考察
きっかけ
以前、コザイの眼球摘出の経過を書こうと思っていて、結局書けずじまいになってしまいました。
眼球摘出をする猫さんは多くありませんが、もしかしてノブナガの様な症例は意外といるかも知れないと思い書き始めました。
トロンボーン様も仰っていましたが、はるちん様宅のレオ様・・・彼は最終的に毛玉を自力で排出しましたが、場合に寄ったら同じように手術になっていたかもしれません。
https://nekohon.jp/neko-wp/kedama/黒目勝ちの巻き毛様宅のなると君、彼は紐を飲み込んで手術になってしまいました。
https://nekohon.jp/neko-wp/itazura-wool/と、このサイトだけでも2例も・・・いえ、ノブナガ入れると3例も毛玉を含む異物が詰まってしまった症例があるのですから。
(ちなみに、黒目勝ちの巻き毛さん宅のなったんは、腸を切り取ったとありましたので、ノブナガの顛末3.の中の術式のUだったと推定されます。)
私が毛球症を疑ったそもそもの発端は、トロンボーンさんの本棚の中からドクターヘリオットの本を読んで、その中に長毛の猫さんが毛球症になった話が心の中に残っていたのが発端です。
それに、レオ様の時のことが重なり記憶に残っていたからです。
はるちん宅のレオ様の時に、はるちんは対応して下さった若めの先生に、
「いろんな検査をしても原因が分からない・・・」
と言われたと言って悩んでいました。
そこで私はふと思い出したので、こういう話をどこかで読んだことがある・・・
獣医さんの話で、レオ様と同様の長毛の猫さんが自分の毛でお腹の中に毛球が詰まってしまって具合悪くなってしまった・・・。
レオ様のお腹は今、毛が抜けて犬のお腹のようになっているのではないだろうか・・・
とレスしました。
はるちんはその猫さんが最終的にどうなったかを知りたかったようですが、私の方には記憶がありませんでした。
しかし、トロンボーンさんが、それはドクターヘリオットの本で手術をして良くなった話ではないだろうか・・・
と教えて下さいました。
はるちんは再度獣医さんへ行き(院長先生対応だったと思いますが)おそらく上手にお話しをしたのでしょう、結局毛球症の可能性が高いという話になったと言う事でした。
幸いレオ様は、はるちんがバターを舐めさえたのが良かったのか確定診断がついた後に自力で毛玉を排出することが出来ました。
この件は私にとってとても印象深く、クオンもノブナガも長毛なのでいつも注意しておりました。
どこかで同じような症例を見聞きしていたら(たとえそれが書籍でも)、何かの役に立てる可能性がある・・・と思ったのです。
それが、今回の事を書こうと思った発端です。
実はわたくし、一度だけレオ様にあったことがあります。
写真左はレオ様 :上手に毛玉を排出して、手術が避けられた優秀な男
写真右はノブナガ:変な物喰って、腹切りされた男