先日は連結検討書有難う御座いました。
さて、私のトレーラーのバンクボードの幅がアルミボート船底の
凸凹より幅があり載せた時にピタリとはまらないのですが、
このままの状態で構わないでしょうか？それとも市販されている
バンクボードの上に装着するプラスチック製のレール等を使用し
凸凹の溝の凹の部分で支えるなどした方が良いのでしょうか？
宜しくお願い致します。

山田　守利　様

返事が遅くなりました。

ボートバンクの幅は必ずしもボートのストリップに合うとは限りませんね。最近はアルミボートを扱うことは少ないですが、以前に調整した方法です。

凸凹の溝の凹の部分でできるだけ広い面積で受けるべきでしょう。凹部の幅に合わせたバンクに換えるのが一番でしょうが、バンクを作るのは大変ですね。
プラスチックの材質によりますが、細い線状で受けるくらいなら、いっそのこと左右内側か外側のバンクの端を凸の際に沿わせて隣の凸には乗っかる様にし、左右対称に調整すれば安定します。
つまり一本のバンクに対し2本の線で受ける訳です。

点より線、線より面です。

お忙しい中お返事有難う御座いました。
その様に調整してみます！

いつも拝見させていただいております。

先日はアストロの件でご回答いただきありがとうございました。
おかげさまで陸運に行き登録することができました。

さて、実はこのたび諸般の事情から車両の買い替えを
検討しているのですが、家族構成からいって、ミニバンか
１ボックスでないと検討対象になりません（笑）。

こちらのＨＰでも牽引車の強度が大切だとかかれておりますが、
お勧めの車種等ありますでしょうか？

使用状況の一番厳しい条件でいうと２０Ｆのバスボートのマリーナ内
移動です。

おずさん

20ftバスボートとなれば2軸トレーラーで総重量1800kg位ですか。
バスボートトレーラーの場合エンジンの重量の違いもあるからでしょうが、トレーラーによってカプラー荷重（ヒッチ荷重）がかなり幅で違いがあります。軽いものなら片手で持ち上がるし、重いものなら人力では上らないほどです。

マリーナ内移動だけなら、カプラー荷重が軽ければそれほど心配は無いでしょう。100kgを超えるようならミニバン、1ボックスで既製品のヒッチでは無理だと思います。
特にヒッチ取付部からヒッチボールまでの距離を長く取らざるを得ない構造の車や、取付部の前後方向に余裕が無い車の場合は注意が必要です。

いつも色々参考にさせていただいております。さて、古い内容で大変申し訳ないのですが、[51］の件でジムニーが11年7月登録の前後で、牽引重量に差があるとの事ですが、ここを境にしてジムニー制動能力諸元に違いがあるという事でしょうか？
実は近所の移動用にジムニーを牽引車として登録しようと思い、連結検討をしてみたところ停止距離６３ｍ＠100km/hが邪魔をして、トレーラの許容総重量が３４０kg前後になってしまうのです。
４５０kg前後のトレーラを引こうと思うと、制動能力
５８ｍ＠100km/h程度が必要なはずで、どうしてなのか悩んでおります。もし、そうだとすれば11年7月以降のものに変えない限りどうしようもないと考えたほうが良いのでしょうか？
停止距離を、主制動装置の能力値８２０kgをから計算するともっと良い値が出てくる気がするのですが、これは計算でよい値が出たものを採用したらよいのでしょうか？
一寸そこまでの移動にジムニーが使用できるととても便利なのですが．．

山本さん

連結検討書は牽引車やトレーラーが最初に登録された時期によってあてはめる計算式が変わります。それは保安基準が改正されるからで、ジムニーの諸元数値がその時期に変わったからではありません。つまり同じ型式の車でも年式によって牽引できたりできなかったりする事はあります。

制動力から制動停止距離を出すことができますが、あまり良い数値にならないことが多いです。有利な数値が出るならそれを採用しても良いです。

ジムニー側に牽引可能な重量を入れたらどうですか？

管理人＠ワントン様
早速のご回答＆アドバイスありがとうございました。
牽引可能な重量を計算してみたところ、Ｓｖ(m)＝６３ｍ＠100km/h
(メーカに問い合わせた諸元)により、計算結果の内
m3(主ブレーキの余力)が330kgとなってしまい
良い結果が得られませんでした。
メーカに再確認しましたが諸元値は間違いないとの事でした。
インターネットなどで調べると同形式の車両で４５０kgを超えるものがあり、いまいちよく分かりません。
それとも、軽自動車は計算式が違うのでしょうか？
一度軽自協にお伺いし、新旧車両の諸元表を見せていただこうと
思っています。

横から失礼します。
車種は異なりますが、以前に同様の経験をしています。７５０ｋｇのキャンピングトレーラーを牽引したいのに、諸元値から計算すると５５０ｋｇ程度の数値しか出ず困った事があります。陸運事務所の係りの人もいろいろ調べてくれたのですが、どうしても諸元値の制動力が低すぎるのです。
車は２５００ｃｃの１ＢＯＸですので、もちろん制動力以外の要素は計算値としても常識的にも十分な数値で、無理やり帳尻アワセをしようという訳ではないのですが、なぜか制動力だけが一般的な数値より異様に低いのです。

で、陸運事務所の人のアイデアで 、実測すればいい、という事になり、急遽検査ラインにいれてもらい、制動力を実測した結果、諸元値の倍近い制動力が実測され、その数値を採用して計算し直し、無事希望どおりの許容重量が得られました。

計算基準（の法律？）によれば、諸元値が無い場合は実測でもＯＫとの事のようですが、私のケースのように諸元値で数値が出ないからといって実測が認められるのが正しいのかどうかはわかりません。さらに、例えそれでも良いとしても、実測値を現場（検査ライン）で計測させてもらえるものか、それもわかりません。私の場合、おそらく現場で困っていた故の担当者のはからいではなかろうかと思いますが、もし単純に制動力だけの問題であれば、一度実測してみてもらえないか相談してみてはいかがでしょうか？
ただ、ワントン様がいつもおっしゃっているように、数値だけＯＫでも被牽引車と牽引車のバランスによっては危険な事もあると思うので、その辺だけは十分に気をつけていただきたいと思います。
参考になりましたら幸いです。

やっちゃんさま。
初めまして、山本と申します。
アドバイスありがとうございました。
制動力の実測値は通常良い値が出ないと聞いてましたし、諸元値がすべて不明な場合の最終手段と思っており、考えもしませんでしたが、実際良い値が出る場合もあるのですね。
この辺は、担当官の判断次第と思いますので、相談するときに聞いてみようと思います。筋がありそうでしたら、
テスター屋さんで確か実測値が実測できたと思いますので、
今度ためしに持ち込んでみたいと思います。
あと、軽でトレーラを引っ張る場合の件につきましては、了解です。ロードは充分考えなくてはなりませんね。
また、アクションとりましたら報告させていただきたいと思います。

管理人＠ワントン様有難うございました。

いづれにしろ記載変更するつもりで準備しておりますが
車の諸元表の入手に四苦八苦しております。
スペースギア（ＫＤ−ＰＥ８Ｗ）ですが、近くのディーラーに
聞いても、ありません！との回答でした。

管理人＠ワントン様、はじめまして。
連結検討について教えていただきたく、宜しくお願いいたします。
軽登録のカーゴトレーラー（中古）の購入を考えておりますが、当方所有の車がリフトアップ車で、構造変更がしてあります。
親車の車検証に記載変更をする場合、車両持込で制動測定をしなければならないと聞きましたが、トレーラー側に車両の追加をする場合も同じく制動測定が必要となってくるのでしょうか？
宜しくお願いいたします。

モンスター＠新潟さん

返事が遅くなってすみません。
親車の車検証に記載変更をする場合、「車両持込で制動測定をしなければならない」理由があるなら、トレーラー側からの牽引車指定でも同じでしょう。
通常のリフトアップなら制動力は変わらないと思いますが、検査官がどう判断するかということでしょうね。

初めて投稿いたします
バスボートでなく申し訳ないのですが
最近私はＦＲＰの３４０センチ（エボシ３４０）を軽トレーラーで牽引できるようにしました
しかしバンクからトランサムまで３５センチほどはみ出ているのです　そこに40キロほどある船外機も取り付けています　このままでは後方が重たくトランサムが割れないか不安です
それともこれくらいは許容範囲でしょうか
まったくの素人ですがよろしくお願いいたします

たかきさん

最近はバスボート関係の仕事は何もしていません。
というよりボートトレーラーの仕事は少なくなりました。
トランサムの強度は判りませんのでボートのメーカーにお尋ねください。

エンジンを含めればかなりのはみ出し量になりますね。
道交法に違反するかどうかは別にして、トレーラーの荷重分布が気になります。
積載状態でトレーラーを切り離してもトレーラーは自立していますか？

軽トレーラーの場合、ヒッチボールに掛かる荷重は積載状態のトレーラー重量の10％〜15％が良いと思います。10％はトレーラーが重い場合、15％はトレーラーが軽い場合です。重量で言えば30kgから50kgです。
牽引車の重量にもよりますが、その位の重量なら安定した走行が出来ます。

一般論ですが、トレーラーのヒッチ荷重が大きいほど直進性は良くなり、小さければふらつきやすくなります（ヒッチボールを中心に振り子現象）。
といっても、牽引車が軽い場合はヒッチ荷重が大きすぎると危険です。
牽引車側からみてもヒッチ荷重は大事なことで牽引車の重量の5％以上になれば運転に影響がでると考えてよいと思います。

現在トレーラー車体重量190kg、積載量350kg。車両総重量合計540kgのフラットトレーラーを所持し、エスクードで牽引しています。ですがもう一台、スズキジムニーを所有しているのでジムニーでも牽引したく、素人考えなのですが、積載量を250kgに落とせば総重量が440ｋｇで牽引できるかな？と思いまして、可能でしょうか？可能であれば構造変更書類等の作成料金等もお聞かせいただけないでしょうか。お忙しいとは思いますが、宜しくお願いいたします。

モビラーさん

積載量を変更できるかどうかはトレーラーの車検証を確認しなければ判りません。
車名があり、型式が不明となっていれば輸入車でしょうから可能です。組立となっていれば構造変更できません。

輸入車登録されているなら、且つ積載量を250kgにすれば連結検討書が作れるのなら、その連結検討書をもって構造変更検査を受ければよろしい。
特別な書類は連結検討書だけです。

ただし、構造変更検査を受ければ、検査期間はその時点から2年間になり、検査残存期間があってもそれは捨てることになります。つまり検査が残っていても2年分の重量税や自賠責保険が必要になります。
またその場合トレーラーの最大積載量は250kgになったわけですかそれ以上の重量を積めば当然過積載となり法律に触れます。

ご回答ありがとうございました。
当方のトレーラーは「組立」と記載されていました。
仕方ないので現状維持します。

お早い返事、有難う御座います。そこで再度答えにくい質問なのですが、ジムニーでアルミボートのトレーラー使用は専門家としてどの程度危険があり、また使用するのに勧められるものかお答え下さい（参考程度でいいです。周囲の意見も分かれているので）

タケさん

トレーラーを牽引するときの安定性は牽引車とトレーラーの重量の比率が大きい要素となります。

法律が緩和された今、主ブレーキのついているトレーラーなら非常識なほどの重量のトレーラーでも認められます。主ブレーキの無いトレーラーなら車両重量の半分までですから、そこで辛うじて歯止めが掛かっている感がします。

ジムニーだアルミボートだというより実際に使用する時の重量の比率を十分考慮するべきです。

ジムニーで12ftアルミボートを牽引すれば、（積載時トレーラー重量）÷（牽引車車両重量）の比率は　300kg/1000kg＝0.3

ハイエースで750kgトレーラーを牽引すれば、750kg/2000kg＝0.375

ランクル100でアメリカ製25ftキャンピングトレーラーを牽引すれば、2000kg/2500kg＝0.8


トレーラーの特性を無視してもこの数値は出来るだけ小さいほうが安定して走行できるはずです。

有難う御座います。「比率」ですね♪　参考にさせてもらい念願のトレーラー使用まで現実に近づいたと思います。自分は岡山在住なのでネット相談で恐縮します。感謝。

今私はジョンボートを持ってます。トレーラーを使用したいと考えているのですがジムニー（軽）でも可能でしょうか？また１２フィート以上のアルミ用のトレーラーも使用可能でしょうか？もし可能なら乗り換えようかと考えてトレーラー購入しようと思います。　Ｐ・Ｓ：ＨＰとても勉強になります。

タケさん

ジムニーで牽引可能重量を記載すれば、主ブレーキの無いトレーラーの場合、ジムニーの車両重量の半分の数値の総重量のトレーラーが牽引可能になると思います。（実際には計算しなければ判りませんが・・・）

車両重量1000kgならトレーラーの総重量は500kgまでです。
ここでトレーラーの総重量とは実際の使用状態の重量ではなく、トレーラーの車検証の車両総重量の数字です。

先日、ワントンさんから牽引可能な車両総重量の書類を分けていただき、X-TRAILの記載登録が完了いたしました。その際、現有トレーラーの最大重量が免許の関係でわずかしかなかったので、牽引免許を取得したこともあり、輸入車ならオリジナルの諸元ステッカー等が車体に残っていれば、構造変更で最大積載量を増やせるとのアドバイスをいただき、最大積載量800KGに増やすことができました。
ワントンさんのご親切なアドバイスで、すんなりと手続きができました。
ありがとうございました。

minamiさん

有難うございます。

最近はminamiさんのように750ｋｇの壁を乗り越える人が増えてきています。
それはボートトレーラーの世界だけでなく、今私が仕事の中心としているキャンピングトレーラーでも同じ傾向があります。

トレーラーを取り囲む法律が緩和され、その結果トレーラー使用者の意識が確実に変化していることを感じます。
トレーラー関連の仕事を始めて14年。やっとその時代が来た様ですね。