こんにちは

どなたか教えてください。
以前ＤＯＲＯＮさんの、３５０ｋのトレーラーを２５０ｋに積載量を落とせるかとの質問に管理人さんが、新規検査時なら減トンできると答えていらっしゃいますが、私は３５０ｋで検査を通して現在使用しているんですが、今から積載量を落とすことはできるんでしょうか？牽引車が事情で変わってしまったもので。

ミニさんの質問にはどなたからも回答が無いようですので、又また私が書きます。（回答の無い質問はこれだけですので気になっていました。）

例えば、トラックにクレーンなどを架装した時など、架装された重量が大きいため総重量が許容荷重をオーバーする可能性があります。新規検査や構造変更検査の時にそのオーバーする分を積載量から差し引かれます。それを減トンと言います。
本来積載量はその車両が『型式指定』される時に決まっているものと考えていいですが、一度決められた積載量は上記のような場合以外には変更は認められません。またその数値も許容荷重を超えない範囲の５０ｋｇ単位となります。つまりその車の持つ最大限の能力を生かす５０ｋｇ単位の数値であるといえます。
軽くてかさ高い品物しか運ばないからと言ってプライ数の低い安いタイヤを使用し、１０トン車の最大積載量を５トンに減らす事などは出来ない訳です。

トレーラーの新規検査ならできるといったのは理由があります。
我々が扱うトレーラーは輸入車か組立車です。新規検査ではメーカーの公表する最大の積載量（又は許容荷重）の数値を参考にして最大積載量が決定されます。しかしいずれの場合も『型式指定』は取られていませんから、その数値はただ単にメーカーの公表値というだけです。これから日本の法律に基づく自動車になるのですから、検査官はその一台を申請どおり少なめの積載量に決定したとしてもメーカーの公表値を上回らない限り何も問題ない訳です。
（ボートとセットで輸入されたボートトレーラーなら過積載につながる事は充分に想像できる事ではあるのですが・・・申請人が言うのだから仕方ありません）

検査に合格して車検証が発行されてからは、架装による車両重量の変更がない限り積載量が変更される事はありません。
つまり新規検査（予備検査）を受けてしまったトレーラーは、牽引能力の都合などの理由で積載量を変更するのは出来ない事になります。

初めまして、エスコのトレーラーを使用しています、海で使用しているせいか、駐車ブレーキのワイヤー等が腐食してしまい困っています。車検をとる時に、駐車ブレーキの構造変更したいのですが、どのような方法がありますか？それわ無知な私にも出来ますか？宜しくお願いします。　　　　　　　　　　　　　　　　

星富美男様

駐車ブレーキを本来の目的通り使用したいのなら、腐食しているワイヤーを交換すべきでしょう。
もし駐車ブレーキは実用にならなくても良い、検査に合格しさえすればいいのなら、輸入トレーラーでよくやっている「チェーンを掛けてタイヤを回転しなくする方法」が一番簡単です。
当然構造変更検査になります。
（継続検査の残った期間はなくなります。又登録管轄地以外では検査は受けられません。）

この程度の構造変更検査なら強度検討（チェーン式駐車ブレーキの）も必要ないと思いますので事前審査はいりません。
もし必要だとしても下に書く実施テストで証明できます。

チェーン式駐車ブレーキの強度の基準として・・・・
トレーラーの年式が11年7月以前なら、トレーラーを空車状態で連結し、駐車ブレーキを掛けて、「タイヤが二輪ともロックした状態で引きずる事」が出来れば強度的には十分です。
11年7月以降なら積載量によってはそれ以上の強度が必要です。
検査官によってはこのテストを実際に行わせ目視確認します。

あなたに出来るかどうかは私には判断できません。

こんにちは。トレーラーの駐車ブレーキ（チェーン式）の制動力は、どのように求めるのですか。輸入元に問い合わせても、回答いただけませんでした。

藤原様

輸入元が新規検査（予備検査）を受けたとは限りませんね。
チェーン式駐車ブレーキは輸入された時にはまだ付いていません。検査を受ける時に改善項目として追加されるものですから、検査を受けた業者に問い合わせるべきでしょう。
（金にならないアフターサービスはしないと言う事かもしれませんが・・・）

型式認定の無い輸入車の場合、自動車諸元は記録されません。検査受けの際、検査員によって一台、一台の検査表が書かれる記録があるだけで、いったん車検証が発行されると検査を受けた者がそのデータを残さない限り、どこにも無いと言えます。
いわゆる並行輸入された1000万円もする米車でも同じです。
その車の制動力を調べようと思っても国内にはありませんしデーラーでも公表しません。

検査を受けた者が公表しない限りその数値は解りません。
計算上もとめる事もできますが、現に新規検査が取られているのなら計算して出せる性格のものではありません。

ワントン様有り難う御座います。おっしゃる通りですね、無料では出来ないと言うことでしょうね。色々難しいことがあるのですね？？？　　陸事でごねてやるッ・・・

はじめまして。
いつも参考にさせて頂いてます。質問させてください。
当方、キングトレーラー（ボート、淡水のみ使用）を所有していますが、
ハブのオーバーホールにチャレンジしようと思います。
そこで、おすすめのグリースはありますか？
銘柄、品番、相場価格、特性等を
差し支えなければ教えて頂けますか？
宜しくお願い致します。

ゆうきさん、返事が遅くなりましてすみません。

一般のユーザーなら「これが絶対お勧めです」とブランド名の付いたグリースを期待されていると思いますが・・・

水が混ざっても絶対大丈夫と言うようなグリースはありません。
『ベアリング用のリチウム石けん基グリースで出来るだけ耐水性の良いもの』であればいいです。
ベアリング用以外のグリース（例えば二硫化モリブデンなどを添加した極圧グリース、重機用など）はダメです。普通の自動車用のものでいいと考えています。

アメリカのマリン関係のカタログなどには「トレーラーハブ用グリース」が載っていますが、国内ではトレーラー用としているものはありません。
ボートトレーラーの製作をはじめた頃、どんなグリースを使うか検討した時期がありました。コストの問題などの理由で結局「トヨタ純正MPグリースNo３」などで落ち着きました。現在も同じようなものを使っていますが、グリースが原因と思える問題は出ていません。


自動車やトレーラーのハブの構造は基本的には昔から何も変っていません。それだけ確立した設計であるといえます。船外機のように高度な最新技術を駆使した製品ならエンジンオイルなどの選択に気を使わなくてはいけないでしょうが、ハブの場合はそれほどのものではないと思います。

同じような理由で、ハブの構成部品であるベアリングに関しても適合したパーツであればmade in china であっても問題ないと思います。ベアリングは家内工業で作れるようなものでは無いですから・・・。米国製のハブにmade in china は良く使われています。
低価格で売られているトレーラーのハブが良く傷むのはベアリングが悪いからでなく、ハブ自体の精度、強度の問題のようです。


ボートトレーラーのハブは水に浸けるという使用上の理由からメインテナンスを充分にしなくてはいけません。
メインテナンスを怠れば、最悪脱輪事故も考えられます。自分の乗っている自動車なら、そこまでいたるまでに「異音」や「ハンドル操作の異常」として感じられますが、トレーラーのハブの「異音」は運転していても聞こえにくいですし、気が付いた時はとんでもない事になっていたと言うことになりますから。

こんにちはワントン様
ボートトレーラーの長期保管について質問です
トレーラーを保管（ボートを載せた状態で）する際
フレームをブロックなどで持ち上げて車軸に負荷が
掛からないようにした方が良いと読んだのですが
そうした方が良いのでしょうか？
また知り合いにタイヤにフラットスポットができるぞ
と脅され（笑）たのですがその点はどうなのでしょうか？
いつも丁寧に質問回答して頂きありがとうございます。
よろしくお願い致します。

石井様、

長期保管のために車軸が傷むとは考えられないです。
ボートトレーラーのハブは傷むことが多いのでそんな風に言われるのかもしれません。
敢えて考えられるのは、ばねの「へたり」でしょうか。
それにしても重量の割には硬いスプリングですから無意味だと思います。但し、リーフスプリングでなくラバートーションサスの場合は材質の性格上「へたる」かもしれません。
（確証ははありませんが・・・）

フラットスポット？
長時間駐車してあった車を動かす時の「ガタンガタン」の事ですね。長時間駐車でタイヤは当然変形します。しばらく走ればなくなります。それをフラットスポットとは言わないと思いますが・・・

まあ、長期保管する時は浮かしておくほうが良いに決まってるでしょうが、それより使い始める時のメインテナンスが大事ですね。

久々の質問です。　やっと軽ボートトレーラから軽カーゴトレーラに変更完了いたしました（構造のみ）これから構造変更＆牽引車追加を行う予定です。そこで質問なのですが連結検討書作成にあたり牽引車＆トレーラーの主制動力と駐車制動力が不明ですが軽自検協で数値は教えてもらえるのでしょうか？　ちなみに９５プラドとトレーラーはロンチーというメーカーなのですが。

中年キャンパーさん、

牽引車は普通車ですので陸運支局で調べてください。
トレーラーは輸入車ですので、販売店で、と言うことになります。

こんばんは先日は回答ありがとうございました
今回は私が乗っていまスズキのジムニーＪＢ２３（車両重量９８０ｋ）ですがこれでワントンさんのトレーラーone-tonC1１が牽引対象になりますでしょうか？ＨＰ読んだのですが軽でフルトレーラー牽引するのは総重量に制限があるそうですがどんなものでしょう？
それと道路交通法改正予定の牽引車（ジムニー）に牽引重量記載してどのトレーラーでも牽引することはもう可能なのでしょうか
よろしくお願いいたします（友人が軽トレーラー所有しているものですから）

カレラさん、

＞トレーラーone-tonC11が牽引対象になりますでしょうか？

カレラさんのジムニーが11年7月以降の登録ならC11の積載量を250kgに落せばOKです。以前ならさらに積載量は小さくなります。
連結検討は牽引車の年式、トレーラーの年式によっても適用される計算式が変わりますので、軽の場合微妙なところで違いがでます。もともと牽引能力がギリギリだからです。


＞軽でフルトレーラー牽引するのは総重量に制限が・・・

？？？軽でなかってもそれぞれの牽引車には制限がありますが・・・？？？


＞道路交通法改正予定の牽引車（ジムニー）に牽引重量記載・・・

まだ解りません。
4月16日付官報のよりますと、「トレーラーの登録手続きを簡素化する」省令は3月31日に公布されましたが、7月1日の施行となっています。
牽引可能な重量（牽引重量ではありません、[17]boobooさんの投稿に対する返事を参照してください。むつかしいですね）の算定方法や実際の手続きなどは7月1日を待たなくては解りません。
軽自動車にも同じように適用されるかどうかも解りません。

こんにちは
>カレラさんのジムニーが11年7月以降の登録ならC11の積載量を250kgに落せばOKです。

私のは平成12年1月登録ですので250kgでの登録で牽引できるわけですね・・350kgも魅力ですが軽だと仕方がないのですね、牽引車新たに購入するか今のままのジムニーで牽引するか考えて見ます
ありがとうございました。

はじめまして、現在知人が所有する軽トレーラの購入
を考えているのですが、このトレーラーはバイクを
運搬するのに使用していたものなんですが、私はこれを
ボートを載せるために改良して使用したいのですが、
何か、届けなど必要でしょうか？

ぐうさん、
状況によって返答が変わりますので、トレーラーの車検証で確認してください。

トレーラーの車検証で「用途」と「形状」を調べてください。
「貨物」「フルトレーラ」となっている場合・・・・
おそらく平らな荷台があるはずですが、これはトラックの荷台と同じと考えて良いです。積載物がバイクであってもボートであっても良いわけです。荷台を取り払うような改造をしない限り（例えば荷台の上にボルトオンで船台を固定して使用する）そのまま使って問題はありません。
「特種」「オートバイトレーラ」となっている場合・・・・
バイク以外の搭載は認められませんので構造変更が必要です。

次に「車名」「型式」です。
「車名」欄に「何らかの名前」が入っていて、「型式」が「不明」となっている場合・・・
トレーラーは輸入車です。構造変更検査を受けることができますので、車両総重量が以前より大きくならない範囲で、荷台を取り外すなり、バイクレールを外すなり自由に改造できますが、改造内容によりますので事前に管轄の軽自動車検査協会で相談してください。
「車名」「型式」が「組立」「組立」となっている場合・・・・
トレーラーは国内で設計、製作され「組立車」で検査が取られています。「組立車」は本来構造変更は認められませんが、構造変更出来た例もあります。これも管轄の軽自動車検査協会で相談してください。

同じような質問を以前に頂いています。
その時は「ボートトレーラーをカーゴトレーラーに変更する」でしたが[24]から[31]の「中年キャンパー」さんの投稿をお読み下さい。

どうもありがとうございました。
確認してみます

はじめまして、軽トレーラーの購入を考えております。
連結車両はスズキジムニー（850K）なので、トレーラーの総重量は400K以下が必須条件となります。
　そこで質問ですが、新規登録時に積載重量350Kのトレーラーを250Kにて登録する事は可能でしょうか？
車体強度等については全く問題ないと思うのですが・・・
当方には全く知識が無く、よろしくご教示ください。

DORON 狸さん、
トレーラーを新規検査する時に、牽引車の牽引能力の都合で積載量を減らす事は出来ます。
「減トン」と言います。減トンは重量税の脱税に繋がる事もあり、なんでも思い通りできるものではありませんが、トレーラーに関しては上記の理由がある限り認められる様です。
（少なくとも近畿運輸局管内では・・・、他の地域では解りません。）
但し、予備検を受けた後では出来ません。
また、使用過程で牽引車が変わったからといって積載量を元に戻して増やす事は出来ません。

はじめまして、約550kgの１６Ftのボートを積載していますが、4年目にしてバンク（ウッドレーン）の後端が腐ってしまい、交換を考えていますが、バンクカーペット内部の木の材質、及び加工で注意するべき点はありますでしょうか？　サイズ的にぴったりなので、ホームセンターで扱っている２X4　の材木（米松？）に油性ニスを塗布、あるいは防腐剤を塗布しようと思っていますが。　宜しくお願いします。

渡辺様、
550kgのボートには２×４材は少し弱いように思います。
材料の寸法が変われば何か不具合がでるというのでなければもう少し大きい材料を使う方が良いと思います。

バンク材は粘りがあって腐りにくい木を使うのがいいのは当然ですが、予算が許すならヒノキが良いでしょう。

実際には小型ボートのトレーラーには２×４材が良く使われています。SPF材とも言われていますが、北米の針葉樹のスプールス、パインなどの木が混ざっています。木目を無視して羊羹を切るように製材されたものですから、どれでも均質と言うわけにはいきません。木口を見て芯に近いもので、重さが充分あり、赤たの無い、素直な木目のものを選べばよいと思います。特にホームセンターで特売品になっている時は気をつけるほうが良いです。
ヤニ分が多いほうが腐りにくいですが、ニスは載りにくいでしょう。防腐剤を塗るのは良いですね。後からしみてくるかもわかりませんが。
防腐処理された２×４材も見た事があります。値段は倍ほどでしたがかなり丈夫な材木でした。
加工された材料（接着剤で固めてある）ものは、繊維が通っていないので絶対ダメです。
木材の専門ではないのでこの程度のお答えしか出来ません。スミマセン！