「三国志�\」のＰＫ版ですと、新アイテムの登録が出来ますが、いくつか考えてみました。
�@「笑林」知力+2　忠誠+10　「混乱」　奇書
曹操に召され、曹丕の代に博士給事中となった邯鄲淳（132〜220）が曹丕の命で作ったと言われている笑話集。
�A「論衡」知力+3　忠誠+15　「教唆」　奇書
後漢の学者・王充の著。世の中の怪異や言動について客観的視点から分析・批判した本。（某と学会をして「元祖かも」といわせしめた。）
�B「風俗通義」知力+4　忠誠+20　「幻術」　奇書
後漢の学者で晩年は袁紹にも仕えた應劭の著。社会で起こった様々な事象について書かれているが、その中には怪異譚なども多く含まれている。

他にもいくつか考えているのですが、それは後日ということで…。

2004年10月30日 (土) 12時18分

べたに、
１・黄帝内経　医書　スキル　医師
新・後漢代に成立した医学の書物でもあります。傷寒雑病論の作者張仲景も、内経の「素問・難経」とかを参考にしたと序文に書いてます。
２・左氏春秋の杜預の注釈書。名前は碩学にお任せします。
現存最古の左伝の注釈書。これなくしては左伝をいま読めない。
３・王弼の「易経正義」だと思います。
知力＋４　忠誠＋１５　論文集　
天才王弼の易経解釈書。朱熹注以前は鄭玄とこの人の注釈書が中心だったそうです。

では再見！

2004年10月30日 (土) 15時57分

しからば、

1.「倭錦」
　卑弥呼が魏に贈ったとされる錦。かつては朝鮮半島で買い求めたもの、とされていたが発掘調査などの結果、弥生時代後期にも日本に養蚕の技術があることが証明されるようになり、日本産の可能性が高まってきている。

2.「徐夫人」　武力＋２
　伝説的暗殺者・荊軻が始皇帝暗殺に用いたとされる匕首（短刀）。趙に住む職人・徐夫人（夫人は名で、男性か？）の作と伝わっている。毒で焼きを入れてあり、僅かでも傷がつけば人を死に至らしめたという。

3.「莫邪・干将」　武力＋５
　楚王が鍛冶職人の夫婦に鍛えさせた雌雄一対の宝剣。完成後、凄惨な敵討ちの逸話が残されている。
　
4.「龍」「虎」「熊」「馬」「雀」　武力＋２
　曹操が腕の立つ鍛冶職人につくらせた５振りの名剣。それぞれ柄本に意匠が凝らしてある。曹操はこの内２本を自分が、残りの３本を息子達に分け与えたという。

5.「湛戸」「純釣」「巨開」「豪曹」「魚腸」　各武力＋２
　越王の求めに応じて、鍛冶職人・欧治子が鋳造したとされる伝説の剣。

えらく剣に偏ってしまいましたが・・・

メール HOME 2004年10月31日 (日) 01時56分

「龍淵」「太阿」剣
魏書文帝紀２２０年５月の項の裴註『魏略』に記述がある宝剣。“昆吾の金属”から作りだされたそうで、「一世の宝物」と称された名剣…らしいです。威力がどうこうというより、個人的に語感がカッコイイのでよく登録していますね。

メール HOME 2004年10月31日 (日) 02時20分

昆吾＝濮陽ですよね

あの辺って、良質の金属（銅？錫？それとも鉄？）がとれるんですかね？
春秋時代の武具とかはほとんど青銅製のようですが、後漢末・三国時代はどういった具合だったんでしょうかね？　学研のムックを見る限り防具類は青銅製もあったようですが。

メール HOME 2004年10月31日 (日) 16時05分

修整？「易経正義」ではなく「周易本義」かな？

あと
赤血霊剣
劉備が江南を制圧したときに入手した剣。黄忠が使用した。赤い血の色をした剣。夏侯淵をこれで斬ったといわれてます。
武力＋３

血の気の多いじいさんが持って、余計に血の気の多いことをしたな〜。と考える次第、な剣。

神農本草経
医書？奇書？
最古の本草書。医薬用とかに用いられる草木・石・動物を記した書物。漢方医学成立に重要な役割を果たした書物。

推季直書
鍾ヨウの書。王導が南渡する時に隠し持っていった書。王ギシも高く評価する、書道史上の名筆。鍾ヨウの名筆。

では再見！

2004年10月31日 (日) 16時50分

あと、鍾ヨウといえば、「千字文」の作者として仮託されていますね。
あと、王粛が偽作した事で有名な「孔子家語」とか、後漢の趙岐（確かこの人は党錮の件で追われて献帝の末に没したと思いましたが）が初めて注したとされる「孟子」（孟子が儒教の経典として学者たちに認識されたのは確か唐代以後だったかと思いますが…）は個人的に結構愛読しているので出して欲しいです。知力+5・忠誠+15の「経書」で）

史書ですと「国語」なんかがあるといいと思います（虞翻と韋昭が注して、後者が現存最古の注の筈です）。あと「春秋公羊伝」と「春秋穀梁伝」もありますね。

個人的にお勧めは中国初の経済討論集といわれる「塩鉄論」です。中国史で塩といえばイコール河東郡解県（関羽の故郷でもあります）ですので、河東に埋設したいものです。政治+3・忠誠+15の論文集でいかがでしょうか？

2004年11月04日 (木) 12時52分

生没年が106頃〜201年で後漢書にも伝があり、敦煌に赴任途中に辺章の捕虜になったりと三国志にも深く関わっているようですが、如何せん生年が早すぎます…。
ここのサイトさんが邦訳を載せておられますね。
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~dnak/sangoku/chouki.htm

2004年11月04日 (木) 13時02分

＞「赤血霊剣」
　なんて物騒な名前(^^;)
「干将・莫邪」くらいにいわくがあれば、「三國志のストームブリンガー」として脚光を浴びたかも知れないのに。
　個人的には「妖刀」てのが結構好きです。宮部みゆき（時代物に限れば外れなし！）の短編でも確か、妖刀がメインになっているのが・・・なかったっけ？
＞「推季直書」
　鍾繇が楷書の達人と言うことで、実は日本人には大変なじみの深い人物のハズですが・・・　正直日本での知名度は今ひとつですね。

＞「塩鉄論」
　こいつは、「Ｘ」で見事にデフォルトアイテム入りを果たしましたね。「探索」系の依頼では一番最初はこいつが報酬として提示されます。残念ながら、場所は完全にランダムですが。
＞趙岐
　はい、こいつも実は目をつけていました。「新武将保管庫」の格納要員として。侠客・孫賓碩を調べたときに引っかかったのですが、こいつ相当高齢っぽいとは思ってたのですが・・・　まさか、ここまでとは思いませんでしたよ。

メール HOME 2004年11月07日 (日) 01時34分

めっちゃおまけ。

含光・承影・宵練
「列子」に出てくる殷帝由来の伝説の剣。子供でも大軍を撃退できるが、人は殺せないという変な代物。
剣だけど奇書としてあつかった方がいいかな？
　
含光　忠誠＋３０　「幻術」　奇書　
承影　忠誠＋２５　「妖術」　奇書
宵練　忠誠＋２５　「教唆」　奇書　

面白すぎる名剣ですよ。見えなかっり、また切れない。切れても傷つかない。または傷ついてもすぐに傷口がふさがる。てなやつ。

列子をよんでいて面白くていいなと。では再見！　　

2004年11月08日 (月) 08時18分

なるほど〜
探せば幾らでもあるものですね。

筍攸が親友の鍾繇に託した計略書、てのもアイテム化出来そうですが・・・　格好いい名前が思い浮かばないです(^_^;)

メール HOME 2004年11月09日 (火) 02時46分

大事なもの忘れてました。

万機論　論文　政治＋４
蒋済の著書。結構引用されることが多い有名作品。
なぜかアイテムでまだ出てないですよね。

では再見！

2004年11月11日 (木) 07時41分

む・・・そうでしたね。
いま確認しましたが、「Ｘ」にも登場していませんね。でも次回作では登場できるかな？

メール HOME 2004年11月11日 (木) 22時01分

初めまして、張良と申します。
管理人様の言ってらっしゃるのは『奇策十二編』だと思います。
付加能力は管理人様にお任せいたします。
それでは。

メール 2004年11月16日 (火) 22時07分

はじめまして、書き込みいただき感謝です。

なるほど「奇策十二編」ですか。格好いいですね。
自分で「筍軍師兵法書」とか名付けようとか思っていたのですが(^^;)

図々しいのですが、もし宜しければ出典をお聞かせ願えるでしょうか。

メール HOME 2004年11月17日 (水) 01時31分

管理人様、返信ありがとうございます。
三国志愛好会というメーリングリストがありまして、
そこでちょっと名前が出てきただけでしたので出典はわかりません。
お力になれずにすみません。

追伸yahooの中国で調べたところ、「卷十 魏传十 荀�ｹ攸賈詡传第十」とでましたので正史だと思います。
一応ＵＲＬをのせときます。
ttp://www.hanaga.net/25-history-record/sanguo/010.htm

メール 2004年11月17日 (水) 14時01分

書名ではなく、正史の記述「奇策十二」をそのまま書名として扱った、ということですね。
あまりに見事なネーミングだったので、ひょっとして、と思ったのですが。

本当にありがとうございました。
今後ともいろいろとご教授下さい。

メール HOME 2004年11月18日 (木) 01時33分

アイテムの名前わかりました。
杜預の左伝の注釈書の名前わかりました。
「春秋左氏伝集解」
で政治力＋５

でいいかな。杜武庫ですからいいでしょう？

あと説話から
趙雲の鑓で
銀鎗　＋２
文仲業の鑓で
金鎗　＋３

とかいいですかな？

では再見！

2004年12月09日 (木) 07時56分

杜預のものした左伝の注釈書は、「春秋経伝集解」とも呼ばれるようです。検索したらどちらもヒットしたので同じものを指す…と思うのですが。さらには「春秋左氏経伝集解」と合体した名称もチラホラと。

晋代ついでに。

　裴秀の『禹貢地域図』地図
裴秀が晋代に入ってから編纂した地図。「古来の地図と比較してリニューアル云々」と序文で書いているらしい。当時蜀は既に滅んでいたが呉はまだ健在だったので完全な内容となったかは不明。晋書裴秀伝には「秘府に藏す」とあるが三国志魏書裴潜伝の註では「世に伝行す」と。さてどちら？

　★まめちしき
三國志Xで最強を誇る「斬蛇の剣」。代々洛陽で秘蔵されてきたらしいが、295年10月に火災で焼失したとのこと。
このとき趙王・司馬倫が火災に乗じて変事を企むことを懼れた張華が警備を固めてから宝物の救出に向かったため、「累代の宝および漢高祖の斬蛇剣、王莽の頭（！！）、孔子の屐（しかばね）等ことごとく焚」けてしまったとのこと。実はかなりのお宝（実物かはさておき）が失われた模様。

メール HOME 2004年12月09日 (木) 23時59分

◆「春秋左氏伝集解」or「春秋経伝集解」
　「左伝癖」な杜預にこそ持たせてやりたいアイテムですよね。あと、不遇な張昭にも・・・。張昭ってゲームだと「性格」が「小心」になっているんですよ。ちょっと厳しすぎるような。
せっかく､「春秋左氏伝解」「論語注」などの著書があるので、どちらかをアイテムで持たせてやりたいな、と。

◆金槍・銀槍
　「演義」とかからだと武具系は出尽くした観があったのですが、まだあるものなのですね。

◆裴秀の「禹貢地域図」
　地図系アイテムは特技「地理」が付与されるから重宝するんですが、なにぶん稀少ですから。そういう意味では非常にありがたいアイテムかも。
ＰＫの「アイテム編集機能」で新規登録が出来るならの話ですが・・・
記述は・・・一般には『三國志』の方が信がおけると言われていますが、「小説が多い」と扱き下ろされてる『晉書』だってでたらめばっかり書いている訳ではないでしょうから・・・　難しいですよね。

◆宝物庫炎上
　さすが司馬倫、「八王の乱」の引き金を引いただけはある！（笑
張華のナイス判断がひかりますね。

メール HOME 2004年12月11日 (土) 02時20分

オジオンの妄想新規アイテム

「毛詩」・「斉詩」・「韓詩」・「魯詩」
　　　　　　　　　　　　　　各知力+1　値段1600
　デフォルトの「詩経」（知力+5　値段6400）の劣化版。「詩経」＝「毛詩」なんでしょうが、デフォルトアイテム「詩経」が、散逸した「斉詩」・「韓詩」・「魯詩」などを含むコンプリートエディションだった、という脳内設定で。

メール HOME 2004年12月11日 (土) 02時27分

ああ、忘れていました。

博物誌　政治＋４　
張華の著書。今でも結構中国古典の注釈に使われてますね。でも現在は太平御覧等からの「また引き」で引用されているのかな。

では再見！

2004年12月11日 (土) 08時15分

修整です。七節鋼鞭ではなく九節鋼鞭でした。九節となると随分でかいですね。

なかなか風邪が治らない・・・。では再見！

2004年12月25日 (土) 15時01分

「九節鋼鞭」・・・　画像見てきましたが、これって本当に取り回しがいいんですか？　と思わず聞きたくなるような、非常にめんどくさそうな武器ですね。

こういうのを扱える武人が中国に居るんだなぁ〜
扱ってるシーンが全然想像できないけどね(^^;)

語感末・三国時代に、こういう複雑な武具を扱うような洗練された武術ってのが存在したのか疑問ですが。
しかし、ＰＫ発売が近づいてきましたが、公式ＨＰでは全然、新しい情報が出てきていないような・・・
予約だけはしっかり受け付けているようですが

メール HOME 2004年12月25日 (土) 23時58分

偽者かどうかは別話で

「琴経」
　某丞相の、某丞相による、某丞相のための琴解説書。主に沿革や琴柱を扱っている結構マニアックな書物。
「心書」
　諸葛亮著作とされる兵法書。文編的に孫子と似ているという意見はぽいちょ。『将苑』と同一だったという意見もぽいちょ
「新書」
　諸葛亮著作とされる兵法書。内容からして丁寧なのだが制作目的が微妙に怪しいほかにつっこみどころが多いとされる
「竹槍」
　某発明中毒丞相の作品・・・ではなく発明品。
一般の人が想像するようなそれではない

ネタアイテムばっかなってしまいました
被ってたらすみません
某丞相縛りでもすみません（よってネタも多いわけですが）

2005年01月02日 (日) 22時51分

誰か、『隋書』経籍志を持ってらっしゃる方がいらっしゃれば、邦訳でも出ている『漢書』文芸志と比較して三国時代に存在していた書籍の推測が大体出来そうな気がするのですが…。（王粛みたいに偽書をでっち上げなければの話ですが）

2005年01月06日 (木) 17時27分

◆『隋書』経籍志
　http://www.clione.ne.jp/kanseki/china.html
こちらでゲットできます。
「程喜（程申伯）」の名前が見られたり、三國志関連の記述も結構多いんじゃないでしょうか？

◆新アイテム
　いや、ネタアイテム大歓迎ですよ！
「三國志VII」のＰＫ攻略本とかだと、
・「Ｋ原のバット」
・「Ｍ首相語録」
とか、平気で出していましたし。
てか、オリジナルがこれで良いのか、と(^^;)

メール HOME 2005年01月11日 (火) 11時18分