お陰様で、本館『猫とネコとふたつの本棚』
http://nekohon.jp/ は、2024年4月10日をもちまして【サイト公開22周年】を迎える事ができました。
ひとえに皆様のご愛顧のお陰と感謝しております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
22年もよく続けてきたなあという気持ちがある一方で、まだ全然飽きていません。
更新こそボチボチですが、サイト運営を止めたいと思ったことは一度もないんですよね。
ブログ等SNSはいくつもアカウントを作ってきましたが、どれも楽しめなくて、結局ほとんど放置or閉鎖してしまいました。
今どき「趣味の個人サイト」を作っている人なんてどのくらい残っているんでしょうね?
個人サイトって、はっきり言って、デメリットしかない時代ですし。
運営には知識や手間が必要、けっこうお金もかかります(ドメイン代・サーバー代など)。
システム等いろいろなバージョンアップも必須ですが、それらも全部自分でやらなければなりません(SNSなら運営側が勝手にやってくれる)。
何より、個人サイトの一番の欠点は、集客力の無さでしょう。
大手SNSがターミナル駅ビル内店舗とすれば、個人サイトは、道一本無い山中の一軒家のようなもの。
道(被リンク)は自分で開拓していかなければなりませんし、宣伝(更新情報等)も自分で出向いて宣伝しなければ誰も気づきません。
そこが、記事をアップしさえすれば自動的にリンクや更新情報が流れるSNSとの違いなんですよね。
だから昔の個人サイトオーナーがどんどんSNSに移っちゃった気持ちもよくわかります。
いまや個人サイトの唯一のメリットは、自分の城を持っているという満足感だけじゃないでしょうか(※)。
でもこの「自分の城」感、私にとってはどんなデメリットも吹っ飛ぶほど楽しいものなんです。
一般には大企業や公務員が人気職業ですが、さびれた喫茶店のオーナーの方がよいという人がいるのと同じです。
(※)一部のメッセージ性の強いサイトの場合は、SNS運営者に削除されないというメリットもあります。
たとえば動物解放を訴えるために屠殺場や毛皮産業の写真を使うと、運営側に残酷画像と判定され削除されることが多々あります。
しかし人々の心に響くような啓蒙のためには、どれほど残酷に見えようと、本物の写真を使って現状を正しく訴えることが必要となります。
そのような啓蒙の場合は、個人サイトを持っていることは強みとなるでしょう。
ところで。
最近、GoogleAdsの自動広告が多くて、申し訳ありません。
昔は広告をいれる場所も種類も指定できました。
が、Googleサイドがどんどん自動化を進めてしまい、今はGoogleが好き勝手にガンガン広告をいれられるようになってしまいました。
あらゆる隙間に広告が表示されて、自分のサイトながら、本当に邪魔。
なのに、サイトオーナーの私でさえ、もはや制御できなくなっています。
かといって、サイト運営は無料ではきませんからねえ・・・
たとえ雀の涙ほどであっても、広告収入はあれば助かるが本音です。
なんせ年収が少ないくせに犬猫さらにシカの援助やタヌキの治療までやってるもんで・・・(汗)
広告がうるさくてごめんなさい。