雪風は第二次大戦の時に連合国に「もっとも優れた日本の戦闘艦船」と残った艦船のなかで高く評価されてました。中華民国に譲渡されましたね。

で「雪風」はまた復活したと。駆逐艦だったから軍国主義を刺激しないというのでまた使用されたというのでしょうかね。

では再見！

2005年01月04日 (火) 10時20分

ってことで、一つ宜しく。

◆雪風
しかし、何とも数奇な運命を辿った船ですね。
今じゃ、全く別の理由で知名度が高まってきている観もありますが・・・

◆「名は、その存在を示すものだ」
（続き）
　「しかし、もしそれが偽りだったとすれば、
　　それはその存在そのものが偽りだと言うことだ」
　ガンダム種運命のデュランダル議長の弁です。
ちなみに、これをシャアボイスで囁いてくれます(^^;)
お前は他人様のこと言えた義理かと（お
このスレッド見てると、それがよくわかりますね。
高速増殖炉にも「もんじゅ」「ふげん」って名付けていますし(^^;)
これは、「菩薩」シリーズ？
てことはそのうち、
「かんぜおん」「じぞう」とかいろんな高速増殖炉が出てくるのか、とﾊｧﾊｧしたくなってきました。
名前ってのはそれだけ思い入れがあるんですよね。
ちなみに、現在攻略中のライトノベル『双星記』（荻野目悠樹）に登場する艦船名はすべて「宝玉」で統一されていたりしますが、これはまた次回と言うことで。

◆ここからはお下品ジョーク
　よく耳にする類の下世話なジョークです。
お嫌いな方は読み飛ばして下さい


太平洋戦争開戦前夜、米軍情報部は近い将来敵対する日本の連合艦隊総司令官ヤマモトに対する調査を開始した。

将　官「ヤマモト司令官のファーストネームは？」
諜報員「はっ、イソロクであります、閣下」
将　官「イソロクとはどういう意味かね？」
諜報員「五十六、の意であります、閣下」
将　官「待て、日本人は確か長男から太郎、
　　　　次郎、三郎、四郎と命名するのだったな？」
諜報員「はい、その通りです、閣下」
将　官「ヤマモトシニアは何とタフな男なんだ！！」

・・・すんません<(_ _)>

メール HOME 2005年01月06日 (木) 01時37分

　■雪風
某戦闘妖精の名前も、旧海軍駆逐艦「雪風」から命名したと作品内で語られていますね。駆逐艦「雪風」の凄かったところは、最前線で戦い続けながらほとんど無傷で犠牲者も僅かなまま戦い抜いたというところにあるでしょう。このような「奇跡」というものはあるものなんですね。

ちなみに台湾の中華民国に譲渡されてからは「丹陽」と改名して艦隊旗艦まで務めたそうです。日本への返還運動とすれ違いになるように解体されてしまい、舵輪だけが日本へ帰ってきたそうですが、せめてこの艦ぐらいは日本で保存されて欲しかったですね…

　■五十六
ワロタ。実際には、彼が生まれたときの父の年齢から命名したそうですね。そして彼は六男だったと…　お父上、実際タフな（以下略

メール HOME 2005年01月07日 (金) 01時55分

返信が遅れました。
毎度毎度のこととは言え、申し訳ないです<(_ _)>

◆雪風
　今月の『歴史群像』ではどうやら「雪風」と同型艦の「綾波」が連載コラムで採り上げられている模様。
いっちょ買ってきますね。

メール HOME 2005年01月11日 (火) 11時03分

人名をフルネームで艦船名にした場合、欧州系だと長い名前になる傾向がありますが…

イタリア海軍の第二次大戦期の軽巡洋艦に「ルイージ･ディ･サヴォイア･デュカ･デリ･アブルッツィ」という艦がありました。長い…　「世界最長の艦名」がどれなのかは分かりませんが、この艦名はイイ線いっているのではないでしょうか。こういう長い艦名って、戦闘時にはいちいち全部呼んでいられないんじゃないでしょうかね。省略されたりするのかしら？

ちなみに由来は「アブルッツィ侯爵」（1873-1933）というイタリアの冒険家にして軍人だそうで、本名は「ルイージ・アメデオ・ジュゼッペ・マリア・フェルディナンド・フランチェスコ・ディ・アブルッツィ」って尚更長いし！
ヒマラヤを初めとする登山やアフリカの探検などで活躍する一方、海軍提督として軍功を挙げた人物だそうです。

ちなみにこの同型艦は「ジュゼッペ・ガリバルディ」で、こちらはかのイタリア統一期の革命家に由来していますね。

ところで、『歴史群像』のコラム記事はどうでした？　私はまだ未読なのですが。ちなみに読むとお分かりになるかと思いますが、『綾波』と『雪風』は同型艦ということにはなりませんね。駆逐艦というカテゴリーではくくれますが。厳密に言えば、『綾波』は『吹雪』型（特型）の第二グループ、『雪風』は『陽炎』型（甲型）に属しています。しかし『綾波』もあんな形で知名度が上がるとは思わなかったでしょうねえ(^_^;)

メール HOME 2005年01月15日 (土) 23時03分

◆『歴史群像』＠綾波
実はまだ読んでいなかったり（お
もう暫くお待ち下さい。
でも、あの十年前のアニメですっかりメジャーな艦船名になったんじゃないでしょうかね？

◆長い艦船名
　ガンダムとかのオペレータールームやＣＩＣの様子だと、長ったらしい艦船名は非常に辛そうですが。
オペレーター
「戦艦・ルイージ･ディ･サヴォイア･デュカ･デリ･アブルッツィ
　から救援要請です！」
艦長
「よし、戦艦・ルイージ･ディ･サヴォイア･デュカ･デリ･アブルッツィ
　に、救援に向かうと打電しろ！」
オペレーター
「了解しました、戦艦・ルイージ･ディ･サヴォイア･デュカ･デリ･アブルッツィ
　に返電します！！」

・・・ダメだ、長ったらしすぎる。
きっと省略してるんでしょう。そう信じたいです(^^;)
　

メール HOME 2005年01月16日 (日) 03時19分

先んじて『歴史群像』読んだ！
第三次ソロモン海戦の記事が多くを占めていましたね。

ちなみにこの『綾波』という艦名、旧海軍で二代（太平洋戦争時のは二代目の方）、海自で一代と継承されているわけですが、計三代全てにおいて同型艦に『磯波（いそなみ）』『浦波（うらなみ）』をもち、頭文字がア、イ、ウと連なるという粋な計らいが心憎いです。

ところで、コラムの見開きの隣のページで商魂たくましく『綾波』他のプラモの広告打ってるのにワラタ。霧島や高雄はともかく、綾波のキットはそろそろリニューアルしてくれてもいい頃なんですがねえ…

メール HOME 2005年01月18日 (火) 21時43分

◆艦船プラモ
　ガノタの自分はガンダムとお城以外のプラモ組んだ記憶がないっす（お

◆艦船名再び
・綾波（「あ」やなみ）
・磯波（「い」そなみ）
・浦波（「う」らなみ）
ですか、美しいですね。
やはり、こういう命名には命名者の並々ならない思い入れが込められているのだと思います。てか、命名者の人はコレクションを完成させないと気が済まないタイプじゃないでしょうか？(^^;)

メール HOME 2005年01月19日 (水) 01時00分

「彼女たちの戦い」読みました。

まさに
「私が死んでも代わりはいｒ（ry」
と言わんばかりの奮戦ぶりだったのですね。

しかし、これだけ軽快でありながら強力な打撃力を兼ねた艦艇がありながらどうして活かせなかったのか、とも考えます。やはり、文中にもあったように「艦隊戦」そのものが行われなくなっていたからでしょうか？

メール HOME 2005年01月20日 (木) 01時33分

航空戦主体となった太平洋戦争においても“艦隊戦”が頻発したソロモン攻防戦、その中でも戦艦同士の至近距離からのガチンコバトルという屈指の激戦となった「第三次ソロモン海戦」の一幕ですね。結果としてこの海戦は日本側の惨敗に終わるわけですが、その中で自らも撃沈されつつ奮戦した「綾波」の活躍は特筆されるべきでしょう。

＞「私が死んでも代わりはいｒ（ry」
これ絡みで面白いネタがあったんで今度ご紹介したいと思います。

＞これだけ軽快でありながら強力な打撃力を兼ねた艦艇がありながらどうして活かせなかったのか

この辺りについてはツッコミ始めるといくらでも長くなりますし、『歴史群像』でも採りあげられたことがあるのではないかと思いますが、やはりそもそもそのような戦略・戦術思想から変化しつつあることに日本軍が追随しきれなかったという点に問題があるのでしょう。

「綾波」らの属する「吹雪」型が建造されたのは昭和の初期で、そのころはまだ艦隊決戦思想全盛で航空戦など思いもよらない時代でした。ですからその時点では間違っているとは言えないのですが、海軍はその後も艦隊戦型駆逐艦の建造を続け、防空・対潜能力に特化した「護衛艦」の増産に踏み切ったのは大戦半ば、シーレーン防御の弱さを衝かれて損害が続出し始めてからという泥縄ぶりで、全ては遅きに失したという。

私のお薦め書籍は大井篤・著『海上護衛戦』（朝日ソノラマ戦記文庫・現在は学研Ｍ文庫からも刊行中）です。著者は大戦時に海上護衛戦の枢機に関わった参謀で、立場上内容には嘆き・愚痴が多いものの「無謀な戦争」の一面をよく表しているとも思えます。いわゆる“「大和」沖縄特攻”の美談（はなむけに燃料をかき集めて搭載した）の裏事情のくだりには考えさせられるところ大でした。未読でしたらぜひどうぞ。

メール HOME 2005年01月22日 (土) 16時08分

なるほど、機能を対潜・対空戦闘にシフトさせつつあった米軍艦と艦vs艦の決戦すれば、そりゃ対艦戦闘に特化するように設計されていた吹雪級に軍配が上がりますわな。

>大井篤・著『海上護衛戦』（学研Ｍ文庫）
ありがとうございます。
『終戦のローレライ』が読み終わり次第、取りかかりたいと思います。てか、『終戦のローレライ』に登場する戦利潜水艦「伊507」が砲塔装備しているの見てびっくりしましたよ。あんな潜水艦があったんですね、実際。

メール HOME 2005年01月23日 (日) 00時57分

ちょうどソロモン海戦の時期は夜戦における米軍のレーダー照準射撃が効果をあげ始める過渡期で、レーダーの不調やクルーの熟練度の低さなどからその効果を発揮できずに日本艦隊にボコボコにされた例もありましたが、次第に熟練してくるとやはり米軍に有利に働くようになっていったようです。それでもこの海域では日本だけでなく米軍にもかなりの損害が出ていますね。

ちなみに『プライベート・ライアン』の小説版ではライアン二等兵を救助する理由を解説したシーンで、サリヴァン兄弟の例を引いています。これは、サリヴァン家の五人兄弟全員が防空巡洋艦「ジュノー」に乗艦していたのですが、ソロモン海域で同艦が撃沈された際に揃って犠牲になったためにそれ以降は兄弟は別々の任地（部隊）に配属するようになったとされていました。もっともライアン兄弟はそれでもジェームズ二等兵を残して戦没していたわけですが…　さてそのサリヴァン兄弟を顕彰するために、戦時中の「フレッチャー」級駆逐艦および戦後の「アーレイ・バーク」級駆逐艦に「ザ・サリヴァンズ」と命名されています。ちなみに「アーレイ・バーク」の艦名はソロモン海戦でも活躍し「31ノット・バーク」（巡航時も31ノットを出した）の異名を取った著名な海軍提督に由来するものです。

　■ローレライ
あの珍妙な（失礼）大砲付き潜水艦はフランスの「シュルクーフ」が元ネタですね。同艦は衝突事故で沈没していますが…(T_T)　ちなみに由来はナポレオン戦争期にインド洋方面で活躍した海賊（私掠船長？）だそうです。由緒ある艦名のようで、現在に至るまで四代を重ねています（例の潜水艦は二代目）。

メール HOME 2005年01月23日 (日) 21時31分

＞過渡期
まさに、綾波ら旧型艦艇にとって「最期に一花」咲かせることが出来る最後の機会だった、ということですね。

◆アーレイ・バーク級駆逐艦
　って聞くと、イージス艦しか頭に思い浮かばないですが（お
「アーレイ＝バーク」ってのも軍人の名前だったのですね。しかし、「３１ノット」って・・・多分時速60km弱程度まで出していた計算になりますが・・・速すぎですよね？

◆『終戦のローレライ』
『亡国のイージス』やそれ以前のシリーズみたいに、（悪い意味で）ガンダムチックでないことを祈りつつ攻略中。確かに作中でも砲塔付き潜水艦はフランスで一時期実用化されていたような旨、記述がありました。
しかし、「シュルクーフ」とはまたなかなか語感の良い名前ですね。

メール HOME 2005年01月23日 (日) 23時08分

　■アーレイ・バーク
戦後の艦の方はまさにその「イージス艦」の艦名ですね。分類としては「ミサイル駆逐艦」と称されるようですが、初のイージス・システムを搭載した艦で現在も現役です。
ちなみに日本のイージス護衛艦「こんごう」級はこの「アーレイ・バーク」級をベースにしています。そして、「こんごう」の予定艦名には「ゆきかぜ」もあったとか…　ただ、このサイズになるとイメージ的に山名の方がしっくりきますね。

　■31ノット
うーん、高速艦船としては必ずしも最速というわけではないですね。基本的に、艦隊決戦を想定した艦船は第二次大戦期には軒並み少なくとも30ノットは超えていますし、巡洋艦、駆逐艦クラスは35ノット程度は出せるように設計されています。希に40ノットの駆逐艦というバケモノがいたりしますが（日本の「島風」など）。
ただ老朽化で機関がヘタったり、改装工事で重量がかさんでくると徐々に最高速度は低下して、30ノット程度まで落ちてきたようです。

もうひとつ、航空母艦も艦載機発艦のために高速力が要求されるので、正規空母は30ノット以上を出すことができます。改装空母はその辺劣っているので、カタパルトに頼るなり色々と苦労したわけです。

とは言いましても今まで述べたのはあくまでも「最高速度」でして、四六時中全速力を出していては燃料がいくらあっても足りません。そのため通常は18ノット程度で巡航するのですが、どうもこのバーク大佐（当時）はカッ飛ばすのがお好きだったようで。だからこそあだ名になったのでしょうね。

メール HOME 2005年01月24日 (月) 00時08分

＞アーレイ・バーク
　常に最大戦速でかっ飛ばしているってだけですかil|li _|￣|○ il|li

メール HOME 2005年01月25日 (火) 23時57分