以前、ボートトレーラーのハブキャップが外れてしまうとの事でアドバイスを頂いたのですが、結局ハブ径を測らずじまいのまま、ボート＆トレーラーの買い替えすることになりました。
そこで2点ほどおききしたいのですが、こんどのトレーラーもボートメーカー純正ですが、クールハブというものが採用されているそうで、これはどういう仕組みのもので（グリスでなくオイル入りらしい）どんなメンテを行えばいいのでしょうか？

もう一点は、トレーラー予備検渡しですが、この度の法改正で追加になった牽引車への重量記載にしようとおもったのですが、ディーラーでは、今までどうりの牽引指定でしか出来ないといわれました。
やれないことはないけど牽引車を何日か預かって・・・等。
なにか予備検の取得等で問題があるのでしょうか？（牽引車はランクル、ヒッチが2000KGクラスで改造も取ってあります）
特に牽引指定を入れないでも自分の牽引車に牽引可能積載量さえ入れとけば、連結検討書も1種類の作成で済み、いろいろと使い回しができると思っていたのですが。
現状ですと今までどうりの方法で登録し、尚且つ牽引車への追加記載もするということになり（そのときはもちろんワントンさんへ申請書のお願いをしますが）なにかもったいないような気がして・・・。
もしかしたらディーラーの認識不足かもしれないのですが、アドバイスお願いします。

レンジャーさん

クールハブ、ターボルーブハブなどと言うオイルバス式のハブが１，２年前から出ている様です。残念ながらその種類のハブを扱ったことがないので解りません。密閉性の良いハブキャップが透明の樹脂製で中のオイルの様子が確認できる様です。

法改正で牽引車の牽引可能重量が記載できるようになりましたが、トレーラーの車検証に牽引車型式が入らなくなったのではありません。新規検査（予備検査）の時、トレーラーは自走しない為必ず何らかの牽引車と連結して検査を受けます。牽引車指定の何も無いトレーラーはありえません。
私がトレーラーの検査を受ける場合、それを牽引して行くうちのサービスカーとお客さんの牽引車の二台の牽引車指定が必要です。（車検証の記載はお客さんの牽引車しか入れませんが）
つまりトレーラーの検査の時にお客さんの牽引車指定を一緒にしてしまうので手間がかかりません。
従来の牽引車指定はトレーラーの検査項目ですが、牽引可能な重量の記載は牽引車側の検査項目です。当然管轄地以外ではできませんし、２台分の仕事をするような事になります。
トレーラーの検査の方法（予備検時に牽引車記載をするか、登録時に記載するかなど）は業者によってさまざまだと思いますが、お客さん管轄地域で予備検査を受けるとは限りませんし、登録まで業者がするとは限りませんので牽引可能重量の記載を嫌ったのではありませんか？

牽引可能重量の記載に牽引車を持ち込む必要はありません。
また牽引装置は検査項目からなくなりましたので（Ｈ7年の規制緩和で）たとえ牽引装置の付いていない車でも牽引可能重量の記載ができます。

牽引可能重量の記載は始まったばかりで、陸運支局でもまだ取り扱いに慣れていません。デーラーを認識不足と攻めるのはかわいそうです。トレーラーの専門家ではないのですから・・・

ワントン様
よくわかりました。
連結検討については、再度連絡をとったところ、双方に思い違いがあったようでした。
自分は、予備検をディラーの牽引車にて牽引指定でとってもらい、自車の分の牽引可能重量記載用の検討書をつけてもらえば、ナンバー登録時に一緒に行えばいいと思ってたのですが、
ディーラー側は牽引車の追加記載まで行うには、こちらの管轄まで来なければならない。ということだったみたいです。
ハブの方はまだ新しい仕組みのようですね。
あと前からこちらのホームページを見ていて気になっていた事があるのですが、平成７年からの規制緩和で牽引装置の検査がなくなったというのは、750ｋｇ未満の事で、それ以上は以前のとうり改造申請が必要という認識で、実際自分はH8年以降に３台牽引車を変え全て「改」になったのですが。
それとも無駄な事をしてたのか・・・。
とりあえず、自分の牽引車ではいろいろなものを引けるように今度申し込みたいと思っています。

レンジャーさん

平成７年の規制緩和でライトトレーラーの牽引装置は指定部品（ルーフキャリアなどと同じ扱い）になりました。
「ライトトレーラー」の語句はその時の通達で使われていましたが、保安基準の文面ではその語句は使われていません。その範囲があいまいで、レンジャーさんのように750kg以下（未満ではありません）と解釈するケースもあったようです。

慣性ブレーキ式が認められる範囲、すなわち3500kg以下をライトトレーラーと解釈しております。つまりヒッチボール式の牽引装置では車検証型式に「改」が付くことはありません。

はじめまして。トミタと申します。
このたび、新品ではありますが、予備検査証の期限が切れたトレーラーを購入することになりました。

新規登録を自分でしなければいけないのですが、特に注意する点はありますでしょうか？

トミタさん

まだ一度も登録された事の無いトレーラーは注意が必要です。

予備検査を受けてあるトレーラーには、３点の書類があるはずです。予備検査証、譲渡証、通関証明書又は製作証明書の３点です。
その内有効期限があるのは予備検査証だけです。

有効期限は３ヶ月で、予備検査を受けた日から３ヶ月以内に新規登録をすれば良い訳です。
予備検査が切れてしまった時は予備検査を受け直すか、車庫証明も用意できて登録ができる状態であれば新規検査を受ければ良いです。（検査と登録を同時にする場合は新規検査と言います）
当然上記の３点の書類は必要です。（有効期限の切れた予備検査証も絶対必要）
３点の書類のいづれかを紛失している場合は販売店にご相談下さい。再発行は出来ないと言う事もあり得ます。

登録できないケースも考えられますので、登録する管轄の陸運支局、トレーラーの販売店に相談してから購入を決定した方が良いです。

はじめまして！！長嶺と申します。
私は現在12ｆのアルミをカートップしています。先日　叔父さんがスノーモービル用のトレーラーを夏場は使わないので貸してくれると言うのですが、ボートトレーラーのようにボートを乗せられる方法ってありますか？ 　

長嶺様

そのトレーラーが貨物登録されているなら、スノーモービル用のトレーラーであってもバンクやバウキャッチをボルトオンで取り付け、ボートを搭載しても違法にはなりません。
しかし、たとえそういう改造をしてもボートトレーラーと同じ様に使いやすくするのは無理です。トラックに載せる感覚なら使えそうですが、大きさは大丈夫ですか？

問題は搭載物の重心位置（高さではなく前後方向）です。
トレーラーを設計する時、一番最初に決めるのは全長や幅ではなくタイヤ軸位置です。搭載物の前端から重心までの距離を割り出し、その数値にドローバー部の長さ（トラクター側のすそ回り半径＝車両全幅/2）、荷台重心のオフセット量を足した数値がトレーラーのホィールベース（ヒッチカプラーから軸までの距離）になります。それから搭載物の後端までの寸法に合わせてオーバーハング量を決定し、全長が決まります。
それを無視すると重量バランスの悪い使いにくい（場合によっては危険な）トレーラーになります。

ジェットスキー用トレーラーをアルミボート用に使えない最大の理由はこれです。ボートトレーラーのシャーシに床を取り付け、カーゴトレーラーに改造しても良いトレーラーにならないのもその理由からです。
全長全幅だけで安易に適用するトレーラーを決められない重大な理由がここにあります。

スノーモービル用のトレーラーにジェットスキーを搭載するなら問題なく使えそうですが・・・・。

管理人さんはじめまして。
友人からこのＨＰを教えていただきました。

さっそくの質問で申し訳ないのですが、
事故で運転席がつぶれた軽トラの荷台部分を切り離して、
公道走行可能なトレーラーにすることは可能なんでしょうか？
（もちろん抹消登録証明はあるという前提で）

それからもう１点、
スバルサンバーにヒッチメンバーをつけるのは可能ですか？

お忙しい中お手数ですが教えていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

迷鉄電車＠９８７さん

中古の荷台やパネルバンを利用してトレーラーを作れないか、というのは良くある話です。
実際にその方法でトレーラーを作った事もあります。
http://www.oneton.jp/gyomu/gyomu21.htmに紹介していますので見てください。

「軽トラの荷台部分を切り離して・・・」と書いておられますが、シャーシ部分も利用しようと考えておられるなら、それは出来ません。トレーラーの場合荷台の中心からタイヤ軸の位置までのズレ（これをオフセットと言います）があまり大きいとかなり使いづらい物になり、牽引車にかける負担も大きくなります。また大型トラックのトレーラーで「フルトレーラー」と「セミトレーラー」がありますが、その違いはトラクター側にかかる荷台荷重（五輪荷重と言う）が有るか無いかの違いです。我々の扱うライトトレーラーの範囲ではセミトレーラーは認められません。
軸を移動するとしたら、元のシャーシを使う事は出来ませんから、結局利用できるのは荷台だけになります。

元のトラックの改造でトレーラーに構造変更するのではありませんから「抹消登録証明」は必要ないです。解体屋に有るトラックの荷台で充分ですが、軽トラックの荷台はキャビンと一体になっているのが多く、前部のあおりまで付いているものはほとんど無いです。

サンバーのヒッチは難しいです。リヤエンジンですから取り付けスペースが無いでしょう。

同じリアエンジンのドミンゴでヒッチつけている方いますね。
他所様のページなので頭に「ｈ」つけて御覧ください。

ttp://www.pacarun.com/〜domizou/Dkindex.html

ＮＫＳさん

ドミンゴのヒッチ見せていただきました。
コロンブスの卵！と言いたいところですが・・・
「牽引車（ドミンゴ）はリアエンジンの為、エンジンを支えるメンバ（丸パイプ）があり、そのメンバに１０ｍｍ厚の鋼板（６×６ｃｍ）を溶接しヒッチメンバをボルトオンした。」とありますが「エンジンメンバーに溶接」と言うところがヒッカカッています。

カスタム製作に掛かる労力に対する対価、その製作によって得られる成果（苦労して作ったヒッチほどたいして牽引能力が出ない事が多い）、こんな事を考えるとワンオフヒッチを作るのが嫌になる時がありますが、逆にうまく行った時の喜びは作る者にしか味わえない物かあります。

遅くなって申し訳ありません。
わかりやすいご回答ありがとうございました。

はじめまして、saitoと申します。
トレーラーのセッティングについて質問させて下さい。

最近、念願だったアルミボート＆トレーラーセットを中古で購入しました。程度は良いものです。
ただ少し気になるのが、トレーラーです。国産メーカーのものですが、支持点数が４点支持になっています。センターキールローラーでがっちり固定してあります。
（バウローラー、センターキールローラー、バンク×２＝４点）
ウインチが下にあり、バウローラーに対して下方に引っ張り固定してあります。
他は、バンクも十分長く、フェンダー内にボートは納まっています。

そこで質問ですが、この状態はやはりまずいでしょうか？
センターキールローラーは前にずらす又は外した方が良いでしょうか？
それと、タイダウンベルトはトランサム部２本で大丈夫でしょうか？
教えて頂きたいのですが。

この他、バンク角度、高さ、位置を調整しようと思っています。

アルミボートは、総合的にカートップが一番耐久性が良いように思います。しかし、毎回のセッティング、後片付け、肉体労働を考えてトレーラーを選択しました。
今回購入した以上、セッティングを見直し、最適にして長く大事に使って行きたいと考えています。
宜しくお願い致します。

saito　さん

トレーラー講座などに書いているアルミボートの搭載方法はワントンやワントンのトレーラーを扱っていただいている販売業者さんのお勧めしている方法です。アルミボート用トレーラーを製作販売している中でたどり着いた結果であり、現在販売中のＢ１２で全てが完成したと考えています。

その搭載方法は他社のトレーラーで出来るとは限りません。
saitoさんのトレーラーはセンターキールローラーで船体を支える事が前提で設計されています。ウィンチで引く力が下向きに作用している事でそれが解ります。
もしsaitoさんがトレーラー講座のセッティング方法を取ろうとしたら、まず最初にバウポスト（ウィンチ台）の改造または作り直しから始める必要があります。その後センターローラーを取り外すか位置を下げるかし、各部の高さ、位置を調整すればよいでしょう。
アルミボートの場合バスボートと違って、船底のストリップがありませんからストリップにバンク間隔を合わせて安定させる事が出来ません。バスボートをまねてトランサムでタイダウンしても安定しないです。

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ボートトレーラーは生産コストや検査にかかる手間を考えれば国内で生産しても割りの合わない商品になってきました。「国産品と思って買ったら車検証を見れば輸入車だった」と言う事も多いです。
また世界的に見ても部品の全てを自社製パーツで組み立てているトレーラーメーカーはありません。ほとんどのメーカーは自社製はシャーシフレームだけ、他のパーツはそれぞれのパーツメーカーの寄せ集めといった状態です。

そんな現状の中で、ボートメーカーの依頼に合わせて設計されたトレーラー以外の汎用ボートトレーラーから、特に小型のものを選んでアルミボート用として輸入販売されていると考えたほうが良いです。
当然、特別にアルミボート用に配慮されている訳ではありません。
各社ともオプションパーツを充実させたりして魅力を出そうとしていますが、本当に「アルミボート用に開発されている」とか「日本の使用状況に合わせて仕様変更されている」とか思えるものはありません。基本的なシャーシーフレームから設計しているのではありませんから限界は目の前にありますし、基本性能の悪いものにいくら手を掛けても良くはなりません。
「アルミボート専用トレーラー」と呼ぶには程遠く「大きさだけアルミボートサイズ」という物が売られているのは上のような理由からです。

管理人＠ワントン様

saitoです。ありがとうございました。
調整するのはじっくり考えたいと思います。
ただ、少し修正がありますが、センターキールローラーと書いたのはフロントでした。すみません。
そもそも、トレーラの調整を考えたのはリアにキールローラを付けようとしたからです。このフロントキールローラーを外してリアに移動させようと考えました。バウアイの固定方法がローラーに対してアイを下から当ててウインチで下方に引っ張り固定してあります。と言うことは力は上方向に働いて固定されているのでキールローラーは外せるかなと考えた次第です。
でも、ランチングのときは必要になるかも知れませんが。
リアには新たに購入してキールローラーを付けようと思います。

一つ質問ですが、このセッティングでキールが曲がるとかないでしょうか？

saito　さん

アルミボートのトレーラーセッティングでキールローラーがキールを傷めると言うのは一般論です。事実キールローラーで受けていて壊れないと言っている人もあります。
saitoさんのトレーラーとボートにあてはまることかどうかは判断できません。

はじめまして、たまに覗きに来ておりますTNTと申します。
社長さんの最近の自動車への不満など書かれていらっしゃいますが、タイヤの事や、モノコック化のことなど全く同感です。
今回はいくつか質問があり書き込みさせて頂きました。

私は現在ヒッチメンバーとヒッチキャリアを作ろうとしています。
ヒッチメンバーは、トラクターが4tくらいの牽引能力を備えている車両であり、フレーム後端にバンパー兼メンバーがあるのでランクル70や80のような四つ穴タイプで1t以上の強度を確保しようと思っています。
使用する鋼管はSS材ではありますが、4.5m厚を使用します。

ワントンさんでは、コンボバー(レシーバーチューブ)の長さはどのくらいに設定されていますか？また
商品にある自作用コンボバーですが、
内径は51mmですか？他所では53mmという製品がありましたが、
さすがにこれは遊びが大きいのではと思いました。

それと、ジムニーをトゥバーで牽く際は750kgを境に免許がいることはわかりますが、これも被牽引車として連結検討書が必要なのかご存知であれば教えてください。

TNTさん

私は最近の自動車に不満を持っているわけではありません。
トレーラーをけん引するのにはありがたくない事ですが、地球への環境や安全のためには当然の傾向だと思います。
もしかしたらトレーラーをけん引すること自体が時代に逆行しているのかもしれませんね。そうは考えたくないですが・・・。
グリーン税制か何かで税金が安くなった分、排気量の大きい車に乗れるからか大型ワゴンが良く売れていたりしてますから、結局ちっとも大気の状態はよくならないし、燃料の消費量も減っていませんね。人間ってわがままですから。
おっと、いらん事を書いてしまいました。

コンボチューブの長さは標準で150ｍｍです。取り付ける車の形状次第でもっと長い物も使いますが、それより短いものは作りません。
ボールマウントは車にかける負担を少なくするため出来る限り短くします。アメリカ製ですが、長いボールマウントをコンボチューブの150ｍｍに合わせてカットし、穴をあけ直してますから、その長さを最大限生かしています。
コンボチューブは角パイプ60×60、4.2ｔでフラットバー6×16をクチに巻いています。

トーバーに関しては解りません。
トーバーが付いた車をトレーラーと同じように解釈できないように思いますが、もしそう出来るなら免許の問題だけでなく、ジムニーにも慣性ブレーキ等の主ブレーキが必要ですね。

早速のご返答ありがとうございます。
トレーラーがあれば乗用車のほかにトラックを買う必要が無くていいですよね。

私は近年の自動車は排ガスなどは対策されているとは思いますが、使用される石油製品の多さには閉口します。手に触れるものは全て石油製品です。

道路が良くなったことで足回りやフレームなど見えない部分は肉抜きされ、見かけだけ変更して、内装や省力化電装にコストをかけていることは進化とは思えません。昔の車からはプリント基板など出てきません。
自動車はassy交換が多くなり無駄に廃品を出し、ユーザーは10年で廃車にしてしまう贅沢さ。
ハイブリッド車も近く蓄電池の処理問題が起きるでしょう。

私は、運転者としての自覚がもてる運転者に媚びないクルマ作りをメーカーには心がけてもらいたいです。パンクの対処もできない人に時速100km/hで走る凶器を扱わせて、「運転技術のみあればいい」「お金があれば大丈夫」な自動車社会に問題がないと言えませんよね。

ああ、話がそれすぎですね。こういう話は聞いてくれる人がいないものですから。。

コンボバーについての諸元はよく理解できました。ありがとうございました。
牽引装置のアメリカ規格、クラス３では150mm以上の長さが必要なようですのでONE-TONさんで作られているものも相当強度があるものなのでしょうね。

トゥーバーでの牽引は、道交法では事故車扱いかもしれません(^^;。が何れにしろ主ブレーキがあれば安全ですね。

※余談が多くてスミマセンでした。

はじめまして、ＮＫＳと申します。
掲示板は以前から拝見していましたが、初めて
書き込みします。今後ともよろしくお願いします。

＞ＴＮＴ＠自作派さん
トゥバーはヒッチメンバーと同じく指定部品
扱いなので、ボルト止めによる折畳み式であれば、
車検証の全長に関わらず自作で製作・取付が可能です。
もちろん折畳んだ状態で極端に前方視界を遮るものは
ＮＧですけどね。

それと道路交通法におけるトゥバーでの牽引は、
現時点では故障車牽引扱いとなっておりますので、
牽引免許は要りませんが、トゥバーの本来の使用目的は
厳密に言うと公道ではなく私有のオフロードコースで
ぬかるみにハマった時の脱出牽引作業に使用されるもの
であると認識しておいてくださいね。

なるほど、事故車扱いですか。
でも公道での事故車の牽引は認められているのでは？
車検無し車はどうかわかりませんが、牽く際は赤旗が要るとかありますよね。リジッドバーではまた違うのかな。

はじめまして。
トレーラーの購入を考えていますが、気になる点があります。

私のアルミボートのバウアイは、一般的なアルミボートの形状
（ステーサーやウィザードのような）ではなく、
ＦＲＰのバスボートについているようなＵ字ボルトなのですが、
アルミにＵ字ボルトの組み合わせで十分な強度が得られるのでしょうか？
そもそも、バウアイにはどれくらいの負荷がかかるのでしょうか？

船はこれです。
http://www.lure-fly.com/waterhouse/boat/12excel.html
バウアイはセンターキール（頑丈そう）に取り付けてあります。
センターキールは船体にリベット止めです。

よろしくお願いいたします。

けんさん

返事が遅くなって申し訳ございません。
私はアルミボートの専門家ではない事を最初に断わっておきます。

トレーラー講座の「アルミボートのトレーラーセッティング」で私が主張している３点支持についてバウアイの強度を心配されているようですね。バウアイで持ち上げるように支持するのですから当然負担はかかります。

レンタル用のＦＲＰボートなどでは桟橋で舫を取れる程度の弱いバウアイしか付いていないのがありますが、一般的なアルミボートでは他の部分に比べて過剰品質と思えるほどしっかりしたものが付いています。リベットで取り付けられているものでもステム材の形状に合わせて成型されていたりしています。
私が３点支持をお勧めしているのも「しっかりしたバウアイ」が前提にありますが、トレーラーに載せる限り「貧弱なバウアイ」では心配です。

物を作る時、強度を検討することは大変重要な問題です。静的な荷重がかかるだけなのか、衝撃荷重か、またその負荷が繰り返しかかるのかなどです。それがどの様な使われ方をするのか想定する事を間違えば強度のない製品ということになりますが、メーカーが「桟橋で舫を取れる程度の弱いバウアイで十分」「このボートはトレーラーを使わない」と考えるならその部分に余分なコストをかけないのは当然でしょう。

けんさんのアルミボートを知りませんので何ともいえませんが、Ｕボルトのバウアイだから強度が弱いとは言い切れないでしょう。要は取り付け方法しだいですが、むしろＦＲＰボートのバウアイのほうが繰り返し荷重に弱そうなものが多い様に思います。（その重量の比率において）
私の感覚はシビアすぎるところがあるので「現実には何とも無い」ことが多いですが、もしメーカーや販売店がトレーラーに載せてはいけないと言っているのならダメです。

けんさん、はじめまして。ワントン社長ごぶさたです。

私はワイドホークに乗ってるのでるのですが、ライトホーク同様あのバウアイは不安です。後ろのあて板も貧弱ですし、もし高速で走行中とか急カーブで「もげたら」と思うとゾッとします。

しかし、その不安をよそにカナリハードな運転を繰り返してますが大丈夫のようです。もちろんワントンさんのトレーラーです。
ワイドホークで大丈夫なのですから、さらに軽いライトホークだと心配はないと思いますよ。

ワントン様

ありがとうございます。
ディーラーもトレーラーとのセット販売を勧めていたので、
それなりの使用状況を想定している･･･事を期待します。
このボートは製造時期によってバウアイの形状が違うので、
ディーラーにもう一度確認してみます。


オーシマさん

はじめまして。
ワイドホークも同じバウアイなんですね。
あのデカさであのバウアイって･･･
Ｇ３ボートは関東でかなりマイノリティーなので
オーナーだと聞くだけで親近感が沸きます（笑）
実際にトレーラーで運んでいると聞いて少し安心できました。
ありがとうございました。

はじめまして！トレーラー初心者ですよろしくお願いします。
先日、牽引中にカプラがはずれました、上り坂でまっすぐな道で交通量も少なく幸い大事には至りませんでした・・・
さてカプラのツメはロックしたときにヒッチボールのどのあたりにくるのでしょうか？がたがたしない位置はヒッチボールの上から3/4位の位置にあるのですが、一番くびれた所に引っ掛けるのですか？今後も楽しくトレーレーの使用が出来るようによろしくお願いいたします。

初心者Ｑさん

大変な経験をしたのですね！
ご自分で素人判断せずトレーラー取り扱いのプロに見てもらったほうが良いです。

トレーラーのヒッチカプラーは不良品で無い限り、又誤った使用方法をしない限り、走行中に外れる事は絶対ありません。
質問の様子から、外れた時カプラーが破損した跡が無かったようですね。もし常識外の無理な力が掛かった為に外れたとしたら必ず破損しているはずです。
現物を見ないで推測でお答えしてはいけないとは思いますが敢えて原因を推測するとしたら・・・

１．外れた時はカプラーがまともに連結できていなかった。（カプラーのクランプ部＜初心者Ｑさんの言うがツメ＞がボールの上にまくれた状態で、連結したつもりでも実際にはボールの上に載っているだけ）

２．ボールサイズとカプラーサイズが合っていない（例えば１7/8インチボールに２インチカプラーを使っている）

３．カプラーのクランプ部の調整がかなり甘い（連結した状態でボールとカプラーに遊びがある）

４．カプラーやボールに給油しない状態で長く使っていた為各部が磨耗していた。

５．積載物の重心が後により過ぎ、適正なカプラー荷重が掛かっていなかった。その状態で長く使っていた。

などが考えられます。

どんなトレーラーか書いてないのでお答えするのに困りますが・・・アメリカ式もヨーロッパ式も基本的には同じです。

手のひらでヒッチボールをつかむ動作を想像してください。
親指は使いません。親指以外の４本の指がカプラーの先の丸い部分です。手のひらの親指の付け根の部分がカプラーのクランプです。丸く並んだ四本の指でヒッチボールの前部（車両側）を包み込みます。親指の付け根の部分でヒッチボールの後部を下から押し上げるように掴みます。
ヒッチボールの後部を押さえるクランプはカプラーの上部にあるロックレバーのツメによって力が抜ける事はありません。

カプラーのクランプ部は上からは見えませんが、ヒッチボールを掴むのに大事な役目をしているのが解ると思います。

カプラーのクランプ部の位置は、初心者Ｑさんが書いておられるようにヒッチボールの上から3/4位の位置で、ヒッチボールの一番くびれた所ではありません。また調整しても深く入る事はありません。
トレーラーと牽引車は常に水平状態ではありませんから上下方向に首が折れ曲がる余裕が無くてはいけません。
丸いヒッチボールの上部３/４をカプラーが掴んでいるという訳です。

トレーラーのヒッチボール＆カプラーは構造的にはボールカップリングの一種です。ボールカップリングは十分潤滑された最小限の隙間でガタツキなしで強固に連結される自在継ぎ手です。
トレーラーが連結された状態では上下左右のどちらの方向にもガタツキがあってはいけません。又、ストレス無しで（少しの抵抗はあるが）充分首が振れるようにグリースで潤滑されていなければいけません。グリースをつければ滑って外れやすいと考えるのは間違っています。

価格破壊の時代とはいえ、もし粗悪品のヒッチカプラーが出回っていたり、無責任な販売方法で未調整のまま売る業者がいるとしたら、トレーラー業界の先行きも暗いものです。今回の初心者Ｑさんの経験がそう言う事が原因でなかったことを願っています。

管理人＠ワントン 様

早速のご回答ありがとうございます。
原因は回答の１です…
しかし一度失敗を経験しますと接続はこれでいいのか？
と不安な気持ちで牽引がおっくうになっておりました。
有名メーカーの商品でも的確なアドバイスを受けられないと不安要素が多く（接続部分の図解などはネットなどでも見かけませんよね？）快適なはずが精神的に疲れてしまいカートップ（ボート）のほうが楽だったかな〜なんて思っていました。
ワントン様の解説で安心して連結出来るようになると思います。
どうもありがとうございました。

初心者Ｑさん

やはりそうでしたか。
１０年ほど前に私が作ったトレーラーで同じ経験をしている人がありました。その時も事故にはならずに幸いでしたが、トレーラーを作っている者にとっては「何でそんな事になるの？」と信じられない思いでした。カプラーによってはクランプ部のまくれ上がりがあっても、異状を感じにくい物があるようですが、プロの感覚でお客さんに説明してはダメだと反省したものです。

私はトレーラーの納品の時には必ず連結した後の再確認を勧めます。カプラーの下側を覗いて確認するか、軽いトレーラーならドローバーを持ち上げて外れない事を確かめる事です。

トレーラーの連結はたとえ機械に弱い人にでも難しい事ではないと思いますが、トレーラー屋の私でも走り出してから気になったりする時は必ず連結後の再確認を怠った時です。

ワントン様

いつも読ませていただいています。
またまた、質問をさせてください。
トレーラへの積載物の後方へのは見出しですが、普通トラックだと車両の長さの1割までが後ろにはみ出してもOKだと思いますが、トレーラの場合はどうなるのでしょうか？

やはりトレーラの全長の1割まででしょうか？
それとも牽引車とトレーラをあわせた全長の1割まででしょうか？

やっぱりトレーラのみですかね

いずれにしてもはみ出したときは赤い布をたらして走るのでしたよね

よろしくお願いします。

canoe&camp さん

道路交通法は専門外ですので、返答に自信がありません。
以前に警察に問い合わせた時には、連結全長の１割までと言うことでした。それは私にとっては意外な事でしたが、「フルトレーラーもセミトレーラーも連結全長の１割まで」と言う返答でした。
何度も言いますが自信がないのでご自分で警察で確認して下さい。ハミだし許可を得る時みたいに近くの交番などで現物を見せて確認させれば責任ある返答を得られると思います。

「ハミ出し部に赤い布」これも解りません。１割までならいらないかも・・・。１割を超えてハミ出し許可を取らなくてはいけない時は「ハミ出し部に赤い布」が必要だったのでは無いでしょうかね？？？

ご返事ありがとうございます。

やはり、連結状態の1割ですか、大きな乗用車で軽のトレーラを引いている場合、一割がトレーラに対しては結構大きな値になりますね。

一度詳しく調べてみます。

こんにちはワントン様、
いつも丁寧な回答ありがとうございます
トレーラーハブのグリス交換に挑戦しようと思うのですが、
分解の手順、注意点などありましたら教えて下さい。
ちなみにソレックス製でベアリングバディー付の
トレーラーです。
宜しくお願い致します。

石井様

トレーラーのハブを分解するのはある程度の知識と技術が必要です。中途半端なアドバイスでは途中で挫折するかも解りませんし、言葉で表すだけでは不十分だと思います。
一般の人にお勧め出来る作業ではないのですが・・・。

自動車の整備書で解りやすいものがないか探して見ます。
それともH/Pの更新もサボっている事ですので、「ハブメインテナンスのページ」でも作りましょうか・・・（これは大変だわ！）

それまでに工具と部品を準備しておいて下さい。
ソレックスはアメリカ製ですので、38ｍｍのナットを回せる大きいモンキーレンチかスパナが必要です（ベアリングバディーを外せば大きなナットが見えますので大きさを確認して下さい。）
ベアリング交換が必要なくてもオイルシールは必要です。オイルシールは外す時には壊れますので悪くなくても交換です。
古いグリースを洗い流す為の灯油かシンナーも必要です。
あとはハンマーやタガネ代わりに使う古ドライバー、ニッパー、ウエス、バット（お皿）くらいです。
それと万一の時に助けてくれる自動車整備士の知り合い？？。
（不安要素がなくなるかもしれません。）

ハブのメインテナンスですが、
私が考えていたより大変そうですね、、
ワントン様の回答ゆっくり待ちたいと思います。
（今、ベアリングが不調なわけではありませんので）
それまでに工具、知り合いの整備士、、、
心の準備、、、をしておきたいと思います。
急ぎませんので、宜しくお願い致します。
ありがとうございました。