ★★★★☆ 完成 まだまだ成長の余地がある。 20: 技や魔法 『+』『−』はそれぞれ違った意味を持つ。 が、説明は都合上省略している。 【エッジ/+】 剣を振る際に魔力を付加し、淡紫色の擬似的な刃を発生させリーチを長くする。 擬似刃の切断力は最悪クラスだが、『なまくら』だけあり命中時の衝撃が大きい。 威力(衝撃力)を保ったまま攻撃距離を伸ばせるのは最大でも一メートル強。 ただし、突きを放つ際使用した場合は二〜三メートルまで伸ばすことが可能となる。 【エッジ/−】 剣を振る際に魔力を付加し、淡紫色の衝撃波を発生させて遠距離を攻撃する。 衝撃波なので切断力は最悪どころか皆無だが、その衝撃は大の大人を気絶させる程。 威力は時間が経過すると共に低下する。初期威力を保てるのは一秒にも満たない。 突きを放つ際使用した場合は衝撃弾が発生し、持続時間は十秒程にまで跳ね上がる。 【ショック/+】 剣を上方に勢い良く投げ上げ、標的が視線を逸らした瞬間に超加速、一撃を与える。 落下地点が標的の数メートル後方になる(直接当たらない)ように剣を投げるのがコツ。 敵はどうしても剣の落下地点を推測しようと、条件反射で身体を硬直させてしまう。 加速の際に武器を手放し両手を空け、標的の腹に強烈な掌底を打ち込む応用技が存在。 さらに掌底で怯んだ標的の懐に潜り込んで首筋を短剣でなぞり斬る…という連携も可能。 【ショック/−】 前方へ静かに剣を構え、標的が剣先に意識を集中した瞬間に超加速、一撃を与える。 剣先を向ける行為は催眠術の一種。ティルスが不動状態であるよう標的に錯覚させる。 一度凝視すると暫くティルスの動きを把握出来ず、気付いた頃には大体手遅れ。恐怖。 スロー再生の如く剣を構えるため、標的は反射的に大技を警戒して剣先を見てしまう。 標的が技の警戒も出来ない戦闘未熟者だったり、狂乱状態にある場合は効果が薄くなる。 【ネイルワン/+】 下段に剣を構えつつ一歩踏み込んで斬り上げた直後、鞭を振るうように袈裟斬りを放つ。 剣一本で同時に二回強力な斬撃を叩き込むための我流剣技。主に防御崩しに使用。 本来は両手剣用である他流の技をティルスが取り込み、独自のアレンジを加えたモノ。 やはり無理があるのか片腕に異様な負荷が掛かり、運が悪いと剣が手から抜けてしまう。 反面、破壊力と攪乱性は抜群。防御に徹する敵を正面から切り崩す布石に十分成り得る。 少々危険性を伴うが応用が利き、防御崩し以外にも様々な場面で幅広く使う事が出来る。 【ネイルワン/−】 剣を構えずに一歩踏み込み、準零秒で腕の回転を利用した振り上げ&斬り下ろしを放つ。 至近距離の標的に約零秒で斬撃を叩き込むための我流剣技。主に先手取りに使用。 身体を回転させて勢いを付けつつ素早く斬り込む他流の技を片手剣用にアレンジしたモノ。 片腕に掛かる負荷は『ネイルワン/+』以上。代わりに速度と威力の両立に成功している。 放つ瞬間の体勢が威力を左右する。完璧な形で発動出来る場面が限られているのが難点。 速度を高めることに重点を置いたためフォームが固定されがち。つまり応用が利かない。 21: 特殊能力・特殊技能 これでもかと言うほど戦闘関連が多い。 【手加減】 非常に手加減(みねうち)が上手い。 敵を殺す必要が無い場合は気絶だけに留める。 自分にとって利益0。でも人道的。 【無音歩行】 微風の如き無音の歩行が可能。 超能力で超低空飛行しているだけだが傍から見れば同じ。 別に常時無音で歩くわけではない。 【気配遮断】 周囲の者に自分が存在しないよう錯覚させる。 『気配を消す』より『存在感を薄める』と言った方が正解。 別に常時気配を消しているわけではない。 【緊急回避】 至近距離で相手の攻撃を回避するのが得意。 相手側はヤケに高い回避率に萎縮して自然と攻撃頻度を下げてくる。 回避と同時に敵の武器をキャッチして止める超人技も会得済み。 【動体視力】 運動する物体を確実に凝視し見切るのが得意。 熟練者並みの眼を持つが、別段鍛えたという訳でもないようだ。 飛び道具の他にスロット等も強く、賭博場では意外と稼げる。 【調理技能】 誰かから習ったわけでもないのに料理が美味い。 冒険者にとって食材の調理は必須スキルとも言うべきもの。 しかし彼のは調理というレベルでは決してない。 例えるなら進化の秘法である。 【値段断殺】 誰かから習ったわけでもないのに値切るのが上手い。 冒険者にとって金銭の節約は必須スキルとも言うべきもの。 しかし彼のは節約というレベルでは決してない。 例えるなら死の掌握である。 【高速抜刀】 所持した武器を準備し構えるまで掛かる時間が超短い。 武器が長剣であろうと大剣であろうと何であろうと超短い。 ハタから見れば手品か何かに見える程のレベル。 例えるなら「さっきまで素手だったのにいつの間にか剣を持っていた」 【麻痺感覚】 感覚の一部を魔法か何かで意図的に麻痺させている。 該当する感覚は『痛覚』と『嗅覚』。『痛覚』は過度な『触覚』を指す。 『嗅覚』は不快臭と刺激臭のみ感じない。都合がよろしい。 これらの感覚は戦いにおいて大きな障害となるため非常に有利。 【総合立策】 必要最低限の労力と有り合わせの物で難敵を出し抜く戦略と勘。 相手の行動を見切り、出来得る限り効率よく逆手に取ることを重視している。 心理的罠を利用した駆け引きに長け、知能を持つ者に対して抜群の効果を発揮する。 高確率で勝てないと直感的に判断した場合、戦闘回避に専念するのも策の内。 【反動走法】 物体が障害物に当たり跳ね返る瞬間の運動エネルギーを最大限利用する走法。 多少身体に負荷が掛かってしまうが、加速性と速度持続性、方向転換力は桁違い。 ただし疲労が半端でない。身体のコンディションが良くても長時間使用は不可能。 大抵その加速性を利用してスタートダッシュ時に高速を得るために一瞬だけ使う。 【流線走法】 違うベクトルの速度を、徐々に任意方向の加速度に変換していく特殊な走法。 上記の反動走法をベースに超能力を加えアレンジした走法であり、彼固有の技。 少しずつ加速しつつ方向を変えていくため、その軌跡は滑らかな流線を描き出す。 身体への不可はゼロに等しく疲労も少ないが急激な方向転換は不可能となった。 【格闘術】 基本的な格闘動作を身に付けている。しかし我流な上に足が縺れがちで半端。 (二刀流でないと運動バランスが取りづらく体勢が不安定になってしまう癖がある) 脚・肘・膝の攻撃を得意としており、剣を装備していても稀に飛び出すことがある。 チンピラ程度なら瞬殺出来るが、本格的に格闘を極めた者だと足元にも及ばない。 【短剣術】 短剣を扱うことに長ける。袖から短剣を取り出し、指に挟んでの投擲が主。 一応、投擲の他に短剣を使って近接戦闘も出来る。腕前に未知の部分が多い。 短剣は非常に小回りが利くので、近距離回避が得意な彼が扱うには適している。 彼自身、短剣術を「初心者に毛が生えた程度」と思っているが実際はどうだか。 【一刀流剣技】 緊急時&手加減用の剣術形態。片手剣両手剣どちらも対応可能。 剣による斬撃を短剣投擲と織り交ぜて放つのが主。中距離戦も一応出来る。 技自体に特筆すべき点は見られない。基本動作に忠実といった感じである。 本来の戦い方でないため、手加減せずに本気で戦っても熟練者には遠く及ばない。 (二刀流でないと剣に体重を持って行かれて体勢が不安定になってしまう癖がある)
【二刀流剣技】 彼が最も得意としている剣術形態。剣を両手に一本ずつ持って戦う。 過去に【黒十字】と呼ばれるようになった所以であり、その腕は確か。 この剣術形態を取っていないと大幅に弱体化するほど慣れ切っている。 長剣:フェーデュレスを右手に主手持ち、小剣:ルキフグスを左手に逆手持ちで装備。 基本的に片方の剣で防御した後、もう片方の剣で攻撃するカウンター的戦法をとる。 短剣投擲にはどちらかの剣を一瞬手放す必要がある(当然、投擲の精度も落ちる)。 そういった意味では近距離戦に特化した形態と言える。加えて超能力まで使えば鬼。 「二本剣は武士道(騎士道)精神に反する」とされ、世界的に異端視される傾向がある。 習得難易度は高め… 否、非常に高い。二刀流を望んだ剣士の大半が志半ば内で沈む。 素人の状態から実際戦える段階まで昇華するのに必要な鍛錬の量は気が遠くなる程。 その為、スピード・手数・防御・応用力の面で優れているにも関わらず、使い手は少ない。 【超能力(攻撃)】 成長と共に自然と身に付けた天賦の特殊能力1。攻撃的側面。 念力によって物体の周囲に力場を発生させ、持ち上げたり吹き飛ばしたりする能力。 応用すれば、遠距離の敵を持ち上げ、地面に叩き付けるなんて事も出来てしまう。 離れた物体に干渉するタイプ故に、精神力の消費も極めて激しいので滅多に使えない。 必要な状況以外で使ってもメリットよりデメリットの方が大きくなってしまう地雷技。 【超能力(移動)】 成長と共に自然と身に付けた天賦の特殊能力2。嗜好的側面。 念力によって自分の周囲に力場を発生させ、足場のない場所での加速を行う能力。 応用すれば、空中浮遊で青空を散歩するなんてメルヘンチックな事も出来てしまう。 自分自身に干渉するタイプ故に、精神力の消費は少量。しかし無理な乱用は禁物。 足で移動する際、進行方向に対し力を働かせる力場を作り出すと超加速が可能となる。 【超能力(防御)】 成長と共に自然と身に付けた天賦の特殊能力3。防衛的側面。 念力によって自分の周囲に力場を発生させ、向かいくるエネルギーを弾き防御する能力。 彼が有する超能力の中で最も力が強く、並大抵の攻撃でコレを破ることは不可能である。 誰かが彼を殴ったとしても、鉄の塊を殴ったような感覚が生まれるだけ。大抵目と手を疑う。 自分自身に干渉するタイプ故に、精神力の消費は極めて少ないので長時間使用が可能。 少々苦しいが死ぬよりはマシなので100%安全と言える場所以外では力を維持している。 【超能力(読心)】 成長と共に自然と身に付けた天賦の特殊能力4。突然変異体。 今までの超能力が力場を作り出す能力であったのに対し、これは精神に干渉する能力。 名前通り他人の心を読む。考えていることも、ふと思ったことも、全部バッチリ把握できる。 能力の効果は一見便利そうだが、発動中は使う側も使われる側も物凄く気分が悪くなる。 他人の深層心理にリンクする故に精神力の消費も莫大。短時間使用も発狂モノである。 彼は能力が発現した時から数年間制御が効かず、見る者全ての思考が見えたという。 その頃は異常な能力を有するとして周囲から忌まれていた為、尚更精神傷害を受けた。 彼にとって一番憎むべき能力、トラウマ的存在。制御可能となった今は全く使わずにいる。 22: 必殺技 超能力と剣技の合成が一。純粋な超能力が一。 【MAXポイント/±】 超能力により上空高く飛翔し、標的目掛け全速力で降下、斬撃を浴びせ粉砕する剣技。 極めて単純な攻撃動作ではあるのだが、単なる跳躍&斬撃とは規模が文字通り桁違い。 上空〜地上間の重力加速により、地表到達時の瞬間的速度は不可視領域に達する。 受け止めようとしてマトモに防御できる者がいるかどうか疑問な程の超凄い威力を誇る。 地表到達時、超能力防御で自身の衝撃を緩和しており、(彼だけは)意外と低反動。 空中落下中に標的の動きを見ながら、超能力による微妙な軌道修正、軌道調整が可能。 武器側の疲労を伴う点と、準備〜攻撃開始までのタイムラグを除けば確実に反則技。 【ネロ/±】 最終手段の隠し技。意図的に一時暴走させた超能力による局所的破壊。 敵座標に意識を集中、身体内部から螺旋状に力場を作り出し、擬似的な炸裂を起こす。 標的が空中にいようが水中にいようが関係無く、場所(座標)さえ認知できればOK。 完全無属性の純粋(物理的)なエネルギーで攻撃する故に対魔法防御を容易に破る。 代わりにダメージは標的側の防御力に依存する。いわゆる物理攻撃扱い。 射程距離&命中精度はその場その時の精神的コンディションに左右されるのがネック。 放射状に力場を作り出せば広範囲に渡って炸裂させる事が可能だが、殺傷力はガタ落ち。 23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:A++ 魔力:D++ 腕力:C++ 知力:B 素早さ:B+ 命中:D+(近接攻撃) or B+(短剣投擲)
超能力を使用しての防御も考えれば体力(防御力)はA++ 魔力は操れても内在する魔力量が並以下。でも超能力使えるから何も問題ない。 24: 武器やアイテム 武器三種類、防具(服)一種類。
【不破之剣『フェーデュレス』】 異邦の帝を幾度も大厄から護り続けた宝剣。過去に『主』より授かった品。 戦闘時必要に応じて虚空から掌に出現させ装備する。詳しい収納場所は誰も知らない。 長剣。青紫色を微かに帯びた白銀の刃は、形状的にファルクスと呼ばれる剣に酷似。 刀身が軽く円弧を描くように反り、その内側に強い切れ味を持つ、極めて珍しい型をしている。 一般的なファルクスと同じで外側に切れ味が一切無く、斬撃刺突の他に打撃攻撃も可能。 元は儀式用の芸術品だった。斬撃時に現れる斬線の美しさに魅了される敵も少なくない。 羽のように軽い…程ではなくとも、一般女性が片手で振り回せる重量。非常に扱い易い。 何らかの魔法的手段により刀身から『外的要因による破壊』という事象が取り除かれている。 不破の付いた異名が示す通り、剣に対し如何なる力を行使しても破壊は出来ない。 必殺技『MAXポイント/±』を繰り出すのはこの剣でないと刀身がバキ折れる可能性がある。 【ルキフグス】 とある大悪魔の名を冠した片刃小剣。以前、用心棒の報酬として受け取った品。 右腰に鞘を提げている。左手なら主手持ちで、右手なら逆手持ちで素早い抜刀が可能。 グロテスクな程の紅に輝く直線が一本だけ描かれた漆黒の鞘に収まっている。 漆黒の中で鮮やかに目立つ直線は、埋没の拒絶、この世に二つと無い唯一の存在を表す。 魔法金属の刃を持ち、付加された魔法の効果で装備者に伝わる衝撃を常時緩和する。 敵と剣同士で激しく打ち合っていても、手応えを殆ど感じない(押し負けることはある)。 刀身自体も衝撃を受けないため、刃零れ&金属疲労しにくい。だから刃は手入れ要らず。 金色の細やかな装飾が施された特徴的なナックルガードを持ち防御にも便利。 何故だか(正しい使い方とは全く違うのだが)回転を加え投げつけても良く飛ぶ。 【アーク】 刃渡り20p強の短剣。両腕の袖辺りに鞘と共に2本ずつ、計4本潜ませている。 聖別された無色半透明の刃を持ち、触れた者の毒や呪怨等の穢れを浄化する力を秘める。 ゾンビ悪霊を軽々と蹴散らすことが可能で、その類の魔物が徘徊する地域において重宝する。 短剣の性能としては最高級且つ万能。戦闘でも暗殺でも投擲でも調理でも効果は抜群だ。 食材を切ると同時に消毒まで行ってくれるので最強。腹痛なんて言葉は辞書にない。 投擲攻撃で一時見失ったとしても、念じれば聖なる気配で位置がすぐ分かるため安心。 鞘から出るまでは聖なる気配を一切放たないので、攻撃前に敵から察知されることも少ない。 戦闘中は籠手代わりの防御用役割を担い、必要な瞬間だけ攻撃手段として抜き放つ。 攻撃手段と言えど、大体が牽制や飛び道具のような扱いであり、直接斬撃&刺突は稀。 【首飾り(名称無し)】 銀製の高級ネックレス。数本の茨が巻き付いたボロボロの逆十字を模っている。 一種ゴス的なデザインに白銀の輝きも相俟って非常にダークな雰囲気を醸し出す一品。 その形状は元々「神に背く者を戒める」という宗教的意味を隠し持ったシンボルだったらしい。 本人は宗教的意味に拘っている訳ではなく、単に気に入っているから身に着けているだけ。 しかしシンボル自体に呪術的な効能が宿っており、自然と所持者から厄災を遠ざけてくれる。 実際コレを入手してから不幸事に襲われにくくなったのだが、ティルス自身気付いていない。 【黒コート(名称無し)】 紅の翼を表す象徴的な紋様が描かれたシンプルなロングコート。『主』より授かった品。 フェーデュレスと同じく魔法的手段によって『外的要因による破壊』が取り除かれている。 破られる心配は皆無…なのだが、生地が薄く衝撃は一切軽減されずに装備者に直撃する。 刺突を受けても生地が薄いので危険。耐刃性は抜群でも刃が当たって痛いのは変わらない。 他にも耐熱性・防水性・魔法防御性も完璧だがコートだけ。装備者は普通に熱いし濡れる。 非常に詐欺臭いのだが絶対汚れない為(服としては)これ以上便利な物はないと思われる。 元から戦闘用の服装ではなかったので、結果的防御力に乏しいのは当然と言えば当然。 25: その他 特になし
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