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日本人の多くは、残念ながら、家畜たちの苦しみには全く無関心なようです。 そういう無関心層でも、自分たち人類に直結する問題となれば、少しは関心を持ってくれるかもしれません。 こちらの動画は、環境活動家でジャーナリストのJeorge Monbiot氏の講演会のものです。 日本ではまだ知名度が低いようですが、イギリスでは有名な方です。 畜産業の世界に与える影響について、とても分かりやすく話しています。 講演しなれている方なだけあって、発音は聞き取りやすく、言葉の抑揚や選び方、話の進め方もさすがです。 https://www.youtube.com/watch?v=3fBx1h7PeEU&t=1s 注：英語で長い（1：18：27）です。英語で聞きたくない方は、YouTubeの自動字幕機能をオンにしてご覧ください。 こういう動画が、学校でもドンドン使われてくれればよいのにと思います。 日本人は環境問題についての意識が低すぎます。 たとえば最近、J-オイルミルズは植物性チーズ「Violife(ビオライフ)」の９月終売を発表しました。 理由は「チルド製品を欧州から輸入するビジネスモデルは当初に想定した以上に複雑」だったことと「市場においての苦戦」とか。 しかし、もし想定以上に売れていれば、輸入するための多少の困難などたやすく克服できたでしょう。 企業としては、売れる事こそ、どんな困難も克服できる最大かつ唯一の要因なのですから。 今回の終売は、要は、日本人が植物性チーズを受け入れなかったということに他なりません。 一方、海外では？ Foovoの記事によれば ●イタリアでは歴史ある食肉メーカーが食肉事業から完全撤退、植物性タンパク質への移行を発表 ●ドイツではヴィーガン専門スーパーが誕生 今年の夏は暑い夏でした。 しかし、このままでは、今後はもっと夏が暑く長くなります。 集中豪雨も増えます。 台風も強大化します。 そして、冬はもっと雪が増えます。 ９月の豪雨で、能登半島では23もの河川氾濫が見られました。 地球温暖化＝全体的にゆるりと均一に温まること、ではありません。 地球温暖化とは、気候が荒々しくなるということです。 鍋の水が冷たい間は静かですが、沸騰すればボコボコと荒れることと同じです。 能登半島のような悲劇が、毎年、日本のどこかで発生するということです。 日本人の皆さまも、もっと真剣に、環境問題を考えてください。 |
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